2025/07/18
2026/03/17

【2026年最新】開智所沢​​中等教育学校の偏差値はどれくらい?難易度と対策を解説

埼玉県所沢市にある​​開智所沢中等教育学校は、2024年4月に開校した新しい学校で、学校法人開智学園(開智グループ)を母体とする中高一貫校です。

開智学園は1997年の開智中学校の開校を皮切りに、埼玉県加須市の開智未来中学・高等学校、東京都中央区の開智日本橋学園中学・高等学校、茨城県つくばみらい市の開智望中等教育学校と次々に開校しており、新たに作られた開智所沢も出願者数を多く集めて高い人気を誇ります。

今回は、開智所沢​​中等教育学校とはどのような学校なのか、偏差値はどれくらいなのか、また合格するためにはどのような対策をとれば良いかなどについて詳しくご紹介します。

開智所沢​​中等教育学校の偏差値や難易度は?

開智所沢中等教育学校の偏差値はどれくらいなのでしょうか。また、高校卒業後の進学に向けたカリキュラムはどのように設定されているのでしょうか。ここでは開智所沢の難易度や進路について紹介します。

人気沸騰校だけあって偏差値は右肩上がり​

​​開智所沢中等教育​​学校は開校から間もない学校でありながら、出願者数の増加とともに偏差値も急速に上昇しています。​

​​偏差値は53〜​61

四谷大塚の発表によると開智所沢中等教育​​学校の2026年度入試向けのAライン80偏差値は男女ともに53~61です。人気がかなり高まっている学校です。

入試区分 ​​入試日(2026年度)​ 偏差値
​​開智所沢 特待A​ 1/11 61
開智所沢 特待AB 1/15 57
​​開智所沢 算数特待​ 1/11 56
​​開智所沢 1/10 53
開智所沢(2回) 1/12 53

​​※参考:​開智所沢中等教育学校|四谷大塚ドットコム

初年度​(2024年度)​から7,500名以上の出願者を集めていましたが、2025​年度​にはさらに倍増し、その数は1万5,000人を超える人気校となりました。

​​2026年度入試においても高い人気は続いており、1月中旬時点の速報値では合計で1万4,000人を超える出願者が集まっています。開校当初は47前後だった予想偏差値は上昇し、受験生のレベルも相当に高まっています。合格の実質倍率は男子で1.9倍、女子で1.8倍ですが、算数特待の女子では26.3倍になるなど、異例の数字を叩き​出​しています。

開智所沢中等教育学校はどの偏差値層の受験生に向いている?


​​開智所沢中等教育学校は、偏差値60前後の受験生にとってはチャレンジ校、偏差値65以上の受験生にとっては実力相応〜やや上の学校と位置づけられます。​

​​特待入試や算数特待を狙う場合は、さらに高い得点力が求められるため、算数を得点源にできる受験生ほど有利になります。一方で、複数回入試や併願校との組み合わせ次第では、偏差値帯に幅を持たせた受験戦略も可能です。​

​​志望順位や併願校の組み方によって合格可能性は大きく変わるため、偏差値だけで判断せず、入試日程や方式を踏まえた戦略的な受験計画を立てることが重要です。​

開智所沢​​​​中等教育学校​​の​​学費にも注目


また、開智所沢​​​​中等教育学校は新設校ながら施設の充実度が高く、教育環境に見合った学費水準も注目されています。

​​2026年度の学費は以下の通りです。​

  • ​​入学金:250,000円
  • 授業料(年額):540,000円
  • ​​教育充実費(年額):108,000円
  • ​​年間合計(授業料+教育充実費):648,000円

​​このほか、次の費用も必要となります。​

  • ​​諸会費(年額合計):52,000円
  •  (生徒会費・保護者会費・学園後援会費・開智所沢後援会費など)​

  • 積立金(各学年):約250,000円前後(予定)
  • ※学校行事や副教材費などに充当

​​学費や積立金は年度によって変更される場合があります。最新の情報をご確認ください。​

​​※参考:​学費・その他納入金・諸会費|開智所沢中等教育学校

人気と実績のある学校ほど、学費を含めて「本当に通わせたい学校かどうか」を早めに検討する家庭も増えています。だからこそ、受験生にとっては限られた枠を勝ち取るために、できる限り偏差値を引き上げて挑戦する準備が欠かせません。

イメージ
この偏差値で、開智所沢は本当に狙える?

​​偏差値53〜61という数字だけでは、チャレンジなのか併願で現実的なのかは受験生ごとに異なります。​
​​志望順位や併願の組み方によって、合格の可能性は大きく変わります。​
​​トライに相談して、今の学力に合った受験戦略を確認してみませんか。​

\入力はカンタン30秒/ 【無料】資料をダウンロード

開智所沢​​中等教育学校​​の入試情報

ここからは、開智所沢中等教育学校の入試情報について紹介します。

​​入試日程・試験会場・注意事項まとめ


​​2026年度入試では、第1回入試、特待A入試、算数特待入試、第2回入試、特待B入試、日本橋併願入試など、複数の入試回が実施されました。例年、入試日は1月10日〜1月15日を中心に設定されており、午後入試も含まれています。

​​

主な入試日程(2026年度)

  • 第1回入試:1月10日(土)午前
  • 特待A入試:1月11日(日)午前
  • ​​算数特待入試:1月11日(日)午後
  • 第2回入試:1月12日(月)午前​
  • 特待B入試:1月15日(木)午前
  • ​​日本橋併願入試:2月4日(水)午前

​​※最新情報は必ず公式発表をご確認ください。​

​​試験会場


​​入試回によって会場が異なり、以下の会場が設定されています。​

  • ​​開智所沢中等教育学校(東所沢)
  • ​​さいたまスーパーアリーナ​
  • ​​河合塾南浦和校
  • ​​大宮ソニックシティ​​
  • 日本橋学園中学校

​​​など​

​​※入試回ごとに会場が異なるため、受験票で必ず確認しましょう。​

​​試験時間(例:第1回・特待Aなど)​

  • ​​​​集合:8:20​
  • ​​​​国語:8:50〜9:40​ ​
  • ​​算数:10:00〜11:00
  • ​​社会:11:20〜11:50​​
  • ​​理科:12:00〜12:30​

​​​
​​算数特待入試は午後実施(14:20集合)となります。​

​​入試当日の注意事項​

  • ​​​​​​会場に駐車場はありません(公共交通機関を利用)​
  • ​​​​​​公共交通機関の遅延時は時間変更の可能性あり
  • ​​試験開始後20分以降の入室は不可
  • ​​災害時は学校の指示に従う​​

​​ ​​​​
​​※持ち物や詳細な集合時間は、必ず受験票および公式案内をご確認ください。​

​​※参考:​令和8年度生徒募集要項|開智所沢中等教育学校

受験者の個性に合わせたさまざまな入試を用意

開智所沢​​中等教育学校の入試は受験生の実力が発揮できるよう、第1回入試、特待A入試、算数特待入試、第2回入試、特待B入試と、傾向や難易度が異なる複数回の入試が実施されます。

また試験会場には開智中学校やさいたまスーパーアリーナ、河合塾などが設けられており、大勢集まる出願者が各会場に分散して試験に挑みます。入試方式ごとの特徴を理解し、自分の強みを​活​かした受験を行うことが、合格だけでなく偏差値アップにもつながります。​

開智中学校との合同入試は?系列校との同時出願・同時判定が可能

開智所沢中等教育学校は開智中学校との合同入試を実施しており、同日程に同じ試験問題を解いて、両校の合格判定を受けることができます。また、入試回によっては開智系列校(開智望中等教育学校・開智未来中学校・開智日本橋学園中学校)とも同時出願・同時判定が可能です。

出願時に「所沢のみ(開智所沢のみの判定を志望)」、「所沢第一(両方の判定を希望し、開智所沢を第一志望)」、「開智第一(両方の判定を希望し、開智中を第一志望)」の3パターンから選択できます。

第1回入試の合格基準点は下記の通りです。

入試区分 合格基準点
​​第1回入試​ 206点
​​特待A入試(S特待)​ ​​192点​
​​医進クラス選択(国・算・理)​ 169点
​​算数特待入試(S特待)​ 104点
​​算数特待入試(A特待)​ 92点
​​算数特待入試(準特待)​ 80点

合格基準点​​を把握することは、お子さまがどのレベルで戦えるかを知り、目標とする​​偏差値​​を見極めるための重要な指標となるので、チェックしておきましょう。​

※参照:入試情報|開智所沢中等教育学校

格基準​​点や偏差値を把握した上で重要になるのが、どのような併願パターンを組むかという点です。開智学園の系列校を含め、本命校・チャレンジ校・安全校をどう配置するかによって、受験全体の安定感は大きく変わります。

​​併願パターンについて詳しくは、こちらの記事も参考にしてください。​

開智所沢中等教育学校​​に合格するために必要な対策

前述の通り、開智所沢中等教育学校の入試問題は開智中と同じものです。入試問題は細部まで知識を整理して正確に覚えておくことが必要で、どの科目でも記述を重視する傾向にあるため、文章力は必須でしょう。ここからは科目別の傾向と対策をご紹介します。

算数は基礎力・計算力を高めた​上​で応用問題にチャレンジ

開智所沢中等教育学校の算数の入試問題は60分・120点満点で、大問数4題で構成されています。計算は基本的な問題が中心ですが応用問題は工夫が必要で、単純な計算だけでは解けないような問題が頻出されるため対策が必要です。

まずはしっかりと基礎力・計算力を高めた​上​で、応用問題の演習を数多く​解くようにしましょう​。問題を1回解いて終わるのでなく、何度も繰り返し解くことが大切です。

次に、どの公式、どの定理を使うのかを日ごろから考え、問題の傾向や特徴を把握しましょう。算数は合否に影響しやすい科目でもあるため、ケアレスミスは絶対に避け、正解できる自信がある問題は確実に正解して点数を積み上げることが求められます。本番と同じように演習を行い、時間配分を事前に掴んでおけば本番で役立ちます。算数で得​​点を安定させることは、そのまま​​偏差値​​アップにも直結します。​

ただし、受験直前になって「算数が間に合わない」と感じるケースも少なくありません。基礎と応用の両立が難しいと悩む方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

国語は読解力と文章力、両方のスキル向上が必須

開智所沢中等教育学校の国語の入試問題は50分・100点満点で、大問数4題で構成されています。読解問題2題と知識問題2題で、読解問題は説明文と小説からの出題が多くなっています。内容が正しく理解できているかを問う問題が出題の中心になっています。また知識問題は、独立題のほか、読解問題からも出題されています。

記述問題が多く出題されているので、読み取った内容を自分の言葉で表現する力が欠かせません。文章力はもちろん、普段から長い文章に目を通して、スピーディーな読解力も養っておきましょう。知識問題では同音異義語など間違いやすい問題がよく​見​られるので、対策しておいてください。国語は全体の得点を底上げし、安定した偏差値を確保するためにも重要な科目です。​

​​国語力​​の不足に不安を感じる方は、関連記事も参考にしてみてください。​

理科は難易度が上がっているため、基本問題を確実に

開智所沢中等教育学校の理科の入試問題は、社会と合わせて60分・60点満点です。植物、気体・水溶性の性質、力のつり合い、浮力、光の進み方など、まんべんなく幅広い分野から出題されており、年々問題の分量が増え難度が上がっているため、時間配分に注意が必要です。また計算問題に比重が置かれ、表やグラフを用いた時事問題も頻出です。

まずは基本的な問題を確実に解けるようにし、その​上​で計算問題や実験をもとにした問題など、出題形式に合った対策を徹底して行いましょう。読解力や情報処理能力、素早く情報を理解することも大切です。単純な単語の暗記では太刀打ちできないため、普段から実践的な力を磨いておくと​良​いでしょう。また、​​​​理科は応用力を問われることが多いため、ここで差をつけられると偏差値の伸びにもつながります。​

社会は「自分で資料をまとめながら」対策を

開智所沢中等教育学校の社会の入試問題は、理科と合わせて60分・60点満点です。各分野から幅広い知識を問う総合問題となっており、写真や図を用いた問題からの出題が多く、理解力が試されます。解答形式は記号、用語記入が大半ですが、1~2行程度の短文記述もあるので、正確で豊富な基礎知識を理解した​上​で、文章力を磨いておくことが必須です。

地理は​​​​白​​地図を活用しながら書き込んで確認するのが​おすすめ​です。歴史は時代別に、年表にまとめながら覚えていくと​良​いでしょう。政治は基本的な知識があれば​良​いですが、選挙の仕組みや細かい数字の確認が大切です。また、時事問題が出題されることもあるので、新聞やテレビなどのニュースに日ごろから触れておきましょう。社会は暗記だけでなく理解が求められるため、得点源にできれば安定した偏差値を維持できます。​

開智所沢​​中等教育学校​​をより知る|6年間の学びと進学先

​​ここからは、開智所沢中等教育学校の基本情報を紹介します。​

​​AI・ロボットを使いこなす力を磨く

開智所沢​​中等教育学校​​では「AIと共生する未来を創る」を教育理念に、開智学園のハイレベルで質の高い教育と国際標準の学びを通して、未来で生きる創造力・思考力・発信力を育てています。AI・ロボットを使いこなす力や、AI・ロボットにはできない新しいことを生み出す力、みなで協働してより良い社会を創造する力の育成に努めています。

​​個性と才能を磨く6年間​

​​クラスは​​「特待コース」「本科コース」に分かれています。中学1年生からの4年間では、知識や理論を体得する学び・言語力や計算力をつける「繰り返し」の学び・探究型の本質的で多様な学びによって、日本や世界の難関大学に通用する基盤となる学力を育てていきます。

​​魅力満載な、充実した学校生活と学び​

​​学校生活では「自分で考えて決定し、自分の責任で行動する」ことをモットーに、生徒主体で企画・運営する学校行事や、自分たちで創る生徒会・委員会・サークル活動を推進し、生徒自身の手で新しい学校を創っています。

開智所沢中等教育学校​​の進学実績は?|専門分野で社会貢献するための6年間の学び

​​開智所沢中等教育学校は新しく生まれた学校のため、進学実績がまだありません。この先の未来で高い進学実績を出していくために、個人探究をはじめ、さまざまな分野の体験型フィールドワークと幅広い教科の学びによって自分の得意を伸ばし、専門分野で貢献できる学力をつけていきます。​

​​また、仲間と生活をともにして学ぶ「スキルアップ合宿」や、大学の学部・学科探究や職業探究で将来の目標を確かにする「キャリア・進路学習」などを通して自分の進む道を決め、ハーバード、ケンブリッジ、東大、京大、早慶などの難関大学を目指します。

まとめ

開智所沢中等教育学校の特徴と現在の偏差値、勉強の対策法などについてご紹介しました。人気校なだけあって、入試問題も年々難しくなる傾向にあるため、受験勉強も一筋縄ではいかないことでしょう。お子さまがどの分野を苦手に感じているのか、苦手を克服して強みに変えるべきところはどこかなど、一人ひとりの対策を知りたい場合は個別学習が​おすすめ​です。

トライ​では、お子さまそれぞれの学習ペースや特性に合わせた教育プランをご提案し、​開智所沢​​中等教育学校​​への合格に必要な偏差値を着実に伸ばせるようサポートします。詳細をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

カテゴリーから選ぶ