2025/12/01

金岡千広とは?国立大学群の偏差値・専門教育・就職実績を徹底解説

金岡千広は、金沢大学、岡山大学、千葉大学、広島大学の頭文字を取った呼称です。4大学は、旧帝国大学に次ぐ「準難関国立大学群」として受験生から高い人気を集めています。これらの大学は単に偏差値が近いだけでなく、教育・研究力や地域貢献などの各分野で他の地方国立大学を上回る実力を持つ点でも共通しています。また、160年近い歴史と伝統を持ち、かつて国立旧一期校に分類された伝統大学でもあり、その伝統ある教育基盤にグローバル化を取り入れた、最先端の研究や教育プログラムを提供しています。

就職では、地方の優秀な国立大学として認知されており、有名企業から官公庁まで幅広い分野への就職を実現しています。

本記事では、「金岡千広」の基本情報から各大学の特色、入試方式、就職状況まで詳しく解説します。志望校選びの選択肢を広げる参考にしてください。

目次

金岡千広とは?地方最高峰の国立大学群の名称

「金岡千広(かねおかちひろ)」とは、比較的難易度が高い地方国立大学4校を指す大学群の呼称です。この名称は、以下の4つの国立大学の頭文字から作られています。

  • :金沢大学
  • :岡山大学
  • :千葉大学
  • :広島大学

この呼び名は、1980年代後半から1990年代にかけて、受験雑誌や予備校で大学のグループ分けが行われるようになったことをきっかけに広まりました。現在では、進学指導の現場や受験生の間で広く使われています。

金岡千広の偏差値と他大学群との比較

大学選びの重要な指標の一つとして偏差値があります。ここでは、金岡千広の4大学の偏差値帯と、主要な大学群との難易度を比較していきます。

大学別|金岡千広の学部構成と偏差値一覧

各大学の代表的な学部と、おおよその偏差値をまとめました。学部ごとの偏差値を知りたい方は参考にしてみてください。なお、偏差値は河合塾が公表しているものです。
※偏差値・大学入学共通テスト得点率参照:河合塾 Kei-Net 大学検索システム

金沢大学

学部 偏差値 ​​大学入学共通テスト得点率
文系一括 55.0 76%
​​人間社会学域 50.0~52.5 65%~70%
​​理系一括 52.5 70%
​​理工学域 50.0~52.5 66%~71%
​​医薬保健学域 47.5~65.0 63%~83%
​​​​融合学域 ​​47.5~50.0 62%~70%

岡山大学

学部 ​​偏差値 大学入学共通テスト得点率
文学部 57.5 73%
法学部 55.0 71%
経済学部 55.0 69%
教育学部 50.0~55.0 60%~74%
理学部 50.0~55.0 66%~69%
工学部 50.0~52.5 67%~71%
農学部 52.5 69%
医学部 50.0~65.0 65%~86%
歯学部 60.0 75%
薬学部 55.0~60.0 74%~77

※グローバル・ディスカバリー・プログラムは、一般選抜での募集がなく総合型選抜のみで募集されます。

千葉大学

学部 ​​偏差値 ​​大学入学共通テスト得点率
文学部 57.5~60.0 73%~80%
国際教養学部 57.5 73%
法政経学部 60.0 74%~81%
教育学部 45.0~57.5 58%~73%
理学部 57.5~62.5 72%~82%
工学部 55.0~65.0 72%~81%
情報・データサイエンス学部 57.5 77%
園芸学部 50.0~60.0 68%~78%
医学部 67.5~72.5 89%~92%
薬学部 62.5~65.0 80%~83%
看護学部 52.5 68%

広島大学

学部 ​​偏差値 ​​大学入学共通テスト得点率
文学部 57.5 73%~81%
法(昼間)学部 57.5 75%
法(夜間主)学部 47.5 66%
経済(昼間)学部 55.0 70%~82%
経済(夜間主)学部 42.5 57%~67%
教育学部 47.5~57.5 62%~81%
理学部 50.0~62.5 69%~84%
工学部 47.5~52.5 66%~83%
生物生産学部 52.5 70%
医学部 47.5~65.0 61%~85%
歯学部 47.5~57.5 61%~81%
薬学部 55.0~57.5 76%~83%
総合科学部 52.5~57.5 70%~80%
情報科学部 52.5~55.0 69%~84%

金岡千広と他大学群との比較

金岡千広がどのレベルに位置するのか、他の大学群と比較して見てみましょう。
※偏差値参照:河合塾 Kei-Net 大学検索システム

大学群 ​​大学 ​​偏差値における序列
金岡千広 金沢大学
岡山大学
千葉大学
広島大学
・偏差値:45.0~65.0(医学部医学科を除く)
・地方の中核大学として評価が高い、準難関国立大学群
​​TOCKY
(トッキー)
筑波大学
お茶の水女子大学
千葉大学
神戸大学
横浜国立大学
・偏差値:55.0~67.5(医学部医学科を除く)
・旧帝大に次ぐ難関国立大学群
​​5S 埼玉大学
信州大学
静岡大学
滋賀大学
新潟大学
・偏差値:42.5~60.0(医学部医学科を除く)
・地元企業への就職に強い中堅国立大学群
​​STARS
(スターズ)
佐賀大学
鳥取大学
秋田大学
琉球大学
島根大学
・偏差値:37.5~60.0(医学部医学科を除く)
・地域密着型教育に特色がある国立大学群
​​関関同立 関西大学
関西学院大学
同志社大学
立命館大学
・偏差値:50.0~70.0
・関西地方の最難関私立大学群
​​​​GMARCH ​​学習院大学
明治大学
青山学院大学
立教大学
中央大学
法政大学
・偏差値:52.5~67.5
・首都圏に位置する人気の高い難関私立大学群
・多くの私立大学志望者の目標となる

このように、金岡千広は国立大学の中では偏差値では中堅に位置していますが、地方国立大学の中では優れた研究・教育力を有しています。

金岡千広の各大学紹介|教育理念と学びの特徴

金岡千広はそれぞれの大学が独自の理念と特色ある教育システムを構築しています。ここでは各大学の教育理念と学びの特徴を詳しく見ていきましょう。

【金沢大学】地域と世界をつなぐ総合大学の専門教育

創立・大学設立年 1949年(創立1862年)
学部(所在地) 角間キャンパス:石川県金沢市
・融合学域
・人間社会学域(人文学類、法学類、経済学類、学校教育学類、地域創造学類、国際学類)
・理工学域(数物科学類、物質化学類、機械工学類、フロンティア工学類、電子情報通信学類、地球社会基盤学類、生命理工学類)
・医薬保健学域(薬学類、医薬科学類〈創薬科学コース〉)
宝町・鶴間キャンパス:石川県金沢市
医薬保健学域(医学類、保健学類)
※医薬科学類〈生命科学コース〉の主要実習・研究拠点としても利用されています。
学生数 約7,800名
​​特徴 「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」として、「未来知」を掲げる教育重視の研究大学として、地域と世界をつなぐ人材育成に力を入れています。現在は自然豊かな角間キャンパスで学んでいますが、かつては世界でも珍しい金沢城郭内にキャンパスがあった歴史ある大学です。

医学部は旧六医大(旧制六医科大学)の一つとして長い歴史と伝統を持ち、医療分野で高い評価を受けています。学域・学類制により入学後も幅広い分野から専攻を選択でき、学問の枠を超えた柔軟な学びが可能です。

【岡山大学】中四国の学術拠点としての教育力

創立・大学設立年 1949年(創立1870年)
学部(所在地) 津島キャンパス:岡山県岡山市
・文学部
・教育学部
・法学部
・経済学部
・理学部
・薬学部
・工学部
・環境理工学部
・農学部
・グローバル・ディスカバリー・プログラム
鹿田キャンパス:岡山県岡山市
・医学部
・歯学部
学生数 約10,100名
​​特徴 「高度な知の創成と的確な知の継承」を理念とし、中四国地方の学術研究拠点として教育を実践しています。旧六医大(旧制六医科大学)の一つとして医歯薬系分野で特に高い評価を受け、ロボット手術の件数が国立大学病院トップの実績や、小児心臓血管外科では世界レベルの技術と実績を誇ります。

薬学部では、2007年にインド国立細菌感染症研究研究所内に設置された「岡山大学インド感染症共同研究センター」での国際共同研究を通じて、感染症研究の最前線で活躍する研究者を育成しています。創薬研究から臨床薬学まで幅広い分野で最先端の教育・研究を展開し、グローバルな視点を持った薬学人材を養成しています。

【千葉大学】首都圏の立地を活かした先進的教育

創立・大学設立年 1949年(創立1872年)
学部(所在地) 西千葉キャンパス:千葉県千葉市
・国際教養学部
・教育学部
・文学部
・法政経学部
・理学部
・工学部
・情報・データサイエンス学部
亥鼻キャンパス:千葉県千葉市
・医学部
・薬学部
・看護学部
松戸キャンパス:千葉県松戸市
・園芸学部
学生数 約10,500名
​​特徴 「つねに、より高きものをめざして」の理念のもと、学部によっては東大を上回る歴史を持つ伝統校です。看護学部・園芸学部・国際教養学部・法政経学部は国立大学では唯一の設置学部として高い専門性を学ぶことができます。

全国初の飛び入学制度導入校として、高校2年修了時に1年早く大学に入学できる「先進科学プログラム」を実施し、優秀な高校生には早期入学の道が開かれています。首都圏という立地を活かした豊富な産官学連携により、在学中から実社会との接点を持ちながら学習できる環境が整っています。

【広島大学】西日本を代表する総合研究大学の学び

創立・大学設立年 1949年(創立1874年)
学部(所在地) 東広島キャンパス:広島県東広島市
・総合科学部
・文学部
・教育学部
・経済学部(昼間コース)
・理学部
・工学部
・生物生産学部
・情報科学部
霞キャンパス:広島県広島市
・医学部
・歯学部
・薬学部
東千田キャンパス:広島県広島市
・法学部
・経済学部(夜間主コース)
学生数 約10,600名
​​特徴 「理念5原則」(①平和を希求する精神、②新たなる知の創造、③豊かな人間性を培う教育、④地域社会・国際社会との共存、⑤絶えざる自己変革)に基づく西日本屈指の総合研究大学として高い評価を得ています。スーパーグローバル大学創成支援事業タイプA採択校として世界トップ100大学を目指し、国際化を積極的に推進しています。

メインキャンパスは自然豊かな東広島市にあり、落ち着いた環境で学習に集中できるのも特徴です。原爆被災地の大学として、1958年に設立された「原爆放射線医科学研究所」では、原爆被爆者や放射線被ばく者にみられる急性・晩発障害の病因解明と先端的診断・治療システムの開発を行い、放射線障害医学の国際研究拠点として世界的に評価されています。

金岡千広の入試制度と選び方

金岡千広への合格を目指すには、各大学の入試制度を正しく理解し、自分に最適な入試方式を選択することが重要です。近年、多様な入試方式が導入され、受験生一人ひとりの強みを活かせる選択肢が広がっています。ここでは、金岡千広各大学の入試方式と倍率、効果的な対策方法について詳しく解説します。

大学別|金岡千広の主な入試方式と倍率をチェック

金沢大学

金沢大学の入試は、受験生の多様な能力と志向に対応するため、一般選抜、特別選抜、そして一括入試という3つの柱で構成されています。各方式には複数の種類があり、それぞれ出願期間や条件が異なるため、正確な情報は公式の入学試験要項で確認されることをお勧めします。

一般入試

金沢大学の一般入試は前期日程のみで実施され、後期日程はありません。

一般入試は以下の要素で評価されます。

 ・大学入学共通テスト(必須、指定科目・配点は学部により異なる)
 ・個別テスト(二次試験)
 ・調査書(ボーダー層の志願者のみ)

金沢大学では、調査書に記載された「総合的な探究の時間の記録」や「特別活動の記録」、「指導上参考となる諸事項」、「備考」欄に記入された肯定的意見を点数化し、合否ボーダー層の志願者に加算します。配点は全体の概ね2%と少ないものの、僅差の勝負では重要な要素となります。

・英語外部試験の活用

すべての学域・学類において、英語の外部試験のスコアが利用できます。ただし、英語外部試験のスコアを利用する場合であっても大学入学共通テストの英語を受験する必要があります。

一括入試

「何を学びたいかまだ決まらない」受験生に最適な制度で、一般入試前期日程で実施されます。入学後の1年間は総合教育部に所属し、2年次進級時に学類(または専攻)へ移行します。

 ・文系一括入試の移行先:融合学域または人間社会学域の各学類
 ・理系一括入試の移行先:融合学域、理工学域、医薬保健学域の各学類(医薬科学類、保健学類理学療法学専攻及び作業療法学専攻を除く)

一括入試は以下の3要素で総合的に評価されます。

 ・大学入学共通テスト(必須、指定科目・配点は学部により異なる)
 ・個別テスト(二次試験)
 ・調査書(ボーダー層の志願者のみ)

共通テストと個別テストを合わせても「私立型の科目数」で受験できることが大きな特徴で、国公立大学を志望しながらも私立大併願との両立がしやすい制度として人気があります。多様な学問領域に触れながら進路を決めたい受験生にとって、柔軟で選択肢の広い入試方式です。

KUGS特別入試

「金沢大学〈グローバル〉スタンダード(KUGS)」の理念に基づき、志願者の能力・資質・意欲を多面的・総合的に評価する入試です。出願には、KUGS高大接続プログラムの受講や課題レポートの提出など、特定の要件を満たす必要があります。

・総合型選抜Ⅰ (大学入学共通テストは課されません)

人間社会学域の国際学類のみで実施されます。毎年9月出願・10月選考・11月合格発表の流れです。

大学入学共通テストや個別テストの受験が不要で、提出書類(調査書、志願理由書、活動報告書、英語外部試験スコア等)や口述試験により評価されます。

・総合型選抜Ⅱ (大学入学共通テストが課される)

融合学域、人間社会学域、理工学域の多くの学類で実施されます。大学入学共通テストと、口述試験(一部の学類で実技試験あり)により評価されます。医薬保健学域の医学類(地元育成枠)もこの枠での募集です。

毎年11月に出願が行われます。実施対象と特徴は以下の通りです。

 ・人間社会学域:経済学類・国際学類を除く学類で実施
 ・理工学域:フロンティア工学類を除くすべての学類で実施
 ・医薬保健学域:医学類(地元育成枠)のみで実施

試験科目は原則として国公立大学型の複数科目が課されますが、一部の学類では私立大学型の3科目以下で受験できる場合もあります。

また、人間社会学域の学校教育学類(教科・免許状枠)美術では、他と異なり実技試験が課される点が特徴です。

・学校推薦型選抜Ⅰ (大学入学共通テストは課されない)

人間社会学域の経済学類でのみ実施されます。大学入学共通テスト及び個別テストは免除され、小論文、TOEIC(L&R)、口述試験により評価されます。合格した場合、入学を確約できる人が対象です。

実施時期は毎年11月上旬に出願、11月中旬に選考、12月上旬に合格発表が行われます。

・学校推薦型選抜Ⅱ (大学入学共通テストが課される)

学校教育学類、保健学類、医学類(一般枠・特別枠)などで実施されます。大学入学共通テストの成績に加え、口述試験(一部の学類で実技試験あり)により評価されます。

試験科目は原則として国公立大学型の複数科目が課されますが、一部の学類では私立大学型の3科目以下で受験できる場合もあります。実技試験が課されるのは、人間社会学域 学校教育学類(教科・免許状枠)音楽のみです。

出願は毎年11月上旬に行われます。合格した場合、入学の確約が求められます。

・デジタル人材選抜 II (大学入学共通テストが課される)

高度情報専門人材育成への志向を持つ人材を対象とし、融合学域のスマート創成科学類や理工学域の電子情報通信学類(情報通信コース)で実施されます。大学入学共通テストの成績に加え、口述試験により評価されます。

出願は毎年11月上旬、試験は12月上旬に行われます。

・防災・復興人材選抜Ⅱ (大学入学共通テストが課される)

令和6年能登半島地震からの復旧・復興に寄与する人材育成を目的とします。融合学域の観光デザイン学類、人間社会学域の学校教育学類と地域創造学類、理工学域の地球社会基盤学類、医薬保健学域の保健学類(一部の専攻)で実施される選抜です。大学入学共通テストの成績に加え、口述試験により評価されます。地域創造学類については、私立型の3教科で受験が可能です。

出願は毎年11月上旬に行われ、選考は12月上旬になります。

・英語総合選抜Ⅱ (大学入学共通テストが課される)

融合学域の全学類で実施されます。大学入学共通テストに加え、総合問題(英語)と口述試験(英語)により評価されます。

出願は毎年11月上旬、12月上旬に試験が行われます。

超然特別入試

数学的または文学的に特異な才能を持ち、それを活かして将来社会的な課題の解決に取り組む強い意欲を持つ人を対象としています。

・A-lympiad選抜Ⅰ/Ⅱ (Ⅰは大学入学共通テストが課されませんが、Ⅱは課されます)

大学主催の「日本数学 A-lympiad」の受賞者が対象です。出願は毎年11月上旬に行われます。

A-lympiad選抜Ⅰは、人間社会学域の地域創造学類や医薬保健学域の一部の学類を除くほとんどの学類で実施されます。A-lympiad選抜Ⅱは医薬保健学域の医学類でのみ実施される選抜です。

口述試験(プレゼンテーションを含む)により評価されますが、人文学類では小論文も課されます。医学類では、大学入学共通テストに加えて口述試験により評価されます。

・超然文学選抜 (大学入学共通テストは課されません)

大学主催の「超然文学賞」の受賞者が対象です。融合学域と人間社会学域の人文学類・学校教育学類・国際学類で実施されます。口述試験(プレゼンテーションを含む)により評価されます。

出願は毎年11月上旬に行われ、試験日は12月上旬です。

その他の入試

・女子枠特別入試 (大学入学共通テストが課される)

理工学域の特定学類(数物科学類、機械工学類、フロンティア工学類、電子情報通信学類、地球社会基盤学類)で実施されます。理工系の女子学生・研究者・技術者の育成を支援することを目的とした選抜です。

大学入学共通テストと、口述試験により評価されます。機械工学類は私立型の3教科で受験可能です。

出願は毎年11月上旬、口述試験は12月上旬に実施されます。

・高大院接続入試 (大学入学共通テストが課される)

薬学類で実施されます。博士課程までの一貫した学修意志が求められる選抜です。大学入学共通テストと、口述試験、小論文(薬学類のみ)により評価されます。出願は毎年11月上旬に行われ、試験は12月上旬に実施されます。

医学類(研究医枠)については、2026年度入試では特別枠として扱われる予定です。詳細は大学公式サイトで確認してください。

・在外留学生推薦入試 (大学入学共通テストは課されない)

融合学域で実施されます。日本の国籍を有しない学修意欲の高い志願者が対象で、英語外部試験のスコアと、提出書類(推薦書、志願理由書)、口述試験(プレゼンテーションを含む)により評価されます。出願は毎年11月上旬に行われ、試験は12月上旬に実施されます。

・社会人選抜 (大学入学共通テストは課されない)

融合学域で実施されます。社会人経験者を対象とし、英語外部試験のスコアと、口述試験(プレゼンテーションを含む)、調査書、志望理由書により評価されます。出願は毎年11月上旬に行われ、試験は12月上旬に実施されます。

・帰国生徒選抜 (大学入学共通テストは課されない)

人間社会学域学校教育学類を除く各学域・学類で実施されます。外国で学校教育を受けた志願者を対象とし、個別テスト(国語、数学、英語、理科から指定された科目)と口述試験により評価されます。出願は毎年11月上旬、試験は12月上旬に実施されます。

・国際バカロレア入試 (大学入学共通テストは課されない)

医学類を除くすべての学域・学類で実施されます。IB資格取得者または取得見込み者を対象とし、提出書類や小論文、口述試験など学類ごとに異なる方式で評価されます。出願は毎年11月上旬に行われ、試験は12月上旬に実施されます。

・私費外国人留学生入試 (大学入学共通テストは課されない)

すべての学域・学類で実施されます。日本の国籍を有しない学修意欲の高い志願者が対象で、日本留学試験(EJU)、英語能力(外部試験)および口述試験により評価されます。学域によっては小論文や学科試験も課されます。出願は毎年11月上旬で、試験は12月上旬に実施されます。

・在外留学生推薦入試 (大学入学共通テストは課されない)

融合学域のみで実施されます。日本の国籍を有しない学修意欲の高い志願者を対象とし、大学入学共通テスト及び個別テストが免除されます。口述試験(プレゼンテーションを含む)、英語外部試験により評価されます。出願は毎年11月上旬に行われ、試験は12月上旬に実施されます。

次に、金沢大学の2025年度の代表的な入試方式別の合格者数 / 受験者数を示します。学科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般入試

学域 ​​合格者数 / 受験者数
融合学域 先導学類      44名 / 66名
観光デザイン学類  40名 / 56名
スマート創成科学類 48名 / 56名
​​人間社会学域 人文学類   121名 / 219名
法学類    137名 / 239名
経済学類   112名 / 202名
学校教育学類 67名 / 151名
地域創造学類 59名 / 125名
国際学類   51名 / 70名
​​理工学域 数物科学類     66名 / 127名
物質化学類     71名 / 97名
機械工学類     70名 / (330名)
フロンティア工学類 87名 / (330名)
電子情報通信学類  81名 / (330名)
地球社会基盤学類  74名 / 114名
生命理工学類    50名 / 93名
​​医薬保健学域 医学類   80名 / 199名
薬学類   64名 / 169名
医薬科学類 20名 / 42名
保健学類  176名 / 339名

( )は一括で記載

一般入試(一括)

学域 ​​合格者数 / 受験者数
文系一括 79名 / 228名
​​理系一括 91名 / 263名

KUGS特別入試・総合型選抜

学部 ​​合格者数 / 受験者数
融合学域 先導学類 9名 / 16名
観光デザイン学類(一般・特別) 11名 / 16名
スマート創成科学類 3名 / 4名
​​人間社会学域 人文学類    9名 / 17名
法学類    10名 / 16名
学校教育学類 11名 / 21名
地域創造学類 14名 / 21名
国際学類   20名 / 32名
​​理工学域 数物科学類    3名 / 5名
物質化学類    4名 / 9名
機械工学類    1名 / 1名
電子情報通信学類 1名 / 1名
地球社会基盤学類 3名 / 5名
生命理工学類   4名 / 7名
​​医薬保健学域 医学類 2名 / 4名
※地元育成枠

KUGS特別入試・学校推薦型選抜

学域 ​​合格者数 / 受験者数
人間社会学域 経済学類   10名 / 10名
学校教育学類 5名 / 9名
​​理工学域 地球社会基盤学類 地球惑星科学コース 3名 / 5名
​​医薬保健学域 医学類  26名 / 34名
保健学類 16名 / 37名

岡山大学

岡山大学の入試は、受験生の多様な能力と志向に対応するため、一般入試、総合型選抜、学校推薦型選抜など複数の入試方式で構成されています。各方式には複数の種類があり、それぞれ出願期間や条件が異なるため、正確な情報は公式の入学試験要項で確認されることをお勧めします。

一般選抜

岡山大学の一般選抜は前期日程のみで実施され、後期日程はありません。

一般入試は以下の要素で評価されます。

 ・大学入学共通テスト(必須、指定科目・配点は学部により異なる)
 ・個別テスト(教育学部の一部の専攻・課程では学力検査が課されません)
 ・実技検査(教育学部の一部の専攻・課程のみ実施)
 ・小論文(教育学部養護教諭養成課程のみ実施)
 ・ペーパーインタビュー(教育学部養護教諭養成課程のみ実施)
 ・面接(医学部・歯学部・薬学部薬学科のみ実施)

・英語外部試験の活用

岡山大学では、指定の英語資格・検定試験でC2レベルまたはC1レベルに該当する成績を提出した場合、大学入学共通テストの英語が満点とみなされる制度があります。

また、個別テスト(2次試験)の英語も満点と見なされ、試験自体が免除されます。ただし、大学入学共通テストの英語を受験しない場合は失格扱いとなるため、受験は必須です。

総合型選抜

・総合型選抜 (大学入学共通テストが課される)

文学部、教育学部(養護教諭養成課程のみ)、法学部、理学部(数学科、物理学科、化学科、地球科学科)、医学部(保健学科)、薬学部で実施されます。大学入学共通テストや提出書類(調査書、志願理由書、活動報告書、英語外部試験スコア等)、面接(口述試験を含む)、ペーパーインタビュー、小論文などなど学部・学科ごとに異なる方式で評価されます。合格した場合、入学の確約が必要です。

なお、文学部、法学部、理学部は私立型の3教科以内で受験が可能です。

出願は毎年10月上旬に行われ、個別学力検査や面接は2月中旬に実施されます。

学校推薦型選抜

・学校推薦型選抜Ⅰ(大学入学共通テストは課されません)

教育学部(地域・目的別の教員養成プログラムのみ)、経済学部、理学部(生物学科)、工学部、農学部で実施されます。出身学校での全体の学習成績の状況が4.3以上である必要があります。提出書類(調査書、推薦書、志望理由書、活動体験報告書、英語学部試験のスコア)の審査に加え、小論文、総合問題および面接を組み合わせて学部・学科ごとに異なる方式で評価されます。合格した場合、入学の確約が必要です。

出願は毎年11月上旬に行われ、試験は11月下旬に実施されます。

・学校推薦型選抜Ⅱ(大学入学共通テストが課される)

教育学部、経済学部、歯学部で実施されます。経済学部および歯学部では、出身学校での全体の学習成績の状況が4.3以上であることが出願条件です。経済学部の募集方法Aでは、私立型の3教科で受験が可能です。

大学入学共通テストと提出書類(調査書、推薦書、志望理由書、英語学部試験のスコア)に加え、面接(口述試験を含む)、小論文など学部・学科ごとに異なる方式で評価されます。合格した場合、入学の確約が必要です。出願は毎年11月上旬で、試験は12月上旬に実施されます。

その他の入試

・ディスカバリー入試(総合型選抜):グローバル・ディスカバリー・プログラム(GDP)専用の入試制度です。文系・理系を選択して受験します。出願には英語資格・検定試験の成績提出が必須です。学習目的や意欲、論理的思考力、英語コミュニケーション力が重視されます。

・国際入試:グローバル・ディスカバリー・プログラム(GDP)が実施する入試で、4月入学と10月入学があります。4月入学には日本語能力試験N1合格レベルの日本語能力が必要ですが、10月入学には日本語能力の制限はありません。国際的な環境で学ぶ意欲と英語力を重視した選抜方法で、第1次試験は書類審査、第2次試験はオンライン面接によって評価されます。そのため、海外在住の受験者でも出願・受験が可能です。

合格した場合には、入学の確約が求められます。出願は4月入学が毎年10月上旬、10月入学が毎年1月上旬に行われます。

・国際バカロレア選抜(IB入試):国際的な教育背景を持つ国際バカロレア資格(IBフルディプロマ)取得者、または取得見込みのある学生を対象に実施される入試です。

全学部で実施されますが、教育学部学校教員養成課程の幼児教育専攻のみ対象外となっています。選抜は、国際バカロレアの成績に加え、提出書類や面接などを含む総合的評価で行われます。

8月募集(医学部医学科のみ)と10月募集(その他の学部)に分かれており、両方に出願することはできません。

出願は8月募集が6月下旬〜7月上旬、10月募集が8月下旬〜9月上旬に行われます。

・社会人選抜:法学部、経済学部、医学部保健学科、農学部で実施されます。出願には、21歳に達し、かつ3年以上の職業経験が必要とされます。ここでいう職歴には、フルタイム勤務に限らず、家事に従事した期間や大学時代のアルバイトなども含まれます。

法学部、経済学部、農学部では英語外部試験のスコアの提出が必須です。選抜は、提出書類(調査書、志望理由書、職務経歴書、英語外部試験スコアなど)の審査と面接(口述試験を含む*により行われ、出願は毎年11月上旬、試験は12月上旬に実施されます。

・私費外国人留学生選抜:日本留学試験(EJU)の成績と大学独自の学力検査で評価されます。大学入学共通テストは課されません。教育学部とGDPを除く全学部で実施されます。

文系学部では主に小論文と面接が課され、農学部ではオンライン面接による選抜が行われます。

理系学部(農学部を除く)では、小論文や面接に加えて、一般選抜前期試験と同一の英語・数学・理科(一部の学科・専攻では科目数が少なくなる場合あり)が課されます。特に工学部では、独自試験の英語は課されませんが、英語外部試験のスコア提出が必須です。

出願は毎年11月上旬に行われ、試験は12月中旬に実施されます。

次に、岡山大学の2025年度の代表的な入試方式別の合格者数 / 受験者数を示します。一般入試における教育学部学校教員養成課程の専攻ごとの倍率が知りたい場合には、大学の入試結果を参照してください。

一般入試(前期日程)

学部 ​​合格者数 / 受験者数
文学部 人文学科 133名 / 302名
教育学部 学校教育教員養成課程 137名 / 289名
養護教諭養成課程   15名 / 20名
​​法学部 法学科(昼間コース)  168名 / 354名
法学科(夜間主コース) 19名 / 55名
​​経済学部 経済学科(昼間コース) 159名 / 261名
経済学科(夜間主コース) 22名 / 37名
​​理学部 数学科   19名 / 53名
物理学科  33名 / 85名
化学科   30名 / 52名
生物学科  25名 / 74名
地球科学科 22名 / 39名
​​​​医学部 ​​医学科           94名 / 267名
保健学科看護学専攻     57名 / 111名
保健学科放射線技術科学専攻 29名 / 81名
保健学科検査技術科学専攻  30名 / 61名
歯学部 ​​歯学科 34名 / 116名
​​​​薬学部 ​​薬学科   36名 / 96名
創薬科学科 37名 / 101名
​​​​工学部 ​​工学科機械システム系   100名 / 180名
工学科環境・社会基盤系  61名 / 163名
工学科情報・電気・数理データサイエンス系 153名 / 279名
工学科化学・生命系   124名 / 259名
工学科情報工学先進コース 45名 / 71名
​​​​農学部 ​​総合農業科学科 97名 / 224名

総合型選抜(大学入学共通テストを課す)

学部 合格者数 / 受験者数
文学部 人文学科 42名 / 157名
​​教育学部 養護教諭養成課程 12名 / 32名
​​法学部 法学科(昼間コース)  45名 / 151名
法学科(夜間主コース) 2名 / 4名
​​理学部 数学科    2名 / 6名
物理学科   4名 / 16名
化学科    1名 / 5名
地球科学科  4名 / 13名
​​医学部 看護学専攻     22名 / 90名
放射線技術科学専攻 11名 / 52名
検査技術科学専攻  10名 / 46名
​​​​薬学部 ​​薬学科   9名 / 47名
創薬科学科 5名 / 11名

総合型選抜(ディスカバリー入試)

学部 ​​合格者数 / 受験者数
グローバル・ディスカバリー・プログラム
(区分:文系)
17名 / 30名
​​グローバル・ディスカバリー・プログラム
(区分:理系)
4名 / 11名

学校推薦型選抜Ⅱ(大学入学共通テストを課すもの)

学部 ​​合格者数 / 受験者数
教育学部 小学校教育専攻 31名 / 73名
中学校教育専攻
 国語   5名 / 15名
 社会   5名 / 21名
 数学   6名 / 25名
 理科   6名 / 8名
 音楽   4名 / 4名
 美術   2名 / 2名
 保健体育 5名 / 12名
 技術・工業 2名 / 3名
 家庭   5名 / 5名
 英語   5名 / 15名
特別支援教育専攻 5名 / 5名
幼児教育専攻 10名 / 19名
​​経済学部 経済学科(昼間コース)募集方法A 10名 / 21名
経済学科(昼間コース)募集方法B 41名 / 114名
​​医学部 医学科地域枠コース
 岡山県 1名 / 19名
 広島県 1名 / 8名
 兵庫県 1名 / 7名
​​歯学部 歯学科 12名 / 40名

千葉大学

千葉大学の入試は、多様な能力と志向を持つ受験生に対応して、一般選抜を中心とした複数の入試方式で構成されています。各方式はそれぞれ出願期間や条件が異なるため、正確な情報は公式の入学試験要項で確認されることをお勧めします。

一般選抜

千葉大学の一般選抜は前期日程と後期日程で実施されます。

後期日程では、国際教養学部、教育学部、情報・データサイエンス学部、薬学部薬学科、看護学部は募集がありません。

一般選抜は以下の要素で評価されます:

 ・大学入学共通テスト(必須、指定科目・配点は学部により異なる)
 ・個別学力検査(学部・学科により異なる科目・配点)
 ・調査書の内容
 ・面接(医学部、前期の看護学部と教育学部の一部のコース、後期の文学部人文学科歴史学コースで実施)
 ・小論文(後期の文学部で実施)
 ・実技検査(教育学部の一部の分野で実施)

・英語外部試験の活用

一部の学部では、英語外部試験のスコアを活用し、基準スコア以上の場合に大学入学共通テストの外国語科目に加点される制度があります。

・2段階選抜

法政経学部と医学部のみが対象です。志願者数が募集人員の一定倍率を超えた場合、大学入学共通テストの成績により第1段階選抜を実施することがあります。

総合型選抜

総合型選抜は高い学習意欲や独自の資質・能力を持つ学生を積極的に評価し、「意欲」「探究心」「特色ある活動実績」に重点を置いた選抜方式です。一部の学部で合格した場合、入学の確約が必要です。

評価方法:

 ・書類審査(調査書、志望理由書、活動報告書等)
 ・面接・口頭試問
 ・適性検査(学部により実施)
 ・小論文・課題提出(学部により実施)

大学入学共通テスト:学部・学科により課す場合と課さない場合があります。共通テストを課す方式では、基準点制が採用され、一定の得点率を満たすことで最終合格となります。国際教養学部では段階評価方式を採用しています。

出願は毎年10月上旬に行われ、選考(面接・小論文など)は11月中旬に実施されます。

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜は、高等学校長の推薦を受けた学生を対象とした選抜方式です。

出願要件:高等学校長の推薦が必須(指定校推薦を含む)

評価方法:

 ・提出書類(調査書、推薦書、志望理由書など)
 ・面接(口頭試問を含む場合あり)
 ・小論文(学部により実施)

大学入学共通テスト:学部・学科により課す場合と課さない場合があり、課さないのは文学部のみです。

出願は毎年11月上旬に行われ、選考(面接・小論文など)は11月下旬〜12月上旬に実施されます。

その他の選抜

千葉大学では、多様な背景を持つ学生を受け入れるため、以下の選抜も実施しています。

・園芸産業創発学プログラム選抜:園芸学部の特別プログラムで、農業・園芸分野における産業創発や起業家精神を持つ学生を対象とした選抜です。新しい農業ビジネスや持続可能な農業システムの創造に意欲的な学生を求めています。

選抜は、提出書類(調査書・推薦書・志望理由書・活動報告書など)と大学入学共通テストの成績に加え、面接(口頭試問を含む)および小論文または課題レポートによって総合的に評価されます。出願は毎年11月上旬に行われ、試験は12月上旬に実施されます。

・社会人選抜:一定の社会経験を積んだ社会人を対象とした選抜制度です。職業経験や社会での実践的な学びを通じて得た知識・技能を評価し、大学での学修に活かそうとする意欲的な社会人の入学を支援します。

実施学部は文学部人文学科歴史学コースおよび看護学部です。選抜は、提出書類(調査書、志望理由書、職務経歴書など)による審査と、面接(口頭試問を含む)により行われます。大学入学共通テストは課されません。

出願は毎年11月上旬頃、試験は12月上旬頃に実施されます。

・私費外国人留学生選抜:日本国籍を有しない外国人で、私費で日本に留学する学生を対象とした選抜です。日本留学試験(EJU)の成績や日本語能力、学習意欲などを総合的に評価し、国際的な環境での学びを希望する外国人学生を受け入れます。

全学科・コースで面接(口頭試問を含む)が課され、学科や専攻によっては学科試験や実技試験を実施する場合もあります。また、一部の学科・コースでは外部英語試験(TOEFLやIELTSなど)のスコア提出が義務付けられています。大学入学共通テストは課されません。出願は毎年11月上旬頃、試験は12月上旬頃に実施されます。

・3年次編入学:他大学や短期大学、高等専門学校などで一定の単位を修得した学生が、千葉大学の3年次に編入学する制度です。既修得単位を活かしながら、専門的な学習が継続できます。

選抜方法は、提出書類(成績証明書・履歴書等)、筆記試験(専門科目)、口述試験(面接・口頭試問)など、学部・学科により異なります。例えば、文学部では専門科目の筆記試験と口述試験、または小論文と口述試験が行われています。出願・試験時期等については大学公式サイトの最新情報を確認してください。

・先進科学プログラム(飛び入学)学生選抜:高等学校2年修了時点で大学に入学できる特別な制度です。数学・物理・化学・生物学などの分野だけでなく、文系・工学・農学系の学問分野においても、早期の専門教育を希望する学生を対象としています。通常より1年早く大学教育を受けることができる先進的なプログラムです。

実施学部には理学部、園芸学部、文学部の一部学科、工学部、情報・データサイエンス学部が含まれています。

この制度では、学科やコースごとに、「学校選抜型方式(方式 I・方式 II・方式 III〈秋入学〉)」あるいは「総合型選抜方式」が用いられ、受験生の能力・適性・意欲を多角的に評価します。

次に、千葉大学の2025年度の代表的な入試方式別の合格者数 / 受験者数を示します。コースや分野ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般入試(前期日程)

学部 ​​合格者数 / 受験者数
国際教養学部 国際教養学科 106名 / 274名
文学部 人文学科 139名 / 475名
​​法政経学部 法政経学科 333名 / 992名
​​教育学部 学校教員養成課程(小学校コース)   141名 / 298名
学校教員養成課程(中学校コース)   35名 / 133名
学校教員養成課程(小中専門教科コース)52名 / 91名
学校教員養成課程(英語教育コース)  25名 / 64名
学校教員養成課程(特別支援教育コース)19名 / 61名
学校教員養成課程(乳幼児教育コース) 15名 / 34名
学校教員養成課程(養護教諭コース)  21名 / 51名
​​理学部 数学・情報数理学科 30名 / 211名
物理学科      25名 / 145名
化学科       34名 / 163名
生物学科      31名 / 131名
地球科学科     33名 / 116名
​​​​工学部 ​​総合工学科(建築学コース)  55名 / 283名
総合工学科(都市工学コース) 34名 / 133名
総合工学科(デザインコース) 48名 / 212名
総合工学科(機械工学コース) 58名 / 336名
総合工学科(医工学コース)  33名 / 101名
総合工学科(電気電子工学コース) 58名 / 246名
総合工学科(物質科学コース) 82名 / 362名
総合工学科(共生応用化学コース) 77名 / 240名
​​​​情報・データサイエンス学部 ​​情報・データサイエンス学科 81名 / 359名
​​​​園芸学部 ​​園芸学科     57名 / 176名
応用生命化学科  26名 / 103名
緑地環境学科   55名 / 127名
食料資源経済学科 30名 / 124名
​​​​医学部 ​​医学科(一般枠) 86名 / 226名
医学科(地域枠) 20名 / 56名
​​​​薬学部 ​​薬学科 75名 / 436名
​​​​看護学部 ​​看護学科 61名 / 165名

一般入試(後期日程)

学部 ​​合格者数 / 受験者数
文学部 人文学科 23名 / 122名
​​法政経学部 法政経学科 77名 / 336名
​​理学部 数学・情報数理学科 20名 / 105名
物理学科      20名 / 83名
化学科       14名 / 55名
生物学科      17名 / 80名
地球科学科     5名 / 18名
​​工学部 総合工学科(建築学コース)  23名 / 176名
総合工学科(都市工学コース) 13名 / 64名
総合工学科(機械工学コース) 28名 / 150名
総合工学科(医工学コース)  10名 / 65名
総合工学科(電気電子工学コース) 27名 / 208名
総合工学科(共生応用化学コース) 27名 / 122名
​​園芸学部 園芸学科      9名 / 57名
応用生命化学科   7名 / 48名
緑地環境学科   11名 / 74名
食料資源経済学科 2名 / 12名
​​​​医学部 ​​医学科(一般枠) 20名 / 116名
薬学部 ​​薬学科 16名 / 71名

総合型選抜

学部 ​​合格者数 / 受験者数
国際教養学部 国際教養学科 4名 / 19名
​​文学部 人文学科 1名 / 6名
法政経学部 法政経学科 0名 / 10名
​​教育学部 学校教員養成課程(小学校コース)36名 / 133名
学校教員養成課程(中学校コース)12名 / 58名
学校教員養成課程(小中専門教科コース) 14名 / 60名
学校教員養成課程(英語教育コース)   11名 / 29名
学校教員養成課程(特別支援教育コース) 7名 / 10名
学校教員養成課程(乳幼児教育コース)  5名 / 31名
学校教員養成課程(養護教諭コース)    5名 / 31名
​​理学部 物理学科  1名 / 1名
地球科学科 3名 / 10名
​​​​園芸学部 ​​園芸学科    3名 / 6名
応用生命化学科 1名 / 7名
緑地環境学科  7名 / 18名

広島大学

広島大学の入試は、多様な能力と志向を持つ受験生に対応するため、一般選抜を中心とした複数の入試方式で構成されています。

特に「広島大学光り輝き入試」という名称で実施される総合型選抜・学校推薦型選抜では、受験者一人ひとりの長所を最大限評価し、将来社会において光り輝く人材の入学を期待する入試制度となっています。各方式はそれぞれ出願期間や条件が異なるため、正確な情報は公式の入学試験要項で確認されることをお勧めします。

一般選抜

広島大学の一般選抜は前期日程と後期日程で実施され、大学入学共通テストに加え、個別学力検査や面接、小論文などで評価されます。

一般選抜は以下の要素で評価されます。

 ・大学入学共通テスト(必須、指定科目・配点は学部・学科により異なる)
 ・個別学力検査(学部・学科により異なる科目・配点)
 ・面接(総合科学部後期日程、歯学部前期・後期日程、文学部・教育学部・理学部(特に物理学科)・医学部(看護学専攻を除く)・薬学部・工学部・情報科学部の後期日程で実施)
 ・小論文(教育学部後期日程、歯学部歯学科後期日程、総合科学部前期日程(文科系)、経済学後期日程で実施)
 ・実技検査(教育学部の音楽・美術・健康スポーツ教育学プログラムで実施)

また、教育学部第四類健康スポーツ教育学プログラムでは、出願書類(活動報告書など)が評価の対象となり、総合評価に反映されます。

・英語外部試験の活用

CEFR相当レベルB2以上を取得した場合、大学入学共通テスト「英語」の得点を満点とみなす制度があります。前期日程・後期日程のすべての募集区分に該当します。

・2段階選抜

医学部医学科の前期日程において、志願倍率が約5倍を超える場合には、大学入学共通テストの成績により第1段階選抜を実施することがあります。その他の学部・学科等においては、前期日程、後期日程とも2段階選抜は行いません。

総合型選抜(広島大学光り輝き入試)

総合型選抜は受験者一人ひとりの長所を最大限評価し、将来社会において光り輝く人材の入学を期待する選抜方式です。志望する学問領域への関心、広島大学で学びたいという意欲、大学で学ぶための必要な学力等が重視されます。

方式ごとの出願期間と試験日は学部やコースによって異なるため、詳細は大学公式サイトで確認してください。

総合型選抜には以下の種類があります。

・I型(大学入学共通テストは課されません)

一般型:総合科学部総合科学科で実施されます。出願には高校卒業(見込み含む)と入学確約が必要で、第1次選考は出願書類(調査書・自己推薦書)、最終選考は小論文(講義受講含む)と面接により評価されます。

出願は毎年9月上旬、選考は10月中旬に実施されます。

サイエンス研究評価型:総合科学部総合科学科で実施され、入学確約が必須となります。理科・数学・情報等の科学分野における研究実績(SSH、JSEC、GSCなど)が必須要件です。最終選考では研究実績のプレゼンテーションと質疑応答により評価されます。

高大接続型:法学部法学科昼間コースと生物生産学部生物生産学科で実施され、出願書類と面接により選考されます。法学部では高大接続型プログラムの全プログラム参加が必須で、生物生産学部では英語民間試験(CEFR相当B1以上)と高大接続型プログラム修了証明が必要です。

・II型(大学入学共通テストが課されます)

大学入学共通テストと各学部独自の試験により評価されます。文学部、教育学部、法学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、生物生産学部、情報科学部の多くの学科で実施されます。

一般型:多くの学部で実施される標準的な方式です。例えば文学部人文学科では、第1次選考で書類と小論文、第2次選考で面接、最終選考で大学入学共通テストにより評価されます。

女子枠:理学部、工学部で実施されます。出願資格は「調査書の性別欄に女性と明記されている者」で、一般枠とは別に募集されます。

選抜は大学入学共通テストと各学科独自の個別学力検査(必要に応じて面接を含む)によって総合的に評価されます。大学院進学型:医学部保健学科で実施されます。英語民間試験(CEFR B1以上)が必要で、大学院進学を前提とした選考が行われます。

大学入学共通テストの成績、出願書類(調査書・志望理由書)および面接試験によって総合的に評価されます。

専門型:医学部保健学科看護学専攻で実施されます。専門高校等卒業で看護課程を修了した者が対象です。大学入学共通テストの成績、出願書類(調査書・志望理由書など)、および面接試験により総合的に評価されます。

日本地学オリンピック利用型:理学部地球惑星システム学科で実施されます。過去3年間で日本地学オリンピック上位10%の成績者は第1次選考が免除されます。

第2次選考では面接試験(口述を含む)を行い、大学入学共通テストの成績とあわせて総合的に評価されます。

課題研究評価型・セミナー受講型:生物生産学部生物生産学科で実施されます。課題研究評価型では課題研究の発表・質疑応答により、セミナー受講型ではセミナー受講と面接によりそれぞれ評価されます。

いずれの方式も大学入学共通テストで学科が定める基準点を満たすことが最終合格の条件となります。

MD-PhDコース志望型:医学部医学科で実施されます。MD-PhDコース進学確約と科学オリンピック等での優秀な成績が出願要件で、大学入学共通テスト総合点80%以上が必要です。出願書類(調査書・志望理由書・研究活動報告書・英語外部試験スコア)による審査と、面接試験(口述を含む)により評価されます。

広島大学では、英語外部試験CEFR相当レベルB2以上なら大学入学共通テスト「英語」を満点とみなす制度があります。この制度は総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜のいずれにも共通して適用され、出願時にスコア証明書を提出する必要があります。

学校推薦型選抜(広島大学光り輝き入試)

学校推薦型選抜は、出身高等学校長等の推薦に基づき、調査書及び面接を中心として判定する選抜方式です。

出願要件

 ・高等学校長の推薦が必須
 ・評定平均値などの条件(医学部医学科ふるさと枠では全体の学習成績の状況4.3以上)
 ・特別枠(「医学部ふるさと枠」「情報科学部地方創生枠」など)では追加条件あり

評価方法

 ・調査書及び面接を中心とした判定
 ・大学入学共通テスト(II型のみ)

情報科学部地方創生枠は唯一、大学入学共通テストを課さないⅠ型として実施されます。それ以外の経済学部、生物生産学部、教育学部第三類・第四類、医学部医学科ふるさと枠は、大学入学共通テストを課すⅡ型として実施されます。

評価は、提出書類(調査書・推薦書・志望理由書など)と面接(口述を含む)を中心に行われ、大学入学共通テストの成績を併せて総合的に判断します。出願は11月上旬ごろに行われ、面接試験は12月上旬に実施されます。

大学入学共通テスト

II型は必須です。英語外部試験については、医学部医学科(ふるさと枠)ではCEFR相当レベルB2以上の場合、大学入学共通テスト「外国語」が180点以上なら満点(200点)とみなし、160点~179点の場合は10点加点する制度があります。

その他の選抜

広島大学では、多様な背景を持つ学生を受け入れるため、以下の選抜も実施しています。

・IGS選抜:総合科学部国際共創学科向けの特別選抜で、国外在住者と国内在住者で分けて実施されます。すべて4月入学で、文系・理系を問わず受験可能です。国際的な教育環境で学んだ学生や、国際的な視野を持つ学生を対象としています。

選抜は書類審査(調査書・志望理由書・英語資格スコア等)と英語による面接試験によって行われ、国外選抜型はオンライン面接、国内選抜型は対面面接で実施されます。出願は10月上旬ごろ、面接試験は11月中旬に行われます。

・フェニックス型選抜:中高年者を対象とした選抜制度です。総合科学部、文学部、生物生産学部では50歳以上、法学部法学科夜間主コース、経済学部経済学科夜間主コースでは60歳以上が対象となります。豊富な社会経験を持つ学習意欲の高い社会人の学習機会を提供します。

全学部で面接試験が課されるほか、総合科学部・法学部・経済学部では小論文も実施されます。出願は11月上旬ごろに行われ、試験は12月上旬に実施されます。

・外国人留学生選抜:日本国籍を有しない外国人で、私費で日本に留学する学生を対象とした選抜です。国際バカロレア資格や外国の教育制度修了者、日本留学試験受験者などが対象となります。

選抜は日本留学試験の成績、提出書類(調査書・志望理由書など)、および面接試験により総合的に評価されます。一部の学部では、小論文や英語外部試験スコアの提出が求められる場合があります。

全学部で実施されており、出願は11月上旬ごろに行われます。試験は2月または3月に実施され、筆記試験の一部または全部が一般選抜(二次試験)と共通となる場合があります。

・社会人選抜:22歳以上で、社会で幅広い経験を積んだ人たちを対象とした選抜制度です。職業経験や社会での実践的な学びを通じて得た知識・技能を重視し、大学での学修に活かそうとする意欲的な社会人の学習機会を提供します。

法学部法学科夜間主コースおよび経済学部経済学科夜間主コースでのみ実施され、選抜は小論文と面接試験により評価されます。出願は11月上旬ごろ、試験は12月上旬に行われます。

次に、広島大学の2025年度の代表的な入試方式別の合格者数 / 受験者数を示します。受験方式科ごとの倍率が知りたい場合には大学の入試結果を参照してください。

一般入試(前期日程)

学部 ​​合格者数 / 受験者数
総合科学部 総合科学科   94名 / 178名
国際共創学科  25名 / 48名
​​文学部 人文学科 105名 / 237名
​​教育学部 初等教育学プログラム   104名 / 170名
特別支援教育学プログラム 24名 / 34名
理科教育学プログラム    19名 / 29名
数学教育学プログラム    19名 / 32名
技術情報教育学プログラム 13名 / 19名
社会認識教育学プログラム 10名 / 13名
国語文化教育学プログラム 17名 / 26名
英語文化教育学プログラム 15名 / 19名
日本語・日本文化教育学プログラム 15名 / 22名
多文化・グローバル教育学プログラム 6名 / 8名
健康スポーツ教育学プログラム  22名 / 49名
家政教育学プログラム      11名 / 13名
音楽教育学プログラム      17名 / 25名
美術教育学プログラム       4名 / 5名
教育学プログラム        21名 / 23名
心理学プログラム        19名 / 52名
​​法学部 法学科(昼間コース)  123名 / 289名
法学科(夜間主コース) 22名 / 52名
​​経済学部 経済学科(昼間コース)  123名 / 262名
経済学科(夜間主コース) 36名 / 49名
​​​​理学部 ​​数学科   28名 / 62名
物理学科  48名 / 107名
化学科   47名 / 89名
生物科学科 32名 / 86名
地球惑星システム学科 22名 / 48名
​​医学部 医学科         98名 / 432名
保健学科 看護学専攻   56名 / 112名
保健学科 理学療法学専攻 28名 / 53名
保健学科 作業療法学専攻 31名 / 37名
​​​​歯学部 ​​歯学科 35名 / 100名
口腔健康科学科 口腔保健学専攻 20名 / 47名
口腔健康科学科 口腔工学専攻  17名 / 30名
​​薬学部 薬学科  36名 / 111名
薬科学科 21名 / 40名
​​​​工学部 ​​第一類(機械・輸送・材料・エネルギー系) 132名 / 265名
第二類(電気電子・システム情報系) 86名 / 118名
第三類(応用化学・生物工学・化学工学系) 82名 / 118名
第四類(建設・環境系) 78名 / 180名
工学特別コース 48名 / 108名
​​生物生産学部 生物生産学科 72名 / 150名
​​​​情報科学部 ​​情報科学科A型 29名 / 43名
情報科学科B型 94名 / 225名

一般入試(後期日程)

学部 ​​合格者数 / 受験者数
総合科学部 総合科学科 20名 / 48名
​​文学部 人文学科 22名 / 74名
​​教育学部 理科教育学プログラム     5名 / 5名
技術情報教育学プログラム   4名 / 6名
社会認識教育学プログラム   2名 / 3名
健康スポーツ教育学プログラム 8名 / 21名
美術教育学プログラム     0名 / 0名
教育学プログラム       7名 / 18名
心理学プログラム       5名 / 22名
​​法学部 法学科(昼間コース)  31名 / 110名
法学科(夜間主コース) 6名 / 23名
​​経済学部 経済学科(昼間コース)  25名 / 36名
経済学科(夜間主コース) 14名 / 17名
​​​​理学部 ​​数学科  20名 / 72名
物理学科 21名 / 39名
化学科  10名 / 14名
地球惑星システム学科 1名 / 2名
​​​​歯学部 ​​歯学科 15名 / 130名
口腔健康科学科 口腔工学専攻 8名 / 10名
​​​​薬学部 ​​薬科学科 4名 / 23名
​​​​工学部 ​​第一類(機械・輸送・材料・エネルギー系) 10名 / 13名
第二類(電気電子・システム情報系)     8名 / 16名
第三類(応用化学・生物工学・化学工学系) 10名 / 15名
第四類(建設・環境系) 8名 / 15名
​​​​生物生産学部 生物生産学科 13名 / 17名
​​​​情報科学部 情報科学科 19名 / 23名

総合型選抜Ⅱ型

学部 ​​合格者数 / 志願者数
文学部 人文学科 15名 / 25名
​​教育学部 初等教育学プログラム   11名 / 35名
特別支援教育学プログラム 4名 / 8名
理科教育学プログラム   4名 / 7名
数学教育学プログラム   3名 / 13名
技術情報教育学プログラム 3名 / 5名
社会認識教育学プログラム 3名 / 8名
英語文化教育学プログラム 8名 / 22名
健康スポーツ教育学プログラム 7名 / 18名
音楽教育学プログラム   6名 / 21名
美術教育学プログラム   5名 / 6名
教育学プログラム     2名 / 6名
心理学プログラム     2名 / 21名
​​法学部 法学科(昼間コース) 4名 / 33名
​​理学部 物理学科  3名 / 14名
化学科   7名 / 13名
生物科学科 4名 / 10名
​​医学部 医学科 3名 / 6名
保健学科 看護学専攻(一般型)      8名 / 16名
保健学科 看護学専攻(大学院進学型)   0名 / 0名
保健学科 看護学専攻(専門型)      0名 / 0名
保健学科 理学療法学専攻(大学院進学型) 4名 / 4名
保健学科 作業療法学専攻(一般型)    0名 / 0名
保健学科 作業療法学専攻(大学院進学型) 0名 / 0名
​​​​歯学部 ​​歯学科 5名 / 29名
口腔健康科学科 口腔保健学専攻 2名 / 6名
口腔健康科学科 口腔工学専攻  0名 / 2名
​​薬学部 薬学科  5名 / 38名
薬科学科 0名 / 4名
​​​​工学部 ​​第一類(機械・輸送・材料・エネルギー系) 1名 / 16名
第二類(電気電子・システム情報系)    0名 / 5名
第三類(応用化学・生物工学・化学工学系) 16名 / 51名
第四類(建設・環境系) 1名 / 11名
​​生物生産学部 生物生産学科(セミナー受講型) 8名 / 30名
生物生産学科(課題研究評価型) 3名 / 8名
​​​​情報科学部 ​​情報科学科 4名 / 15名

得意を活かせる総合型選抜入試方式の選び方

金岡千広大学群の総合型選抜は、それぞれ異なる特色を持っています。単純に倍率だけで判断するのではなく、自分の特性・強み・将来の目標と各大学の求める人材像がマッチするかを総合的に判断することが重要です。各大学の詳細な募集要項を確認し、自分に最適な戦略を立てて臨むことをお勧めします。

表現力・プレゼンテーション能力が高い人

おすすめの大学:金沢大学

理由:大学入学共通テストは基準点として利用され、口述試験(プレゼンテーションを含む)と提出書類で他の志願者と差をつけることができます。表現力や日頃の学習に取り組む姿勢・プロセスに評価の重点が置かれています。

活かせる特性:人前で話すことが得意、アイデアを視覚的に表現できる

対策:事前課題への創意工夫、質疑応答での柔軟性

英語力・国際性を活かしたい人

おすすめの大学:金沢大学、岡山大学、千葉大学、広島大学

理由:英語外部試験のスコアが選考に直接活用されます。高い英語力を持つ受験生にとって、大学入学共通テストの英語に加えて外部試験スコアで合格に近づくことができます。

活かせる特性:高い英語外部試験スコア

対策:英語外部試験で高スコア取得

研究活動・科学実験に熱心な人

おすすめの大学:広島大学、千葉大学

理由:研究活動や実績が直接評価に活用されるためです。研究活動や科学への取り組みを正当に評価してくれる入試制度が整っています。特に、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)、JSEC(高校生・高専生科学技術チャレンジ)、GSC(グローバルサイエンスキャンパス)、各種学会のジュニアセッション等での発表経験や受賞実績が重視されます。

活かせる特性:

  • 科学コンテストでの実績
  • 自主研究活動の経験
  • 実験レポートや研究論文の作成能力

対策

  • 高校で独自の研究活動や調査を行う
  • 研究成果をわかりやすくまとめる
  • 研究の動機・過程・結果を論理的に説明できるよう準備
  • 科学オリンピックや学会のジュニアセッションなどでの発表

地域貢献・社会課題解決への関心が高い人

最適な選択:金沢大学、千葉大学

理由:地域への貢献意識を直接評価する特別枠が設定されているためです。

活かせる特性

  • 地域ボランティア活動の経験
  • 教育支援活動への参加
  • 社会課題への取り組み経験

対策:地域課題に対する理解を身につける

金岡千広の就職実績を徹底検証!専門性が活かされる卒業生の就職先

大学別|就職実績データで見る金岡千広の実力

金沢大学

就職率:97.6%(2025年度)

主な就職先(2025年3月卒業生実績)

・官公庁・公共:
 国税庁、防衛省、警視庁、国土交通省、石川県庁

・情報通信業:
 NTTデータ、富士通、日本電気、日本アイ・ビー・エム、LINEヤフー

・製造業:
 トヨタ自動車、小松製作所、武田薬品工業、富士フイルム、三菱重工業

・運輸・旅行業:
 西日本旅客鉄道、日本航空、全日本空輸、日本通運、東海旅客鉄道

・小売・サービス業:
 イオンリテール、ニトリ、良品計画、ゼンショーホールディングス、クスリのアオキ

・金融・保険業:
 北陸銀行、三菱UFJ銀行、日本銀行、東京海上日動火災保険、日本生命保険相互会社

・食品・飲料業:
 味の素、明治、サントリーホールディングス、東洋水産、日本たばこ産業

・建設・不動産業:
 大林組、鹿島建設、大和ハウス工業、清水建設、オープンハウスグループ

・メディア・エンターテイメント:
 日本放送協会、ソニー・ミュージックエンタテインメント、セガサミーホールディングス、北國新聞社、中日新聞社

公務員総合職試験合格者数:15名(2025年度春)

岡山大学

就職率:98.0%(2025年度)

主な就職先(2025年3月卒業生実績)

・官公庁・公共:
 経済産業省、農林水産省、東京都庁、岡山県庁、各都道府県市区町村教員

・情報通信業:
 NTTデータ、富士通、野村総合研究所、KDDI、LINEヤフー

・製造業:
 トヨタ自動車、三菱電機、日立製作所、パナソニック、JFEスチール

・運輸・旅行業:
 JR西日本 (西日本旅客鉄道)、JR東海 (東海旅客鉄道)、日本通運、郵船ロジスティックス、ハワイアン航空

・小売・サービス業:
 イオンリテール、星野リゾート、ニトリ、リクルート、ストライプインターナショナル

・金融・保険業:
 日本銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、東京海上日動火災保険、日本生命保険

・食品・飲料業:
 キリンビール、日本ハム食品、味の素、サントリーホールディングス、ネスレ日本

・建設・不動産業:
 鹿島建設、清水建設、大和ハウス工業、建設技術研究所、日本工営

・メディア・エンターテイメント:
 日本放送協会(NHK)、RSK山陽放送、OHK岡山放送、読売新聞西部本社、山陽新聞社

公務員総合職試験合格者数:41名(2025年度春)

千葉大学

就職率:95.4%(2025年度)

主な就職先(2025年3月卒業生実績)

・官公庁・公共:
 東京都庁、農林水産省、厚生労働省、警視庁、千葉県庁

・情報通信業:
 NTTデータ、富士通、楽天グループ、日本電気、野村総合研究所

・製造業:
 トヨタ自動車、本田技研工業、日立製作所、キヤノン、大塚製薬

・運輸・旅行業:
 東日本旅客鉄道、日本航空、東海旅客鉄道、日本通運、JTB

・小売・サービス業(卸売業含む):
 三菱商事、住友商事、イオンリテール、ニトリ、ユニクロ

・金融・保険業:
 みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、日本生命保険相互会社、東京海上日動火災保険

・食品・飲料業:
 カルビー、キユーピー、雪印メグミルク、味の素食品、ロッテ

・建設・不動産業:
 積水ハウス、大和ハウス工業、清水建設、野村不動産、大林組

・メディア・エンターテイメント:
 オリエンタルランド、スクウェア・エニックス、セガ、電通、読売新聞西部本社

公務員総合職試験合格者数:38名(2025年度春)

広島大学

就職状況(2025年度 学部卒業者2,397人): 民間企業:32.6%(782人) 公務員:9.6%(231人) 教員:8.1%(193人) 研修医:6.1%(147人)

主な就職先(2025年3月卒業生実績)

・官公庁・公共:
 国家公務員、地方公務員、各学校教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)、病院、広島県、国税庁

・情報通信業:
 NTTドコモ、日本電気 (NEC)、ソフトバンク、富士通、KDDI

・製造業:
 トヨタ自動車、マツダ、日立製作所、三菱重工業、ソニー

・運輸・旅行業:
 JTB、JR西日本、ANA、JR東海、九州旅客鉄道

・小売・サービス業:
 ユニクロ (ファーストリテイリング)、ニトリ、星野リゾート、アマゾンジャパン、大創産業

・金融・保険業:
 三菱UFJ銀行、広島銀行、東京海上日動火災保険、日本生命保険相互会社、りそな銀行

・食品・飲料業:
 オタフクソース、ハウス食品、アサヒビール、カルビー、味の素AGF

・建設・不動産業:
 積水ハウス、竹中工務店、大成建設、鹿島建設、三菱地所ホーム

・メディア・エンターテイメント:
 任天堂、NHK (日本放送協会)、ソニー、中国放送、福井テレビジョン放送

公務員総合職試験合格者数:42名(2025年度春)

地方国立大学の現実!金岡千広が抱える就職活動の課題と対策

金岡千広は準難関大学として位置付けられており、全国の大学の中でも上位30%に属する高いレベルを誇っています。しかし、優秀な学力を持つ学生が集まる一方で、就職活動においては地方大学特有の課題も存在します。

「地方国立大から都市圏企業就職」の3つのハンディキャップ

地方国立大学である金岡千広の各大学は、千葉大学を除いて都市圏の大手企業への就職を目指す際、避けて通れないハンディキャップが存在します。

第一に、地理的な距離による就職活動コストの問題があります。東京や大阪で開催される企業説明会やインターン、面接に参加するためには、交通費や宿泊費といった経済的負担が重くのしかかります。特に複数回の対面での面接を求める企業の場合、その費用は数十万円に及ぶことも珍しくありません。これは首都圏の学生にはないハンディキャップです。

第二に、就職活動の情報格差が挙げられます。都市圏の大学では日常的に大手企業のリクルーターが訪問し、OB・OGとの接点も豊富です。しかし、金岡千広の学生は積極的に情報収集を行わなければ、重要な採用情報を見落とす可能性があります。企業の社員との接点を作る機会も限定的であり、人的ネットワークの構築において不利な状況に置かれています。

第三に、就職活動に対する周囲の環境の違いがあります。金岡千広の学生の多くは地元企業や公務員への就職を選択する傾向が高いのも特徴です。同級生の多くが地元志向である中で、都市圏での就職を目指すことは孤立感を生みやすく、精神的な負担も大きくなります。

学歴フィルターは大丈夫?金岡千広の企業評価

多くの受験生と保護者が心配する学歴フィルターについて見てみましょう。結論から言えば、金岡千広レベルの大学であれば、一般的な学歴フィルターで足切りされることはほとんどありません。現実的な数字を見ると、有名企業400社への就職率(※)は各大学とも20%程度に留まっています。これは同程度の偏差値を持つMARCHの平均(約25%)と比較してやや低い水準です。この差は学歴フィルターによるものではなく、地理的ハンディキャップや情報格差、そして学生自身の志向性の違いによるものと考えられます。

金岡千広は、地方の優秀な国立大学として認知されており、特に理系分野においては、研究力の高さと真面目で実直な学生気質が評価され、製造業を中心とした多くの企業で好意的に受け入れられています。適切な準備と対策を行えば十分に競争力を持てると言えるでしょう。
※参考:【7月25日現在】2025年有名企業400社実就職率ランキング|大学通信ONLINE

学びたい分野別|あなたに最適な金岡千広の選び方

金岡千広の4大学は、それぞれ異なる特色と強みを持っています。学びたい分野に応じて最適な選択を行うことが、充実した大学生活と将来のキャリア形成につながります。

工学・理学分野で学びたい人の選択肢

理系分野での学びを志す受験生にとって、金岡千広は研究環境が充実しているのが魅力です。科研費の配分状況を見ると、金岡千広の各大学は私立大学とは桁違いの研究費を獲得しています。潤沢な研究費により、学部段階から最先端の研究設備を利用できるのが国立大学の大きな強みです。

また、理系・メディカル系の分野では、国立大学は私立大学に比べて学費の自己負担が大幅に少なく、さらに科研費の分配も桁違いに大きいケースが多いことから、たとえ地方に所在していても国立大学への進学を優先する価値があります。私立理系学部の年間授業料が150万円程度であるのに対し、国立大学は年間約54万円と3分の1以下の負担で済みます。4年間での学費の差額約400万円は、将来の大学院進学や留学、資格取得などに活用することで、キャリアの選択肢を大幅に広げることができます。

医療・生命科学分野を目指す人の選択肢

医療系分野を志望する受験生にとって、金岡千広への進学は理系学部以上に経済的メリットがあります。私立大学の医学部の6年間の学費が約3,000万円、薬学部で約1,200万円を超えるのに対し、国立大学なら350万円程度で済みます。ただし、これは4年制課程の目安であり、6年制課程では1.5倍前後の学費が必要となります。さらに、医学・薬学分野では一冊あたりの単価が高い専門書を多数購入するほか、解剖実習や献体関連の協力費など、理工系学部に比べて実質的な費用負担が大きくなることにも注意が必要です。それでもなお、家計への負担を抑えながら医療職を目指せる点は国立大学の大きな強みです。

さらに、研究環境も充実しており、千葉大学医学部、金沢大学医薬保健学域、岡山大学医学部は「旧六医大」として長い伝統を持ち、現在も豊富な科研費により最先端の医学研究を展開しています。将来、医学研究者や大学教員を目指す学生にとって、理想的な研究環境を提供しています。

千葉大学医学部

先端医療技術の開発研究が活発で、再生医療やがん免疫療法などの最前線の研究に参加できます。附属病院も最新設備が整っており、臨床実習の質も極めて高水準です。

金沢大学医薬保健学域

医学・薬学・保健学を統合した独特な教育体制により、チーム医療の重要性を実践的に学べます。また、和漢医薬学の研究においては全国トップクラスの実績を誇り、東洋医学と西洋医学の融合という新しい医療分野の開拓に取り組んでいます。

岡山大学医学部

ロボット手術の件数が国立大学病院トップの実績や小児心臓血管外科において先駆的な研究を展開しています。中国地方の医療過疎地域での地域医療実習も充実しており、社会的使命感の高い医師の育成に力を入れています。

広島大学医系科学研究科

医学・歯学・薬学・保健学の4分野を統合した先進的な教育研究体制が特徴です。放射線医学、再生医療などで強みを持ち、がん診療連携拠点病院として高度先端医療の臨床実習環境も整備されています。

人文・社会科学分野での深い学びを求める人の選択肢

人文・社会科学分野においても、金岡千広の各大学は特色ある教育プログラムを提供しています。

千葉大学文学部

首都圏という地理的優位性を活かし、文化施設や研究機関との連携が充実しています。国際教養学部では英語による授業も多数開講され、グローバルな視点での人文学研究が可能です。また、法政経学部では法学、政治学、経済学を総合的に学べる独特なカリキュラムが組まれており、現代社会の複合的な課題に対応できる人材育成を目指しています。

金沢大学人間社会学域

人文学類、法学類、経済学類、学校教育学類、地域創造学類、国際学類を統合した学際的な組織です。特に地域研究や日本文化研究において高い実績を誇り、北陸地域の文化的特性を活かした独自の研究が展開されています。また、教員養成にも力を入れており、地域の教育界に多くの人材を送り出しています。

岡山大学(文学部、法学部、経済学部、教育学部)

伝統的な学部構成により、各分野での専門的な教育を実施しています。特に考古学や日本史研究において全国的な評価を得ており、吉備地方の古代文化研究の拠点としての役割を果たしています。また、公務員試験対策も充実しており、多くの卒業生が国家公務員や地方公務員として活躍しています。

広島大学総合科学部

人文科学、社会科学、自然科学の枠を超えた学際的な教育を特色としています。現代社会の複雑な課題に対し、多角的なアプローチで取り組める人材の育成を目指しています。また、教育学部は旧制広島文理科大学を起源とし、戦前から教員養成の中心として発展してきた伝統を持っています。全国的にも高い評価を受けており、教育学研究の拠点としての地位を確立しています。

金岡千広で広がる学問の世界|研究活動と学習環境

金岡千広の各大学は、優れた研究環境と充実した学習サポート体制により、学生の知的探求心を最大限に引き出す教育を実践しています。

研究設備と科研費採択状況

科学研究費助成事業(科研費)は、国が実施する競争的研究費の一つで、独創的・先駆的な研究に対して公募により競争的に配分される研究資金です。科研費の獲得状況は、その大学の研究力を測る重要な指標として広く活用されています。

令和7年度の配分実績を見ると、広島大学(11位)と岡山大学(12位)がそれぞれ約30億円、千葉大学(15位)が約25億円、金沢大学(17位)が約22億円の研究費を獲得しており、4大学すべてが全国トップクラスの研究力を有していることがわかります。

さらに、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)においても、千葉大学(令和5年度採択・55億円)、金沢大学(令和5年度採択・約58億円)、岡山大学(令和5年度採択・55億円)、広島大学(令和5年度採択・55億円)がすべて採択されており、国からも研究拠点として高く評価されています。

金岡千広の各大学では、これらの潤沢な研究費を活用した最先端の研究が活発に展開されており、学部生であっても最新の研究設備や実験機器を利用して、教員と共に高度な研究活動に参加する機会が豊富に用意されています。
※参考:地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)|日本学術振興会

国際交流と留学プログラム

グローバル化が進む現代において、金岡千広の各大学は日本の高等教育の国際競争力向上とグローバル人材育成を目的とした重点支援事業である「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択されています。各大学では積極的な国際交流プログラムが展開されています。

千葉大学

首都圏という立地を活かし、海外からの留学生受け入れと日本人学生の海外派遣の両面で充実したプログラムを提供しています。特にアジア太平洋地域の大学との交流協定が多数締結されており、短期留学から長期留学まで多様な選択肢が用意されています。また、英語による授業も多数開講されており、キャンパス内での国際的な学習環境が整備されています。

金沢大学

国際化の推進に力を入れています。特にアジア地域との学術交流に重点を置き、金沢の歴史と文化を活かした独自の国際交流プログラムを展開しています。日本海側の玄関口としての地理的特性を活かした交流も活発です。

岡山大学

アジア地域における感染症研究の国際拠点として、インドとの学術連携に力を入れています。2007年に設立された岡山大学インド感染症共同研究センターは、インド・コルカタ市に設置され、下痢症やコレラ菌に関する共同研究を展開しており、国際的な保健医療課題に取り組む研究プロジェクトに学生や若手研究者が参加する機会も設けられています。

広島大学

金岡千広の4大学の中で唯一「スーパーグローバル大学創成支援事業」のタイプA(トップ型)に採択されており、世界ランキングトップ100を目指す力のある大学に対する支援事業に採択されました。平和学習の拠点としての特色を活かし、平和構築や国際協力をテーマとした独特な国際交流プログラムを実施しています。海外の大学との共同学位プログラムも充実しており、より深い国際的な学習体験を求める学生にとって魅力的な選択肢となっています。グローバルキャンパス推進機構により、14か国・地域23拠点の海外教育研究拠点を通じて、グローバル人材の育成と国際的な教育・研究活動を積極的に展開しています。

地域連携による実践的学習

金岡千広の各大学は、それぞれの立地する地域との密接な連携により、教室では得られない実践的な学習機会を提供しています。

千葉大学

東京に隣接する立地を活かし、首都圏の企業や自治体との連携プロジェクトが数多く実施されています。学生は地域の課題解決に取り組むプロジェクト型学習を通じて、理論と実践を結びつけた学びを体験できます。また、千葉県内の自治体との包括連携協定により、地域政策の立案や実施に学生が参画する機会も提供されています。

金沢大学

石川県や金沢市との強固な連携関係を築き、地域の振興に学生が積極的に関わっています。特に令和6年能登半島地震を受けて設置された「能登里山里海未来創造センター」では、被災地の創造的復興をテーマとした産学連携プロジェクトが展開され、学生は地域文化の担い手として重要な役割を果たしています。教職員と学生が一体となり、地震・災害に強く安全・安心で誰もが住みよい文化薫る地域づくりと人づくりに取り組んでいます。

岡山大学

中国地方の産業界との連携により、実践的なインターンシップや共同研究プロジェクトを多数実施しています。特に自動車産業やIT産業との連携は深く、学生は在学中から産業界の最前線に触れることができます。また、中山間地域の活性化をテーマとした地域貢献活動も活発で、社会貢献意識の高い学生の育成にも力を入れています。

広島大学

東広島市や呉市との「Town & Gown構想」の中核として、市(Town)と大学(Gown)が一体となったまちづくりに取り組んでいます。この構想では大学の研究力と市の行政資源を融合させ、地域課題解決に向けた実践的な学習機会を学生に提供しています。平和都市広島の特色を活かした平和教育プログラムも充実しており、グローバルな視点での社会貢献を学ぶことができます。

国立旧一期校の格式!金岡千広が持つ歴史的権威

金岡千広の4大学は、単なる地方国立大学ではありません。これらはすべて国立大学入試の旧一期校として分類され、長い歴史と伝統に裏打ちされた格式を持つ名門校です。

各大学は明治・大正期から続く由緒ある教育機関を前身としています。金沢大学は1862年創設の加賀藩彦三種痘所を源流とし、旧制第四高等学校の伝統を継承しています。岡山大学は旧制第六高等学校、千葉大学は旧制千葉医科大学、広島大学は旧制広島文理科大学をそれぞれ前身とし、160年近い教育の歴史を誇ります。

千葉大学、金沢大学、岡山大学の医学部は、「旧六医大」として戦前から続く権威ある医学教育機関であり、現在も医学界で高い評価を受けています。この伝統は現在の充実した医学教育と研究環境の基盤となっています。

金岡千広の各大学は深い歴史を持ち、偏差値や就職実績だけでは測れない価値があります。160年近い教育の蓄積と地域社会からの信頼は、学生の人格形成と将来のキャリア形成において大きな財産となるでしょう。

まとめ

金岡千広は、旧帝国大学に次ぐ準難関国立大学群として、地方国立大学の中でも特に高い評価を受けています。4大学すべてが国立大学入試の旧一期校として長い歴史と伝統を持ち、160年近い教育の蓄積により深い学術的権威を築いています。金岡千広は偏差値45.0~65.0(医学部医学科を除く)の範囲にあり、地方国立大学としては中堅から上位に位置する大学群です。各大学は潤沢な研究費により最先端の研究環境を整備し、学部生でも高度な研究活動に参加できる機会を提供しています。

就職面では、各大学とも95%以上の高い就職率を維持し、大手企業から官公庁まで幅広い分野への就職実績を誇っているのも特徴です。近年では解消しつつありますが、都市圏の企業への就職では地理的ハンディキャップや情報格差など課題も存在します。各大学の入試制度は多様化が進んでおり、一般選抜に加えて総合型選抜や学校推薦型選抜など、受験生の多様な能力を評価する制度が充実しています。特に、総合型選抜や学校推薦型選抜の受験を考えている場合には、研究活動や国際性、地域貢献への関心など、日頃から積極的に取り組んでいる活動や実績をアピールできる準備が重要です。各大学が求める人物像に合わせて、自分の強みや経験を整理し、それを効果的に伝える力を養っておきましょう。

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