2025/09/10

早慶上理ICUとは?偏差値・就職先で決める後悔しない大学の選び方

後悔しない大学を選ぶためには、偏差値という一つの軸だけでなく、あなた自身の価値観と大学の個性を深く理解し志望校を決めることが重要です。

「早慶上理ICU」は、私立最難関大学群として有名でどの大学も魅力的で志望校選びに迷うことはありませんか?知名度や偏差値といった表面的な情報だけで選んでしまうと、「こんなはずではなかった」という入学後のミスマッチを招く危険性もあります。

この記事では、単なる大学の序列紹介だけでなく、偏差値や就職先といった客観的なデータはもちろん、各大学が持つ独自の校風や学びの特色までを深く掘り下げます。これから志望校を決める受験生の皆さんはぜひ参考にしてください。

目次

早慶上理ICUの基本情報

まず、早慶上理ICUの名前の由来や含まれる大学、他の大学群との偏差値による序列について見ていきます。

早慶上理ICUの呼び名の由来と歴史

「早慶上智」という言葉は、1970年代頃から予備校関係者や受験生の間で使われ始めた大学群の呼び方です。その後、東京理科大学の難易度上昇に伴い「早慶上理」という呼び方が広まったと考えられます。さらにICUが加わり、近年「早慶上理ICU」の呼び名が定着しています。

早慶上理ICUを構成する5つの大学

早慶上理ICUは、以下の5大学の頭文字を取った通称です。

 ・ 早 :早稲田大学
 ・ 慶 :慶應義塾大学
 ・ 上 :上智大学
 ・ 理 :東京理科大学
 ・ ICU :国際基督教大学(International Christian University)

ICUを除く4大学は、いずれも長い歴史があるのが特徴です。早慶上理ICUは、独自の教育理念を持ち、卒業生が社会の様々な分野で活躍しているという共通点があります。

他の大学群との立ち位置は?東京一工(東京科学大)・GMARCHと比較

早慶上理ICUがどのレベルに位置するのか、他の大学群と比較して見てみましょう。
※偏差値参照:河合塾 Kei-Net 大学検索システム

大学群 ​​主な大学 ​​偏差値における序列
早慶上理ICU 早稲田大
慶應義塾大
上智大
東京理科大
国際基督教大
・ 偏差値:52.5~72.5(※例外あり)
・ 国内最難関の私立大学群
・ 学部によってはGMARCH上位学部と進学先を比較するケースも
・ GMARCHを志望する受験生がチャレンジ校として目指すことが多い
​​東京一工
(東京科学大)
東京大
京都大
一橋大
東京科学大
(旧 東京工業大)
・ 偏差値:50.0~72.5
・ 国内最難関の国立大学群
・ 東京工業大学は、2024年に東京医科歯科大学と統合し、東京科学大学に名称変更
・ 全国トップ層の受験生(医学部や海外大学も検討する層)が第一志望として目指すケースが多い
​​GMARCH 学習院大
明治大
青山学院大
立教大
中央大
法政大
・ 偏差値:52.5~67.5
・ 首都圏に位置する人気の高い難関私立大学群
・ 多くの私立大学志望者の目標となる

早慶上理ICUの偏差値は、国立大学の東京一工(東京科学大)に迫る難易度です。ただし、私立大学と国立大学では入試科目数などが大きく異なり、単純な比較はできません。総合的な学力が問われる東京一工(東京科学大)の方が一般的には難易度が高いとされますが、一方で、早慶上理ICUのように特定科目の比重が高い入試では、得意科目を活かせる一方で苦手科目が足を引っ張ることもあります。そのため、東京一工には合格しても、早慶の入試では不合格になるといったケースも珍しくありません。

早慶上理ICU徹底比較|学部構成・偏差値・立地から見える大学の特徴

ここでは、早慶上理ICUの各大学について、学部構成や偏差値、キャンパスの立地といった具体的なデータを基に、それぞれの大学が持つ個性や特徴をさらに詳しく見ていきましょう。

大学別|早慶上理ICUの学部構成・偏差値一覧

各大学の代表的な学部と、おおよその偏差値をまとめました。学部ごとの偏差値を知りたい方は参考にしてみてください。なお、偏差値は河合塾が公表しているものです。

※偏差値・大学共通テスト得点率参照:河合塾 Kei-Net 大学検索システム

早稲田大学

学部 ​​偏差値 ​​共通テスト得点率
文学部 67.5~70.0 96%
※共通テストは1科目(英語)利用方式
​​教育学部 62.5~65.0 78%~83%
​​国際教養学部 70.0 87%
​​文化構想学部 67.5~70.0 96%
※共通テストは1科目(英語)利用方式
​​社会科学部 70.0 88%~89%
法学部 67.5 91%
​​政治経済学部 67.5~70.0 88%~92%
​​商学部 65.0~67.5 記載なし
基幹理工学部 65.0~67.5 記載なし
​​創造理工学部 62.5~65.0 記載なし
​​先進理工学部 65.0~67.5 記載なし
​​スポーツ科学部 記載なし 78%~91%
​​人間科学部 60.0~67.5 81%~88%

慶應義塾大学

学部 ​​偏差値 ​​共通テスト得点率
法学部 65.0~67.5
​​総合政策学部 70.0
​​経済学部 67.5
​​商学部 65.0~67.5
​​理工学部 65.0
​​​​医学部 72.5 ​​-
​​薬学部 60.0~62.5
​​​​看護医療学部 57.5 ​​-
​​環境情報学部 70.0

上智大学

学部 偏差値 ​​共通テスト得点率
文学部 57.5~67.5 81%~89%
​​神学部 55.0 74%~83%
​​外国語学部 57.5~67.5 77%~90%
​​総合人間科学部 52.5~67.5 74%~88%
​​総合グローバル学部 65.0 85%~89%
​​​​法学部 62.5~65.0 ​​83%~90%
​​​​経済学部 60.0~70.0 ​​86%~90%
​​​​理工学部 57.5~62.5 ​​82%~90%

東京理科大学

学部 ​​偏差値 ​​共通テスト得点率
経営学部 57.5 77%~82%
​​理学部 60.0~62.5 82%~89%
​​理(第二部)学部 42.5~45.0 60%~65%
​​工学部 57.5~62.5 80%~90%
​​先進工学部 57.5~60.0 80%~88%
​​​​創域理工学部 55.0~60.0 ​​77%~86%
​​​​薬学部 60.0 ​​84%~86%
​​​​創域情報学部 57.5 ​​86%~87%

国際基督教大学

学部 ​​偏差値 ​​共通テスト得点率
教養学部 65.0~67.5

大学別|早慶上理ICUの学びの特徴

各大学はそれぞれ独自の教育理念と特色ある学びの環境を提供しています。

早稲田大学

国内外に広がる多数の協定校ネットワークを背景に、長期留学を積極的に推進しています。留学先で取得した単位を卒業単位として認めやすい制度が整っており、1年程度の留学をしても最低修業年限(4年間)で卒業可能なカリキュラムが大きな特徴です。海外大学の学位も取得できる「DDプログラム」や、主専攻以外も体系的に学べる「全専攻副専攻」制度も充実しています。

特に、1年間の長期留学をしても4年間で卒業できるよう制度設計されており、国際的な学びに関しては他大学に先んじた取り組みが特徴です。

慶應義塾大学

伝統の「実学」精神に基づき、実践的な問題解決能力の育成を重視しています。多様な留学制度があり、多くの学部で「ダブルディグリープログラム」も提供されていますが、交換留学等の場合に最低修業年限(4年間)で卒業できるかは学部や単位認定状況によります。文理融合の教育が展開されている湘南藤沢キャンパス(SFC)や、英語で経済学を学ぶ「PEARLプログラム」、一部の「早期卒業制度」も特徴です。

長期留学の制度は整っていますが、学部や単位認定の条件によっては4年間での卒業が難しいケースもあるため、事前の確認が重要です。

上智大学

約7割の授業が40名以下の少人数で行われ、国際色豊かな学習環境が特徴です。22言語が学べる語学教育が充実している他、所属学部以外の科目を大半履修できるなど、学際的な学びの自由度が非常に高いです。東京外国語大学(27言語)には及ばないものの、22言語を学べる大学は国内でも非常に珍しく、語学教育の選択肢としてはトップクラスに位置しています。留学制度も整備されており、単位互換によって1年程度の長期留学をしても4年間での卒業が可能なカリキュラムとなっています。

語学力を活かして海外で学びながらも、在学年限を延ばさずに卒業できる柔軟な制度設計が特徴です。

東京理科大学

「真の実力」の養成を掲げ、厳しい進級・卒業要件を課しているのが最大の特徴で、その教育方針は全国トップクラスの実就職率に結びついています。AIや宇宙開発など、現代社会が直面する大きな課題解決に向けた研究に注力しています。長期留学に関しても、単位認定制度が整備されており、厳格なカリキュラムの中で標準修業年限での卒業が可能な仕組みとなっています。

理系でありながらも、国際経験を積みつつ4年間での卒業が視野に入る点は大きな特長です。

国際基督教大学

日本初のリベラルアーツ・カレッジとして、入学後に幅広い分野を学び、2年次の終わりにメジャー(専修分野)を決定する「レイター・スペシャリゼーション」が最大の特徴です。対話を重視した少人数教育で批判的思考力を養い、学生の半数以上が留学を経験するなど国際性が際立っています。単位互換制度も整っており、1年程度の長期留学をしても4年間での卒業が可能なカリキュラムです。

国際色豊かな環境と並行して、標準修業年限内に学びを完結できる点も魅力です。

大学別|早慶上理ICUの基本情報

ここでは、早慶上理ICU各大学の基本的な情報を紹介します。特に、在学期間を過ごすキャンパスの場所は、学習環境から日々の暮らしまで、学生生活を大きく左右する重要なポイントです。それぞれの大学の特色とキャンパスの立地を比較し、自分にぴったりの大学を見つけましょう。

早稲田大学

創立・大学設立年 1920年(創立1882年)
学部(所在地) 早稲田キャンパス:東京都新宿区
・ 政治経済学部
・ 法学部
・ 教育学部
・ 商学部
・ 社会科学部
・ 国際教養学部
戸山キャンパス:東京都新宿区
・ 文化構想学部
・ 文学部
西早稲田キャンパス:東京都新宿区
・ 基幹理工学部
・ 創造理工学部
・ 先進理工学部
所沢キャンパス:埼玉県所沢市
・ 人間科学部
・ スポーツ科学部
学生数 約4万名
​​学費 124万円〜178万4,000円/年
​​就職支援 ・ 学生が主体的に将来を設計し、進路を選択できるよう多角的なサポートを受けることができます。
・ 入学後の早い時期から、キャリアを考えるセミナー、就業体験(インターンシップを含む)、卒業生や内定者との交流イベント、他大学にはないほどさまざまな業界の合同企業説明会など、多様なキャリア形成・就職活動支援の機会を豊富に用意されています。
・ 公務員志望者向けガイダンスや外国人留学生向け就活ガイダンスなど、特定の進路や学生への個別支援もあります。

慶應義塾大学

創立・大学設立年 1920年(創立1858年)
学部(所在地) 三田キャンパス:東京都港区
・ 文学部 (2-4年次)
・ 経済学部(3-4年次)
・ 法学部 (3-4年次)
・ 商学部 (3-4年次)
日吉キャンパス:神奈川県横浜市
・ 文学部 (1年次)
・ 経済学部(1-2年次)
・ 法学部 (1-2年次)
・ 商学部 (1-2年次)
・ 医学部 (1年次)
・ 理工学部(1-2年次)
・ 薬学部 (1年次)
矢上キャンパス:神奈川県横浜市
・ 理工学部(3-4年次)
信濃町キャンパス:東京都新宿区
・ 医学部 (2-6年次)
※1年生は週1回信濃町キャンパスの授業を受講
・ 看護医療学部(3-4年次)
湘南藤沢キャンパス:神奈川県藤沢市
・ 総合政策学部
・ 環境情報学部
・ 看護医療学部(1-2,4年次)
芝共立キャンパス:東京都港区
・ 薬学部 (2-6年次)
※1年生は週1回芝共立キャンパスの授業を受講
学生数 約3万名
​​学費 126万5,750円〜237万3,350円
(医学部:394万3,350円)
​​就職支援 ・ 履歴書の添削や進路相談、卒業生(OB/OG)と現役学生によるキャリア相談など就職・進路相談を受けることができます。
・ 企業から届く求人票や企業説明会案内、内定が取れたOB・OGによる就職体験記、キャリアデータ、選考データなどの多くの情報を閲覧できます。
・ 就職活動や進路選択に関する入門セミナーやOB・OGによるキャリアガイダンスなどが用意されています。
・ 卒業生組織「三田会」による支援は非常に強力で、各業界に広がるネットワークを通じたOB・OG訪問やキャリア支援は大きな魅力です。

上智大学

創立・大学設立年 1928年(創立1911年)
学部(所在地) 四谷キャンパス:東京都千代田区
・ 神学部
・ 文学部
・ 総合人間科学部
※看護学科2年次以降は目白聖母キャンパス(旧聖母大学)を使用
・ 法学部
・ 経済学部
・ 外国語学部
・ 総合グローバル学部
・ 国際教養学部
・ 理工学部
・ SPSF(6学科連携英語コース)
学生数 約1万名
​​学費 118万2,000円〜192万650円
​​就職支援 ・ 1年生から将来を見据えたキャリアデザインが可能です。「自分を知る」「未来を描く」「行動する」という段階的なプログラムで、自己分析から業界研究、実践的な就活対策まで、着実にステップアップできるので安心です。
・ キャリアセンターのサポートが手厚く、年間約5,000件の利用実績がある個別相談では、専門スタッフから客観的なアドバイスをもらえます。

東京理科大学

創立・大学設立年 1949年(創立1881年)
学部(所在地) 神楽坂キャンパス(神楽坂校舎):東京都新宿区
・ 理学部第一部(応用物理学科を除く)
・ 理学部第二部
・ 工学部(建築学科夜間主社会人コース)
神楽坂キャンパス(富士見校舎):東京都千代田区
・ 経営学部
※教養科目は神楽坂校舎、専門科目は富士見校舎で受講。また国際デザイン経営学科の1年次は除く。
野田キャンパス:千葉県野田市
・ 創域理工学部
・ 創域情報学部(2026年度開設予定)
葛飾キャンパス:東京都葛飾区
・ 工学部
・ 薬学部
・ 先進工学部
・ 理学部(応用物理学科)
北海道・長万部キャンパス
・ 経営学部 国際デザイン経営学科(1年次)
学生数 約2万名
​​学費 139万5,000円〜244万5,000円
​​就職支援 ・ 1年次から進路ガイダンスやキャリアプランニングセミナーを実施し、早期からキャリア意識を醸成する取り組みが実施されています。
・ 職業適性検査やSPI試験対策模試、エントリーシート対策講座、面接講習会、就職マナー講演会など多様な就職支援講座が開催されています。

国際基督教大学

創立・大学設立年 1953年(創立1949年)
学部(所在地) 三鷹キャンパス:東京都三鷹市
・ 教養学部
※2年次終了時に、31のメジャー(専修分野)の中から、メジャー1つ、メジャー2つ、またはメジャーとマイナー1つずつから選択します。
学生数 約3千名
​​学費 149万1,000円〜179万1,000円
​​就職支援 ・ 次に応じたキャリアガイダンスやプロフェッショナル育成プログラムなど段階的な支援が提供されています。
・ 業界研究セミナーや企業説明会、OB・OG訪問会、模擬面接、公務員講座など多様なイベントが開催されています。
・ キャリアアドバイザーによる個別相談や、履歴書添削、面接対策といった実践的な支援を受けることができます。

早慶上理ICUの入試情報と対策

大学別|早慶上理ICUの主な入試方式と倍率

ここでは、早慶上理ICUの主な入試方式と最新の倍率(受験者数 / 合格者数)を大学別に紹介します。大学や学部によって試験科目、配点、選抜方法は大きく異なり、自分に合った方式を選ぶことが合格の鍵となります。各大学の入試の特徴を掴み、具体的な対策を始めましょう。

早稲田大学

早稲田大学の入試方式と特徴は以下のとおりです。

入試方式 ​​特徴
一般選抜 ・ 全学部で実施
・ 募集人数が多い
・ 大学の試験のみの方式、英語4技能テストを利用する方式、共通テストの成績を組み合わせる方式がある

※現状では、大学独自の試験のみで受験できる方式を設けていない学部もあるため、志望学部がまだ決まっていない受験生は、私立大志望であっても共通テストの受験も考慮に入れると良い

・ 個別試験では、学部・学科ごとの教育方針や専門性を反映した総合問題や学科試験が出題される学部もあるため、出願先によって出題傾向が大きく異なる点に注意が必要

​​大学入学共通テスト
利用入学試験
・ 一部の学部で実施(政治経済学部・法学部・社会科学部・人間科学部・スポーツ科学部)
・ 共通テストの成績のみで合否が判定され、個別試験は受験不要
・ 全国どこからでも出願・受験が可能
・ 各学部・学科が指定する共通テストの教科・科目の受験が必要となる
・ 志望学部がまだ明確に決まっていない場合でも、出願の選択肢を広げる意味で共通テストを受けておくことが推奨される
​​総合型選抜 ・ 一部の学部で実施
・ 各学部が定める出願資格がある
・ 学力試験だけでなく、出願者の学習意欲や高校時代の活動などが多角的に評価される
・ 書類審査(志望理由書や活動報告書など)、面接や口頭試問、筆記試験(小論文、外国語など)が組み合わされて実施される

※「地域探求・貢献入学試験」、「スポーツ科学部 スポーツサポート歴入学試験」では、大学独自の選考に加えて、共通テストの受験が必要になる

・ 英語外部検定試験の成績や共通テストの成績を組み合わせて判定する方式もある

​​学校推薦型選抜 ・ 社会科学部とスポーツ科学部を除く学部で実施
・ 指定校推薦入学試験と地域探求・貢献入学試験(北九州地域連携型推薦入試)がある
・ 学校長の推薦が必要
・ 大学が定める出願資格がある
・ 志望理由書、小論文、面接など、学部ごとに異なる提出物や評価方法で選抜される
​​その他の選抜 ・ 外国学生・帰国生を対象とした試験や編入学試験などがある
・ 大学が定める出願資格がある

次に、早稲田大学の2025年度の入試方式別の合格者数 / 受験者数(もしくは志願者数)を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般選抜

学部 ​​合格者数 / 受験者数
政治経済学部 654名 / 2,613名
​​法学部 726名 / 4,110名
​​教育学部 2,311名 / 12,201名
​​商学部 1,148名 / 10,460名
​​社会科学部 1,002名 / 5,785名
​​​​国際教養学部 ​​362名 / 1,303名
​​文化構想学部 1,346名 / 11,272名
​​​​文学部 ​​1,256名 / 12,138名
​​基幹理工学部 1,029名 / 3,978名
​​​​創造理工学部 ​​744名 / 3,017名
​​先進理工学部 979名 / 3,958名
​​​​人間科学部 905名 / 4,194名
​​スポーツ科学部 253名 / 1,313名

大学入学共通テスト利用入学試験
※実施の学部のみ記載

学部 ​​合格者数 / 志願者数
政治経済学部 780名 / 3,964名
​​法学部 553名 / 2,750名
​​社会科学部 424名 / 2,120名
​​人間科学部 278名 / 1,075名
​​スポーツ科学部 274名 / 1,131名

総合型選抜【「日本語による学位取得プログラム」への入学試験】
※実施の学部のみ記載

学部 ​​合格者数 / 志願者数
法学部 地域探究・貢献入試 7名 / 57名
​​教育学部
(一部の学科・専修は除く)
地域探究・貢献入試 3名 / 35名
​​社会科学部 全国自己推薦入試 39名 / 264名
​​文化構想学部 地域探究・貢献入試 7名 / 72名
​​文学部 地域探究・貢献入試 0名 / 24名
​​​​創造理工学部 ​​創成入試(早稲田建築AO入試) 15名 / 86名
​​先進理工学部 特別選抜入試 4名 / 6名
​​​​人間科学部 ​​地域探究・貢献入試 6名 / 21名
FACT 選抜入試   28名 / 46名
​​スポーツ科学部 地域探究・貢献入試 0名 / 11名
総合型選抜Ⅰ群   1名 / 2名
総合型選抜Ⅲ群   85名 / 335名
※総合型選抜Ⅱ群については非公表
スポーツサポート歴入試 6名 / 35名

総合型選抜【「英語による学位取得プログラム」への入学試験(4月入学)】
※実施の学部のみ記載

学部 ​​合格者数 / 志願者数
国際教養学部 AO 入試 147名 / 736名
​​文化構想学部 JCulP日本学生入試 24名 / 113名

総合型選抜【「英語による学位取得プログラム」への入学試験 (9月入学 ※国際教養学部は9月・4月入学の設定あり)】
※実施の学部のみ記載

学部 ​​合格者数 / 志願者数
政治経済学部 213名 / 515名
​​社会科学部 64名 / 252名
​​国際教養学部 9月入学 348名 / 788名
4月入学 105名 / 332名
​​文化構想学部 31名 / 145名
​​基幹理工学部 59名 / 269名
​​​​創造理工学部 ​​23名 / 193名

学校推薦型選抜
※実施の学部のみ記載

学部 ​​合格者数
政治経済学部 76名
​​法学部 155名
​​教育学部 132名
​​商学部 183名
​​国際教養学部 29名
​​​​文化構想学部 ​​225名
​​文学部 170名
​​基幹理工学部 143名
北九州地域連携型推薦入試
13名
​​​​創造理工学部 ​​158名
​​先進理工学部 143名
人間科学部 131名

慶應義塾大学

慶應義塾大学の入試方式と特徴は以下のとおりです。慶應義塾大学は、入試制度改革に積極的な早稲田大学とは対照的に、数十年前と比べても大きな変更が少なく、比較的安定した入試制度を維持しています。

入試方式 ​​特徴
一般選抜 ・ 全学部で実施
・ 募集人数が多い
・ 商学部A方式・理工学部・薬学部を除く学部で小論文が実施される

※​​2027年度入試以降は、経済学部の小論文が廃止予定

※​​小論文の内容や評価ポイントは学部ごとに異なり、たとえば商学部B方式では設問への要約や解釈が中心。文学部の小論文も同様に、意見形成よりも文章の正確な読解と要約が重視される。

・ 各学部が定める試験科目に基づいて合否を判定
・ 共通テストを利用した入試方式は導入されておらず、今後の導入予定も未定

​​総合型選抜 ・ 自主応募制による推薦入学者選考:文学部独自の入試で、出身高等学校長からの推薦に基づき、書類審査と面接、総合考査Ⅰ・Ⅱなどで選抜される
・ FIT入試:法学部独自の入試

  A方式:学校推薦型。書類選考、論文テスト・面接・グループディスカッションなどで評価。

  B方式:自己推薦型。評価方法はA方式と同様だが、推薦書不要で出願可。

・ AO入試:総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の独自の入試で、書類選考と面接などで選抜される

​​指定校推薦入試 ・ 経済学部、法学部、商学部、理工学部、薬学部(薬学科のみ)で実施
​​その他の選抜 ・ 帰国生入試、外国人留学生入試、PEARL入試(経済学部)などがある
・ 大学が定める出願資格がある
・ 2026年度入試より、医学部で「栃木県地域枠」が新たに導入予定

次に、慶應義塾大学の2025年度の入試方式別の合格者数 / 受験者数(もしくは志願者数)を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般選抜

学部 ​​合格者数 / 受験者数
文学部 1,227名 / 4,261名
​​経済学部 A方式:1,147名 / 3,911名
B方式: 391名 / 1,977名
​​法学部 法律学科: 56名 / 1,626名
政治学科:367名 / 1,335名
​​商学部 A方式:1,640名 / 4,473名
B方式: 403名 / 2,811名
​​医学部 177名 / 1,284名
​​​​理工学部 ​​2,728名 / 8,139名
​​総合政策学部 432名 / 2,635名
​​​​環境情報学部 ​​376名 / 2,169名
​​看護医療学部 150名 / 507名
薬学部 ​​薬学科(6年制):327名 / 1,073名
薬科学科(4年制):262名 / 835名

総合型選抜

学部 ​​合格者数 / 志願者数
文学部 127名 / 358名
​​法学部 法律学科
 A方式:46名 / 248名
 B方式:66名 / 175名
政治学科
 A方式:46名 / 281名
 B方式:64名 / 177名
​​理工学部 4名 / 10名
​​総合政策学部 129名 / 759名
​​環境情報学部 128名 / 615名
​​​​看護医療学部 ​​A方式:8名 / 55名
B方式:8名 / 26名

上智大学

上智大学の入試方式と特徴は以下のとおりです。

入試方式 ​​特徴
一般入試 ・ 国際教養学部およびSPSF(Sophia Program for Sustainable Futures)を除く全学部で実施される
・ 3つの方式で実施
TEAPスコア利用入試:英語4技能テスト(TEAP)のスコアを利用し、大学独自の試験と組み合わせて選抜する
学部学科試験・共通テスト併用方式:共通テストの成績と大学独自の学部学科試験の総合評価で選抜する
共通テスト利用方式:大学入学共通テストの成績のみで選抜する(3教科型・4教科型あり)
​​特別入学試験 国際バカロレア(IB)入学試験:国際バカロレア資格を有する受験生が対象

※国際教養学部は1期・2期ともに募集なし。神学部・文学部・総合人間科学部の一部の学科は2期募集なし。

海外就学者特別入学試験:国際教養学部を除く学部で実施され、海外での就学経験を持つ受験生が対象
公募推薦入試:全学部で実施され、高等学校長の推薦に基づき、提出書類(学業成績、課外活動等)と小論文・面接等で選考する。また国際教養学部以外の学部でレポートが課される
カトリック系高等学校対象特別入学試験:国際教養学部を除く全学部で実施され、出願にはカトリック系の高等学校からの推薦が必要

※評定平均値に応じて英語外部試験(英検・TOEFLなど)に求められるスコアの基準が異なるため、注意が必要

社会人入試:文学部、総合人間科学部(社会福祉学科および看護学科のみ)、国際教養学部で実施
編入学試験:国際教養学部と総合人間科学部看護学科を除く全学部・学科で実施
神学部推薦入学試験:神学部のみで実施され、カトリック教会関係者の推薦状が必須
English-taught programs(国際教養学部入学試験、SPSF入学試験、理工学部英語コース入学試験)

 ①国際教養学部入学試験: 国際教養学部のみで実施

 ②SPSF入学試験: SPSF(Sophia Program for Sustainable Futures)のみで実施

 ③理工学部英語コース入学試験: 理工学部のみで実施され、英語で学ぶ特定のコースへの入学を目指す者が対象

次に、上智大学の2025年度の入試方式別の合格者数 / 受験者数(もしくは志願者数)を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

※実施の学部のみ記載

一般選抜【TEAP利用方式】

学部 合格者数 / 志願者数
神学部 6名 /  25名
​​文学部 263名 / 1,043名
​​総合人間科学部 97名 / 558名
​​法学部 150名 / 730名
​​経済学部 111名 / 580名
​​​​外国語学部 ​​309名 / 1,400名
​​総合グローバル学部 100名 / 505名
​​理工学部 140名 / 421名

一般選抜【学部学科試験・共通テスト併用方式】

学部 ​​合格者数 / 受験者数
神学部 9名 /  32名
​​文学部 493名 / 2,005名
​​総合人間科学部 229名 / 1,455名
​​法学部 345名 / 1,664名
​​経済学部 608名 / 3,275名
​​​​外国語学部 ​​603名 / 2,109名
​​​​総合グローバル学部 ​​210名 / 841名
​​​​理工学部 ​​590名 / 2,847名

一般選抜【共通テスト利用方式(3教科型)】

学部 ​​合格者数 / 志願者数
神学部 4名 /  46名
​​文学部 355名 / 1,290名
​​総合人間科学部 102名 / 514名
​​法学部 171名 / 666名
​​経済学部 120名 / 737名
​​​​外国語学部 256名 / 1,050名
​​総合グローバル学部 77名 / 364名
​​​​理工学部 ​​300名 / 1,209名

一般選抜【共通テスト利用方式(4教科型)】

学部 ​​合格者数 / 志願者数
神学部 2名 / 16名
​​文学部 282名 / 639名
​​総合人間科学部 175名 / 519名
​​法学部 187名 / 461名
​​経済学部 275名 / 815名
​​​​外国語学部 ​​145名 / 358名
​​​​総合グローバル学部 ​​51名 / 167名
​​​​理工学部 ​​243名 / 755名

推薦入学試験(指定校)

学部 ​​合格者数 / 志願者数
神学部 5名 /  5名
​​文学部 61名 / 61名
​​総合人間科学部 17名 / 17名
​​法学部 45名 / 45名
経済学部 15名 / 15名
​​​​外国語学部 ​​56名 / 56名
​​総合グローバル学部 22名 / 22名
​​理工学部 152名 / 152名
​​国際教養学部 4名 /  4名

推薦入学試験(公募制)

学部 ​​合格者数 / 志願者数
神学部 13名 / 27名
​​文学部 92名 / 255名
​​総合人間科学部 76名 / 214名
​​法学部 67名 / 165名
​​経済学部 44名 / 153名
​​​​外国語学部 ​​128名 / 205名
​​​​総合グローバル学部 ​​57名 / 151名
​​​​理工学部 ​​12名 / 55名
​​​​国際教養学部 ​​30名 / 69名

東京理科大学

東京理科大学の入試方式と特徴は以下のとおりです。

入試方式 ​​特徴
一般選抜 A方式入学試験:大学入学共通テストを利用する選抜方式
  3つのタイプ
  4教科型:国公立大学との併願向き/理系学部では「国語または情報」が追加される/一方で「数学III」は不要
  3教科型:得意3教科で受験/英語はリスニングを含む/​​理科大の個別試験と同じ教科数で受験可能
  2教科+英語資格検定:外部の英語資格・検定試験を出願資格に利用(合否に影響しない)/経営学部以外では「数学+理科(薬学部は国語+理科)」の得点で判定される場合が多い
B方式入学試験:全学部で実施され、大学独自の試験 複数学部の併願可
S方式入学試験:創域理工学部の一部の専門コース(数理科学科・電気電子情報工学科)対象 B方式と共通問題で併願可
​​総合型選抜 英語資格検定+特定教科評価:昼間学部(理学部第一部、工学部、薬学部、創域理工学部、先進工学部、経営学部、創域情報学部)で実施 外部英語試験の成績と、主に特定の科目をテーマとする小論文、口頭試問による選抜
総合型選抜(女子):工学部、創域理工学部(一部学科)、先進工学部で実施 理工系分野に強い関心を持つ女子志願者を対象とした選抜

※出願資格としての「女子」の定義(生物学的性別か、性自認を含むかなど)は明記されておらず、必要に応じて大学への確認が必要

総合型選抜(理学部第二部):夜間学部である理学部第二部で実施される選抜

​​その他の選抜 学校推薦型選抜(指定校制):大学が指定した高等学校の生徒を対象とした推薦入試
社会人特別選抜(編入学):大学入学資格を持つ社会人を対象とした選抜
国際バカロレア入学者選抜:経営学部国際デザイン経営学科のみ実施。国際バカロレア資格を持つ者を対象とした選抜
外国人留学生入試:日本国外の学校教育を受けた外国籍の者を対象とした選抜
帰国生入学者選抜:一定期間、海外に在住していた帰国生徒を対象とした選抜

※出願要件や対象学部は年度により異なるため、詳細は最新の募集要項で確認が必要

社会人特別選抜(夜間学部向け):夜間学部に在籍を希望する社会人(現在学籍を持たず、大学入学資格を持つ者を指す)を対象とした選抜

次に、東京理科大学の2025年度の入試方式別の合格者数 / 受験者数(もしくは志願者数)を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般選抜【A方式入学試験】

学部 ​​合格者数 / 受験者数
理学部第一部 1,140名 / 2,639名
​​工学部 1,022名 / 2,803名
​​薬学部 362名 / 1,189名
​​創域理工学部 1,818名 / 4,434名
​​先進工学部 665名 / 1,816名
​​​​経営学部 ​​508名 / 1,321名
​​​​理学部第二部 ​​368名 / 593名

一般選抜【B方式入学試験】

学部 ​​合格者数 / 受験者数
理学部第一部 1,913名 / 5,801名
​​工学部 1,823名 / 6,745名
​​薬学部 532名 / 2,063名
​​創域理工学部 3,206名 / 9,058名
​​先進工学部 1,665名 / 4,960名
​​​​経営学部 ​​777名 / 2,878名
理学部第二部 331名 / 608名

一般選抜【S方式入学試験】

学部 ​​合格者数 / 受験者数
創域理工学部 188名 / 538名

総合型選抜【英語資格検定+特定教科評価】

学部 ​​合格者数 / 志願者数
理学部第一部 21名 / 30名
​​工学部 7名 / 15名
​​薬学部 7名 / 33名
​​創域理工学部 18名 / 33名
​​先進工学部 5名 / 10名
​​​​経営学部 ​​17名 / 25名

国際基督教大学

国際基督教大学の入試方式と特徴は以下のとおりです。

入試方式 ​​特徴
一般選抜 ・ ICUが独自に実施する学力試験
・ 文系・理系の区別なく、リベラルアーツ教育への適性を多角的に評価
・ 「総合教養【ATLAS】」「人文・社会科学」または「数学・自然科学」「英語(リスニングを含む)」で構成
・ 共通テスト利用方式は導入未定
総合教養【ATLAS】:試験時間内に講義を聴き、その内容に関する問いに答える形式の試験で批判的思考力、読解力、論理的構成力が問われる
科目選択制:「人文・社会科学」と「数学・自然科学」から得意な科目を選択して受験
日英バイリンガル面接利用:試験科目は「総合教養+英語」。第二次選考で日英両語による個人面接が実施され、コミュニケーション能力が評価される
英語外部試験の利用:英語外部試験で基準を満たすことで、ICU独自の英語試験が免除
​​総合型選抜 English Language Based Admissions (ELBA) <4月/9月入学>:英語で教育課程を修了した、または修了見込みの学生を対象とした選抜。2年次編入生の募集あり
EJU(日本留学試験)利用 <4月/9月入学>:日本国籍を有しない学生を対象とした選抜
帰国生 <4月入学>:中高を通して海外での教育経験が2年以上の学生を対象とした選抜
4月入学専願(IBDP利用、英語外部試験利用、理数探究型):特定の分野で卓越した能力や実績を持つ学生を対象とした選抜 IBDP利用は国際バカロレア(IB)ディプロマを取得(見込み含む)した学生を対象とした選抜。2浪生まで出願可能である反面、出願出来るのは1回限り
英語外部試験利用(4月入学専願方式内):卓越した英語運用能力を持つ学生を対象とした選抜
理数探究型:優れた理数能力や探究実績を持つ学生を対象とした選抜
社会人特別選抜 <4月入学>:高等学校卒業後、社会経験を積んだ学生を対象とする特別枠。学士取得を目指す社会人が再進学するための制度。
​​その他の選抜 学校推薦型選抜 <4月入学専願>:ICUが指定した高等学校等(国際基督教大学高等学校と指定する高等学校、並びにキリスト教学校教育同盟加盟校)から推薦された生徒を対象とした選抜
転編入学制度:短期大学、高等専門学校、4年制大学等に在学または卒業した学生を対象とした選抜。一般選抜を受験する必要があり、合否判定は一般選抜受験生と区別なく行われる

次に、国際基督教大学の2025年度の入試方式別の合格者数 / 受験者数(もしくは志願者数)を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般選抜

出願区分 ​​合格者数 / 受験者数
人文・社会科学選択 256名 / 870名
​​自然科学選択 73名 / 193名
​​日英バイリンガル面接利用 19名 / 131名
​​英語外部試験利用 6名 / 92名

総合型選抜

選抜方式 ​​合格者数 / 志願者数
4月入学専願 117名 / 367名
​​4月入学 帰国生 107名 / 332名
​​4月入学 社会人 6名 /  6名
​​4月/9月入学(ELBA) 9月入学: 192名 / 379名
4月入学: 95名 / 180名
​​4月/9月入学
EJU (日本留学試験)利用
9月入学: 4名 /  9名
4月入学: 8名 / 46名

学校推薦型選抜<4月入学専願>

選抜方式 ​​合格者数 / 志願者数
学校推薦型選抜<4月入学専願> 263名 / 264名

入試方式の選び方 ポイント解説

早慶上理ICUへ合格するには、高い学力に加え、各大学の多様な入試制度を理解し、自身の強みを最大限に活かす戦略が必要です。ここでは、早慶上理ICU各大学の入試方式の選び方のポイントを解説します。

多様な入試方式の理解と戦略的な選択

早慶上理ICUの各大学、学部では、試験科目、配点、選抜方法が多岐にわたります。一般選抜に加え、共通テストを利用する方式や総合型選抜など多様な選択肢の中から、自身の学力や特性に最も合った方式を選ぶことが合格への近道となります。

自身の「強み」を活かせる方式の検討

入試方式ごとに評価されるポイントは大きく異なります。

英語の外部試験スコア: 英語が得意な場合、TEAP利用方式や、英語外部試験のスコアを重視する方式が有利になる可能性があります。

得意な教科: 特定の科目に自信がある場合は、その科目の配点が高い方式や、科目数が少ない方式を選ぶことで、得点源として活用できます。

小論文・面接: 論理的思考力や表現力に自信がある場合は、小論文や面接が課される方式で強みを発揮できます。

高校時代の活動: 総合型選抜や学校推薦型選抜では、学業成績だけでなく、部活動、ボランティア、留学経験など、高校時代の多様な活動が評価されます。これらの活動に力を入れてきた方は、総合型選抜などを検討する価値があります。

【失敗しない併願校選び】早慶上理ICUを軸にした併願パターン

早慶上理ICUの入試制度は多様です。ICUは英語力に加え、幅広い一般常識や思考力、文章力が求められる「総合問題」が出題されるため、併願先は慎重に選ばなくてはなりません。ここでは、早慶上理ICU内での併願や、GMARCHなどの別の大学群との併願について解説します。

早慶上理ICU|文系併願モデル

英語力に強みがある方の併願パターン

英語外部試験を利用することで、英語の試験が免除される場合があります。試験科目を絞って対策できるため、英語外部試験の出願要件を満たしている場合には併願先の一つに考えてみましょう。

 ・ ICU    (総合型選抜<4月入学専願>英語外部試験利用)
 ・ 上智大学  (TEAP利用)
 ・ 早稲田大学(英語4技能テスト利用方式:文化構想学部・文学部)
 ・ 立教大学  (英語資格・検定試験のスコア利用)
 ・ 法政大学  (英語外部試験利用入試)

数学に強みがある方の併願パターン

経済学部や商学部など一部の学部の試験科目において、「数学」が必須である場合があります。同じ学部でも文系科目を利用するパターンよりも倍率が低い傾向があるので、数学が得意な方は併願先の一つに考えてみましょう。

早稲田大学 (商学部 ※数学選択者別枠入試あり・社会科学部)

慶應義塾大学(経済学部A方式・商学部A方式)※数学選択者別枠入試

上智大学  (経済学部 ※一般選抜の何れの方式でも数学必須

早慶上理ICU|理系併願モデル

理系学部を併願するパターン

東京理科大学の教育力や研究力は、日本の私立大学の中でもトップレベルと評価されています。学費も理系学部の中では比較的低く抑えることができるのも魅力です。中でも理学部第二部は特に学費が安く、敢えて二部の方を第一志望にする、あるいは国公立大と併願する受験生も多くいます。

東京理科大学を第一志望にして、偏差値で上位の早慶をチャレンジ校とするパターンは以下のようになります。

 ・ 東京理科大学
 ・ 早稲田大学 (基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部)
 ・ 慶應義塾大学(理工学部、薬学部、環境情報学部)

医療系学部を併願するパターン

医師や薬剤師など、医療分野の資格の取得を目指すための併願パターンについて紹介します。ただし、医学部は早慶上理ICUの中では慶應義塾大学のみで、しかも東京大学・理科三類との併願先でもあるため、合格の難易度はかなり高くなり、併願パターンから除きました。

 ・ 慶應義塾大学(薬学部・薬学科、看護医療学部)
 ・ 上智大学  (総合人間科学部・看護学科)
 ・ 東京理科大学(薬学部・薬学科)

なお、慶應義塾大学医学部をはじめ、早稲田・慶應・東京理科大学の一部理工系学部や、数学重視型の慶應の経済A方式などは、国公立大学や私立大学の医学部(医学科)との併願対象となることも多く、非常に高い学力が求められます。また、薬学部・看護学部は、星薬科大学や日本赤十字看護大学などの医療系大学との併願も考えられます。各大学・学部の入試傾向や配点の違いにも注目しつつ、併願先の選定を行うことが重要です。

総合型選抜・学校推薦型選抜を活用するパターン

高校での活動や学業成績に自信がある場合、一般選抜以外の入試方式も強力な選択肢となります。ICUは一般選抜での入学者の割合が低く、もし第一志望であれば総合型選抜での受験を検討しましょう。

 ・ ICU(総合型選抜)
 ・ 早稲田大学(総合型選抜)
 ・ 慶應義塾大学(総合型選抜)
 ・ 上智大学(公募推薦入試)

GMARCHとの併願パターン

一般選抜においてオーソドックスな3科目型を実施していることが多く、一般選抜対策で培った基礎学力を活かしやすいとされる大学を併願するパターンです。

 ・ 早稲田大学
 ・ 明治大学
 ・ 中央大学
 ・ 法政大学

早慶上理ICUの就職力

大学別|早慶上理ICUの主な就職先

早稲田大学

就職率:96.7%(2023年度)

主な就職先(2023年度実績)

・官公庁・公共:
 東京都職員Ⅰ類、国家公務員総合職、国家公務員一般職、特別区(東京23区)職員、日本政策投資銀行

・情報通信:
 NTTデータグループ、富士通、日本IBM、NEC、NTTドコモ

・製造業:
 日立製作所、三菱電機、三菱重工業、キーエンス、本田技研工業

・運輸・旅行:
 日本航空

・小売・サービス:
 リクルート、アマゾンジャパン、ニトリ、ファーストリテイリンググループ

・金融・保険:
 みずほフィナンシャルグループ、東京海上日動火災保険、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行

・食品・飲料:
 サントリーホールディングス、味の素、キリングループ、JT(日本たばこ産業)、アサヒビール

・建設・不動産:
 鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店、三井不動産

・コンサルティング・人材:
 アクセンチュア、ベイカレント、デロイトトーマツコンサルティング、アビームコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング

・メディア・エンターテイメント:
 日本放送協会(NHK)、電通、博報堂、TOPPANホールディングス、バンダイナムコエンターテインメント

国家公務員採用総合職試験合格者数:76名(2025年度春)

慶應義塾大学

就職率:記載なし

主な就職先(2023年度実績)

・官公庁・公共:
東京都、日本政策投資銀行、防衛省、厚生労働省

・情報通信:
 NTTデータグループ、日本IBM、NTTドコモ、楽天グループ、NEC

・製造業:
 ソニーグループ、日立製作所、キーエンス、トヨタ自動車、中外製薬

・運輸・旅行:
 全日本空輸、日本航空、東海旅客鉄道

・小売・サービス:
 ファーストリテイリング、アマゾンジャパン

・金融・保険:
 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、東京海上日動火災保険、みずほ銀行

・食品・飲料:
 味の素、サントリーホールディングス

・コンサルティング・人材:
 アクセンチュア、ベイカレント、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、アビームコンサルティング

・メディア・エンターテイメント:
 電通、サイバーエージェント、博報堂、日本放送協会(NHK)、セガ

国家公務員採用総合職試験合格者数:52名(2025年度春)

※上記は外部就職先の一部抜粋です。このほか、慶應義塾(附属校や大学、病院等)への就職実績も一定数あります。

上智大学

就職率:97%(2024年度)

主な就職先(2020〜2024年度実績)

・官公庁・公共:
東京都(公務員)、日本銀行、国際協力銀行、外務省、防衛省

・情報通信:
 楽天グループ、日本アイ‧ビー‧エム、NTTデータ、KDDI、NTTドコモ

・製造業:
 日立製作所、三菱電機、本田技研工業、日産自動車、ダイキン工業

・運輸・旅行:
 日本航空、ANA(全日本空輸株式会社)

・小売・サービス:
 リクルート、ファーストリテイリング、アマゾンジャパン

・金融・保険:
 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ、東京海上日動火災保険、日本生命保険相互会社

・建設・不動産:
 三井不動産

・コンサルティング・人材:
 アクセンチュア、PwCコンサルティング、デロイトトーマツコンサルティング、アビームコンサルティング、EYストラテジー‧アンド‧コンサルティング

・メディア・エンターテイメント:
 日本放送協会、日本経済新聞社、読売新聞東京本社、サイバーエージェント、博報堂

国家公務員採用総合職試験合格者数:11名(2025年度春)

東京理科大学

就職決定率:96.8%(2025年5月まで)

主な就職先(2024年度実績)

・官公庁・公共:
 国土交通省、東京都庁、経済産業省 特許庁、独立行政法人都市再生機構、千葉県庁

・情報通信:
 NTTデータ、富士通、日本電気、日本IBM、野村総合研究所

・製造業:
 日立製作所、本田技研工業、トヨタ自動車、三菱重工業、三菱電機

・運輸・旅行:
 東日本旅客鉄道、日本航空、全日本空輸、東海旅客鉄道、中日本高速道路

・小売・サービス:
 レバレジーズ、リクルート、アインホールディングス、マツモトキヨシ、ウエルシア薬局

・金融・保険:
 三菱UFJ銀行、明治安田生命保険相互会社、三井住友銀行、りそなグループ、みずほフィナンシャルグループ

・食品・飲料:
 味の素、サントリーホールディングス

・建設・不動産:
 鹿島建設、清水建設、大林組、大成建設、竹中工務店

・コンサルティング・人材:
 アクセンチュア、野村総合研究所、日本総合研究所、ベイカレント、PwCコンサルティング合同会社/PwCアドバイザリー合同会社

・メディア・エンターテイメント:
 大日本印刷、サイバーエージェント、日本放送協会、コーエーテクモホールディングス、電通グループ

国家公務員採用総合職試験合格者数:49名(2025年度春)

国際基督教大学(ICU)

就職率: 91.8%(2023年度実績)

主な就職先(2023年度実績)

・官公庁・公共:
 日本銀行、日本貿易振興機構 (JETRO)

・情報通信:
 ブルームバーグ L.P.、日本IBM、楽天グループ、IDホールディングス、オープンリソース

・製造業:
 富士フイルムシステムサービス、キーエンス、三菱重工業、美津濃、日産自動車

・運輸・旅行:
 日本航空、全日本空輸

・小売・サービス:
 ファーストリテイリング、星野リゾート、LITALICO、Plan・Do・See

・金融・保険:
 シティグループ証券、三井住友銀行、三菱UFJ銀行

・食品・飲料:
 サントリーホールディングス

・コンサルティング・人材:
 アクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティング、PwCコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、レバレジーズ

・メディア・エンターテイメント:
 日本放送協会(NHK)、ADKホールディングス、クリーク・アンド・リバー社、電通、フロンティアインターナショナル

タイプ別|あなたに合う早慶上理ICUはどれ?

卒業後のキャリア形成で選ぶあなたへ|早稲田・慶應

早稲田大学と慶應義塾大学は、どちらも卒業後の強力なネットワークと就職実績で知られています。

早稲田大学は、政界・経済界・文化界など多方面に多くの人材を輩出しています。特に政治経済学部や商学部は、日本の政治家や官僚、経済界のリーダーを多数輩出し、国内外で高い評価を受けています。総合商社やマスコミ、大手メーカーなどの有名企業への就職率が高いです。多様な分野にOB・OGがいるため、幅広い業界への就職が期待できます。同窓会である「稲門会」は、国内有数の学閥として知られています。

慶應義塾大学は、金融、コンサルティング、IT、総合商社への就職に強い大学として評価されています。公認会計士試験では常に全国トップクラスの合格者数を誇り、司法試験でも私立大学の中で1位の実績があります。そのため、会計士や司法の分野で高い実績があり、専門職を目指す学生に有利です。卒業生が所属する「三田会」というOB・OG組織の繋がりが非常に強く、各大手企業の社員に気軽に会って就職サポートを受けることも可能です。

都心の利便性の中で多様な価値観に触れたいあなたへ|上智・早稲田

都心に位置するキャンパスで、多様な学生や学問に触れたい方は、上智大学と早稲田大学が適しています。

上智大学は、四谷キャンパスにほとんどの機能が集約されており、現代社会の複雑な課題を幅広い視点から考察できる学際的な学習環境が整っています。また、都心の真ん中という好立地のため、インターンやサークル、就職活動なども行いやすい点も魅力です。学内には1,000名を超える留学生が在籍しており、多様な価値観に触れる機会が豊富です。

早稲田大学は、東京都新宿区にメインキャンパスを置き、都心を中心に複数(戸山キャンパス、西早稲田キャンパス、所沢キャンパス)のキャンパスがあります。約4万人もの学生が在籍するマンモス大学であり、自由と多様性が最大の特徴です。多種多様なバックグラウンドを持つ学生が集まるため、自分に合うコミュニティを見つけやすく、多様な価値観に触れることができます。国際交流も盛んで、約8,000名の外国人留学生が在籍しています。

落ち着いた郊外の環境で学問に集中したいあなたへ|ICU・理科大

都心から少し離れた落ち着いた環境で、特定の学問分野に集中したいと考える方には、国際基督教大学(ICU)や東京理科大学の郊外キャンパスが選択肢となります。

ICUは、教養学部のみの大学ですが、その下に多くのメジャー(専修分野)が用意されており、分野が非常に豊富です。落ち着いた環境の中で、幅広い一般教養と専門性を深めることができます。メジャーの選択も多様で、2年次の終わりに31分野の中から、1つ、2つ、または主専修・副専修の組合せからメジャーを選択できます。

東京理科大学には、神楽坂キャンパス(都心)のほか、葛飾キャンパス(東京都葛飾区)などの郊外のキャンパスがあり、研究に集中できる環境が整っています。特に野田キャンパスは広々とした緑の中にあり、創域理工学部と2026年度開設予定の創域情報学部が入っています。

国際色豊かな環境を求めるあなたへ|上智・ICU

グローバルな視点を身につけ、国際社会で活躍したいと考える方には、上智大学と国際基督教大学が特に魅力的です。

上智大学は、早稲田大学や慶應義塾大学などと並び「グローバル30」の拠点大学の一つに選定されており、充実した語学教育プログラムや海外留学・国際交流プログラムの機会が用意されています。開講科目の17%が外国語のみで授業が行われるほど、語学教育に力を入れている大学です。特に、国際教養学部では、すべての講義が英語で開講されるプログラムがあります。教員の約6人にひとりが外国籍である点も、国際性の高さを示しています。

ICUは、すべてのメジャー(専攻)において英語で開講される講義が多く、内容も国際的なものが多いため、国際色豊かな学習環境を求める方には非常に適しています。全学生の約15%が海外出身者で、国際性が非常に高いことが特徴です。

理系分野の専門性を極めたいあなたへ|早稲田・慶應・理科大

理系の学問に特化し、専門性を深く追求したいと考える方には、早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学が有力な選択肢となります。

早稲田大学は、基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部といった理工系学部が豊富に揃っており、幅広い理系の学問を学ぶことができます。特に創造理工学部では、建築、エンジニアリング系、環境、社会基盤に関連する五つの学科が連携し、教育・研究活動を展開しています。先進理工学部には、電気工学、情報工学、生命科学を横断的に学べる電気情報生命工学科があります。

慶應義塾大学の理工学部は、学問群別に入学した後で学科を決定する方式をとっています。医学部や薬学部も設置されており、特に医学部は私立大学の中でもトップクラスの難易度で、国内有数の研究施設が設置されています。薬学部は医学部と積極的に連携し、研究を行っています。

東京理科大学は、歴史的に早稲田大学と並んで日本の私立理工系をリードしてきた大学です。その伝統に裏打ちされた高い研究力と教育力には定評があり、現在も私立理系の最高峰として社会的に高く評価されています。多くの理系学部(理学部第一部・第二部、工学部、創域理工学部、先進工学部、薬学部)が揃うのも特徴です。

【補足】語学力と理系の知識を融合したい場合

一般的に理系分野では早慶理科大の存在感が大きいですが、例外もあります。例えば、理系分野の翻訳家のように、外国語の運用能力と理系の専門知識を同程度に活かすキャリアを目指すのであれば、上智大学やICUの理系学部の専攻に進学することも選択肢の一つです。

まとめ

この記事では、最難関私立大学群「早慶上理ICU」について、偏差値や就職先といった客観的なデータから、各大学の校風や学びの特色まで深く掘り下げてきました。後悔しない大学選びのためには、偏差値という一つの軸だけでなく、ご自身の価値観と大学の特徴を確認し、志望校を決めることが何よりも重要です。この記事で紹介した情報を参考に、ぜひオープンキャンパスに足を運んだり、大学の資料を取り寄せたりしてみてください。

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出願書類や小論文など、大学別に必要な書類を専門チームが添削しアドバイスします。執筆・添削・書き直し、という工程を繰り返すことで、書類の完成度を着実に高めます。

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