立教大学を目指す受験生やその保護者にとって、予備校の出す偏差値は気になる情報の一つかと思います。偏差値は学部・学科によって大きく異なりますが、その数値だけを見て合格可能性の判断をしてはいけません。
立教大学は一般入試であっても、文学部の1日程を除いて「英語外部試験または大学入学共通テストの英語の受験がほぼ必須」という独自の仕組みを導入しています。この制度を早い段階で把握しておかなければ、出願直前になって受験できないという事態に陥りかねません。
本記事では2026年度入試に向けた全学部・学科の偏差値を一覧でお伝えするとともに、GMARCHの中での立教大学の位置づけ、入試の特徴、学部の選び方まで詳しく解説します。なお、立教大学には「グローバル・リベラルアーツ・プログラム(GLAP)」という学部扱いのコースがありますが、GLAPは一般選抜での募集がないため偏差値は設定されていません。
「自分の偏差値で立教大学に合格できるのか」「どの学部が狙い目か」が気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
【2026年最新】立教大学の偏差値を学部別で比較
立教大学の偏差値は55.0〜65.0(河合塾・2026年度予想)と、学部・学科によって最大5ポイントの差があります。志望学部を絞り込むためにも、まず全体の一覧を把握しましょう。なお偏差値はあくまでも合格可能性の目安であり、合否を決める唯一の指標ではないことも念頭においてください。
文系学部の偏差値ランキング一覧
河合塾Kei-Netの2026年度予想偏差値をもとに、文系学部の一般入試(全学部日程・学部別日程)の偏差値を高い順に並べています。
| 学部・学科 | 偏差値 |
|---|---|
| 異文化コミュニケーション学部 | 65.0 |
| 経営学部 | 62.5 |
| 現代心理学部 | 60.0〜62.5 |
| 社会学部 | 60.0〜62.5 |
| 文学部 | 57.5〜62.5 |
| 法学部 | 60.0 |
| 経済学部 | 57.5〜60.0 |
| 観光学部 | 57.5 |
| コミュニティ福祉学部 | 57.5 |
| スポーツウエルネス学部 | 57.5 |
※参考:立教大学|河合塾Kei-net
最難関の異文化コミュニケーション学部は2008年の開設以来、立教大学の中でも偏差値の高い学部です。ただし、近年は他大学にも類似学部が増えたこともあり、当時ほどの突出した難易度でなくなっています。
スポーツウエルネス学部は2023年にコミュニティ福祉学部から独立した新設学部のため、受験生の間での認知度はまだ十分に浸透していません。スポーツ系の進路を目指している方にとっては、じっくり検討する価値のある選択肢です。
また文学部には独自日程があり、日程によって偏差値が異なります。文学部独自日程では全学部日程より2.5ポイント程度低くなる学科があります。ただし、英語の独自試験を課すこの日程は、後述する対策面で注意が必要です。
理系・文理融合系学部の偏差値ランキング一覧
| 学部・学科 | 偏差値 |
|---|---|
| 環境学部 文系型 / 理系型 ※2026年新設 | 60.0 |
| 理学部 | 55.0〜57.5 |
※参考:立教大学|河合塾Kei-net
環境学部は2026年4月に新設された学部で、池袋キャンパスに設置され、入学定員は204名となっています。文系型と理系型で試験科目が異なり、理系型は受験機会が最大2回と少ないため、日程を早めに確認しておく必要があります。
立教大学の大学入学共通テスト得点率の目安
大学入学共通テスト利用入試のボーダー得点率は下記の通りです。全学部で3科目型と6科目型(理系学部は4科目型と6科目型)があり、科目数が多いほど得点率は下がる傾向があります。
文系学部
- 文学部:79〜86%(3科目型)、78〜84%(6科目型)
- 異文化コミュニケーション学部:86%(3科目型)、81%(6科目型)
- 経営学部:86〜88%(3科目型)、84〜85%(6科目型)
- 社会学部:82〜84%(3科目型)、78〜80%(6科目型)
- 現代心理学部:80〜82%(3科目型)、74〜77%(6科目型)
- 法学部:82〜84%(3科目型)、77〜80%(6科目型)
- 経済学部:82〜83%(3科目型)、78〜81%(6科目型)
- 観光学部:80%(3科目型)、76%(6科目型)
- コミュニティ福祉学部:78〜82%(3科目型)、72〜81%(6科目型)
- スポーツウエルネス学部:80%(3科目型)、74%(6科目型)
理系・文理融合系
- 環境学部(2026年新設):80%(3科目型)・77%(4科目型)、75%(6科目型)
- 理学部:78〜81%(4科目型)、75〜80%(6科目型)
※3科目型・6科目型の最低〜最高得点率の幅を記載
※参考:立教大学|河合塾Kei-net
大学入学共通テスト利用入試は科目選びと目標得点率の設定が合否を左右します。
大切なのは、志望学部の科目型に合わせて逆算した、オーダーメイドの学習プランです。
トライなら、一人ひとりの目標得点率や受験科目に応じた対策で、合格までサポートします。
立教大学の偏差値を見る時の注意点とポイント
偏差値は河合塾・ベネッセ・東進など、模試によって数値が異なります。志望学部選びの重要な参考指標ではありますが、使い方を誤ると受験戦略を誤る可能性があります。2つのポイントを確認しておきましょう。なお、本記事では河合塾のデータを基準に記載しています。
入試方式によって偏差値は違う
同じ学部・学科でも入試方式によって偏差値は変わります。立教大学には「全学部日程」「学部別日程」「文学部独自日程」「大学入学共通テスト利用」など複数の方式があり、日程をうまく組み合わせることで合格の可能性を広げられます。
たとえば文学部・キリスト教学科は全学部・学部別日程が偏差値60.0であるのに対し、文学部独自日程では57.5と2.5ポイント低くなります。志望学部の各方式の偏差値を確認した上で、出願戦略を立てましょう。
偏差値はあくまでも目安
偏差値は合格可能性ラインの目安にすぎず、合否を決める唯一の指標ではありません。
例えば、立教大学では英語外部試験のスコアが合否に大きく影響します。偏差値が届いていても英語スコアが低ければ不合格になるケースもあれば、偏差値は届いていなくても英語スコアが高くて合格するケースもあります。学力全体を総合的に見ながら志望校・志望学部を検討することが大切です。
GMARCHの中での立教大学の位置づけ
立教大学はGMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)の一角を担う難関私立大学です。GMARCH内での位置づけを把握した上で、志望校戦略を立てましょう。
GMARCHの中の偏差値比較
河合塾Kei-Netの2026年度予想偏差値をもとにした、GMARCH各大学の偏差値帯の比較です。
| 大学 | 偏差値帯(河合塾・2026年度) |
|---|---|
| 学習院大学 | 55.0〜57.5 |
| 明治大学 | 57.5〜67.5 |
| 青山学院大学 | 52.5〜65.0 |
| 立教大学 | 55.0〜65.0 |
| 中央大学 | 52.5〜62.5 |
| 法政大学 | 52.5〜62.5 |
立教大学は偏差値帯の上限が65.0と高く、GMARCHの中でも上位グループに位置します。一方で55.0〜57.5の学部・学科も複数あるため、難易度の幅が広い大学と言えます。
早慶上理ICUとの立ち位置の比較
早慶上理ICU(早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・国際基督教大学)はGMARCHよりも一段上のグループとして位置づけられています。
| 大学 | 偏差値帯(河合塾・2026年度) |
|---|---|
| 早稲田大学 | 60.0〜70.0 |
| 慶應義塾大学 | 57.5〜72.5 |
| 上智大学 | 52.5〜70.0 |
| 東京理科大学 | 42.5〜62.5 ※理学部第二部を含む |
| 国際基督教大学(ICU) | 65.0~67.5 |
早慶上理ICUの主要学部は偏差値65.0〜70.0台で、立教大学の最難関学部(65.0)と近い水準です。立教大学を第一志望にしながら早慶上理ICUの一部学部を上位志望として組み合わせる受験パターンも見られます。
青山学院大学との比較
立教大学と比較されることが多い青山学院大学の偏差値帯は52.5〜65.0で、全体的に立教大学よりやや低めです。
| 比較項目 | 立教大学 | 青山学院大学 |
|---|---|---|
| 偏差値帯(全体) | 55.0〜65.0 | 52.5〜65.0 |
| 最難関学部・偏差値 | 異文化コミュニケーション学部:65.0 | 国際政治経済学部:65.0 |
| 英語入試の特徴 | 英語外部試験および 大学入学共通テスト (文学部1日程除く) |
独自英語試験あり ※一部の入試方式では大学入学共通テストや英語外部試験の受験が必須 |
英語外部試験に強みがある受験生には立教大学、独自試験で実力を発揮したい受験生には青山学院大学が向いているとも言えます。自分の英語力と照らし合わせて検討してみてください。
GMARCH内での立教大学の立ち位置だけでなく、各大学の特徴や難易度の違いまで知っておくと、併願校選びや志望校戦略が立てやすくなります。詳しくはGMARCHの偏差値・特徴を比較した記事もご覧ください。
立教大学の入試の特徴
立教大学の入試で最も重要なのが「英語の扱い方」です。一般入試であっても文学部の1日程を除いて英語外部試験または大学入学共通テストの英語の受験が必要となります。また、大学入学共通テスト利用方式を除くと、外国語は英語のみに限定されています。
これらの特徴を早い段階で理解しておくことが、受験準備の第一歩です。
英語外部試験スコア提出方式の仕組み
立教大学の一般入試では、英語の成績を次の2つのうちどちらかで提出します。
・英語外部試験のスコア:英検®・GTEC・TEAP・IELTS・TOEFL iBT・ケンブリッジ英語検定の6種類(異なる試験であれば複数提出可)
・大学入学共通テストの外国語(英語)の得点
どちらか一方だけでも出願できますが、両方のスコアを持っている場合は両方提出すると高い方が自動的に採用されます。英語外部試験のスコアを提出する際は4技能(Reading=読む・Listening=聞く・Writing=書く・Speaking=話す)すべてのスコアが必要です。有効なスコアは2024年1月以降(2026年度入試の場合)に受験したものに限ります。なお、従来型の英検®の場合は、二次試験を2024年1月以降(2026年度入試の場合)に受験したものが有効です。
大学独自の非公開の換算方法でスコアを得点化するため、事前に何点になるかを確認することはできませんが、スコアが高いほど合格に有利になります。
全学部日程と学部別日程の違い
一般入試の出願期間は1月上旬〜下旬で、試験日は2月上旬〜中旬の5日間です。これに加えて2月中旬の文学部独自日程もあり、計6日ほどの実施となります。異なる日程であれば同じ学科を複数回受験できます。
文学部独自日程の活用ポイント
文学部独自日程(2月中旬)は、英語外部試験の代わりに立教大学独自の英語試験を選べる、文学部だけの特別な日程です。英語外部試験や大学入学共通テストを受けていない受験生でも、この日程であれば受験できます。
ただし近年は塾・予備校での立教大学英語対策専用の講座がほとんど開講されなくなっており、古い参考書に頼らざるを得ない状況になっています。過去問だけで十分に対策できる受験生以外には積極的におすすめできません。独自試験について対策ができる個別指導の塾を検討することをおすすめします。
立教大学は英語外部試験のスコアが合否を大きく左右する、英語対策が特に重要な大学です。
また、文学部を目指す場合は独自日程に焦点を合わせた対策も必要になります。
トライでは、英検®をはじめとする英語外部試験の対策や、文学部独自の対策を、一人ひとりに合わせてサポートします。
法学部・国際ビジネス法学科グローバルコースの注意点
法学部・国際ビジネス法学科には「グローバルコース」と「通常コース(国際ビジネス法学科)」の2つがあります。グローバルコースは2026年度から新たに募集が始まった、英語による学修が主体で英語のみで学位取得を目指せるコース設計になっています。
一般入試における主な注意点は以下の通りです。
・出願条件:英語外部試験のスコア基準を満たしている必要がある
・合否判定:原則として国語と選択科目の合計点のみで判定される(英語で特に優秀な成績を収めた場合のみわずかな加点がある)
・併願:通常の国際ビジネス法学科との併願も可能
英語スコアで出願条件を満たしつつ、当日は英語以外の科目で勝負する特殊な入試です。英語力に自信がある受験生はグローバルコースと通常コースの両方に出願することで合格チャンスを広げられます。
環境学部の文系型・理系型の選択
2026年4月に新設された環境学部(池袋キャンパス・入学定員204名)は、文系型と理系型で試験科目が異なります。
・文系型:国語・地歴公民または数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B・C)・英語外部試験等の文系科目で受験
・理系型:数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C)・理科・英語外部試験等の理系科目で受験を含む科目で受験
理系型は受験機会が最大2回と少ないため、出願日程を早めに確認しておく必要があります。文理融合の学びに関心がある方は、どちらの型で受験するかを事前にしっかり検討してください。
大学入学共通テスト利用入試の活用
大学入学共通テスト利用入試は、立教大学独自の試験なしで受験できる方式です。出願期間は1月上旬〜中旬で締め切りは大学入学共通テストの前日となり、合格発表は2月中旬です。全学部・全学科の併願が可能で、一般入試と組み合わせることで受験機会を増やせます。
指定科目数以上を受験している場合は高得点科目が自動的に採用されます。ボーダー得点率が最も低いのはコミュニティ福祉学部・福祉学科(72〜78%)で、最も高いのは経営学部・国際経営学科(85〜88%)です。
立教大学の入試対策
立教大学を目指すなら、まず意識したいのが英語の対策です。立教大学では、英語外部試験のスコアや大学入学共通テストの英語の点数が入試で使われます。そのため、早めに英語の準備を始めることがとても大切です。英語を早いうちに固めておけば、その後は国語や選択科目、理系科目の勉強にも余裕を持って取り組めます。
英語外部試験対策
立教大学で使える英語外部試験は、英検®、GTEC、TEAP、IELTS、TOEFL iBT、ケンブリッジ英語検定の6種類です。どの試験でも4技能のスコアが必要になるので、読む・聞く・書く・話す力をバランスよく伸ばすことが大切です。
有効期限は2025年1月以降(2026年度入試=2027年1・2月実施の場合)のため、高2のうちから受験を検討しましょう。また、大学入学共通テストの英語と比べて高い方の点数が使われるので、外部試験だけでなく大学入学共通テスト対策も進めておくと有利です。
国語の傾向と対策
立教大学の国語は、現代文2題と古文1題が基本です。難易度が非常に難しいわけではありませんが、文章量が多いため、速く正確に読む力が必要です。なお、文学部独自日程では現代文1題と古文1題に加えて、漢文1題も出題されます。
現代文は、なんとなく答えるのではなく、本文のどこが根拠になるのかを考えながら解く練習をしましょう。
また、古文は単語や文法をしっかり覚えておけば得点しやすくなるので、まずは基礎を固めましょう。過去問を使って時間配分に慣れておくことも重要です。
地歴・公民(選択科目)の傾向と対策
地歴・公民の選択科目(日本史、世界史、地理、政治・経済)は標準〜やや発展的な難易度です。教科書の内容をしっかり押さえた上で問題演習を繰り返し、知識を定着させることが合格への近道です。選択科目は、試験日によって実施科目が異なる点にも注意が必要です。特に地理と政治・経済は選択できる試験日がそれぞれ1日のみとなっているため、受験日程を決める際は事前に確認しておきましょう。
日本史は、特定の時代や分野に偏らず、原始から現代まで幅広く出題されます。語句の記述問題のみならず、論述問題も出題されることもあります。そのため、時代の流れとテーマ史を合わせて整理し、史料・図表を使った問題にも対応できるようにしておくことが重要です。
世界史は、古代から現代まで、世界の諸地域をバランスよく問うのが特徴です。語句の記述問題の占める割合が高めである上に、世界史上の都市の位置を問う問題や、短めの論述問題の出題例もあります。そのため、各地域の歴史を個別に覚えるだけでなく、地域同士のつながりや近代化・グローバル化の流れまで意識して学ぶことが求められます。
地理は、例年カラーの写真や地図を交えて出題されたり、短めの論述問題が課されたりすることもあります。また、自然環境と人々の営みを結び付けて考える力が重視されています。そのため、用語の暗記だけでなく、地図・グラフ・統計資料を読み取り、地域差やその背景を説明できるようにすることが大切です。
政治・経済は、現代日本や国際社会の仕組みを基礎から理解しているかが問われます。さらに、経済分野を中心として計算問題が出題されることも特徴です。重要用語の暗記に加えて、制度の目的や仕組み、図表や資料から課題を読み取る練習が効果的です。
数学(文系)の傾向と対策
文系の数学は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)の各分野から幅広く出題され、計算力に加えて、論理的な根拠に基づいて解く力が求められます。実際に約半数の設問で途中の解法過程の記述が求められるため、答えだけでなくそこに至るまでの考え方を丁寧に示す練習が不可欠です。典型問題を繰り返し演習しながら、公式の使い方だけでなく、途中の考え方までしっかり理解しておくことが重要です。なお、数学(文系)は全ての文系学科で選択が可能ですが、出題されるのは2試験日のみとなっているため、受験日程を組む際は注意が必要です。
理系向け|数学・理科の傾向と対策
数学は基本〜標準レベルの問題が中心なので、まずは教科書レベルを確実に解けるようにすることが大切です。特に小問集合は落としたくないところなので、計算ミスを減らす練習をしておきましょう。なお、理学部数学科は他の理系学部・学科と比べて大問が1題多く、試験時間も15分長く設定されているため、志望学科に応じた時間配分の感覚を身につけておくことが重要です。
理系数学では、いろいろな単元の基礎を広く固めた上で、答えを出すまでの流れを論理的に考える力も大切です。約5〜6割の設問で途中の解法過程の記述が求められるため、途中式を丁寧に書く練習もしておきましょう。
物理は公式の暗記だけではなく、「なぜその公式を使うのか」を理解することが重要です。設問の多くはオーソドックスな設定ですが、大問の後半以降は基本の理解に裏打ちされた応用力を試す問題が中心となるため、基本法則をしっかり理解し、数式と現象を結び付けて考える練習をしておくと得点しやすくなります。
化学は理論・無機・有機をバランスよく学び、計算問題や記述問題にも慣れておく必要があります。知識を覚えるだけでなく、反応のしくみを説明したり、条件に合わせて計算したりする練習をしておくことが大切です。また、大問数は3〜4題と少なめですが、例年高分子化合物の範囲が出題される傾向があります。有機化学の一分野ではあるものの、高分子化合物の範囲も含めて対策しておくことが望ましいでしょう。
生物は、用語の暗記だけでなく、生命現象のしくみを理解しているかも問われます。実験結果や資料を読み取りながら、自分で考えて答える練習を重ねておきましょう。また、実験については必ずしも典型的とは言えないものも出題されるため、文章や資料を読み取るスキルも試されていると言えるでしょう。
立教大学における志望学部の選び方
立教大学の学部を検討する際、偏差値だけでなく、キャンパスの立地・入試方式・学びたい内容を組み合わせて志望学部を選ぶことが大切です。
3つの軸で志望学部を絞り込む
立教大学の志望学部を選ぶ際は、以下の3つの軸で整理すると見通しが立てやすくなります。
- 偏差値・難易度:現在の自分の偏差値と志望学部の偏差値の差を確認する
- 入試方式:英語外部試験のスコア状況・大学入学共通テストの受験予定を踏まえた方式選択
- キャンパス・学びの内容:池袋キャンパスと新座キャンパスの立地の違いを確認する
文系で検討したい学部
偏差値的に狙いやすい文系学部・学科はコミュニティ福祉学部、観光学部、スポーツウエルネス学部や経済学部・会計ファイナンス学科(いずれも57.5)などです。
法学部は立教大学の文系学部の中でトップクラスの難易度というわけではありませんが、法学教育の水準は高く、法曹・公共分野への進路を真剣に考えている受験生にとっては穴場的な選択肢と言えます。
また、英語外部試験や大学入学共通テストを受けることがどうしてもできなかった受験生に唯一おすすめできるのが文学部の独自日程(2月中旬)です。この日程では英語外部試験の代わりに大学独自の英語試験が実施されるため、何らかの事情で外部試験・大学入学共通テストが受験できなかった方は、文学部独自日程を検討してみてください。
文学部、異文化コミュニケーション学部、経済学部、経営学部、社会学部、法学部は池袋キャンパスに設置されており、都市的な環境の中で学べるのが特徴です。
一方、コミュニティ福祉学部、観光学部、スポーツウエルネス学部、現代心理学部は新座キャンパス(埼玉県新座市)に設置されています。新座キャンパスは東京都外に位置し、最寄駅から徒歩15〜20分またはバス便が必要な立地のため、池袋キャンパスの学部と比べると人気・難易度ともに高くなりにくい傾向があります。「立教大学に入学したい」という気持ちが強い受験生は、新座キャンパスの学部も検討しましょう。
理系で検討したい学部
理系学部の中でも狙いやすいのは理学部・化学科(55.0)です。理学部は池袋キャンパスに設置されており、私立大学の理学部として教育水準が高い点も魅力です。
環境学部(池袋キャンパス)では環境問題を文理融合の幅広い視点から学べ、持続可能な社会の実現に向けた実践的な力を養える点も魅力と言えます。
英語外部試験利用で難易度はどう変わる?
英語外部試験スコアの換算点は公開されていませんが、スコアが高いほど合格に有利に働きます。複数の英語外部試験のスコアを持っている場合はすべて提出でき、最も有利なスコアが自動採用されるのも特徴です。
大学入学共通テストの英語と英語外部試験の両方を用意しておくと、どちらか高い方が使われるためより安心して受験に臨めます。高いスコアを早期に確保することが立教大学合格への近道です。
まとめ
立教大学の偏差値は55.0〜65.0で、GMARCHの中でも上位グループに位置する難関私立大学です。
大切なのは、偏差値だけでなく、文学部の一部日程を除いて英語の独自試験が行われない点を理解しておくことです。英語外部試験や大学入学共通テストの外国語(英語)の受験が必要になります。英語スコアの早期の対策が合否を大きく左右するため、高校1〜2年生のうちから計画的に取り組むことをおすすめします。
学部選びに迷った時は偏差値・入試方式・キャンパスの3つの軸で検討してみてください。コミュニティ福祉学部、観光学部、スポーツウエルネス学部などの新座キャンパスの学部、経済学部会計ファイナンス学科、理学部化学科は立教大学の中でも狙いやすく検討する価値があります。
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