2025/12/16

【2026年最新】大学受験スケジュールの徹底ガイド|入試の仕組みや受験校の決定方法を解説

大学受験は、一般選抜だけでも1月の共通テストから始まり、国公立大学の二次試験、私立大学の一般入試と複数の受験機会があり、その中でさらに日程や実施方法が細分化されています。

志望校に合格するためには、大学入試の全体像とスケジュールを把握し、高校生活の3年間を通した学習計画を立てる必要があります。

この記事では、大学受験そのものの仕組みやスケジュール、その中でも私立大学に特化した解説もします。試験を受けるまでの3年間の過ごし方、受験校を決めるための考え方についても紹介しているので、受験生はぜひ参考にしてください。

【2026年版】大学受験のスケジュール|主な方式と日程

2026年入学者のための受験スケジュールについて、国公立と私立大学それぞれご紹介します。総合型、学校推薦型選抜の日程も解説しています。

国公立大学

一般選抜

国公立大学の一般選抜は、共通テストの点数と大学が実施する二次試験の合計点で合格者を決定します。共通テストは2026年1月17、18日に実施され、二次試験は1月26日~2月4日に出願受付、前期日程は2月25日から、後期日程は3月12日以降に試験があります。

中期日程を実施するのは公立大学の一部のみで、3月8日以降に行われます。前期、中期、後期日程とは異なる独自の日程で試験を実施する公立大学も全国に4校あります。

近年は、地方の受験生に配慮して国公立大学でも地方試験会場を設けるケースが増えていますが、面接や実技試験が課される入試では本学キャンパスでのみ実施されることが多いため、該当する場合は早めの確認が必要です。

合格発表は、前期日程が3月1日以降、中期、後期日程が3月20日以降に行われます。

総合型選抜・学校推薦型選抜

総合型選抜や学校推薦型選抜は小論文や面接などの試験が実施され、共通テストの結果を合否の判定に利用する大学もあります。

総合型選抜は願書受付が9月1日以降で、11月1日以降の合格発表までに試験を行います。学校推薦型選抜は願書受付を11月1日以降、合格発表を12月1日以降かつ一般選抜試験の10日前まで、としています。

私立大学

一般選抜

政府の通知を受けて主に1月から3月に一般入試を実施する私立大学が多いですが、1月下旬に試験を行う大学もあります。

合格すると返還不要の奨学金を受けられる神奈川大学の給費制試験のように、内容は学力を問うものが中心でありながら12月に試験を実施する大学もあります。

私立大学の一般入試日程や形態は大学ごとの独自色が強く、大学独自の試験問題を出したり、共通テストの結果のみで判断したりします。遠方に住む受験生のために地方都市に会場を設けて試験を行う大学もあります。

総合型選抜・学校推薦型選抜

私立大学も総合型選抜・学校推薦型選抜のスケジュールは国公立大学と同様です。総合型選抜は願書受付を9月1日以降、学校推薦型選抜は願書受付を11月1日以降に原則行うとされています。

実際には、総合型選抜は10月から12月までを中心とした幅広い期間に、学校推薦型選抜は11月に集中して行われています。

大学受験までの年間スケジュール

大学受験に向けた高校3年間の過ごし方を解説します。最初からトップスピードで対策を始めるのではなく、その時その時で必要な対策をしましょう。

なお、中高一貫校に在籍している場合は、学習進度が高校受験組よりおよそ1年速く進む場合もあります。一貫校のアドバンテージを活かすためには、中学内容の深い理解と早めの大学受験準備が欠かせません。逆に高校受験組と同じペースで進めてしまうと、中学内容の理解が浅いまま高校課程に入るリスクもあるため注意が必要です。

高1:基礎学力を固める時期(定期テスト重視)

高校1年生はインプットの時期で、授業で日々学ぶことを理解して定期テストに臨み、得点できなかったところを復習します。わからないところをそのままにせず、学校や塾の先生に聞いて必ず解消しましょう。

これが1年生にとって最大の受験対策です。2、3年生になってからの受験対策で大きく役立つので、まずはしっかりと基礎を固めましょう。

この時期は学習習慣をつけるのにも最適な時期です。学校の課題+αの勉強時間を毎日確保しましょう。お風呂の後に最低1時間は学校の課題以外の問題集を解く、通学バスでは英単語を覚えるなど、別の習慣と組み合わせるのが学習の習慣化には有効です。

高2:志望校決定・模試分析・テスト対策開始

模試が始まる時期に合わせて、志望校を決めるのが望ましいです。目標を決めると、「何のために勉強するのか」、「次の模試で何点を取らなければいけないのか」と、目的や日々の学習テーマが明確になって学習の質を上げることができます。

一方で、医学部や旧帝大など、早くから進路を定めている人も少なくありません。そうした場合は、実際に過去問を解く段階ではなくても、一度目を通して出題傾向や科目構成を把握しておくことが大切です。英語・数学・国語については今後どのような対策が必要になるかを考え、理科・地歴公民については自分にとって真に有利な選択科目をじっくり検討する時期と捉えるのがおすすめです。

オープンキャンパスを通して志望校選びをしたり、合格後の大学生活をイメージしたりするとモチベーションアップにもつながります。現実味が乏しくて迷う時期でもあるため、志望校が決まるまでは現在の学力より少し上の大学を仮の志望校に設定しましょう。

2年生はまだ主にインプットの時期ですが、アウトプットにも力を入れましょう。模試の点数も大事ですが、繰り返し間違えたり、解くのに時間がかかったりする科目や、出題形式を把握して、集中的に対策します。同じ模試を解き直すのも効果があります。

共通テストに向けた意識も2年生から持ち始めましょう。すべての問題を解ける時期ではないですが、共通テスト型の模試を受ける機会も生まれるため、出題傾向や形式を過去問から把握しておくことも十分な効果があります。

高3前半:共通テスト・二次/私大対策を並行

共通テストと、国公立二次試験や私大対策を並行して進めるのが高校3年生の前半期です。共通テストと志望校の出題形式、内容に特化した対策をします。

アウトプットの量を増やし、模試や過去問を何度も解いて、不得意科目・分野を見つけ、基礎が固まっていない科目があればこの時期までに確実に対策を終わらせます。

知識はあっても慣れていないと点数に結び付けづらい記述式など、志望校の出題傾向に合わせた対策に力を入れましょう。

総合型選抜や学校推薦型選抜を受ける受験生は小論文や面接など、受験する大学の情報を集めて対策をします。

特に総合型選抜は実施時期が早く、入試のおよそ1年前には出願期間や試験日程を把握しておくことが重要です。可能であれば高2の後半から小論文・面接などの実践対策に着手し、準備期間を十分に確保しましょう。高3では、必要に応じてスコアアップを目指す程度に留められるよう、早い段階から計画的に動くことが望まれます。個別指導も活用して対策をすると短期間での効果が見込めるでしょう。

夏以降:出願準備、願書締切、推薦出願、共通テスト

高校3年生の夏休みの過ごし方はとても重要です。量に加えて質の充実を意識しましょう。アウトプットを繰り返し、すでに解いた過去問や模試を解き直して、記憶の定着を図り、長文読解や記述式など問題を解く力そのものの向上を目指します。

学習方法を大きく変える必要はありませんが、頭と体を試験時間に慣れさせましょう。試験と同じ時間で過去問を解いたり、その時間は椅子から離れないことを意識したりし、試験時間最後までフルに頭を働かせられるようにします。

秋には共通テストの出願があり、受験科目も登録します。志望校の願書を取り寄せ、記入の準備を始めるのもこの時期です。受験校が増える場合は保護者の方の協力も得ながら抜け漏れが無いようにスケジュールの管理をしてください。

総合型選抜や学校推薦型選抜を受ける受験生は、一般選抜の対策に時間を割きづらい時期ですが、並行しつつも目の前の試験に最善を尽くすことを意識しましょう。

冬:一般入試本番、合格発表〜入学手続き

年が明けると、1月の共通テストから始まり、主に2月上旬からの私立大個別試験、2月下旬からの国公立大二次試験と、いよいよ受験本番のシーズンを迎えます。

「緊張して上手く解けなかった」「初めて見るような問題だった」という印象は、ほぼすべての受験生にとって同じで、そこで差がつくことはほとんどありません。気持ちを切り替え、心身ともにベストな状態でその日その日の受験に向かいましょう。

2月中旬頃から私立大学、3月以降には国公立大学の合格が発表されます。自分の努力が報われたことを実感できる瞬間です。手続きまで完了してはじめて入学が確定するので必ず期限内に対応しましょう。

一方で、結果が思うように出なかった場合も、次の受験予定校がある限りは気持ちを切り替えて平常心で臨むことが何よりも大切です。試験日程が後になるほど難関大学の入試が中心になるため、序盤の結果が芳しくなくても最後まで努力しましょう。実際、早慶や国公立大学だけに合格する受験生も少なくありません。時間的・精神的に余裕がある場合は、不合格の原因を軽く振り返り、同じミスを繰り返さないよう次の試験に活かす姿勢を持ちましょう。

私立大学の受験スケジュールと対策

特に私立大学の一般選抜に絞って、スケジュールや注意点などを解説しています。私立大学は入試の形態が複数あり、複雑でもあるので、まずは全体像を把握しましょう。

共通テスト利用入試の時期

共通テスト利用入試は、合否の判断を共通テストの点数だけで行う「単独型」と、共通テストと大学独自の試験結果を合計して判定する「併用型」の大きく2種類があります。単独型は個別の試験はなく、併用型は主に1月中旬から2月中旬にかけて個別の試験が行われます。

同じ学科でも科目数や内容を選べるなど複数のパターンが用意されていますが、共通テスト試験前に出願を締め切るケースも多いので、出願にはリスクを踏まえた判断が必要です。

大学独自の問題を出願する一般入試と比べて受験料が抑えられていたり、単独型であれば会場に行かずに選考を受けられたりと、大きなメリットがあります。志望度の高い大学に複数の方式で出願すれば合格の可能性を高めることができます。

自己採点の結果がわかる2月以降に単独型で募集をする大学もあり、共通テストの得点が高く、国公立の二次試験対策に時間を使いたい受験生にはお勧めです。

一般選抜のピーク

共通テスト利用入試に対して、大学の独自試験で合否を判断する入試形態を「一般選抜」と呼びます。試験日程のピークは2月上旬~中旬で、共通テストと国公立大学前期日程の間に実施されるのが特徴です。

大学ごとの試験対策が必須になるので、複数の大学を受験する場合は対策にかける時間の負担が大きくなります。早め早めに対策に取りかかるようにしましょう。

文系学部は必須の外国語(英語)と国語に加えて、社会や数学などから選択する1教科、理系学部は外国語(英語)と数学、理科の3教科入試が一般的です。外国語については独自の試験を行わず、英検®︎やTEAPなどの資格試験のスコアを点数に換算して他教科との合計で合否を判断する大学もあります。

また、共通テスト利用方式と明示していない大学でも、共通テストの成績を部分的に活用できる場合があります。特に英語以外の外国語(ドイツ語・フランス語・中国語など)で受験する場合は、受験者数が少ないために大学独自の試験が作成されず、共通テストの当該言語の成績を合否判定に用いるケースが多く見られます。こうした特殊な方式を希望する場合は、事前に各大学の募集要項を必ず確認しておきましょう。

英語や数学など特定の科目だけ配点の比率を変えているケースもあり、自分の得意科目を活かすこともできます。

入学金支払い締切の早さと注意点

合格発表から数日以内に入学手続きを済ませなければならないことに注意が必要です。発表から3~5日以内に締め切る大学が多く、一般的な受験スケジュールだと国公立の前期日程を受験する前に手続きをしなければいけなくなります。

入学手続きをしても、より志望度の高い大学に合格をすれば辞退することは可能です。そのため、手続きそのものよりも入学金の振り込みを同時にしなければならないことに注意が必要になります。

1年前期の授業料なども振り込みますが、これらは返金される可能性が高いです。ただし、1校当たり20万円程度になる入学金は「戻ってこないお金」と認識しましょう。入学金の延納(納付期限の延期)を認めている大学は非常に限られており、基本的には合格発表から数日以内に入金が必要です。一部の大学では、「一次手続金(入学金)返還制度」を設け、二次手続期限までに辞退申請をすれば入学金が全額返還される仕組みがある場合もあります。(産業能率大学など)

このように大学ごとに制度が異なるため、志望校の入学金支払い・返還制度を早めに確認しておきましょう。

受験する大学とスケジュールの組み方

志望校や併願校をどうやって決めたら良いか?について考え方をご説明します。大学進学の目的、自分の優先順位を明確にしてください。

①一般選抜と総合型・学校推薦型選抜のどちらを軸にするか決める

大学合格を目指す上で、一般選抜と総合型選抜・学校推薦型選抜のどちらで合格を目指すのか、高校2年生が終わるまでには戦略を立てることが望ましいです。

「総合型で合格できなかったら一般で」と選択肢を確保する姿勢も大切ですが、どちらも合格には一定の難易度があります。総合型や学校推薦型選抜であれば、小論文や面接の対策は必須で、共通テストや志望校の二次試験対策に使える時間は減ります。

指定校推薦のように合格率が高い受験形態を選ばないのであれば、共倒れにならないように時間をどう有効活用していくのか戦略を立てましょう。

②優先順位を決めてから受験する併願校を選ぶ

大学選びの基準を明確にしましょう。地域、国公立か私立、学びたい分野、将来の進路など、受験をする以上はその大学に入学する可能性があるので、4月以降に後悔することが無いようにしましょう。

大学を10校から20校ほどピックアップしてみましょう。ただし、この数は首都圏や京阪神地区など都市部での併願を想定した上限の目安です。地方在住で実家からの通学が前提となる場合は、受験可能な大学の範囲が限られるため、もう少し少なめに考えるのが現実的です。

それぞれの大学を、これまでの模試の結果を踏まえて、実力より少し高めの挑戦(チャレンジ)校、実力通りの相応校、安全圏の滑り止め校の3つに分類し、優先順位の高いものから順番に受験候補の大学を決めましょう。

③第一志望校の一般選抜を起点に受験スケジュールを組み立てる

受験候補の大学が決まったら、受験日のスケジュールに落とし込んでいきます。まず優先するのは第1志望校の試験日です。その試験日を起点に、スケジュールを組みます。

注意すべき点が二つあります。1つ目は、志望校の前に「併願校」を受験することを視野に入れましょう。試験会場独特の雰囲気に慣れ、第1志望校の受験日に落ち着いて実力が発揮できるようにします。苦手分野を洗い出し、対策する最終の機会としても活用します。

2つ目は、連続受験の日数です。連続して受験するのは2日までにして、3日以上になるのは避けましょう。

医学部や早慶など複数校を併願する受験生では、7日連続で受験が続くケースも珍しくありません。実際にそうしたスケジュールの中で、終盤まで成果を出し続ける受験生も多く、特に医学部志望者にとっては、入学後も求められる体力や集中力を試される場と言えます。

そのため、自分の体力・精神力を踏まえて、どの程度の連続受験に耐えられるかを慎重に見極めましょう。

冬の受験期間は感染症で体調を崩すリスクもあるため、体力を消耗しすぎるのは望ましくありません。現在では卵アレルギーを持つ人でも経鼻接種が可能になっているため、インフルエンザワクチンの接種も積極的に検討すると安心です。体力を消耗しすぎると免疫力が下がるため、十分な睡眠・食事・休息を意識し、万全の体調で受験当日を迎えましょう。

また、高2生以下の段階からも、受験に耐えられる体力を意識的に養うことが重要です。体育系の部活動に所属していなくても、基礎体力を高める軽い運動やストレッチを日課にし、勉強の合間に体を動かすことで、集中力維持や気分転換にもつながります。

問題を解くこと自体が目的になって最終確認の時間も作れず、不安を残した状態で第1志望校の受験日を迎える恐れもあります。体力と免疫力の強化も受験生の必須と心得ておきましょう。

連続日程の受験を成功させたい場合は、試験当日の夜に新しい問題を解くのではなく、知識事項の確認や軽い復習にとどめ、できるだけリラックスして過ごすのが理想です。試験のない日は「最終確認の時間」として積極的に勉強に取り組むことを意識すると、体力と集中力の両立がしやすくなります。

大学受験のスケジュール管理をするときの注意点

年が明けてからの受験シーズン本番のスケジュールをすべて1人で管理するのは大変です。保護者や高校の先生などの理解や協力を早い時期から得られるようにしましょう。

共通テストの結果に応じて柔軟に受験校を見直す

12月までに志望校と併願校を網羅し、体調にも配慮した受験スケジュールを組めても、共通テストの結果次第では見直す必要があります。模試よりも共通テストの結果が全体的に良かったり悪かったりした場合は、チャレンジ校や相応校が変わってきます。

一部の科目で突出した点数が取れた場合は、後期と呼ばれる、自己採点後に出願できる私立大学の単独型に出願することも有力な選択肢の1つになります。単独型の利用を増やすと、時間にゆとりができるので第1志望校の試験対策に時間をかけられるようになります。

入学金の問題はありますが、併願可能で学科試験のみが出題される学校推薦型選抜などで共通テストの結果に左右されない合格を年内に確保すると、共通テストや私立、国公立大学の一般選抜に精神的なゆとりを持って臨むことができるので検討する価値はあります。

私立大学の入学金期限支払期限を忘れない

私立大学の受験校が増えると、合格発表後のスケジュール管理にも気を配る必要があります。試験日はもちろんですが、合格発表から入学手続締め切りまでの期間が数日と短く、国公立大学の前期試験前に設定されていることもあります。

せっかく合格しても手続きをせずに志望校に入学できなかった、ということが起きないように、いつまでに何をしなければならないのかを大学ごとに把握しましょう。

次の節で詳しく説明しますが、短期間に複数の大学に多額のお金を振り込まなければならない、という事態も考えられるので、受験だけでなく合格後に必要な手続きのスケジュールも保護者の方と共有しましょう。

保護者の方と早めにすり合わせる

大学受験では短期間に多額の費用が発生します。特に私立大学合格後に支払う入学金や授業料、諸費用には注意が必要です。一般的な私立大学では、20万円程度の入学金と併せて80万円から100万円前後を入学手続き時に振り込まなければなりません。

正規の辞退手続きを踏むと入学金以外は返金されるとはいえ、一時的な出費は増えるので保護者の方の理解を得る必要があります。特に、全寮制の高校に在籍していて保護者と物理的に離れたまま大学受験を行う場合は、送金の手続きにタイムラグが生じやすいため、入学金・授業料の納付期限や振込方法をあらかじめ綿密にすり合わせておくことが必須です。また、遠方の大学を受験する場合は交通費や宿泊費用も発生します。

経済的な事情などで私立大学の進学に厳しい反応を示され、志望度の低い国公立大学や経済支援のある私立大学の進学を強く勧められる可能性もあります。特に経済的に厳しい場合に、スカラシップ選抜(給費制試験など)や学費負担の軽い大学に合格した際、本人の希望よりも家計を優先して入学手続きが進められてしまうケースも見られます。

もし多少学費がかさんでも、志望順位の高い大学で学びたいという強い意志がある場合は、入学後のアルバイトや節約で仕送り額を抑える、奨学金を利用するなど入学後も含めた現実的な資金計画を立て、協力を得るようにしましょう。

まとめ

志望校の受験で最高のパフォーマンスを発揮するには、高校生活の3年間を通したスケジュールの立案が大切です。最初から全速力だと息切れするので、どこでラストスパートをかけるのかを見極めて合格まで完走することを目指します。

スケジュール立案の上で重要なのは、自分の思いを言葉にすることと、現状を客観的に評価することです。「この大学に行きたい理由」「そのために今足りていないもの」を明確にし、周囲の人に伝えられると、実現に向けた具体的な協力を得られるようになるでしょう。

目的意識と、日々の学習課題を設定できれば、学習の質の向上にもつながりますが、それを得意とする受験生は多くないと思います。経験のなさが大きな理由ですが、そこをプロに補ってもらうというのも選択肢として考えてほしいところです。

個別指導では、受験生一人ひとりの学力を客観的に分析し、個性や希望に応じた対策を提供できるのが特徴です。

トライでは、受験生それぞれの現状を踏まえた学習スケジュールをオーダーメイドで提供しています。経験と実績豊富な講師がマンツーマンで指導することはもちろん、志望校の入試傾向と組み合わせたカリキュラムや学習計画を作成し、志望校合格まで伴走します。ぜひ一緒に合格を目指しましょう。

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