2025/06/30

​​総合型選抜(旧AO入試)とは?おすすめ国公立大学20選​​!​

​​「学力試験だけでは、自分の強みを活かしきれない」「別ルートで、合格のチャンスを広げたい」​
​​そんな受験生の皆さんにおすすめなのが、総合型選抜(旧AO入試)です。​

​​総合型選抜は、面接・小論文などを通じて、学力だけでなく個性や意欲・多面的な力を評価する入試方式です。特に国公立大学では、国際性や地域性といった大学ごとの特色を反映した選抜が実施されており、一般選抜とは異なる新しい入試方式として注目を集めています。

​​そこで本記事では、以下の項目について詳しく解説します。​

  • ​​総合型選抜の概要やメリット
  • ​​総合型選抜で国公立大学を受験するときに大切な5つのこと​
  • 【地域別】総合型選抜でおすすめの国公立大学20選​

​​総合型選抜で国公立大学の受験を検討している方は、ぜひ参考にしてください。​

​​総合型選抜(旧AO入試)とは?​

​​総合型選抜は、各大学が掲げるアドミッション・ポリシーにどれだけ適合しているかを、多面的に評価して合否を決める入試方式です。一般選抜のように主に学力試験の点数だけで判断するのではなく、学びへの意欲や適性、人物像を総合的に審査します。

​​ここからは、総合型選抜の概要とメリットについて解説していきます。

​​総合型選抜(旧AO入試)の概要

​​2021年度入試から「AO入試」は「総合型選抜」へと名称が変更され、学力面での要件の明確化が進みました。これにより、現在の総合型選抜は「人物評価+一定の学力」をバランスよく評価する仕組みとなっています。

総合型選抜(旧AO入試)のメリット

総合型選抜には、以下の5つのメリットがあります。

  • ​​学力以外の個性や課外活動も評価される
  •  部活動やボランティアなど、学力以外の取り組みも合否に影響します。

  • ​​早い時期に合否が決まる​
  •  一般選抜より早く合格が発表されるため、入学準備に余裕が持てます。

  • ​​高校からの推薦が不要な場合が多い
  •  高校からの推薦が不要な場合が多く、自分の意思で挑戦できます。

  • ​​志望校の受験機会が増える
  •  大学によっては、一般選抜や他学部との併願が可能です。

  • ​​一般受験よりも合格のチャンスが広がる大学もある
  •  ​​一部の大学・学部では、一般選抜よりも倍率が低めのケースがあります。

​​総合型選抜の詳しい概要やメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方は、あわせてご覧ください。​

​​総合型選抜とは?AO入試との違いや選考の仕組みを徹底解説!

総合型選抜で国公立大学を受験するときに大切な5つのこと

​​国公立大学の総合型選抜は、学力だけでなく人物評価や活動実績も重視されるため、戦略的な準備が必要です。大学ごとに選考基準や出願条件が異なるため、入念な情報収集と対策を行いましょう。​

​​ここからは、以下の観点から国公立大学の総合型選抜で押さえておきたい5つのポイントを解説します。​

  • アドミッション・ポリシーをしっかり確認する
  • 出願条件や評定平均を事前にチェックする
  • 面接や小論文などの選考方法を把握しておく​
  • 課外活動にも意欲的に取り組む
  • ​​志望大学の過去問を使って対策する

アドミッション・ポリシーをしっかり確認する

総合型選抜では、志望大学や学部のアドミッション・ポリシーを深く理解することが合格への第一歩です。​

​​アドミッション・ポリシーは、大学や学部ごとに公式サイトや募集要項に記載されており、「どのような学生を求めているか」が詳しく書かれています。自分の経験や将来の目標が、その方針とどのように重なるかを確認した上で、自己アピールにつなげましょう。​

​​例えば地方大学では、「将来的に地域社会に貢献できる人材」や「地元での活躍を期待する人材」といった文言がアドミッション・ポリシーに含まれていることが少なくありません。​

​​そのため、なぜその地域で学びたいのか、卒業後にどのように地域に貢献したいのかといった強い志望動機が求められる傾向があります。加えて、これまでの大学所在地との関わり(訪問経験、地域行事への参加、地元出身など)についても積極的にアピールできると評価につながりやすいでしょう。​

出願条件や評定平均を事前にチェックする​

​​国公立大学の総合型選抜は、大学・学部ごとに出願資格や条件が細かく定められている​場合が多いです​。​

​​受験の準備を始める前に、以下の観点から出願条件を確認しておきましょう。​

  • ​​現役生のみ出願可能か、既卒生(浪人生)も対象か
  • 評定平均の基準を満たしているか
  • ​​活動実績や資格が出願の条件になっている​か​(例:英検®準1級など)
  • ​​共通テストの受験が必要かどうか​
  • 同一学部・学科の他の特別選抜や一般選抜、また他の大学との併願が可能か


これらは、受験対策に大きく影響する重要なポイントです。志望校が決まったら、必ず最新の募集要項で出願資格を確認しておきましょう。​

ただし、総合型選抜では出願書類の準備や必要な資格取得のために早期に動き出す必要があります。理想は、受験の前年(現役生であれば高校2年次)にその時の最新の募集要項で試験のスケジュールや必要な書類などを確認し、実際に受験する年度の募集要項では前年度からの変更点を確認すると良いでしょう。​

​​特に国公立大学では、出願資格の変更など重大な変更がある場合、変更される1~2年前にその時点での最新の募集要項等で予告されることが多いです。余裕を持って無駄のない準備を進めるためには、前年度から募集要項に目を通しておくことが大切です。​

面接や小論文などの選考方法を把握しておく

総合型選抜では、選考方法が志望する大学や学部によって大きく異なります。主な選考方法は、以下の通りです。​

  • 書類審査​​:志望理由書、調査書、推薦書などをもとに評価されます。
  • 小論文・作文​​:特定のテーマに沿って、考えを論理的にまとめる力が問われます。
  • ​​面接:個人面接や集団面接のほか、口頭試問やプレゼンテーションが行われることもあります。
  • ​​学力検査​​:共通テストや大学独自の筆記試験が課されるケースもあります。
  • ​​グループディスカッション​​:与えられたテーマについて他の受験生と意見を交わします。
  • ​​その他​​​​:講義内容をもとにレポートを書く課題や、実技試験が実施される場合もあります。​

どのような試験があるのかを早めに把握し、それぞれに合った対策を立てることが大切です。焦らず、計画的に準備を進めていきましょう。

課外活動にも意欲的に取り組む

総合型選抜では、テストの点数だけでなく、課外活動への取り組みも重要な評価ポイントになります。部活動や生徒会、ボランティア活動など、さまざまな活動に積極的に参加しておくと、「主体性」や「学びへの意欲」をアピールする材料になります。​

​​特に、以下のような観点を意識しましょう。​

  • 主体性​​:誰かに言われてではなく、自分の意思で行動したことかどうか
  • 目標設定と達成​​:どんな目標を立て、どのように努力して、どんな結果を出したか
  • ​​学びと成長​​:その経験から何を学び、どんな成長を遂げたか
  • 困難の克服​​:うまくいかなかったときに、どのように行動し、どう乗り越えたか
  • ​​大学での学びとの関連​​:その経験が、志望大学・学部での学びにどうつながるか

​​単に「〇〇部に所属していた」だけではなく、その活動を通して得た経験を自分の言葉で語れるように準備しておくことが大切です。特に団体競技を主とする部活動においては、自分が担った具体的な役割と達成した内容を、大会記録や表彰歴などの客観的な実績とともに明確に説明できなければ、評価にはほとんど結びつきません。可能な限り公的な記録や具体的な数字を示しながら、自分の貢献を明確に伝える準備をしましょう。​

​​特に高校1・2年生は、今のうちから興味のある活動に積極的にチャレンジし、将来の出願に向けて経験を積み、その過程や成果を記録しておきましょう。​

志望大学の過去問を使って対策する​

総合型選抜は「情報が少なく対策しづらい」と思われがちですが、正しい準備を行うことで合格の可能性は大きく高まります。​

以下の方法を参考に、効率よく対策を進めましょう。

  • 大学公式サイトで情報を集める
  •  過去の小論文テーマや面接の質問例などが掲載されている場合があります。

  • 学校の先生や合格した先輩から情報を収集する​
  •  ​​特に地元の大学を受験する場合は、学校の先生や実際に合格した先輩から具体的な試験内容や対策方法について話を聞くことが極めて有効です。先輩の体験談や対策法は貴重な一次情報となります。

  • ​​予備校や進学情報サイトで体験談を読む​
  •  受験体験談や過去問の傾向分析など、実践的な情報が得られることがあります。

  • ​​過去問がない場合は、出題内容を予測する
  •  ​​アドミッション・ポリシーや学部の特徴から、どのようなテーマが出題されそうかを予測して、類似問題で対策を行いましょう。

  • ​​模擬練習で本番に備える
  •  志望理由書や面接の練習は、高校の先生や塾の講師に見てもらいながら何度も行うのがおすすめです。客観的なフィードバックは、自信にもつながります。

​​また、大学によっては、過去問が「入試課での閲覧のみ」といった形でしか公開されていないこともあります。​

​​特に現住所から遠く離れた地方大学を志望する場合、できるだけ早く情報収集を始め、過去問の入手計画を立てておくことが大切です。

総合型選抜でおすすめの国公立大学20選​

​​ここでは、総合型選抜を導入している代表的な国公立大学を、全国から20校厳選して地域別にご紹介します。

​​なお、選抜方法や出願条件は年度によって変更されることがあります。出願を検討する際は、必ず各大学の公式サイトで最新の募集要項を確認しましょう。

北海道・東北地方のおすすめ国公立大学

ここでは、以下の大学をご紹介します。​

  • 北海道大学

北海道大学の総合型選抜がおすすめの理由​

  • 研究志向の強い学生は早期に研究室とのつながりが作れる
  • TypeⅡは共通テスト不要で受験負担が軽減される​
  • 一般入試では測りづらい「探究心」を持つ学生に有利
  • ​​理系分野に特化した選抜で専門性を活かした進路が広がる
  • ​​合格後は研究内容に合わせた入学準備ができ学習の連続性が確保できる

 

  • ​​東北大学

東北大学の総合型選抜がおすすめの理由​

  • 2050年までに全入試を総合型選抜に移行予定で将来性が高い
  • Ⅱ期は共通テスト不要で受験科目の負担が軽減される
  • 「研究第一主義」により入学後すぐに研究活動につながる
  • ​​​​基礎学力重視の選抜で入学後の学習にスムーズに移行できる
  • ​​幅広い学部で実施されているため進路選択の幅が広い

 

  • 国際教養大学

国際教養大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • 入学前から英語力を活かせるため語学学習の連続性が確保できる
  • ​​留学必須のカリキュラムで国際的キャリアへの道が広がる
  • ​​秋田県の地元学生向けの地域枠があり地元での進学機会が増える
  • 英語資格を持つ学生にとって強みを直接評価してもらえる​
  • ​​全学共通の教養教育で進路変更に柔軟に対応できる

北海道大学

項目 ​​内容
実施学部と方式 ・TypeI:理学部(地球惑星科学科のみ)、医学部、歯学部、
     工学部(応用理工系学科・環境社会工学科)、水産学部​
・​​TypeⅡ:理学部、工学部​
​​共通テスト ・TypeⅠ:共通テスト必須​​
・TypeⅡ:共通テスト不要​
​​主な選考内容​ ・​​TypeⅠ:書類審査、共通テスト、面接試験、
     課題論文(医学部保健学科は課されない/理学部地球惑星科学科に限り総合問題出題)
・TypeⅡ:書類審査、適正試験、面接試験、課題論文または総合問題
​​募集人数​ ・学部・学科ごとに異なる(3~20名程度)
​​評定平均要件​ ・​​医学部医学科・歯学部のみ「評定A」以上が必要
​​​​併願​ ​​・不可​
​​主な特徴 ​​・実施学部は2025年現在、理系学部のみ​
・​​難易度が高く、合格者数が当初の募集人員を下回ることが多い​

※参照:​令和7(2025)年度入学者選抜要項

東北大学

項目 ​​内容
実施学部と方式 ・​​Ⅱ期:文学部、教育学部、法学部、理学部、
    医学部、歯学部、工学部、農学部​
​​・Ⅲ期:全学部​
​​共通テスト ・​​Ⅱ期:共通テスト不要​
・​​Ⅲ期:共通テスト必須​
​​主な選考内容​ ・​​Ⅱ期:書類審査、筆記試験、面接試験​
​​・Ⅲ期:書類審査、共通テスト、面接試験​
​​募集人数​ ・​​学部・学科により異なる(4~40名程度)
​​評定平均要件​ ・​​調査書の学習成績概評がA段階
​​​​併願​ ​​・不可​
​​主な特徴 ​​・​​基礎学力を重視し、特にⅢ期では共通テストが重視される​
・​​I期は、2013年度入試より廃止​

​​※参照:​令和7年度(2025年度)東北大学AO入試(総合型選抜)

国際教養大学

項目 ​​内容
実施学部 国際教養学部​
主な方式 ​​・総合型選抜​​I​
​​・総合型選抜II​​
​​募集人数 ・総合型選抜I :10名​
・​​総合型選抜II:5名​​
​​出願資格​ ・​​評定平均の要件なし​
・​​英語資格(英検®️準1級、TOEFL iBT 61点、IELTS 6.0など)または1年程度の留学経験など​
​​​​主な選考内容​​ ​​・書類審査(自己アピール書、調査書)​
・​​英語小論文試験​
・​​面接(日本語および英語)
​​共通テスト​ ・​​不要
​​​​併願​ ​​・不可​
​​​​備考 ​​・​​秋田県内高校生の地域枠あり(総合型Iのみ)​
・​​総合型選抜Iは、4月入学​
・​​総合型選抜IIは、9月入学(ギャップイヤー活動必須、または英語資格が必須)​
​​・入学後の留学が必須​​

​​※参照:​選抜要項・募集要項・出願様式|国際教養大学

​​東京都内のおすすめ国公立大学

​​ここでは、以下の大学をご紹介します。

  • 東京都立大学

東京都立大学の総合型選抜がおすすめの理由​

  • ゼミナール入試、科学オリンピック入試など多様な選抜方式から選べる​
  • ​​私立大学に比べて授業料が大幅に安いという経済的メリット
  • ​​東京都内在住者は子育て世帯向け授業料支援制度が利用できる
  • 東京都内で学びながら就職にも有利な立地条件

​​

  • 東京学芸大学

東京学芸大学の総合型選抜がおすすめの理由​

  • 音楽、美術、体育などの実技系コース特化型の選抜方式で、実技系の才能を直接評価してもらえる​
  • 教育に対する情熱や適性を多面的に評価
  • ​​​​全国トップクラスの教員養成機関で教員採用試験の合格率も高い
  • ​​教職を目指す学生にとって理想的な学習環境で早期の進路準備が可能

東京都立大学

項目 ​​内容
実施学部と方式 ・​​ゼミナール入試:都市環境学部(地理環境学科のみ)、健康福祉学部(放射線学科を除く)、理学部(応用環境化学科のみ)​
​​・研究室探検入試:都市環境学部(応用環境化学科のみ)​
​​・科学オリンピック入試:理学部(数理科学科を除く)、都市環境学部(地理環境学科と環境応用化学科の)、システムデザイン学部(情報科学科のみ)​
​・​グローバル人材育成入試:人文社会学部、経済経営学部、都市環境学部、システムデザイン学部(情報科学科のみ)​
・​​SAT/ACT・IB入試:理学部(生命科学科のみ)​
​・​情報I・II利用入試:システムデザイン学部(情報科学科のみ)​
​​共通テスト 基本的には不要だが、以下の場合は共通テストが必須。​

・​​科学オリンピック入試(都市環境学部環境応用化学科を受験する場合)​
・​​グローバル人材育成入試(都市環境学部環境応用化学科・都市政策科学科を受験する場合)​
・​​情報I・II利用入試を受験する場合

主な選考内容​ ・​​ゼミナール入試:書類審査、ゼミナールの履修成績、面接試験​
​​・科学オリンピック入試:書類審査、小論文(都市環境学部のみ)、面接試験、共通テスト(環境応用化学科のみ)​
​​・グローバル人材育成入試:書類審査、小論文(英語)(システムデザイン学部を除く)、面接試験、共通テスト(都市環境学部は環境応用化学科・都市政策科学科のみ必須)​
​​・SAT/ACT・IB入試:書類審査、面接試験(英語または日本語)​
​・​研究室探検入試:書類審査、研究室探検、小論文、グループ討論またはプレゼンテーション​
​​・情報I・II利用入試:書類審査、面接試験、共通テスト​
​​募集人数​ ・学科ごとに異なる(1~15名)
​​評定平均要件​ ・​​受験する方式や学科によって基準が異なる​
・​​「グローバル人材育成入試」で都市環境学部を受験する場合、評定平均が4.0以上必要​
・​​「研究室探求入試」の場合、外国語・数学・理科の3教科のいずれも評定平均3.5以上必要​
・​​「情報Ⅰ・Ⅱ利用入試」の場合、情報Ⅰと情報Ⅱの評定がいずれも4.0以上必要
​​​​併願​ ​​・不可​
​​主な特徴 ・​​​​方式ごとに出願資格・選考内容が大きく異なる​
​​・課外活動や英語力、科学オリンピック等での実績が重視される方式もあり​​

​​※参照:​入学者選抜要項・学生募集要項|東京都立大学

東京学芸大学

項目 ​​内容
実施学部 ・​​教育学部初等教育専攻(A類):音楽コース、美術コース、現代教育実践コース(環境教育プログラム)、ものづくり技術コース​
​​・教育学部中等教育専攻(B類):音楽コース、美術コース、保健体育コース、家庭コース、技術コース、情報コース​
​​・教育学部教育支援専攻(E類):生涯スポーツコース​

​​※総合型選抜での募集は実技系のコース(音楽、美術、体育、技術系等)のみ

共通テスト ・不要
​​主な選考内容​ ・​​第一次選考:書類審査​
​​・第二次選考:小論文、適性検査、面接試験など​

​​※専攻によっては、音楽や美術の実技試験やプレゼンテーションを含んだ面接試験が行われる

募集人数​ ・​​1〜17名
​​評定平均要件​ ・​​評定平均の要件なし​
​​​​併願​ ​​・不可​
​​主な特徴 ・​​教員・教育支援人材志望者向け​
​​・主体性や協働性、教育への熱意・適性を重視​
​​・小論文・面接・実技など多面的評価​​

​​※参照:​入学者選抜要項・学生募集要項・広報誌|東京学芸大学

関東地方(東京以外)のおすすめ国公立大学

ここでは、以下の大学をご紹介します。

  • 筑波大学

筑波大学の総合型選抜がおすすめの理由​

  • 「問題解決能力」と「自ら考える力」を重視した選考
  • ​​​​体育専門学群以外は併願可能で受験戦略が立てやすい
  • ​​学群・学類制度が柔軟で従来の学部・学科の枠を超えた学びが可能
  • 研究意欲を早期に評価され研究室とのマッチングが早く進む
  • ​​つくば研究学園都市の研究機関と連携した進路選択が可能

  • ​​​​千葉大学

千葉大学の総合型選抜がおすすめの理由​

  • ​​​​留学必須の学部では入学前から海外志向のキャリアプランが描ける
  • ​​多くの学部で一般選抜との併願が可能で受験機会が増える
  • ​​​​共通テストは7割程度の得点で合格可能という目安がある
  • ​​園芸学部は日本最古の歴史を持ち実学重視の教育が特徴
  • ​​関東圏にありながら比較的倍率が低めの学部もある
  • ​​首都圏での就職に有利な立地と高い就職率

 

  • ​​​​​​横浜市立大学

横浜市立大学の総合型選抜がおすすめの理由​

  • ​​​​国際教養学部や国際商学部など「国際性」を重視する学部での選抜
  • ​​​​英語力を活かした国際的なキャリア形成につながる
  • ​​​​​​優れた英語検定試験のスコアがあれば評定平均の条件が緩和される特典がある
  • ​​​​データサイエンス学部は最先端分野への進路につながる
  • 進級要件にも英語力が含まれる実践的な語学教育
  • ​​​​横浜というグローバル都市で学べる立地の良さ

筑波大学

項目 ​​内容
​​実施学群・学類​ ・​​人文・文化学群(人文学類、比較文化学類、日本語・日本文化学類)​
​​・生命環境学群(生物学類)​
​​・情報学群(情報科学類、情報メディア創成学類、知識情報・図書館学類)​
​​・体育専門学群​
​​共通テスト ・不要
​​主な選考内容​ ・​​第一次選考:書類審査​
​​・第二次選考:面接・口述試験​​​
募集人数​ ・​​​​学類ごとに異なる(3〜8名)
​​評定平均要件​ ・​​評定平均の要件なし​
​​​​​​専願/併願​ ​​・​​体育専門学群は、併願不可​
​​・他の学群・学類は、併願可​​
​​主な特徴 ・​​筑波大学の総合型選抜は、アドミッションセンター(AC)入試と呼ばれる​
​​・問題意識を持って、自ら考え、問題を解決する能力が求められている​

​​※参照:​入試日程と募集要項|筑波大学

千葉大学

項目 ​​内容
​​実施学部と主な選考内容​ ・​​国際教養学部(国際教養学科)​
・​​文学部(人文学科 日本・ユーラシア文化コース)​
・​​法政経学部(法政経学科 経済学コース)​
・​​教育学部(学校教員養成課程)​
・​​理学部(物理学科、地球科学科)​
・​​工学部(総合工学科)​
・​​園芸学部(園芸学科、応用生命科学科、緑地環境学科)​​
​​共通テスト ・​​多くの学部で必要(教育学部学校教員養成課程の方式Ⅱ・工学部の方式Ⅱ・理学部を除く)
​​主な選考内容​ ・書類審査、面接、共通テスト​

​​※学科によっては、課題論述や英検などの外国語検定試験のスコア提出が必須

​​募集人数​ ・​​学科やコースごとに異なる(2〜39名)
​​評定平均要件​ ・​​評定平均の要件なし​
​​​​​​併願​ ​​​​・可​

​​※ただし​​​​、​​教育学部などでは、一部専願型あり​​​

​​主な特徴 ・​​​​学部学科ごとに選考方法が異なる​
​​・共通テストで7割程度を達成することが合格の条件になることが多い​
​​・入学後の留学が必須​

※参照:​資料閲覧・請求|千葉大学

横浜市立大学

項目 ​​内容
実施学部​ ・​​​​国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部
​​共通テスト ・​​必要​
​​主な選考内容​ ・​​1次選考:書類審査​
​​・2次選考:プレゼンテーション+質疑応答​
・​​3次​​選考:共通テスト(データサイエンス学部のみ)​
​​評定平均要件​ ・​​国際教養学部:4.3以上必要​
・​​国際商学部、理学部:評定平均4.0以上必要​
​​・データサイエンス学部:評定平均の要件なし​

​​※優れた英語検定試験のスコアがあれば、評定平均は無条件になる

募集人数​ ・​​学部ごとに異なる(5〜25名)
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​
​​※ただし​​​​、​​教育学部などでは、一部専願型あり
​​主な特徴 ・​​学力だけでなく、個性や資質、将来の目標意識などを総合的に評価​
​​・出願には、英語資格(英検®️2級〜準1級相当)が必要であり、進級要件においても英語力を重視される​
・​​入学後に課題図書の読書レポート提出課題あり

​​※参照:​特別選抜|横浜市立大学

中部地方のおすすめ国公立大学

ここでは、以下の大学をご紹介します。​

  • ​​​​名古屋大学

​​​​​​​​名古屋大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • 専門分野に関する口頭試問で研究への深い関心をアピールできる
  • ノーベル賞受賞者を多数輩出した理系研究の伝統校で学べる
  • ​​​​​​化学科・生命理学科は共通テスト不要の選抜方式
  • ​​研究室訪問など入学前から研究内容とのつながりが作りやすい
  • ​​中部地方随一の研究型大学で充実した研究設備がある
  • 中部地方トップ大学で就職に強く進路に期待できる

​​

  • 金沢大学

金沢大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​総合型選抜Ⅰ(国際学類)は共通テスト不要で英語力を評価される​
  • 医薬保健学域(医学類)でも珍しく総合型選抜で受験可能​
  • ​​​​​​​​伝統と革新が融合した教育環境と3学域17学類の幅広い学びがある
  • 一般入試の併願校としても検討しやすい選抜スケジュール​

​​

  • ​​​​​​新潟大学

新潟大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​創生学部は文理融合型で学際的な学びが可能​
  • ​​理学部ではプレゼンテーション能力を重視した選考がある​​
  • ​​​​​​​​工学部では英語資格を持つ学生に優位性がある
  • ​​募集人数が比較的多く(3〜30名)チャンスが広がる​​
  • 日本海側有数の総合大学としての教育・研究環境で学べ、地域に根ざした進路選択が可能​​​

​​名古屋大学

​​項目 ​​内容
実施学部​ ・​​​​​​理学部(数理学科、物理学科、地球惑星科学科、化学科、生命理学科)
​​共通テスト ・必要:数理学科・物理学科・地球惑星科学科​
・​​不要:化学科・生命理学科​
​​主な選考内容​ ・​​​​数理学科・物理学科・地球惑星科学科:書類審査、面接、共通テスト​
​​・化学科・生命理学科:書類審査、小論文、面接​​
​​募集人数​ ・​​​​学科ごとに異なる(3〜9名)
​​評定平均要件​ ・評定平均の要件なし
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​
​​※ただし​​​​、​​教育学部などでは、一部専願型あり​​​
​​主な特徴 ・​​2025年度入試より、理学部において総合型選抜が導入された​
・​​面接は、志望する学科の専門分野に関する口頭試問を含む​
​​・学問や研究に興味を持つ学生を求めている​

​​※参照:​入試情報を知りたい|名古屋大学

金沢大学

項目 ​​内容
​​実施学域・学類と主な方式​ ・​​​​​​人間社会学域(国際学類、人文学類、法学類、学校教育学類、地域創造学類、経済学類)​
・​​融合学域(先導学類、観光デザイン学類、スマート創成科学類)​
​​・理工学域(物質化学類、機械工学類、電子情報通信学類、地球社会基盤学類、生命理工学類)​
​​・医薬保健学域(医学類)
​​主な方式と実施学域・学類 ・​​​​総合型選抜Ⅰ:人間社会学域 国際学類​
​​・総合型選抜Ⅱ:それ以外の学域・学類​
​​共通テスト ・​​​​総合型選抜Ⅰ:不要​
・​​総合型選抜Ⅱ:必要(学類ごとに指定科目あり)​
​​主な選考内容​ ・​​書類審査(調査書、志願理由書、活動報告書など)​
​​・口述試験​

​​※総合型選抜IIでは、共通テストの点数も評価対象となる

募集人数​ ・​​学類ごとに異なる(2〜20名)
​​評定平均要件​ ・​​基本的には、評定平均の要件なし​
・​​ただし、人間社会学域 国際学類については、4.0以上必要​​
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・​​様々な学域・学類で実施​
・​​主体性を持って学ぶ態度や思考力、判断力、表現力が求められる

​​※参照:​募集要項(Application Guidelines)|金沢大学

新潟大学

項目 ​​内容
実施学部​ ・​​​​​​理学部、創生学部、経済科学部、工学部
​​共通テスト ・​​必要:理学部、創生学部​
​​・不要:経済科学部、工学部​
​​主な選考内容​ ・​​​​理学部:プレゼンテーション及び口頭試問、書類審査、共通テスト​
・​​創生学部:課題レポート、面接、共通テスト​
・​​経済科学部:書類審査、小論文、面接​
・​​工学部:書類審査、小論文、面接、基礎学力試験​
​​募集人数​ ・学科ごとに異なる(3〜30名)
​​評定平均要件​ ・評定平均の要件なし​
​​英語資格要件 ・工学部の出願には、英検®️準2級程度の外部試験のスコア提出が必要​​
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​
​​※ただし​​​​、​​教育学部などでは、一部専願型あり​​​
​​主な特徴 ・​​​​入学志願者数が多い場合には、2段階選抜が実施される

​​※参照:​学部入試総合型選抜|新潟大学

​​近畿地方のおすすめ国公立大学

​​ここでは、以下の大学をご紹介します。​

  • ​​​​​​京都大学

京都大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​「特色入試」という名称で京大独自の学風を重視した選抜方式となる​
  • ​​高い評定平均(4.3以上)が求められる学部があり、高校での学習成績が評価される​​
  • ​​​​​​​​​​総合人間学部や理学部など多くの学部で多面的な評価による選抜を実施​
  • ​​募集人数が比較的多く(3〜30名)チャンスが広がる​​
  • 旧帝大の中でも特に「自由の学風」を尊重し、独創性や探究心を重視している​​​
  • ​​研究型大学として入学前から研究内容とのつながりが作りやすい

​​​

  • 大阪大学

大阪大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​多くの学部で募集人員が比較的多く設定(15〜65名)されている​
  • ​​​​理学部では「研究奨励型」「挑戦型」の2タイプから選択可能​​
  • ​​​​​​​​​​課外活動や探究活動、語学力など多様な能力を総合評価している
  • ​​​​関西圏随一の研究型総合大学としての充実した環境で学べ、大学院進学や研究職などに強い研究環境との接続性もある

​​

  • ​​​​​​​​​​​滋賀大学

滋賀大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​日本初のデータサイエンス学部では最先端分野を学べて、進路につなげやすい​​
  • データサイエンス学部には女子枠も設定されているほか、Zoomでのオンライン面接も選択可能​​​
  • ​​​​​​​​​​​​総合型選抜Ⅰでは共通テストを課さないため学力以外での評価が可能

京都大学

項目 ​​内容
実施学部​ ・​​総合人間学部、文学部、教育学部、理学部、医学部、薬学部、工学部、農学部​
​​共通テスト ・​​​​必須
​​主な選考内容​ ・総合人間学部:書類審査、共通テスト、能力測定考査​
​​・文学部:書類審査、共通テスト、論述試験、論文試験​
​​・教育学部:書類審査、共通テスト、課題、口頭試問​
​​・法学部:書類審査、共通テスト、小論文​
​​・経済学部:書類審査、共通テスト​
​​・理学部:書類審査、共通テスト、能力測定考査、口頭試問​
​​・医学部医学科:書類審査、口頭試問、面接試験​
​​・医学部人間健康科学科:書類審査、共通テスト、論文試験、面接試験​

​​(なお、医学部医学科に高2からの飛び入学試験の場合は国際科学オリンピック世界大会出場が必須)

募集人数​ ・学科ごとに異なる(3〜20名)
​​評定平均要件​ ・学部ごとに異なる(総合人間学部と教育学部は4.3以上必要)
併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・​​​​京都大学の総合型選抜は、「特色入試」という名称​
・​​学部学科によって、選考内容が大きく異なる

​​※参照:​京都大学特色入試学生募集要項

​​大阪大学

項目 ​​内容
実施学部​ ・​​​​​​文学部、人間科学部、外国語学部、法学部、経済学部、理学部
​​共通テスト ・​​必須
​​主な選考内容​ ・​​​​​​文学部:書類審査、共通テスト、小論文、面接​
​​・人間科学部:書類審査、共通テスト、小論文、面接​
​​・外国語学部:書類審査、共通テスト、小論文、口頭試問​
​​・法学部:書類審査、共通テスト、面接​
​​・経済学部:書類審査、共通テスト、面接​
​​・理学部化学科・生物科学科(研究奨励型):書類審査、共通テスト、口頭試問​
​​・理学部数学科・物理学科(挑戦型):書類審査、共通テスト、小論文、口頭試問​
​​募集人数​ ・​​学部ごとに異なる(15〜65名)
​​評定平均要件​ ・評定平均の要件なし​
​​英語資格要件 ​​以下の学部では、英語資格(英検®️、TOEFL、IELTSのいずれか)の提出が必須​

・​​外国語学部
・​​法学部(国際公共政策学科のみ)​
・​​経済学部​

​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・​​​​学部によって、選考内容が異なる​
・​​学力だけでなく、課外活動や探究活動、語学力など、多様な能力・意欲を重視している​

​​※参照:​総合型選抜・学校推薦型選抜について|大阪大学

​​滋賀大学

項目 ​​内容
実施学部​ ・​​​​​​​​教育学部、経済学部、データサイエンス学部
​​主な方式と選考内容 ・​​教育学部:書類審査、講義についての小論文 ポスター発表​
・​​経済学部:書類審査(調査書、志望理由書、活動報告書、面接など)​
​​・データサイエンス学部 総合型選抜I:総合問題、書類審査(志望理由書、課題レポート)、個人面接(Zoomでのオンライン面接も選択可能)​
​​・データサイエンス学部 総合型選抜II:書類審査(志望理由書、実績報告レポート)、個人面接(口頭試問を含む)、共通テスト​​
​​共通テスト ・​​必要:データサイエンス学部 総合型選抜Ⅱ(1,000点中610点以上が合格基準)​
・​​不要:その他の方式​​
​​募集人数​ ・学部ごとに異なる(21〜40名)
​​評定平均要件​ ・​​基本的には、評定平均の要件なし​
​​・ただし、教育学部については、3.5以上必要​
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・滋賀大学には、日本初のデータサイエンス学部あり​
・​​データサイエンス学部には、女子枠あり​

​​※参照:​大学案内・学生募集要項|滋賀大学

中四国地方のおすすめ国公立大学

​​ここでは、以下の大学をご紹介します。​

  • 広島大学​​

広島大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​ほぼ全ての学部で実施され選択肢が豊富​
  • ​​Ⅰ型(総合科学部、理学部の一部)は共通テスト不要
  • ​​​​​​​​​​英語民間試験の活用方法も学部によって異なり、英語力を持つ学生に有利
  • ​​​​​​総合科学部は複数分野に興味がある学生に最適な学際的教育環境
  • ​​​​​​中四国地方トップクラスの就職実績と幅広い進路選択がある

​​

  • ​​​​​​​​​​​​​岡山大学​​

岡山大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • 法学部では共通テスト科目が国語と外国語の2科目のみのため負担軽減​
  • ​​​​英語で学べる国際コース「グローバル・ディスカバリー・プログラム」がある​
  • ​​医学部(保健学科)の総合型選抜は医療系志望者に貴重な機会
  • ​​​​​​「SDGs大学」として環境・社会課題に取り組む先進的な教育​

​​

  • ​​​​​​​​​​​愛媛大学​​

愛媛大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​社会共創学部は地域課題解決に特化した珍しい学部​
  • ​​​​​​総合型選抜Ⅰは共通テスト不要で学力以外の能力を評価する​​
  • ​​​​​​​​​​​​グループディスカッション選考でチームワーク力を重視する​
  • ​​地域と密接に連携した実践的な教育・研究活動​
  • ​​​​農学部・工学部など理系学部でも総合型選抜を実施している​​
  • ​​四国地方での就職に強く地域密着型の進路選択が可能​

広島大学

項目 ​​内容
実施学部​ ・​​​​総合科学部、文学部、法学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、生物生産学部、情報科学部​​
​​​​主な方式と学部 ・​​​​Ⅰ型:総合科学部、理学部(数学科、地球惑星システム学科)​
・​​Ⅱ型:文学部、法学部、理学部(物理学科、化学科、生物科学科)、医学部、歯学部、薬学部、工学部、生物生産学部、情報科学部​
​​共通テスト ・​​​​​​Ⅰ型:不要​
​​Ⅱ型:必要​
​​主な選考内容​ ・総合科学部【一般型】:書類審査、小論文、面接​
・​​総合科学部【サイエンス研究評価型】:書類審査、プレゼンテーション(研究発表)と質疑応答​
​​・文学部:書類審査、小論文、面接、共通テスト​
​​・法学部(昼間コースのみ):書類審査、小論文、面接、共通テスト​
​​・理学部 数学科:書類審査、筆記試験、面接​
​​・理学部 物理学科:書類審査、口頭試問、面接、共通テスト​
​​・理学部 化学科:書類審査、面接、共通テスト​
​​・理学部 生物科学科:書類審査、面接、共通テスト​
​​・理学部 地球惑星システム学科:書類審査、口頭試問、面接​
​​・医学部:書類審査、小論文、面接、共通テスト​
​​・歯学部:書類審査、小論文、面接、共通テスト​
​​・薬学部:書類審査、面接、共通テスト​
​​・工学部 第一類:書類審査、筆記試験、面接、共通テスト​
​​・工学部 第二類:書類審査、小論文、面接、共通テスト​
​​・工学部 第三類:書類審査、共通テスト​
・​​工学部 第四類:書類審査、小論文、面接、共通テスト​
・​​生物生産学部:書類審査、セミナー受講によるレポート提出、面接、共通テスト​
・​​情報科学部:書類審査、筆記試験、面接、共通テスト​
​​募集人数​ ・​​学科ごとに異なる(2〜20名)
​​評定平均要件​ ・評定平均の要件なし​
英語資格要件 英語民間試験(英検®️・TOEFL iBT・IELTSなど)の活用方法が学部によって異なります。

​​出願要件として必須とする学部​
・​​医学部保健学科(大学院進学型)​

​​合否判定の際に評価する学部​
・​​総合科学部
・文学部​
​​・法学部​
・​​理学部​
・​​工学部​

​​加点対象とする学部​
・​​歯学部​
・​​薬学部​
・​​工学部​
・​​生物生産学部​
・​​情報科学部​​

併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・​​​​学びへの意欲・課外活動・英語力・将来の目標など多面的に評価される

​​※参照:​入試情報|広島大学

​​岡山大学

項目 ​​内容
実施学部​ ・​​文学部、教育学部(養護教諭養成課程のみ)、法学部(昼間・夜間コースともにあり)、理学部(生物学科を除く)、医学部(保健学科のみ)、薬学部​
​​主な方式​​ ・​​総合型選抜(共通テストを課すもの)​
・​​グローバル・ディスカバリー・プログラム総合型選抜​
​​ (英語による教育プログラムで、日本人学生と留学生が共に学ぶ。4月入学(秋飛び入学含む)と10月入学の2種類の選抜がある)​
​​共通テスト ・​​​​必須
​​主な選考内容​ ・医学部(看護学専攻、放射線技術科学専攻)・薬学部:書類審査、面接(口述試験あり)、小論文、共通テスト​
​​・医学部(検査技術科学専攻):書類審査、面接(口述試験あり)、総合問題、共通テスト​
​​・法学部:書類審査、ペーパーインタビュー、共通テスト​
・​​その他の学科:書類審査、面接(口述試験あり)、共通テスト​
​​募集人数​ ・学科・専攻ごとに異なる(2〜40名)
​​評定平均要件​ ・​​評定平均の要件なし​
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・​​​​共通テストに必要な科目は、学部によって異なる(例えば、法学部の場合、国語と外国語の2科目のみ)

​​※参照:​総合型選抜学生募集要項

愛媛大学​

項目 ​​内容
実施学部​ ・​​​​社会共創学部(総合型選抜Ⅰ:産業イノベーション学科、環境デザイン学科、地域資源マネジメント学科、総合型選抜Ⅱ:産業マネジメント学科、地域資源マネジメント学科)、法文学部(昼間・夜間コースともにあり)・教育学部(幼年教育サブコースを除く)・医学部(医学科のみ)・工学部(デジタル情報人材育成特別プログラムとしての募集)・農学部​
​​​​主な方式 ・​​総合型選抜Ⅰ:社会共創学部のみ​
・​​総合型選抜Ⅱ:法文学部・教育学部・社会共創学部・医学部・工学部・農学部​
​​共通テスト ・​​​​総合型選抜Ⅰ:不要​
・​​総合型選抜Ⅱ:必要​
​​主な選考内容​ ​​総合型選抜Ⅰ:書類審査、小論文、面接、グループディスカッション​
・​​総合型選抜Ⅱ:書類審査、面接、共通テスト​

​​※医学部医学科では、これに「総合問題」という論述問題が追加される。​

​​※教育学部 学校教育教員養成課程 初等中等教科コース 生活健康・芸術教育サブコースでは実技検査も課される。​

募集人数​ ・学科やコースごとに異なる(2〜35名)
​​評定平均要件​ ・​​評定平均の要件なし​
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・​​​​​​多くの学部で実施され、主体的な活動実績や志望理由が重視される

※参照:​学生募集要項ダウンロード|愛媛大学

九州地方のおすすめ国公立大学

ここでは、以下の大学をご紹介します。

  • 九州大学

九州大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​​​ほぼ全ての学部・学科で実施(薬学部と21世紀プログラムを除く)​
  • ​​総合型選抜Ⅰ(教育学部、共創学部)は共通テストが不要​​​
  • ​​​​​​​​​​共創学部は文理融合型の学際的な学びを提供​
  • ​​​​学部・学科ごとに特色ある選考方法(課題探求試験、講義レポートなど)​
  • ​​九州地方随一の旧帝大・研究型総合大学としての充実した設備・環境で学べる​​​

​​

  • ​​熊本大学

熊本大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​​​「グローバルリーダーコース入試」として英語での集団面接を重視している​​
  • ​​英語力に自信のある学生に適した選抜方式​​​
  • ​​​​​​​​​​2026年度から「共創学環(仮称)」での「Kumamoto探究入試」が導入予定
  • ​​​​高校での探究活動や課題解決力を積極的に評価する​
  • ​​医学・薬学分野に強みを持つ九州中央部の基幹大学​​​​

  • 鹿児島大学

鹿児島大学の総合型選抜がおすすめの理由

  • ​​​​総合型選抜(水産学部)と自己推薦型選抜の2種類を実施している​​
  • ​​​​理学部は学部括り枠募集で入学後に学科選択が可能​​​
  • ​​2025年度から「2段階選抜」廃止で選抜プロセスが簡略化している
  • ​​​​獣医学部系の総合型選抜は全国的にも珍しい​
  • ​​​​南九州の自然環境を活かした農学・水産学の実践教育が受けられる

九州大学

項目 ​​内容
実施学部と主な方式​ ・​​総合型選抜Ⅰ:教育学部、共創学部​
​​・総合型選抜Ⅱ:文学部、法学部、経済学部(経済・経営学科)、理学部、医学部(保健学科)、歯学部、工学部(航空宇宙工学科を除く)、芸術工学部、農学部​​
​​共通テスト ・総合型選抜Ⅰ:不要​
・​​総合型選抜Ⅱ:必要
​​主な選考内容​ ・​​総合型選抜Ⅰ(教育学部):書類審査、小論文、プレゼンテーション、面接​
・​​総合型選抜Ⅰ(共創学部):書類審査、レポート課題、討論、小論文、面接​
​​・総合型選抜Ⅱ:書類審査、共通テストに加えて学部・学科ごとに異なる試験を実施​

 ​​下記一例​

 ​​理学部・工学部:課題探求試験(学科試験)​

 ​​法学部:英語試験​

 ​​歯学部:講義に関するレポート​

 ​​理学部生物学科:面接のみ(独自試験なし)​

 ​​その他の学部・学科:小論文など​​

募集人数​ ・​​学部・学科ごとに異なる(2〜24名)
​​評定平均要件​ ・​​評定平均の要件なし​
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・​​​​薬学部と21世紀プログラムを除くほぼ全ての学部・学科で実施されている

​​​​※参照:​大学案内・入学者選抜概要・募集要項|九州大学

熊本大学

項目 ​​内容
実施学部 ・​​文学部、法学部、理学部、工学部​​​
・共創学環(仮称):2026年新設学部
​​共通テスト ・不要
​​主な選考内容​ ・​​文学部、法学部:書類審査、集団面接、ペーパーインタビュー、論述審査​
・理学部、工学部:書類審査、集団面接、ペーパーインタビュー、論述審査(理学部のみ)、口述審査​
・共創学環(仮称):「Kumamoto探究入試」を導入予定​

​ - プレゼンテーション型:書類審査、面接(プレゼンテーション含む)、共通テスト​

 - 地域課題解決挑戦型:面接、共通テスト(地域課題解決セミナー受講が必要)

 - グローバルリーダー育成型:面接(一部英語)、共通テスト(グローバル課題解決セミナー受講が必要)

 - 国際バカロレア入試、海外在住者対象入試、帰国生徒対象入試なども実施予定

募集人数​ ・​​学部により異なる(10〜20名)
​​評定平均要件​ ・​​評定平均の要件なし​
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・熊本大学の総合型選抜は、グローバルリーダーコース入試と呼ばれる​
・集団面接は、英語で行われる

​​※参照:​入学者選抜要項・学生募集要項|熊本大学

​​鹿児島大学​

項目 ​​内容
主な方式と実施学部 ・​​AO型選抜:水産学部​
・​​自己推薦型選抜:法文学部(人文学科多元地域文化コースのみの)、理学部(入学後に学科分け)、医学部(保健学科看護学専攻のみ)、歯学部、工学部(建築学科のみ)、農学部、水産学部(国際食料資源学特別コースのみ)、共同獣医学部​​​
​​共通テスト ・​​AO型選抜:不要​
・​​自己推薦型選抜:必須​
​​主な選考内容​ ・​​​​AO型選抜:書類審査、小論文、面接試問​
・​​自己推薦型選抜:書類審査、講義型試験、面接、共通テスト​​​
​​募集人数​ ・​​​​学部により異なる(3〜14名)
​​評定平均要件​ ・​​評定平均の要件なし​
​​​​​​併願​ ・​​不​​​​可​​​​
​​主な特徴 ・​​​​​​2025年度から「2段階選抜を廃止」し、全学部・学科で一括選抜となった​
​​・自己推薦型選抜では共通テストの配点が50%以上を占める​

​​※参照:​入学者選抜要項・学生募集要項|鹿児島大学

まとめ

​​今回の記事では、総合型選抜の概要やメリット、地域別のおすすめの国公立大学について詳しく解説しました。

​​国公立大学では、大学のアドミッション・ポリシーに沿った人物像が重視され、書類審査や面接、小論文などを通じて総合的に評価されます。また、評定平均や課外活動の実績など、出願条件が明確かつ厳格に定められているケースが多いため、早期の情報収集と準備が欠かせません。​

​​情報収集においては、各大学の公式サイトを確認するだけでなく、過去の募集要項も参考にすることをおすすめします。大学によっては公式サイトから過年度の募集要項を削除していることもありますが、それらの資料は依然としてWeb上に残っていることが多いため、検索を活用して積極的に探してみましょう。過去の募集要項を確認することで、毎年の変更点を把握したり、早めに準備すべき内容を見つけたりする手がかりになります。

​​特に「何から勉強すれば良いか、始めれば良いかわからない」という方は、対策を早めに行うことが効果的です。

​​トライでは、総合型選抜に特化したコースをご用意しており、一人ひとりの志望校や特性に合わせたサポートが可能です。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

総合型選抜なら志望校のランクアップも!トライの推薦・総合型選抜コース
まずはお気軽にお問い合わせください 資料をダウンロード 0120-555-202(9:00〜23:00 / 土日・祝日も受付中)

指導形態(対面/オンラインなど)の
ご希望もお気軽にご相談ください

トライの推薦・総合型選抜コース 2025年度合格者数6,217名 国公立大 合格実績 私立大 合格実績
まずはお気軽にお問い合わせください 資料をダウンロード 0120-555-202(9:00〜23:00 / 土日・祝日も受付中)

指導形態(対面/オンラインなど)の
ご希望もお気軽にご相談ください

合格へ導く4つのステップ

圧倒的な合格実績を生み出す、
他塾にはない徹底的なサポート

年間カリキュラム
の作成

イメージ

目標とする志望校や現在の思考力レベルから、合格のために個別の専用カリキュラムを作成します。また、志望大学や興味のある学問から、併願校受験の戦略も提案します。

コーチング面接
【25コマ】

イメージ

推薦・総合型選抜に特化した専門コーチが入試対策をサポートします。面談の際には生徒の将来像や志望理由の深掘りを徹底的に行い、より深みのある志望理由の完成に導きます。(質問対応も可)

動画コンテンツ
の視聴

イメージ

推薦・総合型選抜の合格に必要な能力や対策方針をプロ講師が解説します。入試に精通したプロの目線でエッセンスを伝えますので、合格のためにすべきことが明確になります。

添削サポート
【全10回】

イメージ

出願書類や小論文など、大学別に必要な書類を専門チームが添削しアドバイスします。執筆・添削・書き直し、という工程を繰り返すことで、書類の完成度を着実に高めます。

トライならマンツーマン授業で
志望校に特化した
オーダーメイドの対策が可能です!
まずはお気軽にお問い合わせください 資料をダウンロード 0120-555-202(9:00〜23:00 / 土日・祝日も受付中)

指導形態(対面/オンラインなど)の
ご希望もお気軽にご相談ください

カテゴリーから選ぶ

トライの推薦・総合型選抜コース
資料ダウンロード 0120-555-202(9:00〜23:00 / 土日・祝日も受付中)