2025/02/14
2026/06/15

市進学院でのクラス落ちを避ける対策法

市進学院に通​​う小学生のお子さまが、クラス落ちしてしまった、あるいはクラス落ちしそうで不安という保護者様は少なくありません。集団指導塾では授業が一定のペースで進むため、一度つまずくとなかなか取り戻せないのが悩みどころです。​

本記事では、市進学院のクラスの基本情報や、クラス分けの基準はもちろん、クラス落ちをしてしまう要因や対処法についても紹介します。​​特に小学4年生〜6年生の中学受験を控えたお子さまをお持ちの保護者様は、中学受験の成功に向けた情報収集の一環としてご活用ください。

市進学院のクラス分けとは

市進学院の​​クラス分けは学年によって名称が異なるため、自分の子どもがどのクラスにいるのか、上のクラスとの差はどのくらいかが把握しづらい、という声もよく聞かれます。​

​​まずはクラスの構成と、クラス分けの基準・タイミングをおさらいしておきましょう。

クラス分けのイメージ

市進学院では成績によってクラス分けが行われます。小学4年生では標準4V(もしくは4V1・4V2)、応用4V10、発展4V11、小学5年生では標準5V、応用5L(もしくは5L1・5L2)、発展5L10、小学6年生では標準6A、応用6C、発展6F(もしくは6F1・6F2)と、学年によって呼称が異なるためやや複雑です。

基本的には標準、応用、発展の3クラスで、クラスの人数が一定以上に達した場合は、同レベルのクラスが横に枝分かれするスタイルです。同じレベルの​​クラスが複数ある場合も、授業内容・進度は基本的に同じなので、どちらのクラスになっても心配は不要です。​

発展クラスはすべての校舎に設けられているわけではないので、クラスアップすると校舎を移動する必要がある場合もあります。​​お子さま​​が発展クラスを目指す場合は、あらかじめ近隣校舎の状況を確認しておくと安心です。​

クラス分けがされる基準(成績やテストなど)

市進学院のクラス分けは、日頃の勉強への取り組みや定例試験の結果に基づいて行われています。定例試験とは市進学院が1ヶ月から1ヶ月半間隔で実施する実力テストのことです。範囲が比較的広いため、ある程度の点数を取るには日頃の学習がとても重要です。

クラスアップの目安としては、偏差値を連続して50超えると応用クラスへ、連続して60を超えると発展クラスへ上がれるようなイメージです。ただし​​一度だけ基準を超えても即クラスアップとはならず、安定して基準を上回ることが求められます。​

クラス分けのタイミング

市進学院のクラス分けの上がり下がりは、「クラスアップしたのに勉強についていけない」とお子さまに逆効果とならないよう、慎重に判断されて行われます。一度上げた生徒をすぐに下げることも、ほとんどありません。

標準クラスから応用クラスへ上がるときより、応用クラスから発展クラスへ上がるときが、より慎重に判断される傾向もあるようです。​​裏を返​​せば、クラス落ちの判断も同様に慎重です。定例試験で一度基準を下回っただけで即クラスダウンとなるケースは少なく、担任の先生が総合的に判断してくれます。​

イメージ
市進学院のクラスアップ、トライがサポートします

​​トライでは、お子さまの志望校・現在の学力・苦手分野に合わせた中学受験対策を、完全1対1のマンツーマン指導で提供しています。​
​​市進学院でのクラスアップには、一人ひとりに合わせてサポートする必要があります。​
​​お子さまのクラスアップをお手伝いします。​


市進学院でクラスアップするための対策を見る

市進学院でのクラス選びのポイント

中学受験で​​は、必ずしも上のクラスを目指すことが正解とは限りません。お子さまの志望校や現在の学力に合ったクラス選びが、合格への近道です。​

​​各クラスの特徴とクラス落ちの判断基準を確認しておきましょう。​

標準クラスの特徴

標準クラスでは、授業内容の完全定着を大切にしています。市進学院の教材には、メインテキストの必修、授業内演習に使われる授業プリント、復習用教材のホームタスクがあります。

こうした教材を丁寧に理解した上で定例偏差値を50以上に引き上げることで、応用へのクラスアップが可能になります。まずは目の前の教材を確実に消化することが、標準クラスの小学生にとって最優先の課題です。​

応用クラスの特徴

応用クラスの中で定例偏差値60以上を安定させるには、直近の学習事項だけでなく、過去の学習内容が定着していることが不可欠です。クラス分けで参考にされる定例試験では、数ヶ月前に学習した分野からの出題も含まれます。いったん忘れてしまうと思い出すまでに時間がかかってしまうため、家庭学習の進め方が大切です。

また、応用クラスになると家庭学習の量が圧倒的に増えます。ホームタスクの他に授業内で行われる小テストや定例試験の解き直し、算数や国語の別教材の学習など、量の多さにどこから手をつければいいのかわからなくなることも増える傾向です。

こうした状況が​​続くと、どの教材も中途半端になりクラス落ちにつながりやすくなります。何を優先すべきかを早めに整理することが重要です。​

発展クラスの特徴

定例試験の偏差値が60以上で安定し、そのなかでも算数が得意であれば発展クラスを目指すことができます。男子御三家や駒場東邦など算数が難しい学校を志望する場合は、発展クラスにいることが絶対条件となります。

外部模試においては、首都圏模試を受けるよう奨励されますが、難関校を目指す場合は他塾の合否判定テストなどを積極的に利用しましょう。受験生の中での正確な位置を把握することが大切です。

特に小学6年生の​​後半は、外部模試の結果を志望校選びの最終判断材料にする保護者様も多いため、早めに受験しておくことをお勧めします。​

発展クラスが必ずしも良いわけではない

市進学院にお通いの方は、当然発展クラスを目指して頑張っていると思います。しかし、発展クラスに入ればよいというものでもないことを、覚えておきましょう。

お子さまが受験する中学の入試が、難問の出題が少なく、基礎的な問題が多いタイプの試験である場合、市進学院での授業内容をすべて完璧に理解している必要はないかもしれません。

例えば偏差値60以上の学校でも、例えば慶應義塾中等部や女子学院の算数で難問はあまり出題されません。そのため、発展クラスで難問ばかりに手を広げるのではなく、応用クラスで不得意分野を徹底的に固めることの方が向いていることもあるのです。

志望校の入試傾向や難易度によっては、応用クラスにとどまる選択がベストなこともあるので注意しましょう。志望校が決​​まっている場合は、入試問題の傾向を早めに確認した上でクラス選びの方針を立てることをお勧めします。​

クラス落ちはどんな時に行われるか

実は市進学院では、基準を大幅に下回る成績を取ってしまったとしても、様子を見てクラスダウンが見送られる場合も多いです。わずか2~3段階しかないクラス編成となっているので、ダウンによる心理的インパクトは大きいですし、担任の先生も慎重に判断してくれます。

仮にクラスダウンを宣告されても担任と相談し、もう一度頑張ってみるという選択肢もあります。

ただし、​​クラス落ちの判断が見送られている間も、成績が低迷したままでは中学受験本番に影響します。担任への相談と並行して、早めに学習面の立て直しを図ることが大切です。​

市進学院でクラス落ちしてしまう要因

クラス落ちには、​​お子さまの努力不足だけでは説明できない、市進学院の授業スタイルや教材量に起因する要因が絡んでいることが少なくありません。原因を正しく把握することが、対策の第一歩です。​

授業のスピードについていけない

市進学院の5L10の授業プリントや6Fの授業プリントには、御三家中をはじめ、有名中学校の問題が数多く入っています。また、授業は入試での解答時間を意識したスピードで進められるため、一度スランプに陥ると、自分はもう志望校に合格できないと心配になるお子さまも多くいます。そこで大切なのが、漠然と問題を解くのではなく、自分の志望校に必要なスキルを意識して問題を解いていくことです。

例えば算数の場合、単に急いで解こうとするのではなく、場合分けに時間をかけるべきなのか、問題量が多いから早く解く必要があるのかなど、傾向を掴むことが落ち着いて解いていくコツの1つです。

がむしゃらに解くのではなく、効率よく優先順位を決めて学習することが必要でしょう。

教材が多くてすべてが中途半端になっている

市進学院は、教材の数が多い塾です。授業プリント、ホームタスク、必須シリーズの3つが基幹教材となっており、市進学院で成績を上げるためにはこれらを上手なサイクルで使いこなさなくてはなりません。そのため、どの教材を、どのレベルまで、どう取り組むのかを把握することが大切なポイントです。

市進学院は家庭学習にも計画的な塾なので、お子さまが自宅で何を勉強すればよいかわからなくなることはありませんが、いまの状況を塾と共有しておくことが大切です。

難しすぎる課題を出されて教材をうまく活用できなくなったり、解ける問題を何度も解くことになりタイムロスになったりしないようにしましょう。

問題な​​のは、教材をこなすことが目的になってしまうケースです。すべての教材に均等に時間をかけた結果、どれも中途半端な理解のまま定例試験を迎えてしまうと、偏差値が安定せずクラス落ちへと直結します。​

​​市進学院の定例試験は数ヶ月前の学習範囲まで出題されるため、直前の詰め込みでは対応しきれません。教材の量に追われている状態が続いているようであれば、早めに優先順位の見直しが必要なサインです。​

過去に解いた問題を忘れてしまっている

市進学院にはクラス数が少ないため、同じクラスの生徒であっても学力に大きな差があります。そのため本来は力があるお子さまでも、今のクラスに甘んじてしまうと実力を十分に伸ばせず、結果、クラス落ちという事態に陥る可能性もあります。

市進学院でクラスをキープするためには、定例試験で確実に点数を取ることが大前提ですが、そのために過去の問題を解き直してみることもお薦めです。

記憶を定着させるには、初めて勉強した時から2~3ヶ月後に復習することが推奨されているので、さかのぼって勉強してみてはいかがでしょう。スランプに陥ったときには1年前のプリントから解き直してみることが、とても効果的と言われています。

市進学院でクラスアップを目指すためには

市進学院で​​クラスアップを実現するためには、ただ勉強量を増やすのではなく、押さえるべきポイントを絞って取り組むことが重要です。

定例試験の成績を上げてキープする

市進学院でクラスを下げないためには、とにかく定例試験の成績を上げてキープすることが大切です。一度だけ基準を超えても、それを持続する力がまだ備わっていないと判断されれば、アップは見送りとなります。

成績が上がり、クラスアップのチャンスをつかんだと思ったら、その次のテストこそ全力で臨むようにしましょう。お子さまの性格や志望校、受験への前向きな姿勢なども考慮されますが、成績が一定レベルに達しない限り、クラスアップはありえません。

定例試験は年に8回行われ、そのうち3回は春、夏、冬の講習後に実施されます。それぞれ「〇〇講習実力試験」という名前がついていて、試験の日程と出題範囲は前もって学習日程カレンダーに記載されています。

講習明けの定例試験は範囲が広くなる傾向があるため、講習期間中から試験を見据えた学習計画を立てておくことが重要です。計画を立ててしっかりと対策しましょう。

応用クラスへ上がるには授業プリントの理解徹底を

市進学院で標準クラスから応用クラスへクラスアップするためには、メイン教材の授業プリントをきちんと理解することが必要です。この授業プリントをきちんと理解できていれば、各科目の基本はほぼ完ぺきに身につけられます。

標準クラスの宿題ではホームタスクも出されますが、まずは授業プリントを理解することが優先です。闇雲にこなすだけの勉強では、期待する成果を出せません。成績を上げるために何が必要で何が必要でないか、優先順位や取捨選択を保護者様が的確に行うことが大切です。

個別指導塾に頼る

集団学習塾に通うお子さまが、思うような成績を出せずに伸び悩んでいるご家庭は、個別指導塾を検討してみてはいかがでしょうか。

お子さまのサポートに奮闘される保護者様も多くいらっしゃいますが、成績を上げる勉強法やカリキュラムについて詳しい人に個別に見てもらうのもお薦めです。

前述のとおり、出された宿題をやみくもにこなしていくだけでは成績アップにはつながるとは限りません。今のお子さまにとって必要なのは何かを、的確に見抜くことで、合格への糸口が見つけられます。不足分は、家庭学習や個別指導で補う必要があります。

​​市進学院でクラス落ちした際の保護者の対応​

​​もしクラス落ちしてしまった場合は、勉強面の対策と同時に、お子さまのメンタル面のケアも重要です。保護者様としてどう動くべきか、2つのポイントを押さえておきましょう。​

​​クラス落ちを告げられた子どもへの声かけ​

​​クラス落ちはお子さまにとって大きなショックです。中学受験に取り組む小学生でクラス落ちが平気な子はいません。ショックで塾に行けなくなったり、勉強へのモチベーションを失ってしまうケースもあります。​

​​まず保護者様自身が落ち込みすぎないことが大切です。保護者様の焦りや不安はお子さまに伝わり、さらなるプレッシャーになってしまいます。​

​​「頑張ってきたことはちゃんとわかっているよ」「今のクラスでトップを目指そう」と具体的な次の目標を示してあげることが、お子さまの気持ちの立て直しに効果的です。​

​​担任の先生への相談の仕方


​​市進学院は1クラス2担任制を採用しており、文系・理系それぞれの担任が1〜2ヶ月に1回、学習状況を保護者様に報告します。クラス落ちの通知を受けたら、この担任制度を積極的に活用しましょう。​

​​相談の際は、何が足りなかったのか、次の定例試験までに何を優先すべきかを、具体的に聞くことがポイントです。

​​担任はクラスダウンの判断も慎重に行っているため、現状と改善策について率直に話し合える関係を作ることが、クラスアップへの近道になります。それでも改善が見られない場合は、個別指導の併用も選択肢の1つとして検討してみましょう。

まとめ

市進学院でのクラス分けや、クラスアップについてまとめしました。市進学院は他の塾に比べて塾での拘束時間が短く、その分、家庭学習の時間が多く必要になります。家庭での学習習慣がしっかりついているお子さまにとっては、バランスの取れた学習スタイルを固められるのですが、身についていないお子さまにとっては継続した学習の難易度が少々高くなっています。

勉強を自分で進めることや、家庭での学習に不安がある方は、より一人ひとりに合わせた学習を提案してくれる個別指導塾という選択肢を視野に入れてみるのも良いでしょう。

市進学院での​​クラス落ちにお悩みの場合は、トライへご相談ください。トライでは、お子さまの現在の学力・苦手分野・志望校をもとに、完全1対1のマンツーマンで中学受験対策をサポートしています。まずはお気軽にお問い合わせください。​

カテゴリーから選ぶ

個別教室のトライ・家庭教師のトライ・トライのオンライン
資料ダウンロード
電話番号0120-555-202(9:00〜23:00 / 土日・祝日も受付中)