2026/01/13

【2026年最新】立命館中学校の偏差値はどれぐらい?|難易度と入試対策を解説

京都府長岡京市にある立命館中学校は、1905年に創設された立命館学園を母体とする男女共学の私立中高一貫校です。関西の名門私立大学である立命館大学の附属校でもあり、中学から大学まで一貫した教育体制が整っています。

この記事では、立命館中学校の偏差値と難易度、入試の基本情報、科目別の合格対策、学校生活や進学実績までを詳しく解説します。ぜひ立命館中学校への受験を検討する際の参考にしてください。

立命館中学校の偏差値と難易度

立命館中学校は、2つのコースがあり、それぞれで求められる学力が異なります。コースごとの偏差値の目安と、京都府内・関西圏での難易度の位置付けを解説します。

偏差値は51~57

立命館中学校の偏差値は、受験するコースによって異なります。

ALコースは、国公立大学や難関私立大学の合格を目指すハイレベル層向けコースです。CLコースは、基礎学力の定着と多面的な学びを重視し、立命館大学や立命館アジア太平洋大学(APU)への内部進学を目指すコースです。

コース ​​偏差値 ※四谷大塚調べ
ALコース(学力伸長・特進) 54~57
​​CLコース(中高大一貫) 51~56

どちらも同一の入試問題のため「ALのみ」「AL・CL」「CLのみ」の3つの選択肢から出願も可能です。例えば、ALコースに落ちた場合、CLコースを第2希望として合格する方法もあります。

京都府内では上位中堅〜難関クラス

立命館中学校は、京都府内の私立中学校の中では上位中堅〜難関クラスに分類されます。以下は、同一の偏差値帯で併願校として検討されることが多い中学校です。

中学校 ​​偏差値 ※四谷大塚調べ
洛南高等学校附属中学校 62~69
​​洛星中学校 59~63
​​京都教育大学附属桃山中学校 54
​​京都女子中学校 44~58
​​同志社女子中学校 43~57
​​​​東山中学校 ​​44~56
​​立命館宇治中学校 44~51

立命館中学校の入試情報

立命館中学校の入試情報を以下にまとめました。

例年「前期」「後期」の2回実施

立命館中学校の入試は、例年1月に「前期」と「後期」の2回実施されます。前期が不合格であっても後期も受験可能で、併願する受験生は例年20%程です。

入試方法 調査書 出願資格
前期 A方式
(優遇入試)
必須 A-1(総合力優遇):小学校での成績・活動意欲などを総合的に評価
A-2(英語力優遇):成績に加えて、英検®3級以上などの英語資格が必要
B方式
(一般入試)
不要 特になし(小学校卒業見込み、または卒業者)
後期 B方式
(一般入試)
不要

※参考:2026年度 立命館中学校入学試験概要|立命館中学校

前期入試は、A方式とB方式が設定されています。A方式は、小学校からの調査書(内申書)が必要となる優遇入試で、小学校での学習態度や成績も評価対象となります。A方式で受験するためには、「A-1(総合力優遇)」「A-2(英語力優遇)」のいずれかを事前に認定される必要があります。

B方式は、学力試験のみで判定されるため、調査書は不要です。後期入試は、B方式のみで行われます。

入試科目は「国語・算数」は必須

入試科目は、志望するコースや入試方式によって選択肢が異なります。いずれの場合も、国語と算数は、前期・後期を通して必須科目です。またA方式のみ、AL・CLコースに関わらず必ず1人あたり5分程度の個人面接が実施されます。

入試方法 面接 ALコース CLコース
前期 A方式
(優遇入試)
あり 3科目(国・算・理)
4科目(国・算・理・社)
2科目(国・算)
3科目(国・算・理)
4科目(国・算・理・社)
B方式
(一般入試)
なし 同上 3科目(国・算・理)
4科目(国・算・理・社)
後期 B方式
(一般入試)
なし 同上 同上

※参考:2026年度 立命館中学校入学試験概要|立命館中学校

募集人数と合格倍率

以下は2025年度入試の受験者数と合格者数です。

​​入試方法 ALコース CLコース 全体
受験者数 合格者数 倍率 受験者数 合格者数 倍率 受験者数 合格者数 倍率
​​前期 A方式 54 25 2.16 24 26 0.92 78 51 1.53
​​B方式 124 ​​38 3.26 ​​40 39 ​​1.03 164 ​​77 2.13
​​後期 B方式 ​​292 60 ​​4.87 68 ​​52 1.31 ​​360 112 ​​3.21
​​合計 470 123 3.82 132 117 ​​1.13 602 ​​240 3.39

※参考:2026年度 立命館中学校入学試験概要|立命館中学校

立命館中学校の募集人数は240名です。立命館小学校からの内部進学予定者が120名のため、外部からの中学校受験者は本来であれば120名になります。

ただし、実際に内部進学するのは、例年100名ほどになることが多く、中学校受験での合格者は140名ほどと多くなります。

試験会場とアクセス

立命館中学校の入試は例年、長岡京市にある立命館中学校・高等学校のキャンパスで実施されます。出願方法、合格発表はすべてインターネット上で行います。

立命館中学校に合格するために必要な対策

立命館中学校に合格するためには、300点中220点前後を取る必要があります。特に算数は、受験者全体と合格者で10点以上の差があるため、しっかりと対策しましょう。

過去の入試データと傾向分析をもとに、科目別の具体的な学習ポイントをご紹介します。

​​時間配分 配点 平均点
受験者全体 合格者
国語 50分 100点 68.7点 75.1点
算数 50分 100点 60.5点 76.5点
理科 40分 50点 31.5点 35.8点
社会 40分 50点 33.7点 36.9点
全体 300点 197.6点 229.6点

※前期・後期・AL・CLコース全体の平均
※上記は4科目受験のケースです。受験科目数で得点の換算方法は異なります。
※参考:2026年度 立命館中学校入学試験概要|立命館中学校

国語:長文読解と記述式解答に慣れて表現力を高める

2024年度は合計約13,000字もの長文が出題され、読解スピードと集中力が試されました。設問の半数以上が記述形式であり、抜き出しを含む記述・短答・選択を組み合わせた構成になっています。正確に読み取り、根拠を明示して文章で説明する力が問われます。膨大な文章を読む中で、要点を素早く把握し、設問意図に即した答えを書くトレーニングが必要になります。

また、知識問題は長文中で問われるため、漢字・語彙・慣用句などの学習も並行して行う必要があります。毎日一定時間を決めて長文を読む習慣をつけるなど、読解速度と記述力を磨くことが合格への決定打となるでしょう。

算数:思考力を磨き、時間配分を意識する

算数は中学受験の一般的な標準問題より、難易度が高めです。計算や一行問題に加え、文章題・図形問題・規則性・割合など複数分野に特化した大問が多く見られます。特に、条件整理や線分図・表を使った論理的な思考を求められるため、単なるパターン学習では得点しにくい形式です。

さらに各大問の情報量も多いため、時間配分の工夫も必要です。小数・分数の混合計算などの応用問題が多く、筋道を立てて考える力を養う必要があります。図形の性質や面積比を視覚的に把握する練習もしっかりと行いましょう。

理科:知識を応用し実験考察に取り組む力を養う

理科は物理・化学・生物・地学の4分野からバランスよく出題されます。標準レベルの知識問題を中心に、一問の中に複数分野を組み合わせた総合問題も見られます。実験や観察に基づく設問が多く、現象を筋道立てて説明する「論理的思考力」と「文章読解力」の両方が必要です。

問題文が長くなる傾向があるため、焦らずに条件を整理しながら読み進める練習を積むと良いでしょう。基本事項の理解とともに、実験データの変化を読み取る練習が得点力アップにつながります。

社会:時事的な話題にも関心を持ち資料分析力を鍛える

社会は地理・歴史・公民から幅広く出題されます。設問数も多く、知識問題の比重も高い傾向です。

また、グラフや表、年表などをもとに「変化の理由」や「特徴」を短文で説明する出題が多いため、知識を整理しながら自分の言葉でまとめる練習が重要です。特に漢字指定が多いため、正確な用語の書き取りにも注意も必要です。日頃から新聞やニュースなどで時事的な話題にも関心を持つことが、他の受験生との差をつけるポイントになるでしょう。

立命館中学校の学びの環境

立命館中学校は、120年の伝統を持ちながら、最先端の教育プログラムを展開する進学校です。教育理念、学習環境、そして卒業生の進学実績について詳しく解説します。

「自由と清新」を理念とし探究的学びを推進

立命館中学校・高等学校は、1905年に「私立清和普通学校」として創立され、2025年に創立120周年という節目を迎えました。

創立当初から「自由と清新」の精神を大切にし、枠にとらわれない自由な発想と、時代を見据えた柔軟な思考を育むことを目指しています。生徒一人ひとりが自らの可能性を伸ばし、主体的に学ぶ姿勢を養います。

特にSTEAM教育と、世界で活躍できる人材育成を目指すグローバル教育を二本柱として展開していて、探究型の授業を通して、自ら課題を見つけ仲間と協働しながら解決に取り組む力を磨いていけます。

中高一貫カリキュラムで多様な進路選択が可能

立命館中学校では、中高6年間を通じた一貫カリキュラムにより、基礎学力の定着から応用力の養成まで段階的に学習を進めます。中学1・2年生は「夢を実現する力をつける」基礎力養成期として、思考の基礎となる読解力や文章力をつけていきます。次の中学3年・高校3年間では「世界へ羽ばたく」応用力養成期として、それぞれの進路目標に応じた専門的な学びを深めていきます。

国際性を育む海外研修やプログラムも豊富

立命館中学校・高等学校では、国際感覚を養うための充実した海外研修プログラムが用意されています。海外16校の教育機関と提携しており、多様な文化や価値観に触れる機会があります。

特に、3年生で行う約10日間のオーストラリア・アデレード研修では、現地でホームステイをしながら地元の中学校へ通い、英語で授業を受けたりオーストラリア文化を体験したりしながら、「多様性」や「適応力」などの実践的なスキルを学ぶことができます。

立命館中学校の進学実績

立命館中学校では、立命館大学への内部進学が約7〜8割を占めつつも、外部の大学への進学も約1〜2割にのぼります。

2024年度入試では、京都大学や大阪大学など国公立大学の他、早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、明治大学といった私立大学への合格者も輩出しています。

進学実績 ​​人数
国公立大学 41名
​​私立大学 111名
​​医歯薬系 43名
​​立命館大学・APU 学内推薦
(内部進学)
265名

※参考:2026年度 学校案内|立命館中学校 立命館高等学校

「立命館大学への安定した内部進学」と「外部の難関大学への挑戦」の両方を選択できる環境が整っており、生徒一人ひとりの進路希望に応じて、最適なコースと学習計画を選択できるのも、立命館中学校の大きな魅力の1つです。

まとめ

立命館中学校の偏差値と難易度、入試情報について紹介しました。立命館中学校は、偏差値51〜57の上位中堅〜難関クラスに位置する中高一貫校で、入試は前期・後期の2回実施され、AL・CLの2コース制です。合格には、300点満点中220点前後の得点が必要になるため、安定した得点力と、科目ごとの傾向を踏まえた戦略的な学習が大切になるでしょう。

トライでは、お子さま一人ひとりの学力や目標に合わせた最適なカリキュラムを作成し、立命館中学校の入試傾向に沿った効果的な指導を行うことができます。立命館中学校への受験をご検討の方は、ぜひご相談ください。

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