2026/05/18

【最新版】電気通信大学の就職先ランキング・実績|なぜ就職に強いのか?学類別・院卒別に徹底解説

電気通信大学は、東京都調布市に位置する国立の理工系大学です。理系の難関国立大学として知られる一方で、「就職先はどこ?」「なぜ就職に強いのか?」という疑問を持つ受験生や保護者の方も多くいます。

本記事では、最新就職データをもとに、電気通信大学の就職先ランキング・就職率・就職が強い理由を徹底解説します。進学を検討している受験生や保護者の方にとって役立つ情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

電気通信大学の就職先ランキング|代表的な就職先を紹介

電気通信大学の卒業生・修了生は、IT・通信からメーカー・半導体まで幅広い大手企業に就職しています。ここでは最新の実績のなかから、認知度・採用実績の観点で特に注目度の高い企業を代表例として紹介します。

メーカー・電機系

日本の製造業を代表する大手メーカーへの就職実績が豊富です。以下は代表的な就職先の一部です。

※なお、電気通信大学では修士課程を「博士前期課程」と呼称していますが、本記事では一般的な呼び方である「修士課程」に統一して表記しています。

企業名 採用者数(名) 内訳(名)
日立製作所 20 学部5・修士15
​​三菱電機 7 学部0・修士7
​​ルネサスエレクトロニクス 7 学部0・修士7
​​東京エレクトロン 7 学部0・修士7
​​アズビル 5 学部0・修士5
ソニーセミコンダクタソリューションズ 5 ​​学部0・修士5
キヤノン 4 学部0・修士4
パナソニックオートモーティブシステムズ 4 学部0・修士4
マイクロンメモリージャパン 4 学部0・修士4
東芝インフラシステムズ 3 学部1・修士2
日本航空電子工業 3 学部1・修士2
住友電気工業 3 学部0・修士3
東芝 3 学部1・修士2
富士フイルムビジネスイノベーション 3 学部0・修士3

日立製作所

採用者20名とメーカー・電機系で最多であり、そのうち15名が修士課程修了者です。

デジタル、エナジー、モビリティなど幅広い分野で事業を展開する日本を代表する総合電機メーカーであり、社会課題の解決に直結する大規模なシステムや先端技術に携われる点が大きな魅力となっています。

東京エレクトロン

7名の修士課程修了者が就職する企業です。

世界トップクラスの半導体製造装置メーカーとして知られており、半導体の微細化・高性能化を支える中核企業として高い存在感を示しています。AI、データセンター、自動運転、IoT機器などの普及により半導体需要が世界的に拡大する中、成長性の高い業界を牽引する企業として、注目度の高い就職先となっています。

IT・通信系

情報通信業は、電気通信大学の学生が最も多く就職する業種です。以下は代表的な就職先の一部です。

企業名 採用者数(名) ​​内訳(名)
NTTドコモ 25 学部1・修士24
野村総合研究所 13 学部3・修士10
ソフトバンク 10 学部1・修士9
日本電気 9 学部2・修士7
富士通 9 学部2・修士7
NTTデータ 7 学部0・修士7
NTTデータグループ 6 学部0・修士6
KDDI 5 学部1・修士4
SCSK 5 学部0・修士5
アイ・システム 4 学部0・修士4
NECソリューションイノベータ 4 学部3・修士1
エスユーエス 4 学部2・修士2
アイヴィス 4 学部3・修士1
OKIソフトウェア 3 学部2・修士1
パーソルクロステクノロジー 3 学部1・修士2
日本電気通信システム 3 学部1・修士2
日本総合研究所 3 学部0・修士3

NTTドコモ

採用者25名で全企業の中で最多であり、うち24名が修士課程修了者です。

5G・LTEなどの通信インフラを支える中核企業であると同時に、金融・決済、コンテンツ配信、ヘルスケアなど「スマートライフ」領域にも事業を広げており、通信とデジタルサービスの両面から社会を支える存在として高い存在感を示しています。

そのため、情報通信分野の専門性をそなえた学生にとって、先端技術と社会実装の両方に関われる魅力的な就職先となっています。

野村総合研究所

採用者13名で、うち10名が修士課程修了者です。

コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービスを幅広く手がける国内有数の総合シンクタンク・ITサービス企業です。

特に、企業や官公庁の経営課題に対して、戦略立案からシステム設計・実装までを一貫して支援できる点に強みがあり、高度な専門性と論理的思考力が求められる就職先として高く評価されています。こうした特性から、学部・修士の双方で安定した採用実績が見られます。

ソフトバンク

採用者10名で、うち9名が修士課程修了者です。

移動通信サービスに加え、固定通信やインターネット接続サービスも展開する日本の通信業界を代表する企業です。

通信以外にもメディア・EC・ファイナンスなど大規模事業を展開しており、私たちの生活やビジネスを支える役割を果たしています。高い知名度に加えて、通信分野の中核で活躍できる点から、情報系・通信系の学生から根強い人気を集めています。

業種別の主な就職内定先

修士課程修了者の業種別就職状況を見ると、以下のような分布になっています。

製造業内訳

製造業:240名(44.61%)

電気・情報通信器具:17.3%
電子部品・デバイス・電子回路:9.7%
輸送用機械・器具:5.4%
汎用・生産用・業務用機械器具:4.5%
鉄鋼・非鉄・金属製品:1.9%
化学・石油:1.5%
印刷関連:0.4%
水産・建設・鉱業:0.4%
食品・飲料・繊維:0.0%
その他製造業:3.7%

非製造業内訳

非製造業:251名(46.65%)

情報通信業:34.9%
運輸・郵便:2.2%
金融・保険:1.5%
公務等:1.3%
電気・ガス・水道:0.6%
商社・流通:0.0%
新聞・出版:0.0%
教育・学習支援:0.0%
その他:6.1%

情報通信業と製造業(電機・電子・輸送用機械)の2大分野で就職者の約7割を占めています。AIやDX(デジタルトランスフォーメーション)、半導体産業が急成長する現代において、電気通信大学の卒業生が担う役割は重要です。

これらの業界はいずれも今後の成長が期待される分野であり、電気通信大学の専門教育が時代のニーズと合致していることが、就職実績の強さにつながっていると考えられます。

電気通信大学の就職実績と就職率

電気通信大学は、理工系の専門性を活かした高い就職実績で知られる一方、学部卒業後に大学院へ進学する学生が多い大学です。そのため、学部の就職者数だけを見ると実態を見誤ることがあります。

ここでは、2024年度の進路状況データをもとに、電気通信大学の就職実績を確認します。

最新の就職率・就職者数データ

学部の卒業者630名のうち、就職者は165名(25.4%)です。この数字だけを見ると低く感じるかもしれませんが、卒業者の71.4%にあたる465名が大学院へ進学しているためです。

また、夜間主コースに在籍する社会人学生が学位取得を機に異動するケースなども残りの内訳に含まれます。就職を選んだ学生のほぼ全員が内定を獲得しています。

学部卒と大学院修了の就職状況の違い

電気通信大学の特徴をより正確に理解するためには、学部と大学院それぞれの就職状況を把握することが大切です。

修士課程(博士前期課程)の修了者538名のうち、491名(91.3%)が就職しています。残りは博士後期課程への進学であり、就職を希望した修了者のほぼ全員が大手企業を中心に内定を獲得しています。

学部の就職者165名と修士課程修了者の491名を合わせると、毎年約700名弱の卒業生・修了生が社会に出ていることになります。修士号を前提とする大手企業の研究開発職や高度専門職に多くの学生が就いていることも、電気通信大学の大きな特徴です。

電気通信大学で大学院進学者が多い背景には、理工系分野の就職市場において、修士課程での研究経験が高く評価される事情もあります。

特に大手メーカーや情報通信企業の技術職・研究開発職への就職には、大学院で培った課題設定力、研究遂行力、データ分析力、論理的な説明力が重要です。実際、研究室での活動を通じて専門性を深めた学生ほど、自身の強みを明確に示しやすく、企業とのマッチングも進みやすくなります。そのため、大学院へ進学するか検討する場合、将来どのような技術者・研究者を目指すかという観点から考えることが重要です。

電気通信大学はなぜ就職に強いのか?

電気通信大学が就職に強いと言われる背景には、理工系に特化した高度な専門教育に加え、学校推薦制度や手厚い就職支援、さらには同窓会ネットワークの存在があります。ここでは、電気通信大学が就職に強い理由を、具体的な支援制度とあわせて見ていきます。

理工系特化の専門性が評価される理由

就職に強い最大の理由は、理工系大学としての徹底した専門教育にあります。電気通信大学では、理論を学ぶだけでなく、実験・演習・研究を通じて、自ら課題を見つけ、仮説を立て、検証し、結果をわかりやすく伝える力が養えます。こうした経験は、企業の技術職や研究職で求められる業務遂行力と重なっており、採用担当者からも高く評価されやすいのが特徴です。

大学が実施した「電気通信大学卒業生に関するアンケート(令和3年)」では、採用企業の90%以上が「基礎知識・技能」および「専門知識・技能」の面で、電気通信大学の卒業生は他大学の卒業生と比べて優れていると回答しています。こうした高い評価の背景にあるのは、工学の基礎を徹底的に身につけさせる教育方針によるものです。

また、近年はAI活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)、半導体産業の急成長を背景に、電気・情報系エンジニアの需要が大きく高まっています。電気通信大学の教育内容は、こうした現代の産業ニーズに高度に合致しており、卒業生の市場価値は今後も高い水準で推移すると期待されます。

就職活動においても、「基礎知識・技能」や「専門知識・技能」は強力なアピールポイントとなります。総合大学に比べて専門分野に集中した環境で学んできた経験が、即戦力として活躍しやすい人材であるという評価につながっています。

学校推薦(推薦枠)制度の活用

電気通信大学には、電機・自動車メーカーなどの大手企業から推薦枠が設けられています。

推薦枠を利用する場合、最大のハードルは企業側の面接ではなく、学内選考(成績や教員との面談)です。内定率は自由応募と比較して圧倒的に高く、特に修士課程の学生にとって非常に有力な選択肢となっています。

学校推薦を活用するためには、日ごろからの学業成績の維持と、指導教員との良好な関係構築が重要です。推薦枠の情報は大学を通じて告知されるため、早い段階から情報収集することをおすすめします。大手メーカーの研究開発職・技術職を目指す場合には、推薦枠の積極的な活用を検討してください。

就職支援・就職ガイダンスの充実

電気通信大学では、就職支援を単なる事務手続きではなく、教育の一環として位置づけています。主なサポートは以下のとおりです。

就職ガイダンス:業界研究や企業選定の方法など、就職活動の基礎を学ぶ講座が開催されています。
模擬面接・グループディスカッション講座:実践的な面接対策やグループディスカッション練習の場を提供しています。
学内合同企業説明会:毎年3月(広報解禁後)に、目黒会主催の説明会が開催されています。目黒会については後述します。

こうした支援体制により、就職活動のノウハウが学生全体に行き渡る仕組みが整っています。

OBネットワーク(目黒会)のサポート

電気通信大学の同窓会組織「目黒会」は、在学生の就職活動を実践的に支援していることで知られています。

毎年、調布キャンパスで企業説明会を主催しており、実務経験豊富な卒業生からエントリーシート(ES)の添削や模擬面接を受けられるのが特徴です。また、電気通信大学の学生をターゲットとした企業が大学構内に集結する企業研究展示会も定期的に開催されています。

OBによる「現場目線の就職支援」は、大学が提供する公式サポートを補完する形で機能しており、学生にとって非常に心強い存在です。

特に就職活動支援では、「どの企業がどんな人材を求めているか」「入社後のリアルな働き方はどうか」といった、公式の説明会ではなかなか聞けない情報を直接OBから得られる貴重な場です。こうした場を積極的に活用することで、企業選びのミスマッチを防げます。

大学・同窓会・企業がそれぞれの役割を担いながら学生を支援する三位一体の体制が、電気通信大学の就職力を盤石なものにしています。

学類別・専攻別の就職先の特徴

電気通信大学では、昼間コースの学生は入学時点で専門領域(類)を選択します。各類の特徴と主な就職先を確認しましょう。なお、以前存在した入学後に類を選ぶ制度は現在廃止されており、入学時から専門領域が決まる形となっています。

夜間主コース(先端工学基礎課程)は類の区分を設けておらず、以下の類別説明は昼間コースを対象としたものです。

Ⅰ類(情報系)の就職先

Ⅰ類は、AI、コンピュータ科学、ソフトウェア開発を学ぶコースです。情報通信業界への就職に強く、卒業生はITコンサルティング企業、システム開発会社、情報サービス企業などに多く就職しています。

特に多いのは、プログラミングや機械学習などの先端技術を活かした研究開発職やシステムエンジニアとしてのキャリアです。近年は生成AIの普及を背景に、AIエンジニアやデータ活用人材への需要が高まっており、Ⅰ類の学生は特に注目されています。

Ⅱ類(融合系)の就職先

Ⅱ類は、ロボティクス、医用工学、セキュリティ、スマートグリッドなど、複数組み合わせた領域を専門としています。卒業生は、精密機器メーカー、情報セキュリティ関連企業、先端技術を扱うものづくり企業などへ就職しています。

医療、エネルギー、セキュリティといった今後も成長が期待される分野で高い需要があり、将来性の高い学類です。

Ⅲ類(理工系)の就職先

Ⅲ類は、電気、物理、化学、機械を扱う理工系のコースです。卒業生は、重工業メーカー、電子・素材関連メーカー、インフラ関連企業などに多く就職しており、社会基盤を支える技術者として活躍しています。エネルギー分野や素材分野との親和性が高く、安定した技術職へのキャリアを築きやすい点が特徴です。

大学院(修士課程)修了者の就職先

前述のとおり、電気通信大学では学部生の約7割が大学院へ進学します。2024年度の修士課程修了者の就職率は91.3%であり、NTTドコモ(24名)、日立製作所(15名)、ソフトバンク(9名)、富士通(7名)など、日本を代表する大手企業への就職が集中しています。

大手メーカーの研究開発職や技術職は、修士号を応募の前提とするケースが多いため、研究開発職や技術職を目指す場合、大学院進学は非常に有効な選択肢です。各類の専門性をさらに深めることで、企業が求めるレベルの即戦力として評価されやすくなります。

また、修士課程での研究活動を通じて養われる「課題発見・解決能力」そのものが、採用担当者から高く評価される重要なポイントになっています。

電気通信大学の就職活動サポート体制

電気通信大学では、個別相談や求人情報の提供、各種講座の開催に加え、正規科目としてのインターンシップ制度など、学生の就職活動を多角的に支える体制が整っています。就職活動の早期化が進むなか、大学の支援を上手に活用しながら、早い段階から準備を進めることが、納得のいく進路選択につながります。

大学が提供する就職支援サービス

電気通信大学の就職支援では、以下のようなサービスを提供しています。

個別相談:就活の進め方やエントリーシートの内容について個別にアドバイスを受けられます。
求人情報の提供:大学に届く求人票や学校推薦枠の情報を管理・提供しています。
各種講座の開催:業界研究セミナー、マナー講座、グループディスカッション対策などを実施しています。

就職支援を積極的に活用することで、情報収集から応募書類の作成、面接対策まで、就活の各フェーズで専門的なサポートを受けられます。

インターンシップの活用方法

電気通信大学では、1998年からインターンシップを正規の授業科目として設けており、90時間(約2週間)以上の実習で単位が認定されます。2024年までの累計履修者数は3,900名以上です。

近年はインターンシップが採用選考に直結する傾向が強まっており、大学院生向けには180時間の長期インターンシップも提供されています。就職活動を有利に進めるためにも、早い段階からインターンシップに参加することが有効です。インターン参加を通じて業界理解と実務スキルを積んでおくことが、本選考での大きなアドバンテージになります。

就活スケジュールの目安

電気通信大学における就職活動の一般的なスケジュールは以下のとおりです。

学年 時期 ​​主なイベント
1年次 2月 ​​就職活動の進め方についての説明会
2年次 4~10月 ​​自己分析・進路の決定に関する個別相談、専攻別の進路ガイダンス(10月から始まる)、インターンシップ対策、業界研究会
3月以降 ​​求人票公開、学内合同説明会、OB・OGによる個別会社説明会(例年数十回開催)、選考段階に応じた相談
3年次
修士1年次
6月以降 ​​正式な採用活動開始、推薦状発行、選考段階に応じた相談
10月 ​​秋・冬インターンシップ向け業界研究会(目黒会主催)
3月 ​​合同企業説明会(目黒会主催)

学部3年次(または修士1年次)の6月から、正式な採用活動が始まります。ただし、近年は採用活動の早期化が進んでおり、電気通信大学でも2年次からさまざまなイベントが開催されています。特に目黒会主催の業界研究会は、OB・OGから業界のリアルな話を聞ける貴重な機会です。積極的に参加することをおすすめします。

就職活動の早期化に加え、近年はインターンシップに参加した学生を採用につなげる企業も増えています。インターンシップは、修士1年次(または学部3年次)の夏から始まるケースが増えているため、入学直後から就職を意識して行動することが大切です。研究と就職活動の両立が求められる時期もありますが、大学の支援体制を上手に活用すれば、ある程度は余裕を持ちつつ乗り越えられるでしょう。

電気通信大学の就職に関するよくある質問

電気通信大学の就職について調べていると、大学の評判や学部卒・院卒の違い、就活で苦労しやすい点など、さまざまな疑問が出てくるかもしれません。ここでは、そうしたよくある質問に答えながら、就職活動を進める上で知っておきたいポイントをわかりやすくまとめました。

電気通信大学は「恥ずかしい」と言われる?就職への影響は?

インターネット上に「電気通信大学は恥ずかしい」という書き込みが見られることもありますが、就職における悪影響は全くありません。

この種の書き込みの多くは、大学名から「通信制大学」と誤解されたり、大規模な総合大学と比べて知名度が低いと感じたりすることを理由としています。しかし、産業界における電気通信大学の評価は極めて高く、採用担当者の間での認識は「技術力が高く、誠実なエンジニアを輩出する大学」です。

採用の現場で電気通信大学を知らない担当者はほとんどおらず、むしろ「確かな専門性を持つ人材」として高く評価されています。特に、特定分野で大きなシェアを持ちながらも一般的な知名度は高くないBtoB企業ではこの傾向がさらに強まります。そうした企業の採用担当者ほど、専門性を正確に見極める目を持っており、電気通信大学のブランドは大きな強みです。

学部卒と院卒、どちらが就職に有利?

大手企業の技術職・研究開発職を目指すのであれば、修士課程修了者(院卒)が圧倒的に有利です。

多くの大手メーカーや情報通信企業の推薦枠は、修士課程を前提として設けられています。また、2024年度の卒業・修了生の就職先でもNTTドコモへの採用者25名中24名、日立製作所の20名中15名が修士課程修了者であることからも、大手企業が院卒を優先的に採用している実態がわかります。

修士課程修了者の就職率は91.3%に達しており、初任給や配属先においても院卒が有利なケースがほとんどです。技術職・研究職を目指す場合は、大学院進学も視野に入れましょう。

就職活動で苦労する点とその対策は?

企業アンケートの回答によると、電気通信大学の学生は技術力・専門性については非常に高い評価を得ている一方、コミュニケーション能力や表現力、リーダーシップの面に伸びしろがあると見られています。

この点を踏まえ、大学側はグループディスカッション練習や模擬面接講座を充実させています。在学中にサークル活動やインターンシップを通じて、自身の研究・技術を相手にわかりやすく伝える力を磨いておくことが、内定への重要なポイントです。「技術力は十分ある」という強みに、表現力と主体性を加えることで、選考をより有利に乗り切れます。

まとめ

本記事では、電気通信大学の就職実績や就職先ランキング、就職に強い理由について解説しました。電気通信大学は、確かなエンジニアとしてのキャリアを築きたい方にとって、有力な進学先の一つです。専門性と実力が重視される理工系の就職市場において、同大学の卒業生は「質の高いエンジニア人材」として産業界から高い評価を受けています。進学を検討している方は、本記事を参考にしながら、受験勉強や進路選択を進めてみてください。

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