東京都目黒区にある目黒日大 は、都心部の目黒駅から歩いて5分という好立地に校舎を構えている男女共学の中高一貫教育校です。日本大学の附属校として安定した進学実績を誇り、国公立大や難関私大への合格者を多数輩出しています。
中学校、全日制の高等学校、通信制の高等学校、また幼稚園も展開し、「共生」「向上心」「社会寄与」といった教育理念のもと、「思考力」や「表現力」、「人間関係力」を育んでいます。
今回は、目黒日大の進学実績や内部進学制度を中心に、大学受験に向けてのサポート体制や教育方針について詳しくご紹介します。
目黒日大の進学実績データ
目黒日大では、国公立や難関私大を目指すほか、日本大学への進学も視野に入れて進路先を選択できます。ここからは2025年度の目黒日大の進学実績と、日本大学へ進学するために必要なテストについてもご紹介します。
国公立
筑波大学 | 1 | 神奈川県立保健福祉大学 | 1 |
防衛大学校 | 1 | 山形大学 | 1 |
早慶上理
早稲田大学 | 1 | 慶應義塾大学 | 1 |
上智大学 | 1 | 東京理科大学 | 3 |
GMARCH
学習院大学 | 2 | 明治大学 | 8 |
青山学院大学 | 3 | 立教大学 | 5 |
中央大学 | 5 | 法政大学 | 16 |
日本大学内部進学について
目黒日大は日本大学の付属校のため、日本大学への合格率は98%と高水準を保っています。2025年に日本大学へ進学した先輩方の具体的な学部については以下の通りです。
法学部 | 30 | 文理学部 | 41 | 経済学部 | 23 |
商学部 | 25 | 芸術学部 | 15 | 理工学部 | 18 |
歯学部 | 2 | 法学部 | 7 | 薬学部 | 5 |
日本大学基礎学力到達度テスト受験
日本大学基礎学力到達度テストとは、高校1~3年生の各4月と高校3年生の9月に行われるもので、日本大学付属推薦を利用する場合は、高校3年生の10月に希望を出す必要があります。この「基礎学力到達度テスト」を利用して日本大学へ進むか、日本大学の合格を保有しながら国公立大学(一般選抜)にチャレンジするか、他の難関私立大学を目指すか(日本大学との併願不可)を選択することができます。
日本大学付属校としての取り組み
中学生のうちから日本大学の学部訪問を実施し、大学の雰囲気を体感して実際に大学生の様子を確認することで自身の進路をイメージしていきます。また高校生になると、付属校というメリットを生かして日本大学の各学部を校内に招き、本校の生徒を対象とした学部説明会を実施します。実際に大学の担当者から話を聞くことで、数多くある学部の中から自身の第一志望を定めます。
目黒日大の卒業生の声
ここでは目黒日大を羽ばたいて希望する大学への合格をつかみ取った、先輩の声をご紹介します。
早稲田大学 スポーツ科学部 合格
“週6日の部活に加えて土日以外は塾に通うというハードな学校生活でしたが、部活と勉強を両立しながら効率よく受験勉強を進められました。希望する進路に進めたのは顧問の先生の理解や協力、さまざまな方の応援があったからだと感じています。”
明治学院大学 法学部 合格
“中高の6年間で勉強の内容が年々難しくなっていき、特に高校に入ってからは理解するのが難しい科目が増え、テストの点数が思うように取れず、何度も悔しい思いをしました。そのたびに先生に助けられ、少しずつ理解を深められていき、やりがいや達成感を感じたものです。計画的に勉強して、行事に全力で取り組んで、充実した高校生活を楽しんでください!”
参照:目黒日大中学校高等学校|卒業生Voice
目黒日大の進学に関する取り組み
ここでは目黒日大の進路指導の考え方やサポート体制など、大学進学に向けて行われている取り組みについてご紹介します。
学力強化プログラム「朝のホームルームでの活動」
English HRというネイティブ教員による英語でのアクティビティによって、楽しみながら英語に慣れ親しみ、コミュニケーションの大切さを学びます。
また、文章読解力や表現力育成のため、日々文章を読み、自己の考えを文字にして表現する新聞学習(天声人語)/読書の時間も設けられています。記事を読むことで、時事問題にも関心を持つきっかけとします。
ウィークリー課題・ウィークリーテスト
国語・数学・英語の授業において定期課題を設定し、必ずテストで確認します。日々の学習習慣の確立と自主学習時間の確保を目的とした取り組みです。
オンライン英会話
週1回、オンラインにて外国人講師と一対一の会話を行います。自分ひとりで工夫して、すべての力を注いで相手に意志を伝えます。生の英語を聞き、話すという実体験の場です。
特別課外授業の実施
国公立・私立の最難関大学や医学部への進学を希望する生徒を対象とした課外授業です。中学1年次より、難関大学の入試問題への対応力習得に焦点を絞り、演習を中心とした指導を行います。授業は生徒による研究、講義、相互アドバイスを踏まえて、最終的に教師が指導するというスタイルです。
・英語:英語的理解力、表現力を磨く。
・数学:同一の事象をさまざまな観点から数学的に解明することで、数学的思考力を培う。
・国語:多読、精読プログラムにより、論理的に文章を理解し、表現できる力を高める。
学習支援センター(月額別途費用あり)
学習習慣の定着を通じた、難関大への「現役合格力の養成」を目指しており、塾や予備校に行かなくてもハイレベルな学力を着実に養成できるよう取り組みが行われています。毎日19時まで利用できる自習エリア、完全オーダーメイドの授業で苦手克服や定期試験・受験対策を支援してもらえる個別指導コーナー、また常駐するチューターにいつでも質問できるコーナーも設けられています。
目黒日大が大切にする3つの力
目黒日大ではこれまでの知識重視型の勉強だけではなく、次世代を担う生徒たちに必要な3つの能力、「問題解決力」「進路実現力」「相互理解力」を育むことを重視しています。
問題解決力
生徒主体の学習法でより質の高い授業を展開し、思考力や問題解決力を養います。ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションなど多様な角度から検討し、論理的・客観的に考える活動(クリティカル・シンキング)を多く取り入れて、将来のキャリアを切り拓く力を育成していきます。
・探究学習:知識を活用して課題に向き合い、全体で共有・協働する学習スタイル。
・発表コンクール:全学年が参加し、スライドや動画を使って成果を発表。表現力やコミュニケーション力を磨く。
進路表現力
個々の希望進路に対応するため、教科で得た知識と進路指導が結びつくように進路プログラムが構築されています。生徒が習得した知識を「進学のための道具」で終わらせることなく、進路先でその力を十分に発揮できるように卒業まで6年を通してしっかりサポートします。
・1st term 基礎充実期(中学1年生・2年生):反復学習で基礎力を徹底的に身につけ、学習習慣を確立させる。
・2nd term 実力養成期(中学3年生・高校1年生):自主性を育てながら、先取り学習や短期留学・勉強合宿に参加する。
・3rd term 応用発展期(高校2・3年生):志望校対策の演習や海外研修を通じて合格力を養う。
相互理解力
学力だけでなく、挨拶や礼儀、他者とのコミュニケーションの取り方、さらには相手に対する思いやりを学ぶことも必要です。目黒日大では学校行事、部活動・委員会活動に加え、芸能活動にも理解を示し、すべての生徒が一所懸命に取り組めるよう工夫がなされています。
まとめ
目黒日大では、日本大学付属という強みだけでなく、その強みを括かしてさらに高い偏差値の大学へ進めるようなカリキュラムが学園生活を通じて用意されています。3本柱のひとつである「進路表現力」をはじめ、自分が将来どのような人間になりたいかを、普段の生活の中で自然と見つけることができるでしょう。自ら調べ、考え、チャレンジする精神が身につけられるため、保護者様も安心してお子さまを通わせられるのではないでしょうか。
目黒日大へ進学したいと考えている中で、お子さまの成績がいまいち伸び悩んでいる場合は、個別指導という選択肢もおすすめです。トライでは、ひとりで学習に取り組めないお子さまや、何から手をつければわからないお子さま、ひとりで勉強に集中できなかったり苦手が克服できなかったりするケースにも、マンツーマンで柔軟に対応しています。一人ひとりに寄り添った教育プランをご提案しますので、詳細をご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。