2026/06/15

【2026年最新】日本大学の偏差値一覧を学部別にランキングで紹介|入試の特徴と対策

日本大学は、日本国内で最大級の規模を誇る私立の総合大学として知られています。設置されている学部数が多く、日本大学の受験を考える場合は、各学部の偏差値や難易度を把握して勉強を進める必要があります。

医学部は最上位の偏差値帯に位置し、理工・生産工・文理・法学部は、中堅からやや上位の偏差値帯に分布しています。学部や学科、さらには入試方式によって合格ラインは大きく変動します。

本記事では、日本大学の最新の偏差値と入試方式を紹介し、日大に合格するための入試対策について解説していきます。

日本大学の概要と学部別偏差値ランキング一覧

ここでは日本大学の概要と、文系・理系の学部別に最新の偏差値について解説します。まずは自分の志望する学部の偏差値がどのくらいかを確認しましょう。

日本大学は日本最大級の私立総合大学

日本大学は16学部86学科を擁する日本最大級の規模を誇る私立の総合大学です。その歴史は古く、1889年(明治22年)に創設された日本法律学校を前身としています。

これまでに輩出した卒業生数は約128万人を超えており、在学生数も約7万人と非常に多いです。また、社会のあらゆる分野に強固なネットワークを持っているのが日本大学の大きな強みと言えます。

文系学部の偏差値一覧

学部 ​​偏差値
法学部(第1部) 45.0~52.5
​​経済学部 47.5~50.0
​​商学部 47.5~50.0
​​危機管理学部 42.5~47.5
​​法学部(第2部) 40.0~42.5
​​​​国際関係学部
※静岡県三島市
​​37.5~42.5

※参考:日本大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net

理系学部の偏差値一覧

学部 偏差値
医学部 65.0
生物資源科学部 40.0~62.5
歯学部 47.5~52.5
理工学部 42.5~52.5
薬学部 45.0~50.0
生産工学部 37.5~45.0
工学部
※福島県郡山市
35.0~42.5
松戸歯学部 35.0~37.5

その他の学部の偏差値一覧

学部 ​​偏差値
藝術学部 50.0~55.0
文理学部 45.0~52.5
スポーツ科学部 42.5~47.5

※参考:日本大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net

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日本大学の難易度は?

ここからは、併願校として選ばれやすい他の私立大学と比較しながら日本大学の難易度について解説します。

日東駒専の偏差値比較

首都圏の私立大学群において、日本大学は日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)の一角として、私大中堅クラスに位置づけられています。

日東駒専の偏差値を比較すると、東洋大学が40.0〜57.5、駒澤大学が40.0〜55.0、専修大学が42.5〜55.0となっており、日本大学は35.0〜65.0です。

日大の偏差値はとても幅が広いのが特徴です。ただし、60以上の医学部や生物資源科学部獣医学科は、大学全体の平均から見れば特異な偏差値です。 

※参考:
日本大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net
東洋大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net
駒澤大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net
専修大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net

他大学との位置づけ

日本大学は、早慶上理(早稲田、慶應、上智、東京理科)、GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)と比較すると、入試難易度は一段階下がります。GMARCHの偏差値帯は57.5~67.5程度であるのに対して、日東駒専は35.0〜57.5程度の偏差値帯です。

首都圏にある日大の偏差値は地方の私立大学と比較すると高い傾向にあります。そのため、中堅から上位私大を目指す受験生は、日大を第一志望校とするのか、併願校とするのかの位置づけをはっきりさせて受験勉強をしたり、受験戦略を考えたりしましょう。

※参考:
学習院大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net
明治大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net
青山学院大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net
立教大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net
中央大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net
法政大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net

日本大学の入試の特徴

近年の大学入試制度改革に伴い、日本大学でも入試方式が変化しています。ここでは日本大学の入試の特徴について解説します。

令和9年度入試の変更点|AN共通日程方式と外部検定スコアの拡充

令和9年度(2027年度)入試から、新たな動きとして「AN共通日程方式」の導入が予定されています。

これは複数学部が共同で実施する試験で、第1期では試験日選択制により複数日程への出願と、最大で3日の受験が可能になり、法学部、経済学部、商学部、国際関係学部、危機管理学部、スポーツ科学部が対象です。

また、AN共通日程方式とは別の変更点として、外部の英語資格・検定試験のスコア利用がさらに拡充される方針です。

日大の一般入試は4つの方式がある

日本大学の一般入試は大きく分けて4つの方式があります。

A個別方式

各学部が独自に作成した問題で行われる方式です。最も募集人員が多く、3教科3科目の形式が主流です。英語外部試験のスコアを換算できる学部も増えています。学部ごとに試験科目の範囲や配点が異なるため、必ず最新の入試要項を確認してください。

N全学統一方式

同一試験日に同一問題で試験を行い、一度の受験で複数の学部・学科を併願できる方式です。学部を越えた併願はもちろん、同じ学部内の複数学科を同時に志望することも可能です。2026年3月現在、すべての学部で実施されている唯一の方式で、合格のチャンスを増やしたい受験生は選択肢に入れたい方式です。

N全学統一方式は、2月上旬に実施される第1期と3月上旬に実施される第2期があり、第2期は経済学部経済学科国際コースに限り募集がありません。また、2027年度入試においては外部の英語資格・検定試験のスコアを外国語の得点として利用できるようになる予定です。

C共通テスト利用方式

大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する方式です。2教科2科目、3教科3科目、4教科5科目など、学部によって科目数が異なります。

C共通テスト利用方式のメリットは個別試験を受ける必要がない点です。ただし、芸術学部、危機管理学部、スポーツ科学部、医学部、生物資源科学部にはこの入試方式はありません。

CA共通テスト併用方式

大学入学共通テストの成績と、大学独自の個別試験の結果を組み合わせて合否を判定する方式です。工学部のみで実施されています。

日本大学の入試対策

ここからは、日本大学の入試対策について大きく2つのポイントに分けて解説します。

基礎固めと過去問演習がポイント

日本大学の入試問題は標準レベルです。ただし、医学部だけは例外で、一次試験(N方式の全学共通試験)・二次試験(英語・数学の独自試験)ともに問題の難易度自体は標準的ですが、合格には非常に高い得点が必要になります。問題が解けるかどうかではなく、いかにミスなく高得点を取れるかが勝負になる点を念頭に置いて対策しましょう。

医学部以外の学部を志望する場合、まずは偏差値45~55程度の標準問題を確実に解けるように、英単語や英文法、数学の基本問題といった基礎固めを徹底しましょう。学校の定期テストを基礎学力の確認テストと位置づけて取り組み、知識が定着しているかを随時チェックしていきましょう。

基礎固めの後は、過去問などの問題演習へと移行して入試問題への対応力を養います。過去問演習は、実際の試験と同じ時間で解き、出題傾向や時間配分を把握することが重要です。そして、問題演習では間違えた問題や、正解していても確信が持てなかった問題を重点的に復習し、苦手な分野が無くなるようにしましょう。

併願戦略を最適化する

多様な学部と入試方式がある日本大学に合格するためには、自分に合った併願戦略の最適化が必要です。ここでは主に3つの併願戦略について解説します。

一つ目は学内併願の戦略です。本命の学部に加えて他の学部を組み合わせて受験します。

二つ目は入試方式を併用する戦略です。例えば、N方式とA個別方式、学部によってはAN日程共通方式を重ねて受験することで、同一学部への挑戦回数を増やすことができます。

三つ目は他校の併願戦略です。同じレベル群にある日東駒専を併願したり、GMARCH受験の際の安全校として受験したりと、日本大学を第一志望校にするのか否かによって併願戦略は変わってきます。

日本大学を第一志望校にするのか、併願校とするかの位置づけを明確にすると、併願戦略を最適化できます。また、他校との併願を考える際は日程が被らないように上手く分散させ、心身のコンディションを保つスケジューリングも大切です。

日本大学の主要科目別対策(一般入試)

ここでは、一般入試で課される主要科目の勉強法についてまとめました。学部ごとの傾向に合わせて、効率的に勉強を進めましょう。

英語対策

長文読解は、科学、文化、時事などテーマが多岐にわたります。N方式では、空所補充型の文法問題や語句整序問題が毎年必ずと言っていいほど出題されます。

対策は、教科書で学習する基本的な文法と構文、英単語を覚えることから始めましょう。大学入学共通テスト対策と合わせて取り組むと良いです。長文読解に対しては、比較的やさしい記事(英語ニュースなど)を読み、精読と速読の練習をしましょう。最初は一文一文の文法・構文を理解しながら読み、少しずつ速く読めるようにしていきます。

国語対策

国語は大問3題の構成で現代文2題、古文1題が主流の出題形式です。

現代文の対策ポイントは、評論文または論説文の問題を毎日1題解き、読解力を高めることです。本文中から正解となる根拠を探し出す読み方を練習しましょう。漢字や語句の知識問題は、頻出の内容をノートなどにまとめ、スキマ時間を有効に使って反復し、入試本番までにあやふやな部分をなくすことが望まれます。

古文は単語・文法・敬語の基礎内容を中心に学習していきます。複数の参考書に手を出すのではなく、同じ参考書で反復するのが勉強のポイントです。掛詞の用法を問う問題や古典和歌の技巧に関する問題、文学史の基礎問題も出題されます。現役生であれば高校の授業を軸に、古典文学の常識など細かな知識も確認しましょう。

数学・社会・理科対策

日大の数学は二つのパターンがあり、数学①は数Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cが範囲で数学②はそれらに数Ⅲが含まれます。医学部、工学部、理工学部、ならびに文理学部の一部の学科は数学②が必須です。

基本的に文系の学部では社会科または数学、理系の学部では理科が選択科目としてそれぞれ課されますが、これらに当てはまらない変則的な科目の選択方法を採用している学科や方式も存在するので、受験する場合は最新の募集要項で確認することが必須となります。

数学対策

数学①は数学I・II・A(図形・確率)・B(数列)・C(ベクトル)が範囲です。2次関数や三角比、数列、ベクトル、微分・積分についての、特に計算力が要求される問題がよく問われます。

数学②は上記に数学IIIと数学Cの「平面上の曲線と複素数平面」が加わり、集合と命題、指数・対数、ド・モアブルの定理、回転体の体積など、数学①と比べてより幅広い分野から問われるようになるだけではなく、応用力を要求される設問の占める割合も高くなります。

対策としては、教科書の例題や標準レベルの問題集を中心に解き、基本的な解法パターンを活用できるようにしましょう。過去問で大問ごとのボリュームや難易度を確認し、どの問題に時間を割くべきかをシミュレーションしておいてください。

理科(物理・化学・生物)対策

ここでは、2026年度入試のN方式1期の出題内容に併せて紹介します。

物理は、力学(ばねの振動・エネルギー保存)、熱力学(気体の状態変化・仕事)、波動(正弦波・反射・ドップラー効果)、電磁気(ダイオードを含む回路)、原子(ボーア模型・放出電磁波)の5分野からの出題が中心でした。各分野の基本的な概念の理解と、それに基づいた現象の計算力が問われます。

化学は、理想・実在気体の性質、物質量や濃度の計算、中和滴定、金属イオンの系統分析と溶解度積、緩衝液と化学平衡、有機化合物の構造異性体や性質、多糖類や酵素反応などの高分子化合物まで幅広く出題され、基礎知識に加え、グラフの読解力や正確な計算力が必要です。

生物は、光合成(同化)の仕組み、細胞膜の構造と輸送、バイオテクノロジー(遺伝子組み換え・制限酵素)、動物の発生(カエル・ニワトリ)、免疫系(ウイルス・ワクチン)、植物の環境応答(ホルモン)、生態系(自然浄化・ピラミッド)と出題範囲が多岐にわたります。グラフ・文章を正しく読み取る力が問われます。

理科は多肢選択式の問題が中心ですが、各分野で計算を要する形式の問題が出題されています。公式や典型的な問題パターンは暗記してすぐに解けるレベルまで演習を繰り返し、ケアレスミスを防ぐために途中式を書いて得点アップに繋げましょう。

社会科(日本史・世界史・地理・政治・経済)対策

以下は2026年度入試のN方式1期で出題された主な傾向です。

日本史は、古代の考古学や貨幣・律令政策、中世の絵巻物や室町時代の外交・社会状況、近世の文化展開や兵農分離・改革案などが出題されました。世界史は、インド古代文明、アメリカ独立戦争の背景と合衆国建国がラテンアメリカへ与えた影響、19世紀の中国を中心とした東アジアの対外関係など幅広い地域・分野が出題されました。

日本史・世界史ともに学習すべき範囲はとても広いです。まずは教科書や参考書で大きな歴史の流れを理解し、時代・地域・文化ごとに学習していくと良いです。

地理は、地形図やGIS、ハザードマップの知識、日本および世界の自然環境(地形・気候・植生)と自然災害のメカニズムなどが問われました。

政治・経済は、日本国憲法を中心とした法に関する基礎知識、民主主義を支える諸制度(選挙や議会など)の理解、日本の財政に関する知識、そして現代の国際社会が直面している政治・経済上の諸課題について出題されました。

社会科は細かな用語の暗記も必要です。教科書・参考書で基本的な知識や大まかな枠組みを理解したら、用語集を活用して知識の理解度を高めると良いです。また、図表やグラフを用いた問題も出題されます。過去問で資料の出題頻度を確認し、地図・グラフ・写真などの読み取りに慣れておきましょう。

まとめ

日本大学に合格するためには、まず自分がどの学部・学科を目指すのかを早期に決めることが肝心です。そして、得意科目を最大限に活かすために配点の高い方式を選んだり、その科目を得点源にできるように勉強時間を増やしたりといった工夫をしましょう。

もし、志望学部・入試方式の選定や具体的な学習スケジュールで悩んでいるのであれば、一人ひとりに合わせた対策ができるトライに相談してみるのも1つの手です。自分だけの受験戦略を立てて、日本大学合格をつかみ取りましょう。

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