2025/10/31

​​文東立松とは?偏差値・就職実績・各大学の特徴を徹底比較​​

​​文東立松(ぶんとうりっしょう)は、首都圏の中堅私立大学群で、偏差値の序列では日東駒専に次ぎ、大東亜帝国と同等に位置します。教員養成分野で全国トップクラスの実績を誇る大学をはじめ、各大学とも90%を超える高い就職率と、都市部にキャンパスを構える利便性の高い立地、それぞれ独自の専門性や教育理念を持つ魅力的な大学群です。

​​この記事では、「文東立松」の基本情報から各大学の特色、偏差値・難易度、多様な入試方式、充実した就職サポートまで詳しく解説します。志望校選びの選択肢を広げる参考にしてください。

目次

文東立松とは?首都圏に位置する中堅私立大学群の特徴

まずは、文東立松がどのような大学が含まれる大学群なのか見ていきましょう。

文東立松を構成する4つの大学の名称

​​「​​文東立松(ぶんとうりっしょう)​​」は、首都圏の4つの私立大学の代表的な一文字を取った大学群の総称です。

文​​(ぶん) :​​​​教大学​

​​(とう) :​​​​京経済大学​

立​​(りっ) :​​​​正大学

​​松​​(しょう):二​​​​学舎大学​

これらの大学は偏差値帯や受験難易度が近いことから、予備校や受験関係者を中心に​1つ​の大学群として扱われるようになりました。近年では大学選びの​1​つの指標として定着しています。

​​文東立松の歴史と建学の精神​

文東立松の各大学は、それぞれに長い歴史と独自の建学の精神を持っています。特に文教大学以外の三校は19世紀以前まで起源をさかのぼることができ、日本の教育史や社会史に名を残す著名人とも深い関わりを持っています。こうした歴史的背景は、現代の入試難易度や知名度だけでは測れない価値を示しており、受験生にとっても理解しておくべき点です。

​​文教大学は1927年に立正幼稚園、立正裁縫女学校​​として設立され、「人間愛​​」を建学の精神としています。特に教育分野での人材育成に力を注ぎ、私立大学として初めて教育学部を設置した実績を持ちます。

​​※文教大学と立正大学とは別法人の大学です。

東京経済大学は1900年に大倉商業学校​​として創立され、「進一層」と「責任と信用」​​を理念に掲げています。創設者の大倉喜八郎は明治時代の実業家として多方面で活躍し、「実学」を重視した教育方針のもと、社会で即戦力となる人材育成を目指した教育を展開してきました。

​​立正大学は1580年に創立された飯高檀林​​を起源とし、仏教精神に基づく「真実・正義・和平​​」の建学の精神を持っています。400年以上の歴史を誇る伝統ある大学です。

二松学舎大学は1877年に三島中洲​​によって創立された漢学塾二松学舎が起源です。「東洋の精神による人格の陶冶​​」を建学の理念とし、夏目漱石や嘉納治五郎なども学んだことで知られています。また、「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一が舎長を務めた歴史もあり、日本の近代化に貢献した偉人たちとの深いつながりを持つ伝統ある大学です。

このように、文東立松は近現代の著名人や教育の黎明期に深く関わってきた歴史を持っています。古くから社会の中でその価値が認められてきた大学群であり、進学先を考える際にもその背景を意識しておくと​良​いでしょう。

文東立松の偏差値・難易度徹底分析

受験生にとって最も気になるのが、大学の難易度や序列ではないでしょうか?ここでは、文東立松の4大学の偏差値帯と、関東の主要な大学群との難易度を比較していきます。

大学別|文東立松の学部構成と偏差値一覧

各大学の代表的な学部と、おおよその偏差値をまとめました。学部ごとの偏差値を知りたい方は参考にしてみてください。下記の偏差値は河合塾が公表しているものを、学部ごとの平均値で提示しています​​。なお、偏差値はあくまで受験生全体の統計的な位置を示す指標であり、偏差値が40を下回っている学部の場合も、入試日程や受験方式との関わりで相対的に決まります。入試が容易という意味では決してありませんので、ご注意ください。

※偏差値・大学共通テスト得点率参照:河合塾 Kei-Net 大学検索システム​

文教大学​

​​​​学部 ​​偏差値 ​​共通テスト得点率
​​文学部​ 41.0 ​​44%~78%
​​​​教育学部​ ​​51.0 ​​72%~83%
​​国際学部​ ​​40.0 ​​55%~69%​
​​​​経営学部​ ​​47.5 ​​70%~75%
​​健康栄養学部​ ​​40.0 ​​53%~61%
​​​​情報学部 ​​42.5 ​​62%~79%​
​​人間科学部​ ​​44.0 ​​64%~68%

東京経済大学​

​​​​学部 ​​偏差値 ​​共通テスト得点率
​​​​コミュニケーション学部​ 47.5 ​​63%~68%
​​​​​​現代法学部​ ​​45.0 ​​61%~64%
​​​​経済学部​​ 46.0 ​​​​65%~68%​
​​​​経営学部 45.0 ​​65%~71%
​​​​キャリアデザインプログラム
​​※2年次から所属学部が決まる
​​46.0
 
​​​​64%~68%​
 

立正大学

​​​​学部 ​​偏差値 ​​共通テスト得点率
​​​​文学部​​ 44.0 ​​​​65%~72%
​​​​​​心理学部 ​​49.0 ​​70%~74%
​​​​仏教学部​ 37.5 ​​​​53%
​​​​​​社会福祉学部​ 36.5 ​​44%~47%
​​​​法学部​ ​​42.5 ​​​​64%
​​​​経済学部 ​​41.0 ​​​​50%~56%​​
​​経営学部​ ​​40.0 ​​46%~54%​
​​​​地球環境科学部​ ​​36.0 ​​67%
​​​​データサイエンス学部​​ ​​35.0 ​​​​48%~62%​

二松学舎大学

​​​​学部 ​​偏差値 ​​共通テスト得点率
​​​​文学部​ 49.0 ​​65%~76%
​​​​​​国際政治経済学部​ ​​42.5 ​​65%~72%

文東立松と他大学との偏差値比較

次に、関東の私立大学群である日東駒専や大東亜帝国との偏差値における関係を見てみましょう。

※偏差値参照:河合塾 Kei-Net 大学検索システム

​​大学群​ ​​大学 ​​偏差値における序列
​​日東駒専​ ​​日本大学
​​東洋大学​
​​駒澤大学
​​専修大学​
・偏差値:42.0〜59.0​(日本大学の医学部や生物資源科学部獣医学科を除く)
​​・首都圏に位置する人気の総合大学群
​​​​文東立松 ​​​​文教大学
​​東京経済大学​
立正大学​
​​二松学舎大学
​​・偏差値:35.0〜57.5​
・長い歴史を持つ中堅私立大学群
​​大東亜帝国​ ​​大東文化大学​
東海大学​
亜細亜大学​
帝京大学
​​国士館大学
・偏差値:35.0〜50.0(東海大学と帝京大学の医学部医学科を除く)
・首都圏に位置する中堅私立大学群​

このように、文東立松は関東の私立大学の中では中堅に位置しています。難易度順に並べると「日東駒専>文東立松=大東亜帝国」という序列が一般的です。ただし、これらの序列は学部によっては逆転している部分も見られます。

文東立松のキャンパスを比較!立地・雰囲気・特徴​

キャンパスの環境は、大学選びの重要なポイントの1つです。文東立松の各大学は、それぞれ特色あるキャンパスを持っています。また、文教大学、二松学舎大学、立正大学の3大学では書道教員養成課程が設置されており、書道の指導者を目指す学生にとって貴重な学習機会を提供しています。ここでは、各大学のメインキャンパスの特色を紹介します。

文教大学:教育界の名門

​​創立・大学設立年​ 1966年(創立1927年)
学部(所在地) ​​越谷キャンパス:埼玉県越谷市
・​​教育学部​
・人間科学部​
・文学部​
湘南キャンパス:神奈川県茅ヶ崎市
・​​情報学部​
・健康栄養学部
​​東京あだちキャンパス:東京都足立区
​​・国際学部​
・​​経営学部​
​​学生数​ 約8,700名
​​​​学費 1,069,000円〜1,537,000円/年​
​​​​特徴​ 1969年に私立大学として初めて教育学部を設置​​し、教員養成教育50余年の実績を誇ります。小学校教員採用者数では私立大学全国1位​​の実績を持ち、理論と実践を融合させた教育を展開しています。現場での「先生の助手」体験プログラムや学生ボランティア補助教員制度​​など、実践的な学びを重視した教育環境が整備されており、教育界で活躍したい学生には魅力的な大学と​言​えます。​

東京経済大学:就職に強い実学の大学​

創立・大学設立年 1949年(創立1900年)
学部(所在地) 国分寺キャンパス:東京都国分寺市
・​​経済学部​
・経営学部​
・コミュニケーション学部
・​​現代法学部​
・​​キャリアデザインプログラム​
※武蔵村山キャンパスは体育・保健系科目の講義と実習に使用
学生数​ 6,800名​
学費​ 1,102,700円〜1,398,700円/年
​​​​特徴​ 創立者大倉喜八郎が掲げた「考え抜く実学​​」の理念のもと、125年の伝統を誇る​​社会科学系総合大学です。東京都国分寺市の文教地区に位置し、都心からのアクセスも良好な立地にあります。

実業界との強い連携を活かした実践的な教育を展開しており、経済・経営・法学・コミュニケーション分野で社会に貢献できる人材育成に力を入れています。建学の理念「進一層」の精神で、常に前進し続ける学びの環境を提供しています。

立正大学:仏教学・心理学・地理学の伝統校

創立・大学設立年​ 1924年(創立1872年)
学部(所在地) 品川キャンパス​​:東京都品川区​
​​・心理学部​
・法学部​
​​・経営学部​
​​・経済学部​
・文学部​
​​・仏教学部​
熊谷キャンパス​​:埼玉県熊谷市​
・データサイエンス学部​
・地球環境科学部​
・社会福祉学部​
​​学生数 約10,000名
​​​​学費​ 1,041,000円〜1,587,000円/年​
​​特徴 ​​1872年創立の150余年という最古の歴史を持ち、日蓮宗の建学の精神に基づく「モラリスト×エキスパート」の人材育成を目指しています。

品川と熊谷の2キャンパス制で、9学部16学科​​を擁する総合大学として、伝統的な仏教学から最新のデータサイエンスまで幅広い学問分野をカバーしています。都心の品川キャンパスでは利便性の高い学習環境を、熊谷キャンパスでは緑豊かな環境での学びを提供しており、多様な学習ニーズに対応した教育環境が魅力です。

※文教大学の前身の立正女子大学とは別法人

二松学舎大学(二松學舍大学)​​:国文学と教員養成の老舗

創立・大学設立年 1949年(創立1877年)
学部(所在地) 九段キャンパス:東京都千代田区
・​​文学部​
・国際政治経済学部​
​​※柏キャンパスも状況に応じて使用
学生数 約3,200名
​​学費​ 1,140,000〜1,417,660円/年
​​特徴 漢学者三島中洲​​により創設された約150年の歴史​​を持つ大学で、「東洋の精神による人格の陶冶​​」を建学の精神としています。渋沢栄一が第3代舎長を務め、夏目漱石も学んだ​​由緒ある学び舎として、漢学・国文学分野で伝統的な強みを持ちます。東京都千代田区九段の都心キャンパスと千葉県柏市の自然豊かなキャンパスの2拠点で、文学と国際政治経済の学びを展開しており、東洋の伝統的価値観と国際的視野を両立させた人材育成に力を入れています。

大学別|文東立松の充実した奨学金制度​

​​大学進学における経済的負担は、多くの家庭にとって大きな課題です。文東立松の各大学では、学生が経済的な不安を抱えることなく学業に専念できるよう、大学独自の多様な奨学金制度が整備されています。給付型奨学金から貸与型奨学金まで、さまざまな支援制度が用意されており、学業成績優秀者や経済的支援を必要とする学生を広くサポートしています。ここでは、各大学が独自に設けた特色ある奨学金制度について詳しく見ていきましょう。

文教大学

文教大学奨学金​​:勉学の意欲を持ちながら経済的に修学が困難な学生を支援することを目的とした給付型奨学金です。授業料の一部に相当する金額の支援を受けることができます。

文教大学緊急特別奨学金​​:家計急変等により緊急に経済支援が必要な学生を対象とした給付型奨学金です。授業料の半額の支援を受けることができます。

東京経済大学

東京経済大学奨学金​​:人物・学業ともに特に優れ、かつ学費の支弁が困難な学生に対する返還不要の給付型奨学金です。月額30,000円(年間36万円)を給付し、募集人数は100名を予定しています。学部生2年次以上が対象で、世帯収入基準は給与・年金700万円未満となっています。給付期間は1年間で、毎年申請が必要です。

東京経済大学葵友会大学奨学金:同窓会組織である葵友会が運営する返還不要の給付型奨学金です。月額35,000円(年間42万円)が給付され、募集人数は9名となっています。東京経済大学奨学金の条件に加え、CASEC®・TOEIC®スコア提出と葵友会行事への協力が必要です。葵友会と学生との親睦・交流の活性化も目的としています。

めざせ!大倉喜八郎 進一層奨学金:入学前予約採用型の給付型の奨学金で、年額50万円が原則4年間給付されます。入学前に採用が決定するため安心して進学することができます。

立正大学

立正未来エール奨学金(2026年度新設):2026年度入学生を対象とした新しい給付型奨学金制度です。年間24万円を4年間継続給付し、合計96万円の支援を受けることができます。4年間の継続給付により安定した修学支援を提供することを特徴としています。

立正大学学部橘経済支援奨学生:近年、大幅に拡充された給付型奨学金制度です。経済的困難を抱える学生への支援を強化し、返還義務のない給付型として学修活動を支援することを目的としています。

立正大学セカンドキャリア支援奨学生​​:経済的困難を抱える社会人学生の修学・資格取得などキャリア・アップを支援することを目的とした制度です。返還不要で年間授業料の全額相当額(最大778,000円)が給付されます。25歳以上の方、現在就職している方、退職した方、主婦・主夫の方など、社会人経験者が対象となります(留学生は対象外)。家計状況に応じて給付額を決定し、面接を経て採用が決定されます。

立正大学学業継続支援奨学生​​:在学中に発生した新たな経済的事由で困窮し、学費の納入が困難になった勤勉な学生を支援することを目的とした制度です。返還不要で授業料の半額が給付されます。

立正大学チャレンジ奨学生​​:大学入学後のチャレンジに対し奨学金が給付される立正大学独自の制度です。返還不要で50万円の学業奨励金に加え、学生が自ら計画する学業、研究、留学やフィールドワークなどさまざまなチャレンジ活動に使用可能な上限40万円が給付されます。全学部一般選抜〈R方式〉の受験者が対象で返還不要です。

立正大学特別奨学生~TOP150~​​:広く全国から優秀な学生を募ることを目的とした制度です。返還不要で年額100万円(初年次のみ)が給付されます。一般選抜2月(前期)の成績上位者100名と大学入学共通テスト利用選抜(前期)の成績上位者50名が対象となります。

二松学舎大学

二松学舎 入試奨学生​​:一般選抜S方式(入試奨学生選抜型)合格者のうち成績優秀にして入学する者を対象とした給付型奨学金です。年間の授業料並びに施設費相当額(1,140,000円)が免除され、最大4年間継続可能です。文学部最大30名、国際政治経済学部最大20名を募集しています。継続には各年次で所定の単位取得と成績基準を満たすことが必要です。

二松学舎 奨学生​​:学部2~4年次生20名以内を対象とした給付型奨学金です。人物・学業成績等の総合評価が良好であり、学費の支弁が困難な者に当該年度授業料の半額相当額が給付されます。毎年度9~10月に募集を行っています。

二松学舎特待生(中洲賞)​​:卒業予定者で成績が最も優秀な者を対象とした給付型奨学金です。各学部1名ずつ(計2名)に当該年度の授業料相当額が給付されます。通算GPAを基準とした成績優秀者が対象となり、創立者三島中洲の名を冠した最高位の褒賞となっています。

二松学舎準特待生(優等賞)​​:卒業予定者で成績が優秀な者を対象とした給付型奨学金です。両学部で合計9人以内に当該年度授業料の半額相当額が給付されます。通算GPAを基準とした成績優秀者が選出されます。

二松学舎サービス株式会社奨学金(NSC奨学金)​​:二松学舎サービス株式会社が運営する給付型奨学金です。1~3年生の各学科上位2名ずつ(計36名)に当該年度授業料の半額相当額が給付されます。単年度GPA成績最優秀者が対象となり、各学年・各学科の成績優秀者を幅広く支援しています。

父母会成長支援型奨学金​​:父母会により運営される給付型奨学金です。公立学校教員採用試験合格者、公務員試験合格者および父母会が指定した資格取得者を対象とし、30,000円~150,000円(資格等による)が給付されます。学生の資格取得や能力向上を奨励する制度です。

松苓会給付奨学生​​:本学の同窓会組織である松苓会が運営する給付型奨学金です。家計の急変により卒業困難な事態になった学部4年次在学生等2名以内を対象とし、当該年度学納金(授業料および施設費)の半額相当額までが給付されます。卒業間近の学生の学業継続を支援する緊急支援制度です。

文東立松の入試情報と対策​

文東立松への合格を目指すには、各大学の入試制度を正しく理解し、自分に最適な入試方式を選択することが重要です。近年、多様な入試方式が導入され、受験生一人ひとりの強みを活かせる選択肢が広がっています。ここでは、文東立松各大学の入試方式と倍率、効果的な対策方法について詳しく解説します。

大学別|文東立松の主な入試方式と倍率をチェック

文教大学

​​文教大学の2026年度入試における入試方式ごとの特徴を以下にまとめました。

​​一般入試​

全国入試​​:全国15会場で実施される3教科型のマークシート方式の入試です。2月上旬に実施され、出願期間は1月上旬から1月下旬までとなっています。全ての学部で実施されます。2025年度入試​​では多くの学科で1.1~7.2倍程度の競争率となっており、教育学部社会専修で7.2倍、情報学部情報システム学科で6.0倍など、高倍率の学科もあります。

A日程入試​​:複数日の併願が可能な3教科型のマークシート方式の入試です。全ての学部で実施されます。2月上旬の4日間で実施され、出願期間は1月上旬から1月下旬までです。試験会場は越谷・湘南・東京あだちの3キャンパスから選択可能で、同一日併願ができる学科・課程の組み合わせもあります。2025年度入試​​では学科により競争率に幅があり、文学部日本語日本文学科で3.8倍、経営学部経営学科で7.2倍など、人気の高い学科では高倍率となっています。

B日程入試​​:文学部・情報学部・健康栄養学部・国際学部・経営学部の5学部で実施される1教科型の入試です。2月下旬に実施され、出願期間は2月上旬までとなっています。2025年度入試​​では文学部日本語日本文学科が7.5倍、経営学科も6.2倍、国際観光学科3.2倍など、人気の高い学科もあります。

C日程入試​​:全学部で3月上旬に実施される、2教科または1教科型の入試です。3月上旬に実施され、出願期間は2月中旬までです。後期日程として位置づけられており、他大学との併願に便利な日程設定となっています。2025年度入試​​では学科によって競争率に大きな差があり、教育学部理科専修で8.0倍、社会専修で7.0倍、文学部日本語日本文学科で8.6倍と非常に高い競争率となった一方、一部の学科で1.0〜2.0倍の比較的低い倍率になっています。

文理2教科入試​​:文学部・健康栄養学部・経営学部の3学部で実施される2教科型の入試です。国語・英語といった主要科目に絞って受験できるため、得意科目で勝負したい受験生にとって挑戦しやすい方式と​言​えます。幅広い学部・学科で採用されているのも特徴で、過去の入試では安定した志願者数を集めています。2025年度入試​​では多くの学科で1~4倍程度の競争率となっています。​

​​共通テスト利用入試

​​1期と3期は全学部で、2期は文学部・情報学部・健康栄養学部・国際学部・経営学部で実施されます。大学独自の試験を課さず共通テストの結果のみで合否を判定する方式です。3教科3科目または2教科2科目の成績により選抜が行われ、出願期間は1期が1月上旬から1月中旬まで、2期が1月中旬から2月上旬まで、3期が2月中旬から2月下旬までです。2025年度入試​​では1期で1.1〜9.1倍、2期で1.1〜7.4倍、3期で1.1〜13.0倍と学科により競争率に幅があります。​

​​総合型選抜​​

学力だけでなく、受験生の個性や意欲を総合的に評価する選抜方式です。多様な種類があり、課題遂行型、プレゼンテーション型、資格優先型、文教大学同窓型、適性評価型、ビジネスキャリア型、適性検査型など、学部によって異なる観点から受験生を評価する制度が整備されています。総合型選抜は複数の種類があり、それぞれで出願期間が異なるため、正確な情報は公式の入学試験要項で必ず確認しましょう。

​​学校推薦型選抜​​(公募制)

高等学校長の推薦を受けた生徒が受験でき、全学部で実施されています。調査書や面接、小論文などを通じて、受験生の学習意欲や人物像を総合的に評価します。全学部11月下旬に実施され、出願期間は11月上旬から11月中旬までです。2025年度入試​​では多くの学科で1~4倍程度の競争率となっています。

​​次に、文教大学の2025年度の代表的な入試方式別の合格者数 / 志願者数を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般入試(全国入試)​

​​学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数
​​教育学部 ​​219名 / 1,010名​
​​​​人間科学部 327名 /  506名
​​文学部 ​​162名 /  251名
​​情報学部 34名 /   72名​
​​​​健康栄養学部​ ​​14名 /   22名​
​​​​​​国際学部 ​​109名 /  155名​
​​​​経営学部 ​​12名 /   71名

一般入試(A日程)

​​学部​ ​​合格者数 / 受験者数​
教育学部 ​​2月7日:227名 / 1055名​
2月8日:155名 / 739名
​​2月9日:169名 / 747名​
​​​​人間科学部 ​​2月7日:92名 / 231名​
​​2月8日:60名 / 150名​
2月9日:61名 / 144名
​​​​文学部 ​​2月7日:150名 / 251名​
​​2月8日:76名 / 144名​
​​2月9日:91名 / 162名
​​情報学部 ​​2月7日:43名 / 86名​
2月8日:36名 / 61名​
2月9日:38名 / 67名
​​​​健康栄養学部 ​​2月7日:13名 / 16名​
​​2月8日:11名 / 12名​
2月9日:6名 / 9名​
​​​​​​国際学部​ ​​2月7日:114名 / 226名​
​​2月8日:55名 / 113名​
2月9日:70名 / 139名
​​​​​​経営学部​ ​​2月7日:19名 / 132名​
2月8日:12名 / 86名
​​2月9日:19名 / 119名​

一般入試(B日程)

​​学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数​
文学部 ​​7名 / 25名
​​情報学部​ ​​16名 / 23名
​​​​健康栄養学部​ ​​5名 /  6名​
​​国際学部 11名 / 31名
​​​​経営学部 ​​10名 / 62名

一般入試(C日程)

学部 ​​合格者数 / 受験者数
教育学部 ​​26名 / 139名
​​人間科学部​ ​​32名 /  91名
​​​​文学部​ ​​24名 /  76名
​​​​情報学部 20名 /  28名
​​​​健康栄養学部 ​​5名 /   5名
​​​​​​国際学部​ ​​​​15名 /  54名​
​​​​経営学部 ​​​​14名 /  62名

共通テスト利用入試

​​学部​ ​​合格者数 / 受験者数
​​教育学部​ ​​334名 / 1,802名
​​​​人間科学部​ ​​473名 / 1,276名
​​​​文学部 ​​592名 /  849名
​​​​情報学部 ​​268名 /  443名
​​​​健康栄養学部 ​​57名 /   81名
​​​​​​国際学部​ ​​​​527名 /  788名
​​​​​​​​経営学部​ ​​​​​​36名 /  298名

総合型選抜​

​​学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数
教育学部 ​​57名 / 110名
​​​​人間科学部 ​​104名 / 152名
​​​​文学部 ​​55名 /  93名
​​​​情報学部 79名 /  83名
​​​​健康栄養学部 ​​31名 /  34名
​​​​​​国際学部 ​​​​95名 / 119名
​​​​経営学部​ ​​​​18名 /  88名

学校推薦型選抜​​(公募制)

学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数
​​教育学部 ​​91名 / 221名
​​​​人間科学部 ​​58名 /  66名
​​文学部 ​​28名 /  41名
​​​​情報学部 ​​8名 /   8名
​​健康栄養学部 ​​4名 /   4名
​​​​​​国際学部​ ​​10名 /  10名
​​​​経営学部​ ​​16名 /  20名

東京経済大学​

東京経済大学の2026年度入試における入試方式ごとの特徴を以下にまとめました。

​​一般入試​​

全学統一方式前期​​(2教科型)​​:全学部で実施され、2教科で選抜されます。2月上旬に実施される、1回の試験ですべての学部・学科等が併願可能な方式です。出願期間は1月上旬から1月下旬までとなっています。2025年度入試​​では経済学部・経営学部で3.5倍、コミュニケーション学部のメディア社会学科で4.9倍、国際コミュニケーション学科で4.0倍、現代法学部で2.3倍の競争率となっています。

個別方式​​(3教科型・ベスト2プラス)​​:全学部で実施され、3教科もしくは高得点の2教科で選抜されます。2月上旬の3日間で実施される方式で、同一試験日に出願できる学部・学科等は1つですが、最大3日程の併願が可能です。英語外部試験の利用も可能で、全国9会場(仙台、水戸、宇都宮、高崎、千葉(津田沼)、横浜、新潟、静岡、本学(国分寺))で受験できます。2025年度入試​​では経済学部の3教科型で2.4倍、ベスト2プラスで2.5倍、経営学部ではそれぞれ2.7倍の競争率でした。3教科型に出願した上で、高得点の2教科でも判定する「ベスト2プラス」を併願することができる独自の制度が特徴的です。

全学統一方式後期​​(2教科型)​​:全学部で実施され、2教科で選抜されます。3月上旬に実施される後期日程で、1回の試験ですべての学部・学科等が併願可能です。出願期間は2月中旬から2月下旬までです。英語外部試験の利用が可能です。2025年度入試​​では非常に高い競争率となり、経済学部で18.3倍、経営学部で15.4倍、コミュニケーション学部メディア社会学科で7.1倍という激戦となっています。

​​共通テスト利用入試​​

前期(3教科型・2教科型)​​:大学独自の試験を課さず、共通テストの結果のみで合否を判定する方式です。全学部で実施され、英語を含む3教科もしくは2教科で選抜されます。英語外部試験の利用が可能です。2025年度入試​​では経済学部の2教科型で3.2倍、3教科型で2.4倍、経営学部ではそれぞれ3.4倍、2.5倍の競争率でした。

中期・後期​​:それぞれ異なる時期に実施される共通テスト利用選抜です。全学部で実施され、中期は4教科、後期は3教科で選抜されます。2025年度入試​​では中期は比較的競争率が低く1.4〜2.0倍程度ですが、後期は定員が少ないため高倍率となり、経済学部で5.0倍、経営学部で11.0倍という高い競争率となっています。

​​総合型選抜​​

​​各学部・プログラムの特色に応じた多様な選抜方式があり、探究活動評価型選抜、現代法学部自己推薦選抜、コミュニケーション学部AO選抜(総合型・英語資格利用型)、キャリアデザインプログラムAO選抜、経営学部簿記資格取得者選抜、資格取得者選抜、スカラシップ選抜、スポーツ実績者選抜、スポーツ特別選抜から構成されています。すべての方式で第一志望であることが必要です。総合型選抜は複数の種類があり、それぞれで出願期間が異なるため、正確な情報は公式の入学試験要項で確認されることをお勧めします。

​​学校推薦型選抜​​

指定校推薦選抜​​:本学が指定した高等学校から推薦を受けた卒業見込み者が対象となる入試です。11月上旬の出願期間を経て、11月23日に本学国分寺キャンパスで試験が実施されます。選考は書類審査と小論文により行われます。

全商協会特別推薦選抜​​:全国商業高等学校長協会から推薦された卒業見込み者を対象とした入試で、教科「商業」の単位数、学習成績の状況、資格取得等の一定の要件を満たすことが求められます。

法人連携校特別推薦選抜​​:本学と提携している法人の系列校から推薦を受けた学生を対象とした特別な推薦制度となっています。

​​その他の選抜​​

外国人留学生対象選抜​​:日本留学試験や英語資格・検定試験のスコアが出願資格として求められ、各受験回の合計点のみを有効とし、複数回受験した場合でも各科目、各技能の最高点の合算は行わない点が特徴的です。また、本学が指定した日本語学校のみで募集する指定日本語学校外国人留学生推薦選抜も実施されています。

第3年次編入学・学士入学選抜​​:短期大学・高等専門学校卒業者や大学に、2年以上在学し62単位以上取得した者を対象とした第3年次一般編入学と、4年制大学卒業者を対象とした第3年次学士入学の2つの区分があります。1月上旬から中旬の出願期間で、2月上旬に小論文と英語により選考が行われます。

​​次に、東京経済大学の2025年度の代表的な入試方式別の合格者数 / 志願者数を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般入試(全学統一方式 前期)

学部​ 合格者数 / 受験者数​
​​経済学部 ​​56名 / 194名​
​​​​経営学部 ​​54名 / 188名
​​​​コミュニケーション学部​ メディア社会学科     ​ ​10名 / 49名
国際コミュニケーション学科​ ​10名 / 40名​
​​現代法学部​ ​​30名 / 68名​
​​キャリアデザインプログラム​ ​​9名 / 40名​

​​一般入試(個別方式 3教科型)

​​学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数
​​経済学部​ ​​486名 / 1,167名
​​​​経営学部 409名 / 1,085名
​​コミュニケーション学部​ ​​メディア社会学科      63名 / 184名
国際コミュニケーション学科​ ​55名 / 144名
​​現代法学部​ 180名 / 423名
​​​​キャリアデザインプログラム ​​34名 / 112名​

一般入試(ベスト2プラス)

学部 合格者数 / 受験者数​
経済学部 ​​337名 / 844名
​​​​経営学部​ ​​313名 / 830名
​​コミュニケーション学部 メディア社会学科     ​ ​52名 / 150名
国際コミュニケーション学科​ ​34名 / 112名
​​​​現代法学部​ 120名 / 347名
​​​​キャリアデザインプログラム​ ​​32名 / 107名​

一般入試(全学統一方式 後期)

​​学部 ​​合格者数 / 受験者数
​​経済学部​ ​​12名 / 219名​
​​経営学部 14名 / 215名
​​​​コミュニケーション学部 メディア社会学科​ ​     7名 / 50名
国際コミュニケーション学科​ ​4名 / 59名
現代法学部​​ 7名 / 90名​
​​キャリアデザインプログラム​ ​​5名 / 35名

共通テスト利用入試(前期)

​​学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数
​​経済学部​ ​​3教科型​ ​321名 / 756名
2教科型​  ​98名 / 310名
​​​​経営学部 3教科型​ ​293名 / 719名
2教科型​ ​100名 / 337名
​​​​コミュニケーション学部 メディア社会学科​
​​ 3教科型​ ​55名 / 137名​
 ​​2教科型​ ​29名 / 83名
国際コミュニケーション学科
​​ 3教科型​ ​45名 / 103名​
​​ 2教科型​ ​26名 / 77名
​​現代法学部 ​​3教科型​ ​135名 / 277名
2教科型​  ​68名 / 152名
​​​​キャリアデザインプログラム​ 3教科型​  ​48名 / 136名
2教科型​  ​27名 / 105名

共通テスト利用入試(中期)

学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数
経済学部 ​​34名 / 54名
​​​​経営学部 ​​25名 / 39名
​​コミュニケーション学部​ ​​メディア社会学科​      ​5名 / 10名
​​国際コミュニケーション学科​ ​2名 /  4名​
​​現代法学部 ​​11名 / 16名
​​キャリアデザインプログラム​ 7名 / 10名

総合型選抜(コミュニケーション学部 AO選抜)

学部 ​​合格者数 / 受験者数​
コミュニケーション学部 メディア社会学科​      ​12名 / 21名
​​国際コミュニケーション学科​  6名 /  6名

総合型選抜(コミュニケーション学部 AO選抜【英語資格利用型】第1期試験)

​​学部​ ​​合格者数 / 受験者数
コミュニケーション学部​ ​​メディア社会学科     ​ ​2名 / 3名
​​国際コミュニケーション学科​ ​2名 / 2名

総合型選抜(キャリアデザインプログラム AO選抜)​

学部​ ​​合格者数 / 受験者数
キャリアデザインプログラム ​​21名 / 35名

総合型選抜(現代法学部 自己推薦選抜)

​​学部 ​​​​合格者数 / 受験者数
現代法学部 ​​27名 / 31名

総合型選抜(探究活動評価型選抜)

学部 ​​​​合格者数 / 受験者数
経済学部 経済学科・国際経済学科(2学科一括募集)     5名 / 9名
​​​​経営学部​ ​​経営学科・流通マーケティング学科(2学科一括募集)7名 / 8名​

立正大学​

立正大学の2026年度入試における入試方式ごとの特徴を以下にまとめました。

​​一般入試

​​立正大学の一般選抜入試は、複数の受験機会を提供する多様な方式で構成されており、奨学生制度も充実している特徴的な入試制度となっています。

R方式​​:全学部で実施され、3教科で選抜されます。1試験日につき最大3学科・コースまで併願可能です。試験は2月上旬に複数学部日程で実施されるため、受験機会が比較的多い点も特徴です。英語外部試験の高得点利用が可能で、立正大学チャレンジ奨学生の対象試験となっています。2025年度入試​​では、全体で2.4倍の競争率でした。特に経営学部経営学科で21.7倍、心理学部臨床心理学科で8.0倍、対人・社会心理学科で6.8倍と高い倍率を示しています。

2月試験(前期)​​:全学部で実施され、3教科の受験で3教科もしくは2教科で選抜されます。英語外部試験の免除制度があります。立正大学特別奨学生の対象試験として、成績上位者には特待生制度が適用されます。データサイエンス学部では共通テスト併用型も同時実施されています。2月上旬の3日間で実施され、出願期間は1月上旬から1月中旬です。全学部が対象で、3日間すべての試験日に出願できます。2025年度入試​​では、全体で2.2倍の競争率でした。心理学部は臨床心理学科が3.9倍~4.2倍、対人・社会心理学科が3.6倍~4.6倍、経営学部経営学科は3.1倍~4.3倍と比較的高倍率でした。

2月試験(後期)​​:心理学部と経営学部を除く全学部で実施され、3教科の受験で3教科もしくは2教科で選抜されます。2月下旬に実施される後期日程で、出願期間は1月下旬から2月上旬です。英語外部試験の免除制度が利用可能です。2025年度入試​​では、全体で1.9倍の競争率でしたが、当時の心理学部対人・社会心理学科は12.8倍と非常に高い倍率でした。

3月試験​​:全学部で実施され、3教科の受験で3教科もしくは2教科で選抜されます。3月上旬に実施される最終の受験機会で、出願期間は2月上旬から2月下旬です。全学部が対象で、英語外部試験の免除制度が利用できます。2025年度入試​​では、全体で3.1倍と一般入試の中で最も高い競争率でした。特に心理学部対人・社会心理学科で29.0倍、経営学部経営学科で11.8倍、文学部史学科で9.7倍と非常に高い倍率を記録しています。

​​共通テスト利用入試​

前期​​:全学部で実施され、大学独自の試験を課さず共通テストの結果のみで合否を判定する方式です。3教科または2教科の成績により選抜されます。出願期間は1月上旬から1月中旬で、合格発表は2月中旬に行われます。全学部が対象で、立正大学特別奨学生の対象試験となっています。2025年度入試​​では学部により競争率に大きな差があり、経営学部経営学科で14.2倍、文学部史学科で9.6倍、文学部英語英米文学専攻コースで8.1倍、心理学部臨床心理学科で7.3倍と高倍率の学科が見られました。

後期​​:法学部、経営学部、経済学部、文学部(哲学科、文学科のみ)、仏教学部、データサイエンス学部、地球環境科学部、社会福祉学部で実施されます。3教科または2教科の成績により選抜されます。出願期間は2月中旬から3月上旬で、合格発表は3月中旬です。2025年度入試​​では、全体で3.3倍の競争率でした。特に経営学部経営学科で20.0倍、経済学部国際コースで11.5倍、経済学部経済学コースで9.9倍、経済学部金融コースで9.2倍と高い倍率が見られました。

​​総合型選抜​

総合型選抜は高校での成果を評価する活動評価型と課題に取り組む​探究​実践型があります。それぞれ対象の学部が異なるため、正確な情報は公式の入学試験要項で確認されることを強くお勧めします。

​​複数の種類があり、それぞれで出願期間が異なるため、正確な情報は公式の入学試験要項で必ず確認しましょう。

​​活動評価型​​:高等学校等での正課・正課外活動の成果やその取り組み過程をレポートやプレゼンテーションで評価する方式です。2025年度入試​​では、全体で1.3倍の競争率でした。

探究実践型​​:学部の学びの分野に応じた課題に対する探究活動を通して、思考力や表現力を評価する方式です。ゼミナール方式という立正大学独自の選考方式も採用されており、課題図書や模擬授業動画を活用した複合的な選考が行われます。2025年度入試​​では、全体で1.4倍の競争率でした。

​​学校推薦型選抜​

公募制推薦入試と指定校制推薦選抜が実施されています。出願期間は11月上旬、試験日は11月中旬、合格発表は12月上旬です。全学部が対象で、基礎学力テスト型も実施されています。試験科目は原則2教科で、英語外部試験と大学独自試験1教科の組み合わせも選択可能です。2025年度入試​​では、全体で1.5倍の競争率でした。

次に、立正大学の2025年度の代表的な入試方式別の合格者数 / 志願者数を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般入試(全学部 R方式)

学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数
​​心理学部 ​​44名 / 323名
​​​​法学部​ ​​62名 / 124名​
​​経営学部​ ​​10名 / 217名
​​​​経済学部 ​​134名 / 265名
​​​​文学部​ ​​259名 / 383名​
​​​​仏教学部 ​​8名 /  11名
​​​​データサイエンス学部 ​​​​7名 /  7名
​​​​地球環境科学部 ​​​​46名 /  53名
​​​​​​社会福祉学部​ ​​​​26名 /  35名

一般入試(全学部 2月試験 前期)​

​​学部​ ​​合格者数 / 受験者数
​​心理学部​ 244名 /  968名
​​​​法学部​ 145名 /  290名​
​​​​経営学部 ​​100名 /  361名
​​​​経済学部​ ​​304名 /  601名
​​​​文学部 ​​567名 / 1,070名​
​​​​仏教学部​ ​​​​24名 /   33名
​​データサイエンス学部​ ​​82名 /  100名
​​​​​​地球環境科学部​ ​​​​166名 /  219名
​​​​社会福祉学部 ​​​​96名 /  102名

一般入試(全学部 2月試験 後期)

学部​ ​​合格者数 / 受験者数​
​​心理学部
​​※昨年度募集あり
​​20名 / 126名
​​​​法学部 ​​41名 /  62名
​​​​経済学部 ​​74名 / 146名
​​文学部 ​​86名 / 135名
​​​​仏教学部​ ​​6名 /   7名​
​​​​​​データサイエンス学部​ ​​​​7名 /   7名
​​​​地球環境科学部 ​​​​15名 /  18名​
​​​​​​社会福祉学部​ ​​​​17名 /  17名​

一般入試(全学部 3月試験)

学部​ ​​合格者数 / 受験者数
心理学部 ​​11名 /  94名
​​法学部​ ​​32名 /  92名
​​経営学部 ​​10名 / 118名
​​経済学部 ​​27名 / 161名
​​文学部 ​​69名 / 131名
​​​​​​仏教学部 ​​13名 /  15名
​​​​データサイエンス学部 ​​​​18名 /  18名
​​​​​​地球環境科学部​ ​​​​18名 /  21名
​​​​社会福祉学部 ​​​​17名 /  18名

共通テスト利用入試(前期)

学部​ ​​合格者数 / 受験者数
心理学部 ​​146名 /  889名​
​​​​法学部 244名 /  412名
​​経営学部 50名 /  709名
​​​​経済学部 ​​659名 / 1,053名​
​​文学部 ​​233名 / 1,256名
​​​​​​仏教学部 ​​​​79名 /  108名
​​​​​​​​データサイエンス学部 77名 /  126名
​​​​​​地球環境科学部​ 450名 /  540名​
​​​​​​​​社会福祉学部​ ​​410名 /  416名​

共通テスト利用入試(後期)

学部​ ​​合格者数 / 受験者数
​​法学部 10名 /  71名​
​​経営学部 5名 / 100名
​​​​経済学部​ ​​18名 / 180名
​​​​文学部 ​​33名 / 155名
​​仏教学部 ​​22名 /  24名
​​​​データサイエンス学部 ​​​​13名 /  19名
​​地球環境科学部 ​​42名 /  45名
​​​​​​社会福祉学部​ ​​52名 /  53名

総合型選抜(活動評価型 中期)

学部​ ​​合格者数 / 受験者数​
​​文学部​ ​​37名 / 58名
​​地球環境科学部 ​​環境システム学科生物・地球​ ​5名 / 5名
気象・水文​         ​1名 / 1名
​​社会福祉学部 ​​7名 / 7名

総合型選抜(探求実践型 中期)

​​学部​ ​​合格者数 / 受験者数
​​経営学部​ ​​5名 / 52名​
​​​​仏教学部​ ​​3名 /  3名
​​地球環境科学部​ ​​2名 /  2名

総合型選抜(探求実践型 後期)

学部​ ​​合格者数 / 受験者数
​​仏教学部 ​​2名 / 3名
​​地球環境科学部 環境システム学科生物・地球​ ​1名 / 1名

公募制推薦選抜

学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数
心理学部​ ​​60名 / 102名
​​経済学部​ ​​11名 /  12名
​​​​文学部 ​​37名 /  48名
​​​​仏教学部​ ​​2名 /   3名
​​データサイエンス学部​ ​​2名 /   2名
​​​​​​地球環境科学部 ​​​​2名 /   2名
​​​​​​社会福祉学部 ​​​​2名 /   2名

二松学舎大学​

二松学舎大学の2026年度入試における入試方式ごとの特徴を以下にまとめました。試験科目は各大学の公式情報を確認してください。

​​一般入試​​

S方式​​:2月上旬に実施される3科目型の入試制度です。出願期間は1月上旬から1月下旬までです。全学部で実施され、成績優秀者は最大4年間の学費減免制度の対象となります。2025年度入試​​では文学部で2.9倍、国際政治経済学部で1.6倍の競争率でした。

A方式(得意科目型)​​:2月上旬実施されるS方式と同日実施で、S方式の必須科目を含め受験したすべての科目の中で、最も高得点の1科目を2倍にして判定に利用する形式です。S方式1回の受験で両方式への出願が可能です。国語が必須科目で、英語は選択科目の一つに含まれるため、英語が苦手な受験生にも挑戦しやすい入試方式と​言​えます。全学部で実施され、2025年度入試​​の競争率は文学部2.4倍、国際政治経済学部1.7倍となっています。

B方式(前期2科目型)​​:2月上旬に実施される2科目型の入試制度です。全学部で実施され、E方式と同日実施のため併願可能です。出願期間は1月上旬~中旬に設定されており、受験準備を整えやすいスケジュールとなっています。国語が必須で、英語は選択科目のひとつであるため、英語が苦手な受験生にもおすすめできる方式です。2025年度入試​​の競争率は文学部2.3倍、国際政治経済学部2.1倍でした。

E方式(英語外部試験利用型)​​:2月上旬に実施される方式で、出願期間は1月上旬~中旬です。英語外部試験スコア、調査書・チェックリストに加え、国語の試験も課されます。文学部では記述式、国際政治経済学部ではマーク式と短答の記述式を併用する形式です。全学部で実施され、2025年度入試​​の競争率は文学部2.1倍、国際政治経済学部1.8倍という結果でした。

G方式(現代文重視型)​​:2月上旬に実施される3科目型の入試制度は、出願期間が1月上旬から中旬に設定されており、受験準備を整えやすいスケジュールとなっています。現代文が得意な受験生に有利な制度で、文学部で実施されます。なお、2科目型も設けられており、現代文ともう1科目で受験できる形式です。3科目型と2科目型を併願することも可能で、自分の得意分野に応じた柔軟な受験戦略が立てられます。2025年度入試​​の競争率は2.4倍でした。

C方式(共通テスト利用)​​:本学での個別試験はなく、共通テストの成績のみで判定します。前期は3科目型と2科目型があり、国際政治経済学部に限り中期も実施されます。後期は1~2科目で判定され、選択科目によって必要科目数が異なります。出願期間は前期が1月上旬~中旬、後期が2月上旬~3月上旬です。全学部で実施され、2025年度入試​​の競争率は2.5から7.3倍と大きな差があり、後期が高倍率でした。

D方式(後期1科目型)​​:3月上旬に実施される1科目型の入試制度です。出願期間は2月上旬~3月上旬で、全学部で実施されます。2025年度入試​​は文学部4.3倍、国際政治経済学部9.7倍という高競争率となっています。

​​総合型選抜

国際日本学科・中国学科の総合型選抜: 両学科でも総合型選抜が実施されており、学科の専門性に応じた内容で選考が行われます。小論文や面接を通じて、国際的な視野や言語への関心などが重視されるのが特徴です。出願期間は9月中旬~10月上旬で、2025年度入試の競争率は1.0倍前後と比較的落ち着いた数値でした。

総合型選抜Ⅰ期​​:10月中旬に実施され、総合型選抜の中で最も募集人数が多い入試制度です。文学部の文章読解型は小論文・面接で選考され、国際政治経済学部の読解力総合型と英語資格型はそれぞれ特色ある選考内容となっています。文学部は専願制ですが、国際政治経済学部は併願可能です。出願期間は9月中旬~10月上旬です。2025年度入試​​の競争率は、文学部1.5倍で、国際政治経済学部1.0から1.1倍でした。

総合型選抜Ⅱ期​​:11月下旬に実施されます。小論文と面接で選考され、文学部の自己推薦型は専願制ですが、国際政治経済学部の自己アピール型は併願可能です。出願期間は11月上旬~11月中旬です。2025年度入試​​の競争率は、文学部1.5倍、国際政治経済学部1.1倍でした。

総合型選抜Ⅲ期​​:12月中旬に実施される併願可能な入試制度です。文学部では文章読解型と書道実技型が、国際政治経済学部では課題解決型が実施されます。2025年度入試​​の競争率は、文学部1.8倍、国際政治経済学部1.1倍でした。

​​学校推薦型選抜

指定校・提携校・附属校推薦​​:11月下旬に実施される専願制の入試制度です。全学部で実施されます。小論文と面接による選考で、2025年度入試​​の競争率は両学部とも1.0倍となっています。出願期間は11月上旬~11月中旬で、合格発表は12月上旬です。

次に、二松学舎大学の2025年度の代表的な入試方式別の合格者数 / 志願者数を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般入試(S方式)

学部 ​​合格者数 / 受験者数​
文学部​ ​​48名 / 139名
​​国際政治経済学部​ ​​21名 /  34名

一般入試(A方式 得意科目型)

​​学部 ​​合格者数 / 受験者数
​​文学部 ​​166名 / 404名
​​国際政治経済学部 ​​84名 / 144名

一般入試(B方式 前期2科目型)

学部​ ​​合格者数 / 受験者数​
文学部​ ​​52名 / 121名
​​国際政治経済学部​ ​​39名 /  82名

一般入試(E方式 英語外部試験利用型)

​​学部​ ​​合格者数 / 受験者数​
​​文学部​ ​​19名 / 39名​
​​​​国際政治経済学部​ ​​40名 / 73名​

一般入試(C方式 共通テスト利用)

学部​ ​​​​合格者数 / 受験者数​
文学部​ ​​前期​ 128名 / 339名​
後期 ​19名 /  63名
​​国際政治経済学部​ ​​前期​ 102名 / 257名​
中期  5名 /  33名​
​​後期 ​ 6名 /  44名​

一般入試(D方式 後期1科目型)

​​学部​ ​​合格者数 / 受験者数
​​文学部 ​​29名 / 126名​
​​国際政治経済学部 ​​10名 /  97名

総合型選抜Ⅰ期

学部​ ​​合格者数 / 受験者数​
文学部​ ​​127名 / 190名
​​​​国際政治経済学部 ​​読解力総合型​ 57名 / 58名​
英語資格型  ​16名 / ​17名

総合型選抜Ⅱ期

​​学部 ​​合格者数 / 受験者数​
​​文学部 ​​46名 / 68名
​​国際政治経済学部 ​​36名 / 39名

総合型選抜Ⅲ期

学部​ ​​合格者数 / 受験者数​
​​文学部​ ​​13名 / 24名
​​国際政治経済学部​ ​​14名 / 16名​

指定校・提携校・附属校推薦

​​学部 ​​​​合格者数 / 受験者数
​​文学部 ​​143名 / 143名
​​​​国際政治経済学部 ​​106名 / 106名​

ポイント解説|得意科目を活かせる入試方式の選び方

文東立松の各大学では、受験生の多様な才能や得意分野を評価する様々な入試方式を設けており、得意科目を戦略的に活用することで合格の可能性を高めることができます。以下に、各大学の特色ある入試方式と選び方のポイントを解説します。

自身の「強み」を活かせる方式を選ぶ

国語力を活かしたい場合​

 ・二松学舎大学 G方式(現代文重視型)​​: 現代文の配点が高く設定されており、国語が得意な受験生には非常に有利な入試方式です。3科目型と2科目型があり、いずれも現代文を必須とする点が特徴です。A方式のように「高得点科目を2倍にする」形式ではなく、現代文を重視した評価配分で判定されます。
 ・文教大学 文理2教科入試​​: 2025年度から新設された入試で、国語+英語の2教科で受験可能です。

英語力を活かしたい場合

文教大学 英語外部検定試験利用: 実用英語技能検定やGTECのスコアに応じて、最大100点満点でみなし得点として換算。英検準1級以上なら大幅なアドバンテージになります。

 ・文教大学(全国入試・A日程・文理2教科入試)
 ・東京経済大学(個別方式)・AO選抜【英語資格利用型】
 ・立正大学(全学部一般選抜 英語外部試験利用方式)
 ・二松学舎大学 E方式(英語外部試験利用型・総合型選抜 英語資格型​​)

数学が得意な場合​

 ・文教大学 文理2教科入試​​:
  数学選択者は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cの範囲で受験でき、数学が得意な受験生には有利です。
 ・二松学舎大学 B方式(前期2科目型)​:
  国際政治経済学部のみで、国語と数学Ⅰ・Aの範囲で受験できます。

失敗しない!文東立松を軸にしたおすすめの併願パターン​

文東立松の受験を検討している受験生にとって、併願戦略は合格の鍵を握る重要な要素です。文東立松は偏差値35.0〜57.5と広く、日東駒専に次ぐ、大東亜帝国と同等に位置する中堅私立大学群として、多様な併願パターンが考えられます。ここでは、偏差値40〜50前後の受験生を主な対象とし、効果的な併願戦略と具体的なパターンをご紹介します。

パターン別併願戦略

日東駒専が第一志望​​の併願パターン

【幅広く上を目指したい併願例】​

同じ日東駒専グループ内でも、入試難度や人気が高い学部・学科を選ぶことで、現実的な範囲で“もう一歩上”を目指す併願が可能です。

  • 日本大学(文理・法学部)
  • 東洋大学(社会・国際学部)
  • ​​専修大学(ネットワーク情報学部)
  • ​​成蹊大学(経済学部)

【現実的に合格を狙える併願例】​

出題傾向や科目構成が似ており、得意分野をそのまま活かしやすいラインです。日程の分散も取りやすく、複数学部併願との両立がしやすい現実的な組み合わせです。

  • 東洋大学(文・経済学部)
  • ​​専修大学(経営学部)
  • 文教大学(教育・文学部)
  • 立正大学(心理・文学部)

【確実に合格を押さえたい併願例】​

受験スケジュールや試験科目の重なりを考慮しながら受験することができ、合格可能性の高い大学群です。

  • 日本大学(国際関係学部)
  • 東洋大学(ライフデザイン学部)
  • ​​二松学舎大学(文学部・国際政治経済学部)
  • 大東文化大学(文学部・法学部)​

日東駒専の大学グループについて詳しくは、下記もご参考にしてください。

文東立松が第一志望の併願パターン

【幅広く上を目指したい併願例】

やや難度の高い学部・大学を組み合わせ、実力を引き上げながら合格を狙う構成です。

  • 日本大学 (文理学部)
  • ​​東洋大学 (文学部)
  • ​​立正大学 (心理学部)
  • ​​文教大学 (教育学部)

【現実的に合格を狙える併願例】

試験科目の重なりが多く、併願しやすい実践的な組み合わせです。

  • 文教大学  (文学部)
  • ​​立正大学  (文学部)
  • 東京経済大学(経済学部)
  • 二松学舎大学(国際政治経済学部)

【確実に合格を押さえたい併願例】​

倍率が落ち着いた大学・学部を中心に、併願構成をしています。

  • 東京経済大学(経済学部)
  • ​​二松学舎大学(文学部)
  • 大東文化大学(法学部)
  • ​​帝京大学  (文学部)

大東亜帝国が第一志望​​の併願パターン

【幅広く上を目指したい併願例】

第一志望群の中でも人気・倍率の高い学部に加え、ワンランク上の大学を組み合わせた構成です。

  • 日本大学  (経済学部)
  • 専修大学  (経営学部)
  • 大東文化大学(法学部)
  • 立正大学  (心理学部)

【現実的に合格を狙える併願例】​

大東亜帝国群を軸に、出願方式や試験日をずらして受験チャンスを広げる現実的な構成です。

  • 大東文化大学(文学部)
  • ​​東海大学  (政治経済学部)
  • 亜細亜大学 (経営学部)
  • ​​帝京大学  (文学部)

【確実に合格を押さえたい併願例】

倍率が低めの学部・方式に加え、出願しやすい文東立松の学部を組み合わせた安全志向の構成です。

  • 国士舘大学 (文学部)
  • 帝京大学  (経済学部)
  • 東京経済大学(経営学部)
  • ​​二松学舎大学(文学部)

大東亜帝国の大学グループについて詳しくは、下記もご参考にしてください。

学部系統別おすすめ併願パターン​

教育・教員養成系志望

 第一志望:

 文教大学(教育学部)​

 併願:​

 玉川大学  (教育学部)

 大東文化大学(文学部 教育学科)​

​​ 帝京大学  (教育学部)

経済・経営・商学系志望

 第一志望:​

 東京経済大学(経済・経営学部)

 併願:​

 駒澤大学  (経済学部)​

 専修大学  (経済学部)​

 大東文化大学(経済学部)

文学・語学系志望

 第一志望:​

 二松学舎大学(文学部)​

 併願:

 駒澤大学  (文学部)

 大東文化大学(文学部)​

 帝京大学  (文学部)

心理学系志望

 第一志望:​

 立正大学(心理学部)

 併願:

 文教大学(人間科学部)

 ​​帝京大学(文学部 心理学科)

 ​​大正大学(心理社会学部)

文東立松を軸とした併願戦略では、自分の実力を把握し、バランス良く受験校を配置することが重要です。特に文東立松は歴史と伝統を持つ大学群であり、それぞれに独自の強みがあるため、学部・学科の特色と自分の将来目標を照らし合わせて選択することが、充実した大学生活につながります。

文東立松の就職力を徹底検証!業界別就職実績​

大学別|就職先の特徴

​​文教大学

就職率:94.6%(2024年度)

主な就職先(2022〜2024年度)

・官公庁・公共:​
 各都道府県市区町村教員、私学教員、国税庁、東京都庁、警視庁、東京消防庁、防衛省​

・情報通信業:
 NTTデータ、富士ソフト、楽天グループ、サイバーエージェント、インターネットイニシアティブ(IIJ)

​​・製造業:​
 キヤノン、JVCケンウッド、伊藤園、キリンホールディングス、山崎製パン

・運輸・旅行業:
 東日本旅客鉄道、日本航空、ANA、東京地下鉄、日本通運​

・小売・サービス業:
 セブン-イレブン・ジャパン、イオンリテール、しまむら、ニトリ、星野リゾート

・金融・保険業:​
 明治安田生命保険、ゆうちょ銀行、第一生命保険、日本生命保険、りそな銀行​

・食品・飲料業:
 ​​ANAケータリングサービス、銀座コージーコーナー、ゼンショーホールディングス、タリーズコーヒージャパン、B-R サーティワンアイスクリーム​

・建設・不動産業:
 ​​一条工務店、積水ハウス、大和ハウス工業、三井不動産、三菱UFJ不動産販売​

・メディア・エンターテイメント:
 ​​サイバーエージェント、DMM.com、楽天グループ、オリエンタルランド、バンダイナムコアミューズメント

​​東京経済大学

就職率:90.3%(2024年度)

主な就職先(2024年度)​

・官公庁・公共:
 ​​東京国税局、埼玉県庁、各市区町村役所、警視庁、陸上自衛隊​

・情報通信業:
 NTTドコモビジネスエンジニアリング(旧:NTTコムエンジニアリング)、大塚商会、富士ソフト、DTS、トランスコスモス​

・製造業:​
 サントリーホールディングス、伊藤園、山崎製パン、キーエンス、東芝

​​・運輸・旅行業:
 ​​東日本旅客鉄道、山九、東急電鉄、ヤマト運輸、相模鉄道​

・小売・サービス業:​
 イオンリテール、サミット、ベルーナ、ヨドバシカメラ、星野リゾート・マネジメント

・金融・保険業:​
 三井住友銀行、りそな銀行、野村證券、岡三証券、日本生命保険​

・食品・飲料業:
 ​​サントリーホールディングス、伊藤園、山崎製パン、伊藤ハム米久ホールディングス、石井食品

​​・建設・不動産業:
 ​​清水建設、住友林業、積水ハウス、大成建設、大和ハウス工業​

・メディア・エンターテイメント:​
 日刊工業新聞社、大原出版、U-NEXT HOLDINGS、サニーサイドアップ、ジーニー​

立正大学​

就職率:97.7%(2024年度)

主な就職先(2024年度)

・官公庁・公共:
 厚生労働省、総務省、東京都庁、品川区、警視庁​

・情報通信業:
 富士ソフト、大塚商会、帝国データバンク、NTTデータMHIシステムズ​

・製造業:
 テルモ、シスメックス、オリンパスグループ、アサヒ飲料、山崎製パン​

・運輸・旅行業:
 東日本旅客鉄道(JR東日本)、日本旅行、阪急交通社、東京地下鉄(東京メトロ)、ヤマト運輸​

・小売・サービス業:
 ​​ニトリ、しまむら、良品計画、ベネッセスタイルケア、共立メンテナンス

​​・金融・保険業:
 京葉銀行、ゆうちょ銀行、埼玉縣信用金庫、SMBC日興証券、ジブラルタ生命保険

・食品・飲料業:
 アサヒ飲料、山崎製パン、ロッテ​

・建設・不動産業:
 ​​大和ハウス工業、パナソニックリフォーム、スターツグループ、日立ビルシステム

二松学舎大学

就職率:94.1%(2024年度)

主な就職先(2024年度)

・官公庁・公共:
 各都道府県市区町村教員、私学教員、東京都特別区役所、東京都庁、公務員

​​・情報通信業:
 ​​NTTデータ、富士通ゼネラル、SCSK、ディー・エヌ・エー、富士ソフト​

・製造業:
 ミツトヨ​

・運輸・旅行業:​
 ANAエアポートサービス、日本航空、近畿日本ツーリスト、日本旅行、JR東海ツアーズ​

・小売・サービス業:​
 アダストリア、ビックカメラ、トラスコ中山、アパホテル、ニトリ​

・金融・保険業:​
 八十二銀行、明治安田生命保険、岡三証券、みずほフィナンシャルグループ、三井住友海上火災保険​

・食品・飲料業:​
 アサヒグループ食品、キユーピー、不二家、フジパングループ本社、カルビー​

・建設・不動産業:​
 清水建設、日本道路、住友不動産販売、三井不動産リアルティ、大東建託​

・メディア・エンターテイメント:
 ​​KADOKAWA、小学館集英社プロダクション、新潮社、毎日新聞社、ブシロード​

文東立松の手厚い就職サポート体制​

教育現場との連携による実践型支援で高い教員採用実績を実現

文教大学は、教育学部を中心とした教員養成に特化した独自の就職サポートで、小学校教員採用者数私立大学全国1位​​の実績を誇ります。「先生の助手​​」プログラムや「ボランティア補助教員​​」制度など、多くの学生が参加する現場体験型の学習機会が設けられています。

越谷市教育委員会​​をはじめとする近隣自治体との密接な連携により、1年生から4年間一貫した実践的な教員養成教育を展開しているのも特徴です。理論と実践を融合させた教育で、教育現場で即戦力を養うことができます。

実学重視の実践的プログラムで安定した就職実績を維持

​​東京経済大学は、125年の伝統を活かした実業界との強固なネットワークを活用した就職支援を展開しています。2024年度の就職率は​​​​90.3%​​を達成し、安定した就職実績を維持しています。経済・経営・法学・コミュニケーション分野での専門性を活かし、企業との連携による実践的な教育プログラムを提供しているのも特徴です。

インターンシップ制度​​や企業研究会を通じて、実務能力の向上を図ることができます。都心からのアクセスが良好な立地を活かし、多様な企業説明会や就職セミナーが開催されています。

専門分野を活かした特化型キャリア支援で97.7%の就職率

立正大学は、2024年度就職率97.7%​​を実現し、9学部16学科の多様な専門分野を活かした特化型のキャリア支援が特徴です。心理学・地理学・仏教学など、各学部の専門性を活かした業界別就職指導を展開しています。

キャリアサポートセンター​​では、学部別の専門カウンセラーを配置し、学生の専門分野に応じた個別指導が受けられます。最新の産業ニーズに対応したキャリア形成プログラム​​も展開されています。

少人数制による密着指導で94.1%の就職率を達成​

二松学舎大学は2024年度就職率94.1%​​を達成し、約3,200名​​という規模を活かした少人数制による密着した就職指導が特徴です。東京都千代田区という都心立地を活かし、官公庁や大手企業との連携​​による就職支援が受けられます。150年の歴史で培った卒業生ネットワークを活用し、先輩からの就職アドバイスや業界研究会が定期的に開催されています。​

​​書道教員養成課程では、全国でも数少ない書道教員の輩出実績を誇り​​、専門分野での就職支援も充実しています。

あなたにピッタリの文東立松はどこ?目的別大学選択ガイド

教員志望なら文教大学​を視野に

教員を目指す受験生にとって、文教大学は最良の選択肢の一つです。1969年に私立大学として初めて教育学部を設置​​した先駆的な存在であり、教員養成分野における豊富な経験とノウハウが蓄積されています。その成果として、小学校教員採用者数では私立大学全国1位​​を誇っています。

文教大学の教育の特徴は、理論と実践のバランスの取れたカリキュラムにあります。「先生の助手」体験プログラムや学生ボランティア補助教員制度など、実際の教育現場で学べる機会を豊富に提供しており、実践的な学びを重視した教育を展開しています。​​実体験を通じて、教育現場で即戦力となる教員を育成している点が文教大学の大きな強みです。

​​ビジネス志向なら東京経済大学​

ビジネスの世界で活躍したいと考える受験生には、東京経済大学が最適な選択肢です。​​創立者である大倉喜八郎が掲げた「考え抜く実学​​」の理念を建学の精神とし、125年という長い伝統を誇る社会科学系総合大学として発展してきました。

​​特徴は、実業界との強い連携を活かした実践的な教育にあります。長年にわたって築き上げられた企業とのネットワークを基盤として、実際のビジネス現場で学べる機会が数多く設けられています。

経済・経営・法学・コミュニケーション分野において、社会に貢献できる人材育成に注力している点も魅力です。​​理論的な知識の習得だけでなく、それを実際のビジネスシーンで応用できる能力の育成を重視したカリキュラムが組まれており、卒業後すぐに企業で活躍できる実践力をつけることができます。

専門性重視なら立正大学

​​特定の分野で高い専門性を身につけたい受験生には、立正大学が理想的な学習環境を提供しています。​​1872年創立という153年の歴史を持つ最古の大学の一つであり、長い伝統の中で培われた教育の質の高さが大きな魅力です。

立正大学は特に仏教学・心理学・地理学の分野で伝統的な強みを持っており、これらの領域では他大学にはない深い学びを提供しています。品川と熊谷の2キャンパスで、9学部16学科を擁する総合大学として、幅広い学問分野をカバーしているのも特徴です。

伝統的な仏教学から最新のデータサイエンスまで、多様な学問分野で専門性を追求できる環境が整っています。​​長い歴史の中で蓄積された学術的な伝統と、時代のニーズに応える最新の学問分野を融合させた教育により、高い専門性と幅広い視野を兼ね備えた人材の育成を目指しています。

少人数教育なら二松学舎大学​

きめ細かな指導を受けながら深く学びたい受験生には、二松学舎大学が理想的な学習環境を提供しています。学生数約3,200名という比較的小規模な大学であるため、教授と学生の距離が近く、一人ひとりに対する丁寧な指導を受けることができるのが最大の魅力です。

漢学者三島中洲により創設された約150年という長い歴史を誇り、その伝統は現在まで脈々と受け継がれています。特筆すべきは、渋谷栄一が第3代舎長を務め、文豪夏目漱石も学んだという由緒ある学び舎であることです。このような歴史的な背景を持つ大学で学ぶことは、単なる知識の習得を超えた、深い教養と人格形成につながる貴重な経験となるでしょう。

キャンパスは東京都千代田区の都心部に位置し、ワンキャンパス制を採用しています。都心の利便性を活かしながら、落ち着いた環境で学習に専念できる環境が整っており、通学の利便性と学習環境の両方を兼ね備えているのも大きな利点です。

二松学舎大学は漢学・国文学分野で伝統的な強みを持っており、これらの領域では他大学では得られない深い学びを提供しています。​​長年にわたって培われた教育の伝統と、現代の学問的要求を融合させたカリキュラムと、少人数制だからこそ可能な、教員と学生が密接に関わりながら進める質の高い教育が、最大の特色です。

​​まとめ

​​文東立松は、首都圏の文教大学、東京経済大学、立正大学、二松学舎大学の4大学から構成される中堅私立大学群です。歴史と伝統に裏打ちされた教育理念と、多様な学部や特色あるカリキュラムを提供しています。偏差値帯は35.0〜57.5と幅広く、日東駒専に次ぐ、大東亜帝国と同等レベルに位置しています。各大学はそれぞれ、教員養成の文教大学、実学重視の東京経済大学、専門性に強い立正大学、少人数教育の二松学舎大学といった独自の強みが特徴です。就職実績も高く、2024年度就職率は90%以上を誇ります。特に教員採用やビジネス分野に強く、各種奨学金や多様な入試方式が整備されています。

偏差値や就職実績だけでなく、各大学の専門分野、キャンパス環境、教育理念、資格取得サポート、キャリア支援なども総合的に考慮して志望校を選ぶことが大切です。また、入試対策では​​各大学が提供する多様な入試方式を理解し、自分の得意科目や強みを最大限活かせる方式で勝負することが合格への近道となります。

文東立松への合格を目指すなら、早期からの各大学の特色に応じた学習計画が重要です。集団塾では一人ひとりの志望する専門分野や学習進度に対応しきれない場合があります。個別指導なら、各大学の入試傾向や専門分野の特性を踏まえた対策、苦手科目の効率的な克服を進めるのに有利になるでしょう。トライでは、文東立松の入試傾向を熟知した講師が、一人ひとりの志望校・学部に最適な学習プランを提案しています。合格まで個別指導で伴走しますので、お気軽にお問い合わせください。

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