総合型選抜(旧AO入試)は、学力試験だけでなく、書類審査・面接・小論文・プレゼンテーションなどを通じて、受験生の個性や意欲、これまでの活動を多面的に評価してくれる入試方式です。
特に私立大学では積極的に導入している選抜方式であり、大学ごとに多様なスタイルが用意されているため、自分に合った方法で挑戦できるのが大きな特徴です。
そこで本記事では、総合型選抜の概要とメリット、総合型選抜で私立大学を受験するときに大切なポイント、難関校から地域密着校まで幅広い偏差値帯の、総合型選抜でおすすめの私立大学について詳しく解説します。総合型選抜での私立大学受験を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
総合型選抜(旧AO入試)とは?
総合型選抜は、各大学が掲げる「アドミッション・ポリシー」に受験生がどの程度マッチしているかを多角的に評価し、合否を判断する入試方式です。
一般選抜のように主に学力試験の点数だけで判断するのではなく、学習への意欲や適性、人柄などを総合的に見て判断されます。
ここでは、総合型選抜の概要とメリットについて詳しく見ていきましょう。
総合型選抜(旧AO入試)の概要
2021年度より、それまでの「AO入試」は「総合型選抜」という名称に改められました。それに伴い、学力面の基準がより明確になり、「人物評価」と「学力要件」のバランスを重視した制度へと変化しています。
選抜方法や出願条件は大学や学部ごとに異なりますので、必ず最新の募集要項をチェックしておきましょう。
総合型選抜(旧AO入試)のメリット
総合型選抜には、以下の5つのメリットがあります。
・学力以外の個性や課外活動も評価される
学力だけでなく、部活動やボランティアといった課外活動の取り組みも評価材料となります。
・早い時期に合否が決まる
一般選抜よりも早い段階で合否が出るため、余裕を持って入学準備ができます。
・高校からの推薦が不要な場合が多い
多くの場合、学校からの推薦が不要で、自分の意思で出願しやすいです。
・志望校の受験機会が増える
総合型選抜に加え、一般選抜や他の学部とも併願できる大学もあります。
・一般受験よりも合格のチャンスが広がる大学もある
一般選抜に比べて倍率が低めの学部・学科もあるので、チャンスを広げられます。
総合型選抜の詳しい概要やメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方は、あわせてご覧ください。
「総合型選抜とは?AO入試との違いや選考の仕組みを徹底解説!」
総合型選抜で私立大学を受験するときに大切な5つのこと
総合型選抜では、学力だけでなく対人的能力、コミュニケーション力、臨機応変な対応力や、過去の活動内容も評価対象となるため、入念な準備が欠かせません。大学によって選考の基準や出願資格が異なるため、情報収集と戦略的な対策が重要です。
ここでは、私立大学の総合型選抜に臨む上で押さえておきたい5つの重要なポイントをご紹介します。
アドミッション・ポリシーをしっかり確認する
総合型選抜においては、志望大学・学部がどのような学生を求めているかを示す「アドミッション・ポリシー」の理解が極めて重要です。
アドミッション・ポリシーは各大学の公式サイトや募集要項に掲載されていますので、事前に確認しておきましょう。また、自分の経験や目指す将来像が大学の求める人物像とどう一致しているかを言語化しておくと、説得力のある志望理由書の作成や面接対応が可能となります。
例えば、「地域医療に貢献したい人材」を求めている医学部なら、自身のボランティア経験や地域活動を具体的に伝えると効果的です。医学部志願者の場合、一切のボランティア経験のない人の方が少数派であると見られるので、まさしく伝え方で差がつく部分となります。独りよがりな自己アピールではなく、「大学が求める学生像」に自分がどう合致しているかを意識して、志望理由書や面接でアピールしましょう。
出願条件や評定平均を事前にチェックする
総合型選抜は、大学ごとに出願条件が細かく設定されています。
以下の点に注目して、早めに条件を確認しておきましょう。
- 出願資格に「現役生のみ」などの制限があるか
- 評定平均の基準があるか、あればそれを満たしているか
- 実績や資格が出願の条件になっているか(例:英検®準1級など)
- 同一学部・学科の他の特別選抜や一般選抜、また他の大学との併願が可能か
※年齢により制限しているケースと高校の卒業(見込)年度により制限しているケースの双方があり、特に後者の場合、何らかの事情で高校への入学や高校の卒業が遅くなっていても、出願資格がある可能性もあります。
これらの条件は受験計画を大きく左右するため、志望校が決まり次第、最新の情報をチェックしておくことが大切です。
面接や小論文などの選考方法を把握しておく
総合型選抜では、大学ごとに採用している選抜方法が異なります。どのような形式の試験が行われるのかを早めに調べておくことで、適切な準備が可能になります。
主な選考方法は、以下のとおりです。
・書類審査:志望理由書、推薦書、調査書など
・小論文・作文:テーマに沿って論理的に表現する力を評価
・面接:個人・集団形式、プレゼンテーションを含む場合あり
(形式・内容面ともに比較的自由な自己アピールが要求される事がある)
・学力検査:共通テストや大学独自の試験
・グループディスカッション:他受験生との議論形式
・実技や課題:レポート提出、演技・演奏など
自分が志望する大学の選考方法を確認し、それに合わせた対策を早めに行うことが大切です。
課外活動にも意欲的に取り組む
総合型選抜では、課外活動が大きなアピールポイントになります。部活動や生徒会、ボランティアなどに参加してきた経験は、「主体性」や「熱意」を伝える強力な材料です。
特に評価されやすいポイントは、以下の通りです。
- 自分の意思で行動した経験(主体性)
- 目標を立てて努力し、結果を出した経験
- 活動を通じて学んだことや成長した点
- 困難にぶつかったときの対応や工夫
- 大学での学びにどうつながるか
活動内容そのものよりも、具体的に何をしてきたかが問われます。そのため面接や小論文では、自分の言葉で伝えられるように準備を進めておきましょう。高校1〜2年生の段階から早めに取り組んでおくと良いでしょう。
志望大学の過去問を使って対策する
総合型選抜は、情報が少なく対策しづらいと思われがちですが、正しい準備を行うことで合格の可能性は大きく高まります。
以下の方法を活用して、効率的に対策を進めましょう。
・大学公式サイトで情報を集める
過去の小論文テーマや面接の質問例などが掲載されている可能性があります。
・学校の先生や合格した先輩から情報を収集する
特に地元の大学を受験する場合は、学校の先生や実際に合格した先輩から具体的なアドバイスをもらうことが極めて有効です。
・予備校や進学情報サイトで体験談を読む
受験体験談や過去問の傾向分析など、実践的な情報が得られることがあります。
・過去問がない場合は、出題を予測する
アドミッション・ポリシーや学部の特徴から、どのようなテーマが出題されそうかを予測して、類似問題で対策を行いましょう。
・模擬練習で本番に備える
志望理由書や面接の練習は、高校の先生や塾の講師に見てもらいながら何度も行うのがおすすめです。客観的なフィードバックは、自信にもつながります。
また、大学によっては、過去問が「入試課での閲覧のみ」といった形でしか公開されていないこともあります。
特に現住所から遠く離れた地方大学を志望する場合、できるだけ早く情報収集を始め、過去問の入手計画を立てておくことが大切です。
総合型選抜でおすすめの私立大学20選
ここからは、全国にある私立大学の中から、総合型選抜を実施している代表的な20校を厳選し、地域別にご紹介します。関東地方の早稲田・慶應などの超難関校から、全国各地にある地域に根ざした中堅校まで、さまざまな偏差値帯の私立大学が総合型選抜を積極的に実施しています。
なお、選考方法や出願条件などは年度によって変更される場合があります。出願を検討する際は、必ず各大学の公式ホームページで最新の募集要項を確認してください。
関東地方の私立大学
ここでは、以下の大学をご紹介します。
早稲田大学
早稲田大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 学部ごとに特色ある選抜を実施している
- 留学プログラムが豊富で、国際志向の学生にも最適
- 国際教養学部では9月入学選考や英語での出願も可能
- 必要書類が比較的少なく、複数学部で併願可能な点も受験生にとって大きなメリット
慶應義塾大学
慶應義塾大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 学力以外のリーダーシップや社会貢献、独自の研究・創作活動なども高く評価される
- 在学中にNPO設立などに挑戦する学生もおり、入学後の成長機会が豊富
- 一般選抜と比較して倍率が大きく変わらない学部もあり、受験戦略の幅が広がる
明治大学
明治大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 具体的な研究成果や創作物を持つ受験生が有利で、主体的に活動した実績が評価されやすい
- 1年次から少人数での基礎演習や実習がある
- 一般選抜よりも倍率が低い学部もあり、合格のチャンスが広がる
青山学院大学
青山学院大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 学科ごとに出願資格や評価基準が細かく設定されている
- 一芸に秀でた実績や課外活動も評価対象となる
- 英語力や国際的視野が重視される学科が多く、グローバル志向の学生に適している
日本大学
日本大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 多様な学部・学科があり、受験時に関心に合わせて進路を見つけることができる
- 学力だけでなく人物像や意欲を重視した評価で、「自分らしい」受験が可能
- 実践的な学びやキャリア支援が充実しており、将来につながる学習環境が整っている
早稲田大学
項目 | 内容 |
---|---|
主な方式 | ・地域探求・貢献入試:法学部、教育学部(教育学科教育学専攻生涯教育学専修、教育学科教育学専攻教育心理学専修、教育学科初等教育学専攻、国語国文学科、社会科地理歴史専修、理学科地球科学専修 )、文化構想学部、文学部、人間科学部、スポーツ科学部 ・全国自己推薦入試:社会科学部 ・建築AO入試:創造理工学部(建築学科) ・特別選抜入試:先進理工学部(応用化学科、生命医科学科) ・FACT選抜入試:人間科学部 ・スポーツ自己推薦入試:スポーツ科学部 ・国際教養学部AO入試:国際教養学部 |
共通テスト | ・一部方式・学部で必要(例:地域探究・貢献入試は3科目8割が合格条件、他は不要の場合も多い) |
主な選考内容 |
・地域探求・貢献入試:併願可能、書類審査、共通テスト、総合試験(筆記、論理的思考力を問う)※若干名 ・全国自己推薦入試:社会科学部社会科学科35名 英語資格必要、書類審査、小論文、面接 ・建築AO入試:創造理工学部建築学科約25名 書類審査、筆記試験、面接、実技(ドローイング)※英語資格・共通テストなし ・特別選抜入試:書類審査、面接 ※科学オリンピック等での入賞が必須 ・FACT選抜入試:書類審査、論述試験、面接 ・スポーツ自己推薦入試:書類審査、小論文、面接 ・トップアスリート入試:オリンピックや世界選手権等、国際舞台での活躍を期待できる優れた潜在能力を持つアスリート対象、事前セミナー受講・個別面談必須 ・スポーツサポート歴入試:運動部活動やスポーツチームなどにおける「ささえる」活動経験を評価、書類審査、レポート課題、口述試験(プレゼンテーション)、共通テスト ・国際教養学部AO入試:国際教養学科100名 書類審査、Critical Writing、志望理由のエッセイ |
募集人数 | ・学部・方式ごとに異なる(例:国際教養学部AO入試:100名、全国自己推薦入試:35名、建築AO入試:25名) |
評定平均要件 | ・一部方式で必要(例:FACT選抜:評定平均3.9以上、スポーツ自己推薦入試:評定平均3.5以上) |
英語資格要件 | ・一部方式・学部で必要(例:国際教養学部AO入試、FACT選抜) |
併願 | ・可 |
主な特徴 | ・学部ごとに特色ある選抜方式を実施し、地域貢献からトップアスリートまで幅広い人材を受け入れている ・書類・面接・小論文・プレゼンなど多面的に評価される |
※参照:Admissions Center 早稲田大学 入学センター
慶應義塾大学
項目 | 内容 |
---|---|
主な方式 | ・自主応募制推薦入試:文学部 ・FIT入試:法学部 ・AO入試:理工学部、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 |
・自主応募制推薦入試:書類審査、総合考査I、総合考査II ・FIT入試(A方式):書類審査、 論述試験(模擬講義に基づいて出題)、口頭試問 ・FIT入試(B方式):書類審査、面接、総合考査I、総合考査II ・AO入試:書類審査・面接 ※理工学部では総合審査も課される |
募集人数 | ・学部・方式ごとに異なる(例:文学部:120名、法学部:160名、総合政策学部150名)※秋入学者の人数も含む |
評定平均要件 | ・一部方式で必要(例:自主応募制推薦入試は評定平均4.1以上、FIT入試はB方式出願者で4.0以上、AO入試で理工学部出願者は4.0以上、看護医療学部B方式は4.5以上)※教科・科目毎の基準あり |
英語資格要件 | ・不要 |
併願 | ・原則不可 ※ただし、FIT入試で同一学科を志望する場合、A方式とB方式の併願は可能 |
主な特徴 | ・文系・理系を問わず独自性の高い選考方式で、思考力と人間性を重視した評価を行っている |
明治大学
項目 | 内容 |
---|---|
主な方式 | ・自己推薦特別入学試験:文学部、農学部、国際日本学部、総合数理学部 ・公募制特別入学試験 (大学入学共通テスト利用):商学部 ・公募制特別入学試験(全国商業高等学校長協会 会員校対象):商学部 ・地域農業振興特別入学試験:農学部(食料環境政策学科) ・グローバル型特別入学試験:政治経済学部 ・アドミッション・オフィス(AO)入学試験:理工学部(電気電子生命学科、機械情報工学科、建築学科、応用化学科) |
共通テスト | ・公募制特別入学試験(商学部のみ)では、共通テストが必要 |
主な選考内容 |
・文学部:書類審査、小論文、口頭試問 ・国際日本学部:書類審査、小論文、口頭試問 ・農学部(自己推薦特別入学試験):書類審査、講義についての筆記試験、面接 ・農学部(地域農業振興特別入学試験):書類審査、プレゼンテーション、面接 ・総合数理学部(現象数理学科):学力考査(数学)、口頭試問 ・総合数理学部(先端メディアサイエンス学科):確認テスト(数学)、プレゼンテーション、口頭試問 ・商学部(大学入学共通テスト利用):書類審査、共通テスト ・商学部(全国商業高等学校校長協会 会員校対象 ※商業高校のみ対象、簿記検定試験合格等の細かい取得資格の要件あり):書類審査、口頭試問 ・政治経済学部:書類審査、総合試験、口頭試問 ・理工学部(電気電子生命学科):書類審査、学力考査(数学・英語)、口頭試問 ・理工学部(機械情報工学科):書類審査、口頭試問 ・理工学部(応用化学科):書類審査、口頭試問 ・理工学部(建築学科):書類審査、成果物、造形による試験、プレゼンテーション、口頭試問 |
募集人数 | ・学部ごとに異なる 下記一例 ・文学部:40名、商学部:65名、政治経済学部:35名、理工学部:22名 |
評定平均要件 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・文学部:評定平均3.5以上 ・農学部:評定平均4.0以上または評定平均3.5以上&優れた活動歴(農芸化学科のみ、評定平均4.3以上または評定平均4.0以上&優れた活動歴) ・建築学部(建築学科):3教科(数学・理科・英語)の評定平均が3.8以上 |
英語資格要件 | ・下記の方式・学部は、出願要件として必要としている ・自己推薦特別入学試験:国際日本学部 ・公募制特別入学試験(全国商業高等学校長協会 会員校対象):商学部 ・グローバル型特別入学試験:政治経済学部 |
併願 | ・可 ※ただし、以下の方式では専願型 ・自己推薦特別入試(文学部、農学部、国際日本学部、総合数理学部) ・アドミッションズ・オフィス入試(理工学部) ・地域農業振興特別入試(農学部) ※自己推薦特別入試では、食料環境政策学科に限り併願可能 |
主な特徴 | ・研究成果や創作活動など具体的な実績を重視し、専門分野への適性を多角的に評価している |
※参照:明治大学 入試総合サイト
青山学院大学
項目 | 内容 |
---|---|
主な方式 | ・スポーツに優れた者の入学者選抜:文学部(史学科・比較芸術学科)、教育人間科学部(教育学科)、法学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部、社会情報学部、コミュニティ人間科学部 ・自己推薦入学者選抜:文学部(英米文学科、史学科、比較芸術学科)、地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 |
・スポーツに優れた者の入学者選抜:書類審査、小論文、面接 ・自己推薦入学者選抜:学部・学科ごとに異なる ・文学部(英米文学科):書類審査、小論文、面接 ・文学部(史学科):書類審査、筆記試験(歴史分野の学力が問われる)、面接 ・文学部(比較芸術学科):書類審査、筆記試験(芸術に関する基礎知識が問われる)、面接 ・地球社会共生学部:書類審査、小論文、面接 ・コミュニティ人間科学部:書類審査、小論文、面接 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・文学部(英米文学科):約30名 ・文学部(史学科):約13名 ・地球社会共生学部:約31名 |
評定平均要件 | ・スポーツに優れた者の入学者選抜:評定平均3.5以上 ・自己推薦入学者選抜:学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・文学部(英米文学科):評定平均の要件なし ・文学部(史学科):評定平均4.0または全体の評定平均3.8以上かつ「世界史探求」「日本史探求」のいずれかが4.5以上 ・コミュニティ人間科学部:評定平均3.5以上 |
英語資格要件 | ・自己推薦入学者選抜における以下の学部・学科では、必要としている ・文学部(英米文学科) ・地球社会共生学部 |
併願 | ・可 ※ただし、「スポーツに優れた者の入学者選抜方式」は専願型 |
主な特徴 | ・スポーツに優れた者の入学者選抜では、全国レベルの実績が必要 ・文学部(英米文学科)の小論文と面接は、日本語と英語の両方のスキルが求められる |
日本大学
項目 | 内容 |
---|---|
主な方式 | ・法学部、文理学部、経済学部、商学部、芸術学部、国際関係学部、危機管理学部、スポーツ科学部、理工学部、生産工学部、工学部、松戸歯学部、生物資源科学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・法学部:書類審査、筆記試験、口頭試問、面接 ・文理学部(英文学科):書類審査、小論文(英語)、口頭試問(日本語・英語) ・商学部:書類審査、小論文(事前課題)、プレゼンテーション、面接 ・松戸歯学部:書類審査、基礎学力検査(英語・数学・現代文)、小論文、面接 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・法学部(法律学科):10名 ・商学部(商業学科):18名 ・理工学部(機械工学科):7名 ・松戸歯学部:20名 |
評定平均要件 | ・学部・学科によって異なる 下記一例 ・文理学部(教育学科):評定平均3.5以上 ・商学部:評定平均3.3以上 |
英語資格要件 | ・出願要件として必須とする学部 ・文理学部(英文学科) ・理工学部(航空宇宙工学科) ・国際関係学部(※英語資格を必須としない方式もあり) ・出願要件の一部として設定している学部 ・法学部 ・経済学部 ・危機管理学部 |
併願 | ・可 ※ただし、以下の学部は専願型 ・商学部 ・法学部 ・経済学部 ・国際関係学部 ・芸術学部 ・危機管理学部 ・スポーツ科学部 ・松戸歯学部 ・生物資源科学部 |
主な特徴 | ・学科ごとに出願要件や選考方法が大きく異なる |
※参照:総合型選抜|日本大学
その他東日本の私立大学
ここでは、以下の大学をご紹介します。
藤女子大学(北海道)
藤女子大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 面接や小論文・課題提出などを通じて受験生を多面的に評価する制度を整備している
- 学部・学科別に専用資料やサンプル問題の提供があり、出願前に具体的な対策が可能
- 自己推薦型で高校からの推薦不要な方式を採用しており、意欲ある個人が自分で挑戦しやすいことも大きなメリット
岩手医科大学(岩手県)
岩手医科大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 「地域医療への貢献意欲」が重視される
- 医学部AO入試は「地域枠」もあり、地元出身者や地域医療志望者に有利
- 奨学金や修学資金貸与制度など、経済的サポートも充実している
東北学院大学(宮城県)
東北学院大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 学部ごとに求める人物像が明確に設定されている
- キリスト教精神や地域社会への貢献意欲など、大学の理念に共感する学生が評価されやすい
- 地域連携やボランティア活動など、社会貢献活動に積極的な学生に向いている
茨城キリスト教大学(茨城県)
茨城キリスト教大学の総合型選抜がおすすめの理由
- オーラル・プレゼンテーション型選抜もあり、自己表現力を直接アピールできる
- 国際交流や留学プログラムが充実し、グローバルな学びが可能
- 教員・保育士・栄養士など、資格取得を目指す学生へのサポートも充実している
南山大学(愛知県)
南山大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 学部によっては語学資格やボランティア活動など、専門分野に関連する実績が評価されやすい
- 評定平均値の制限がなく、成績に自信がなくても挑戦しやすい方式もある
- キリスト教精神に基づく教育で、多様性や国際性を重視した人材育成を行っている
- 国際交流や留学プログラムが充実し、グローバルなキャリア形成に最適な環境
藤女子大学(北海道)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・文学部 ・ウェルビーイング学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・文学部 ・英語文化学科:書類審査、個別面接 ・日本語・日本文学科:書類審査、課題レポート、プレゼンテーション、面接 ・文化総合学科:書類審査、課題レポート、プレゼンテーション、面接 ・ウェルビーイング学部(※Ⅰ期・Ⅱ期ともに実施) ・地域創生学科:書類審査、活動報告書、プレゼンテーション、面接 ・食環境マネジメント学科:書類審査、活動報告書、グループディスカッション、プレゼンテーション、面接 ・子ども教育学科: Ⅰ期:書類審査、課題レポート、面接 Ⅱ期:書類審査、小論文、面接 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・英語文化学科:17名 ・日本語・日本文学科:20名 ・文化総合学科:15名 ・ウェルビーイング学部各学科:10〜12名 |
評定平均要件 | ・なし |
併願 | ・可 ※一部専願方式あり |
主な特徴 | ・総合型選抜では志望動機や将来目標をも重視される |
※参照:藤女子大学 総合型選抜入学試験
岩手医科大学(岩手県)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・医学部のみ |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・書類審査、学力試験(英語・数学・理科)、面接 |
募集人数 | ・約8名 |
評定平均要件 | ・評定平均3.8以上必要 |
併願 | ・不可 |
主な特徴 | ・地域医療医師育成特別枠なので、地域医療に貢献する意欲や適性を重視 ※近親者ではない同窓会会員からの推薦が必要 |
※参照:入試概要|岩手医科大学
東北学院大学(宮城県)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・文学部、経済学部、経営学部、法学部、工学部、地域総合学部、情報学部、人間科学部、国際学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・第一次選抜審査:書類審査、面接 ※学科によってはプレゼンテーションやディスカッション、英語資格の評価等も行われる ・第二次選抜審査:書類審査の評価(A〜C)によって異なる 評価がAまたはBの場合:書類審査、小論文 評価がCの場合:小論文、面接 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・文学部(英米学科):23名 ・経済学部(経済学科):33名 ・工学部(機械知能工学科):10名 ※上記は、A日程(9月出願)の場合 |
評定平均要件 | ・なし |
英語資格要件 | ・出願要件として必須とする学部 ・なし ・加点対象とする学部 ・文学部(英文学科) |
併願 | ・不可 |
主な特徴 | ・書類審査の評価によって、ニ次選考の内容が異なる |
※参照:入学者選抜|東北学院大学
茨城キリスト教大学(茨城県)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・文学部、生活科学部、経営学部、看護学部、未来教養学環 |
主な方式 | ・1期:トピック・レポート型 併願可,看護学部(看護学科)のみ3.5以上 ・2期:オーラル・プレゼンテーション型、看護学部(看護学科)のみ3.0以上 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・トピック・レポート型 :書類審査、課題、面接 ・オーラル・プレゼンテーション型:書類審査、オーラル・プレゼンテーション(口頭発表)、面接 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・文学部(英文学科) ・経営学部(経営学科):10名(1期・2期合計) ・看護学部看護学科:10名(1期・2期合計) |
評定平均要件 | ・トピック・レポート型 :評定平均は、看護学部(看護学科)のみ3.5以上必要 ・オーラル・プレゼンテーション型:評定平均は、看護学部(看護学科)のみ3.0以上必要 |
併願 | ・可 |
主な特徴 | ・大学とのマッチングや個性・能力を重視 |
南山大学(愛知県)
項目 | 内容 |
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主な方式 | ・資格・検定試験活用型:外国語学部、経営学部、法学部 ・プレゼンテーション型:人文学部(キリスト教学科、人類文化学科)、経済学部、総合政策学部、理工学部、国際教養学部 ・講義体験型:人文学部(日本文化学科)、外国語学部(アジア学科) ・グループワーク型:人文学部(心理人間学科) |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・資格・検定試験活用型:書類審査、小論文、面接 ・プレゼンテーション型:書類審査、小論文、プレゼンテーション ・講義体験型:書類審査、小論文(講義受講を含む)、面接 ・グループワーク型:書類審査、小論文、グループワーク、面接 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・外国語学部(英米学科):10名 ・経営学部(経営学科):15名 ・理工学部(電子情報工学科):5名 |
評定平均要件 | ・なし |
英語資格要件 | ・資格・検定試験活用型では、審査対象となる |
併願 | ・可 |
主な特徴 | ・プレゼンテーション型・講義体験型など体験重視の選考で、学びへの適性を見極めている |
近畿地方の私立大学
ここでは、以下の大学をご紹介します。
関西大学(大阪府)
関西大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 学部によっては評定平均や資格などの出願条件が異なる
- グループディスカッションなど、単なる面接や小論文にとどまらない
- 入学後はキャリア支援や課外活動が充実しており、就職実績も高い
関西学院大学(兵庫県)
関西学院大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 複数の総合型選抜方式があり、自分の適性に合った受験方法を選べる
- 探究評価型では、学校内外での探究活動や課題研究の成果が評価される。
- グローバル型では、英語資格や国際経験を活かして出願でき、国際志向の学生に適している
同志社大学(京都府)
同志社大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 知識だけでなく人間性や主体性が重視される。
- 評定平均などの出願条件が比較的緩やかな学部も多い
- 入学後は、少人数教育や国際交流プログラムが充実している
立命館大学(京都府)
立命館大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 15学部で25種類以上の総合型選抜方式を実施している
- 英語資格(英検®2級以上など)を求める方式が多い
- 学力試験を課さない方式もあり、自己アピールなどで合格を目指せる
- 一般入試よりも倍率が低い方式もある
近畿大学(大阪府)
近畿大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 出願時に評定平均の制限がない学部も多い
- 「グローバルキャリア志向型」「ビジネス・データサイエンス志向型」「起業志向型」など、志向に合わせた選抜方式がある
- 実務経験の機会が豊富で、学問とキャリアの成長を両立できる環境が整っている
- 他大学との併願も可能で、受験戦略の幅が広がる
関西大学(大阪府)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・法学部、文学部、経済学部、商学部、社会学部、政策創造学部、外国語学部、人間健康学部、総合情報学部、社会安全学部、システム理工学部、環境都市工学部、化学生命工学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・方式・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・法学部(英語運用能力重視型):書類審査、英文の資料の内容を読み解く問題、面接(口頭試問を含む) ・文学部(論文評価型):書類審査、小論文、面接 ・環境都市工学部(活動実績評価型):書類審査、面接(口頭試問を含む) ・化学生命工学部(関大メディカルポリマー型):書類審査、面接、セミナー受講後にレポート作成 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・法学部:25名 ・商学部:5名 ・システム理工学部:10名 ・化学生命工学部:11名 |
評定平均要件 | ・一部の方式・学部・学科では、必要 下記一例 ・文学部(論文評価型):3.5以上 ・商学部:3.5以上 ・システム理工学部(活動実績評価型):3.5以上 |
英語資格要件 | ・一部の方式・学部・学科では、必要 下記一例 ・法学部(英語運用能力重視型) ・文学部(外国語能力重視型) ・外国語学部(中国語プログラムを除く) |
併願 | ・可 |
主な特徴 | ・英語運用能力から活動実績まで、学部の特色に応じた多彩な評価軸を設けている多種多様な方式がある |
※参照:AO入試|関西大学
関西学院大学(兵庫県)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | 全学部で実施される ・神学部、文学部、社会学部、法学部、経済学部、商学部、人間福祉学部、国際学部、教育学部、総合政策学部、理学部、工学部、生命環境学部、建築学部 |
主な方式 | ・探究評価型入学試験:全学部で実施される ・グローバル入学試験:全学部で実施される ・学部特色入学試験:法学部、社会学部以外で実施 ・スポーツ選抜入学試験:全学部で実施される ※学部毎に募集競技種目が異なる |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・探究評価型入学試験:書類審査、面接(口頭試問またはプレゼンテーションを含む) ※ただし、国際学部は「書類審査、プレゼンテーション、グループディスカッション) ・グローバル入学試験:書類審査、筆記審査(日本語・英語)、面接 ただし、国際学部は「面接」の代わりに「グループディスカッション」を実施 ・学部特色入学試験:学部によって異なる 下記一例 ・神学部 :講義を受講後のリポート作成・面接 ・文学部 :書類審査、筆記審査(日本語・英語)、面接 ・経済学部:書類審査、筆記審査(日本語小論文)、面接 ・理学部 :書類審査、論述審査(数学・理科)、面接 ・建築学部:書類審査、実技審査、面接 ・スポーツ選抜入学試験:書類審査、小論文、面接 ※ただし、国際学部は、書類審査、小論文、グループディスカション |
募集人数 | ・方式・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・探究評価型入学試験:文学部は10名、国際学部は10名、理学部は若干名、工学部は若干名 ・グローバル入学試験:文学部は10名、国際学部は25名、理学部は若干名、工学部は若干名 ※帰国生徒入学試験も含む ・学部特色入学試験 :文学部は若干名、国際学部は5名(社会人も含む)、理学部は11名、工学部は16名 ・スポーツ選抜入学試験:文学部は15名、国際学部は15名、理学部は若干名、工学部は若干名 |
評定平均要件 | ・方式・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・学部特色入学試験(経済学部):数学の評定平均が4.0以上または数検2級以上 ・学部特色入学試験(商学部):評定平均が4.3以上 ・スポーツ選抜入学試験(国際学部):評定平均が3.3以上かつ外国語の評定平均が3.8以上 |
英語資格要件 | ・方式・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・学部特色入学試験(神学部、国際学部、建築学部以外の全ての学部) ・スポーツ選抜入学試験 ※ただし、「スポーツ選抜入学試験」では、スコアの提出が必要だが基準は設けられていない |
併願 | ・不可 |
主な特徴 | ・4つの方式で多面的評価 |
※参照:入試要項|関西学院大学
同志社大学(京都府)
項目 | 内容 |
---|---|
主な方式 | ・アドミッションズオフィス方式による入学者選抜(AO入試):商学部(商学科フレックス複合コース)、文化情報学部、生命医科学部(医情報学科)、スポーツ健康科学部 ・自己推薦入学試験:神学部、社会学部(社会学科を除く)、法学部、経済学部、スポーツ健康科学部、心理学部、グローバル・コミュニケーション学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・学部・学科によって異なる
・商学部(商学科フレックス複合コース):書類審査、小論文、面接 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・商学部(商学科フレックス複合コース):10名 ・生命医学部(医情報学科):2名 ・法学部(法律学科):15名 |
評定平均要件 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・文化情報学部:英語、国語、数学のいずれかが4.0以上 ・生命医科学部(医情報学科):3.8以上 ・スポーツ健康科学部:3.2以上(自己推薦入学試験を利用した場合) ・※AO入試を利用した場合は、評定平均の要件はなし |
英語資格要件 | 商学部(商学科フレックス複合コース)、法学部、経済学部、心理学部、グローバル・コミュニケーション学部 では、出願要件として英検®準1級相当のスコアが必須 ※商学部では英検®は出願資格に該当しない |
併願 | ・可 |
主な特徴 | ・書類・小論文・面接・プレゼン等で多面的に評価 |
立命館大学(京都府)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・法学部、産業社会学部、国際関係学部、文学部、経営学部、政策科学部、総合心理学部、グローバル教養学部、映像学部、スポーツ健康科学部、食マネジメント学部、情報理工学部、理工学部、生命科学部、薬学部 |
主な方式 | ・AO選抜入学試験:法学部を除く学部にて実施 ・文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入学試験:グローバル教養学部、国際関係学部アメリカン大学・立命館大学国際連携学科以外の学部 ・スポーツ能力に優れた者の特別選抜入学試験:グローバル教養学部、国際関係学部アメリカン大学・立命館大学国際連携学科以外の学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・AO選抜入学試験:学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・国際関係学部(国際関係学専攻講義選抜方式):書類審査、講義受講後の小論文 ・経済学部(英語重視方式):書類審査、 面接(英語での質疑応答を含む) ・情報理工学部(ISSE方式):書類審査(英語エッセイの提出を含む)、面接(英語のみ) ・文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入学試験:書類審査、小論文、面接、口頭試問 ・スポーツ能力に優れた者の特別選抜入学試験:書類審査、小論文、面接、口頭試問 |
募集人数 | ・方式・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・AO選抜入学試験(経済学部 英語重視方式):8名 ・文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入学試験(文学部 人文学科):8名 ・スポーツ能力に優れた者の特別選抜入学試験(スポーツ健康学部):32名 |
評定平均要件 | ・一部方式で必要 下記一例 ・スポーツ能力に優れた者の特別選抜入学試験(スポーツ健康科学部):3.2以上 ・文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入学試験(法学部):3.2以上 |
英語資格要件 | ・一部方式・学部・学科で必要 下記一例 ・AO選抜入学試験(経済学部 英語重視方式) ・AO選抜入学試験(国際関係学部 国際関係学専攻講義選抜方式) ・AO選抜入学試験(文学部 国際方式):学域により英語・その他外国語資格が必要) |
併願 | ・可 |
主な特徴 | ・2026年4月にデザイン・アート学部が設置予定 ・15学部で25種類以上の選抜方式を展開し、国際性と専門性を両立した人材育成を目指している |
※参照:総合型選抜(AO・文芸・スポーツ選抜)|立命館大学
近畿大学(大阪府)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・経済学部、理工学部、文芸学部、総合社会学部、国際学部、情報学部、生物理工学部、工学部、産業理工学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・方式・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・経済学部(総合型選抜A):書類審査、小論文、口頭試問 ・文芸学部(文化デザイン学科):書類審査、プレゼンテーション、グループディスカッション ・国際学部(グローバル専攻):書類審査、筆記試験(日本語・英語)、口頭試問(日本語・英語) ・情報学部:書類審査、プレゼンテーション、口頭試問 ・工学部:書類審査、学力テスト(数学)、口頭試問 |
募集人数 | ・方式・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・経済学部:約10名 ・文芸学部:約20名 ・情報学部:約15名 ・工学部 :約40名 |
評定平均要件 | ・方式・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・理工学部(応用化学科):理科、数学、英語が3.5以上 ・理工学部(数学コース):数学が4.0以上 |
英語資格要件 | ・下記の学部では、必要 ・経済学部(総合型選抜Aの方式の場合) ・国際学部 |
併願 | ・可 |
主な特徴 | ・2026年度より経営学部・国際学部(国際学科 東アジア専攻 中国語コース)でも導入予定 |
その他西日本の私立大学
ここでは、以下の大学をご紹介します。
広島修道大学(広島県)
広島修道大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 広島・中国地方の課題解決志向の学生を積極的に評価している
- 自分の特技や経験を直接アピールできる
- 学部・学科ごとに多様な選考方法を導入し、主体性や協調性、課題発見・解決力を評価している
- 合格者には、入学前教育や学習サポートが用意されている
- 地域連携活動やボランティア、国際交流プログラムも充実している
松山大学(愛媛県)
松山大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 学力だけでなく思考力や意欲、将来の目標が評価される
- 経済学部や経営学部では、成績優秀者枠・資格取得者枠・活動実績枠など複数の出願枠が用意されており、自分の強みを活かして挑戦できる
福岡大学(福岡県)
福岡大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 地元志向や社会貢献意欲のある学生を積極的に受け入れている
- 専願制なので、「福岡大学で学びたい」という強い意志や、地域・社会への貢献意識が重視される
- 入学後は地域連携プロジェクトなど、実践的な学びの機会が豊富
長崎総合科学大学(長崎県)
長崎総合科学大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 工学・情報学分野に特化している大学
- 実学・実践教育を重視している
- Ⅰ期~V期まであり、受験機会が多い
立命館アジア太平洋大学(大分県)
立命館アジア太平洋大学の総合型選抜がおすすめの理由
- 世界90ヶ国・地域から学生が集まる多文化キャンパスが魅力
- 「大学で何を学び、どう社会に貢献したいか」という明確なビジョンや、異文化共生への意欲が重視される
- 受験チャンスが多く、国内外からの多様なバックグラウンドを持つ学生が挑戦しやすい
- 入学後は海外留学や国際インターンシップなどのプロジェクトに積極的に参加できる
広島修道大学(広島県)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・商学部、人文学部、法学部、経済科学部、人間環境学部、健康科学部、国際コミュニティ学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・方式・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・商学部(活動実績重視方式):書類審査、小論文、面接 ・人文学部(社会学科):書類審査、課題小論文、集団面接 ・人文学部(英語英文学科 課題図書方式):書類審査、英語力試験、面接 ・健康科学部(心理学科):書類審査、課題図書に関する筆記試験、集団活動試験、集団討論 ・国際コミュニティ学部:書類審査、課題図書に関する小論文、面接 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・商学部(商学科):19名 ・人文学部(教育学科):12名 ・法学部:20名 ・健康科学部(心理学科):5名 |
評定平均要件 | ・なし |
併願 | ・不可 |
主な特徴 | ・専願制なので注意が必要 ・配点が明示されている |
※参照:総合型選抜|広島修道大学
松山大学(愛媛県)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・人文学部(英語英米文学科)、経済学部、経営学部、薬学部 |
主な方式 | ・総合型選抜【Ⅰ期日程】:人文学部(英語英米文学科) ・総合型選抜【Ⅱ期日程】:経済学部、経営学部、人文学部(英語英米文学科)、薬学部 |
共通テスト | ・不要(総合型選抜では課されない) |
主な選考内容 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・総合型選抜【Ⅰ期日程 資格取得型】:書類審査、筆記試験(英語)、面接(日本語と英語で実施) ・総合型選抜【Ⅰ期日程 学修意欲型】:書類審査、筆記試験(小論文)、面接 ・総合型選抜【Ⅱ期日程 薬学部】:書類審査、筆記試験(小論文)、面接(口頭試問を含む) |
募集人数 | ・日程・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・総合型選抜【Ⅰ期日程 人文学部 英語英米文学科】:25名 ・総合型選抜【Ⅰ期日程 経済学部】:62名 ・総合型選抜【Ⅱ期日程 薬学部】:10名 |
評定平均要件 | ・経済学部、Ⅱ期の人文学部英語英米文学科や薬学部:評定平均の要件あり ※資格があれば評定平均は不問 ・主要6教科(国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語)で3.5以上 |
併願 | ・可 |
主な特徴 | ・学部・方式ごとに選考内容や出願要件が異なる |
※参照:入学試験要項|松山大学
福岡大学(福岡県)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | 法学部、経済学部、商学部、商学部第二部、理学部、工学部、スポーツ科学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・法学部:専願、小類審査、小論文、グループディスカッション、面接 ・経済学部:専願、書類審査、小論文、面接 ・商学部、商学部第二部:書類審査、面接、小論文 ・理学部:書類等審査、面接(口頭試問を含む)※学科によりプレゼンテーションやセミナーと理解度確認テストも課される ・工学部:書類審査、面接(口頭試問を含む)※建築学科ではスケッチ、それ以外では小論文が課される ・スポーツ科学部(スポーツ科学科):書類審査、体育実技、面接 ・スポーツ科学部(健康運動科学科):書類審査、グループディスカッション、面接 |
募集人数 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・法学部(法律学科):15名 ・経済学部(経済学科):10名 ・商学部(商学科):5名 ・理学部(物理科学科):2名 ・工学部(化学システム工学科):3名 |
評定平均要件 | ・学部・学科ごとに異なる 下記一例 ・理学部(物理科学科):3.8以上 ※課外活動経験があれば評定平均は不問 ・工学部(機械工学科):3.5以上 |
英語・資格要件 | ・商学部や商学部第二部では、二次(最終)選考のほか、一次選考でも合否判定の際に評価される |
併願 | ・不可 |
主な特徴 | ・専願制なので注意が必要 |
※参照:総合型選抜入学試験要項|福岡大学
長崎総合科学大学(長崎県)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・工学部、総合情報学部 |
主な方式 | ・Ⅰ期 ・Ⅱ期(女性枠あり) ・Ⅲ期 ・Ⅳ期 ・Ⅴ期 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・書類審査、プレゼンテーション、個別面接 |
募集人数 | ・工学部:30名 ・総合情報学部:20名 |
評定平均要件 | ・なし |
併願 | ・不可 |
主な特徴 | ・女性枠が設置されている |
立命館アジア太平洋大学(大分県)
項目 | 内容 |
---|---|
実施学部 | ・アジア太平洋学部、国際経営学部、サステイナビリティ観光学部 |
主な方式 | ・総合評価方式・探究型:全学部 ・総合評価方式・論述型:全学部 ・活動アピール方式:全学部 |
共通テスト | ・不要 |
主な選考内容 | ・総合評価方式・探究型:書類審査、面接(口頭試問を含む)、オンライン解答試験 ・総合評価方式・論述型:書類審査、録画面接、オンライン解答試験 ・活動アピール方式:書類審査、面接 |
募集人数 | ・方式ごとに異なる ・総合評価方式:各学部で27名 ・活動アピール方式(アジア太平洋学部):51名 ・活動アピール方式(国際経営学部、サステイナビリティ観光学部):各学部48名 |
評定平均要件 | ・なし |
英語資格要件 | ・活動アピール方式(英語基準出願者のみ)では、必要 |
併願 | ・可 |
主な特徴 | ・独自の探究型・論述型・活動アピール方式で多面的に評価 |
まとめ
今回の記事では、総合型選抜の概要やメリット、そして地域別のおすすめ私立大学について詳しく解説しました。
総合型選抜は、学力試験だけでは測れない個性や意欲、将来のビジョンを評価する入試方式です。特に私立大学では、面接やプレゼンテーションなど独自の選考方式を導入しているケースが多いため、志望校ごとの情報をしっかり把握し、受験戦略を立てることが重要です。
「志望理由書の書き方に自信がない」「どうやってアピールすればいいかわからない」という方は、早めに対策を始めることで、受験に向けた準備をスムーズに進めることができます。
トライでは、総合型選抜に特化したコースをご用意しており、生徒一人ひとりの目標や強みに合わせた指導が可能です。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。




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