関西学院(かんせいがくいん)大学は、兵庫県西宮市を中心に複数のキャンパスを展開する関西の人気難関私立大学です。1889年に創立された歴史ある大学で、現在は文系・理系あわせて14学部を設置しており、全国的にも高い知名度を誇ります。また、関西の難関私立大学群「関関同立」の一角として、多くの受験生から高い人気を集めています。
特に国際学部や商学部、法学部などは人気が高く、「関西学院大学は東京でいうとどのレベル?」と比較されることも少なくありません。
また、関西学院大学の一般選抜は、全学部日程や学部個別日程、大学入学共通テスト利用入試など方式が多様で、同じ学部でも入試方式によって偏差値や難易度が変わることが特徴です。そのため、志望学部ごとの特徴を理解した上で、適切な受験戦略を立てることが重要になります。
この記事では、関西学院大学の偏差値や入試難易度を学部別に紹介するとともに、一般選抜の特徴や英語・国語・数学などの科目別対策についても解説します。関西学院大学を志望している受験生は、ぜひ参考にしてください。
関西学院大学の学部別偏差値・入試難易度
関西学院大学の学部別偏差値や入試難易度を紹介します。文系・理系学部ごとの特徴や人気学部の傾向もあわせて解説するので、志望校選びの参考にしてください。
関西学院大学の学部別偏差値一覧
関西学院大学の難易度を把握するために、まずは最新の偏差値を確認しましょう。
文系学部の偏差値一覧
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 国際学部 | 60.0~67.5 |
| 社会学部 | 52.5~57.5 |
| 法学部 | 52.5~55.0 |
| 文学部 | 52.5~57.5 |
| 商学部 | 55 |
| 経済学部 | 55 |
| 教育学部 | 52.5~55.0 |
| 総合政策学部 | 52.5 |
| 人間福祉学部 | 52.5 |
| 神学部 | 52.5 |
※参考:関西学院大学 偏差値(ボーダーライン)|河合塾 Kei-Net
国際学部は英語力や国際的な学びへの関心が高い受験生から人気を集めており、関西学院大学の中でもトップクラスの難易度です。社会学部や法学部も安定した人気があり、幅広い進路選択ができる点が特徴です。
一方で、商学部や経済学部は就職実績の高さから毎年多くの志願者が集まります。教育学部は教員志望者を中心に人気があり、人間福祉学部は福祉・心理・社会問題などを総合的に学べる点が特徴です。
理系学部の偏差値一覧
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 理学部 | 52.5 |
| 工学部 | 50.0~55.0 |
| 生命環境学部 | 52.5~55.0 |
| 建築学部 | 52.5 |
※参考:河合塾 Kei-Net「関西学院大学 偏差値(ボーダーライン)」
関西学院大学の理系学部では、数学・理科の学力が重視されます。そのため、単純な偏差値だけでは比較しにくく、文系学部とは入試難易度の意味合いが異なる点に注意が必要です。
理系学部は文系学部と比較すると受験者数が絞られる傾向があります。これは、数学や理科を必要とすることで受験ハードルが上がり、出願できる受験生が限られるためです。一方で、情報系・工学系分野の人気上昇を背景に、近年は工学部や生命環境学部への注目度が高まっています。
理学部は数学・物理・化学などの基礎研究を重視する学部で、論理的思考力や計算力が求められます。工学部や生命環境学部は、情報・機械・生命科学・環境分野など実践的な学びが特徴です。
さらに、建築学部は設計や空間デザインに関心を持つ受験生から人気があり、理系科目への対応力に加えて、専門分野への適性も重要になります。
関西学院大学法学部・教育学部の偏差値
法学部・教育学部は、関西学院大学の中でも特に人気の高い学部で、受験生から高い注目を集めています。
法学部の偏差値と特徴
| 学部名 | 偏差値 |
|---|---|
| 法学部 | 52.5~55.0 |
関西学院大学の法学部は、法律学科と政治学科を設置しており、法律・政治・行政など幅広い分野を学べる点が特徴です。
特に、公務員志望者や大手企業への就職を目指す受験生から人気が高く、関関同立の法学部の中でも安定した難易度を維持しています。法律系科目だけでなく、社会問題や政治・経済への関心が求められるため、論理的思考力や読解力が重要になります。
また、法学部は就職実績を重視して志望する受験生も多く、金融・商社・メーカー・公務員など幅広い進路につながっている点も人気の理由の1つです。
教育学部の偏差値と特徴
| 学部名 | 偏差値 |
|---|---|
| 教育学部 | 52.5~55.0 |
関西学院大学の教育学部は、西宮聖和キャンパスに設置されており、幼児教育・初等教育・教育科学などを学べる学部です。教員志望者から高い人気を集めており、実践的な教育環境が整っている点が特徴です。
教育学部は、2009年に学校法人聖和大学との法人合併をきっかけとして開設されました。現在の教育学部は、聖和大学教育学部と関西学院大学文学部の教育学系を母体として設置されています。
合併から20年近い年月が経過したことで、「関西学院大学の教育学部」としての認知が全国的にも定着してきました。こうしたブランド力の向上も、近年の人気や偏差値上昇につながっている要因の1つと言えるでしょう。
また、西宮聖和キャンパスには幼稚園や、保育学科を擁する関西学院短期大学も併設されており、子どもと関わりながら学べる実践的な教育環境が整っています。教育現場を意識した学びができる点も、教育学部が支持される理由の1つです。
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関関同立の中での難易度比較
関西学院大学の難易度を正しく把握するためには、関関同立の中での立ち位置を知ることも重要です。ここでは、各大学との偏差値比較や併願戦略について解説します。
関関同立4大学の偏差値比較
関西学院大学は、関西の難関私立大学群「関関同立」の一角として知られています。関関同立とは、関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の4大学を指す総称で、関西私大の最難関グループとして位置づけられています。
その中でも関西学院大学は、国際系・社会科学系学部の人気が高く、特に国際学部や社会学部、法学部は高い偏差値帯と人気を維持しています。一方で、同志社大学は全体的にやや高難度、関西大学はやや受験しやすい傾向があり、立命館大学は学部によって難易度差が大きい点が特徴です。
また、「関西学院大学は東京でいうとどのレベル?」と疑問を抱く受験生も多く見られます。一般的には、関関同立は首都圏の「GMARCH」レベルと比較されることが多く、関西学院大学はその中でも青山学院大学や立教大学に近いイメージで語られるケースがあります。
特に、英語教育やブランドイメージ、キャンパスの雰囲気などから、青山学院大学と比較されることも少なくありません。ただし、学部ごとに難易度や入試方式が異なるため、単純比較ではなく、志望学部単位で検討することが重要です。
関関同立の受験スケジュールと併願戦略
関関同立を受験する場合は、各大学の入試日程を把握した上で、効率良く併願することが重要です。特に関西学院大学は、全学部日程・学部個別日程・大学入学共通テスト利用入試など入試方式が豊富で、併願しやすい大学として知られています。
関関同立の一般選抜は、例年2月上旬に集中しています。ただし、大学や学部によって試験日が分散しているため、スケジュールを調整することで複数大学を受験しやすい点が特徴です。
関関同立の一般選抜スケジュール目安
| 大学名 | 主な試験時期 |
|---|---|
| 関西大学 | 2月上旬 |
| 関西学院大学 | 2月上旬 |
| 同志社大学 | 2月上旬 |
| 立命館大学 | 2月上旬 |
関西学院大学と相性の良い併願パターン
関西学院大学では、全学部日程を活用した併願戦略が人気です。全学部日程は一度の受験で複数学部へ出願できるケースもあり、効率良く合格可能性を高められます。
代表的な組み合わせとして、以下が挙げられます。
| 受験パターン | 内容 |
|---|---|
| 関西学院大学+同志社大学 | 関西最難関私大を中心に受験する王道パターン |
| 関西学院大学+立命館大学 | 学部数・方式数を活かして受験機会を増やしやすい |
| 関西学院大学+関西大学 | 安全校も含めて幅広く出願しやすい |
| 関西学院大学+関関同立各大学の大学入学共通テスト利用 | 国公立大学との併願にも対応しやすい ※同志社大学は目標得点率が高いため注意 |
特に、同志社大学を第一志望とする受験生が関西学院大学を併願するケースや、逆に関西学院大学志望者が立命館大学・関西大学を組み合わせるケースは非常に多く見られます。
関西学院大学の併願減額制度
関西学院大学では、対象方式を併願した場合に入学検定料が減額される「併願減額制度」があります。
例えば、同一学部内・同一日程内で複数方式を組み合わせて出願することにより、2出願目以降の検定料負担を抑えながら受験機会を増やすことができます。そのため、全学部日程や学部個別日程、大学入学共通テスト併用日程などを組み合わせる受験生も少なくありません。
関関同立では、偏差値だけでなく「どの日程・方式を使うか」によって合格可能性が大きく変わります。
関西学院大学は入試方式が多いため、自分の得意科目や大学入学共通テストの結果に合わせて柔軟に出願戦略を組みやすい大学です。受験スケジュールを早めに整理し、無理のない併願計画を立てることが重要になります。
なお、大学入学共通テスト利用入試の1月出願は、大学入学共通テスト1日目の前日に出願が締め切られるため、自己採点後に出願先を決めることはできません。共通テスト利用を検討している場合は、事前に出願計画を立てておく必要があります。
関関同立について詳しくは下記もご参考にしてください。

関西学院大学の入試の特徴
関西学院大学の一般選抜では、全学部日程や学部個別日程、大学入学共通テスト利用入試など複数の方式が実施されています。ここでは、それぞれの特徴や違いについて解説します。
学部別の入試方式(2026年度)
関西学院大学では、学部ごとに複数の一般選抜方式が用意されています。全学部日程・学部個別日程・共通テスト併用日程・大学入学共通テスト利用入試など方式数が多く、自分の得意科目や受験スケジュールに合わせて出願しやすい点が特徴です。
また、文系・理系で必要科目が異なるため、受験前に各学部の科目構成を確認しておくことが重要です。
文系・理系で必要科目が異なる
関西学院大学の一般選抜では、文系学部は英語・国語・地歴・数学を中心とした3科目型が主流です。一方、理系学部では数学・理科が必要となります。
| 学部区分 | 主な必要科目 |
|---|---|
| 文系学部 | 英語・国語 ・地歴・数学 ※地歴と数学から1科目を選択する |
| 理系学部 | 英語・数学・理科 |
単純な偏差値だけでなく、必要科目数や学習負担も踏まえて難易度を考える必要があります。
一般選抜は「全学部日程」と「学部個別日程」が中心
関西学院大学の一般選抜では、「全学部日程」と「学部個別日程」が中心となります。どちらも関西学院大学受験の主軸となる方式ですが、特徴は大きく異なります。
全学部日程は「全国の試験会場」と「併願しやすさ」が特徴
全学部日程は、関西学院大学の一般選抜の中でも募集人数が多い代表的な方式です。例年2月上旬に実施され、西宮上ケ原キャンパスに加え、東京・名古屋・福岡など全国の複数都市に試験会場が設置されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施時期 | 例年2月上旬 |
| 試験会場 | 西宮上ケ原キャンパス+全国20都市以上の学外会場 |
| 特徴 | 募集人数が多く、併願しやすい |
全学部日程の大きな特徴は、受験機会を広げやすい点です。方式や日程を組み合わせることで複数回受験しやすく、関関同立併願層からも人気があります。
また、理系学部では「均等配点型」と「数学・理科重視型」の併願も可能で、対象方式では併願減額制度も適用されます。
学部個別日程は「配点や傾向の違い」が重要
学部個別日程は、学部ごとに配点や重視科目が異なる方式です。例年2月上旬に実施され、主に西宮上ケ原キャンパスを中心に行われます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施時期 | 例年2月上旬 |
| 試験会場 | 主に西宮上ケ原キャンパス ※東京以西に11の学外会場を設置 |
| 特徴 | 学部ごとに配点・重視科目が異なる |
学部個別日程の傾斜配点型では、学部ごとに重視される科目が異なります。例えば、文学部は国語重視、社会学部は選択科目(歴史・数学)選択の比重が高い、教育学部は英語・選択科目(歴史・数学)重視といった特徴があります。
ただし、「学部個別日程」という名称ではあるものの、純然たる学部専用問題ではない点には注意が必要です。原則として、同じ試験日に実施される学部・学科では共通問題が使用されます。
そのため、配点の違い・科目重視傾向の違い・合格最低点の差によって難易度や対策ポイントが変わる方式と言えるでしょう。
一般選抜では同一学部を複数回受験できる
関西学院大学の一般選抜では、同一学部を複数方式で受験できます。
全学部日程・学部個別日程・共通テスト併用日程・大学入学共通テスト利用入試などを組み合わせることで、同じ学部・学科でも複数回チャレンジ可能です。
特に第1志望の受験生は、複数方式を併願することで合格可能性を高めやすくなります。また、併願減額制度を利用すれば、入学検定料を抑えながら受験機会を増やせる点も特徴です。
大学入学共通テスト利用入試で合格確率アップを狙える
関西学院大学では、「大学入学共通テストを利用する入学試験」と「大学入学共通テスト併用日程」が用意されています。
| 方式 | 特徴 |
|---|---|
| 大学入学共通テスト利用入試 | 共通テストの得点のみで判定 |
| 大学入学共通テスト併用日程 | 共通テスト+関西学院大学独自試験で判定 |
大学入学共通テスト利用入試は個別試験が不要なため、大学入学共通テストで高得点を取れた受験生に有利な方式です。一方で、全国の受験生が出願しやすく、人気学部では高得点勝負になりやすい傾向があります。
大学入学共通テスト併用日程では独自試験も課されるため、大学入学共通テストと個別試験の両方を活かして合格を狙うことができます。
英語外部試験を利用できる方式もある
関西学院大学では、英検®などの英語外部試験を利用できる方式も実施されています。
対象となるのは、大学入学共通テスト利用入試の「英語資格・検定試験利用型」で、文系学部の3科目型および理系学部の3教科型が対象です。
一定基準以上の英語資格・検定試験スコアを満たすことで出願できますが、英語資格・検定試験は出願資格として扱われるものであり、大学入学共通テストの英語得点も合否判定に利用されます。そのため、英語が得意・英検®などで高スコアを取得している受験生に向いている方式と言えるでしょう。
関西学院大学の科目別傾向と対策
関西学院大学の一般選抜では、学部や方式によって配点や出題傾向が異なります。そのため、志望学部に合わせて重点科目を決め、効率良く対策を進めることが重要です。
また、関西学院大学は出題傾向に特徴があるため、過去問演習が非常に重要になります。特に学部個別日程では、試験日ごとの問題傾向を把握しておく必要があります。
英語の傾向と対策
関西学院大学の英語は、長文読解中心の出題が特徴です。文章量が比較的多く、内容一致や空所補充などを通じて、総合的な読解力が問われます。
関西学院大学の英語では、英単語・熟語の暗記だけでなく、英文解釈や長文読解演習までバランス良く進めることが重要です。特に、速読力と正確な内容把握力が求められるため、日頃から時間を測りながら長文読解演習を行うと良いでしょう。
また、関西学院大学では英検®などの英語外部試験の一定以上のスコアが出願要件となる方式もありますが、一般選抜では文法問題も一定数出題されています。英語外部試験で目標級やスコアを取得した後も、文法学習を継続することが重要です。
国語の傾向と対策
関西学院大学の国語は、現代文・古文が各1題ずつ出題される形式が中心です。論理的に文章を読み取る力が重視されており、単なる知識の暗記だけでは対応しにくい点が特徴です。
試験時間は75分のため、一見すると時間に余裕があるように見えます。しかし、実際には現代文・古文ともに本文が比較的長く、選択肢自体も長めです。また、脱文補充問題など思考力を要する問題も出題されるため、読解に時間を取られやすい傾向があります。
普段から時間を意識した演習を行い、「速く・正確に読む力」を鍛えることが重要です。現代文では、接続語や指示語、筆者の主張、段落構成を意識しながら論理展開を整理して読む練習が効果的です。
一方、古文では古文単語や助動詞、敬語、文法識別などの基礎固めが欠かせません。特に古文は、文法知識が読解速度に直結するため、基礎事項を早い段階で定着させておきたいところです。
また、関西学院大学の国語は設問数も比較的多いため、過去問演習を通じて時間配分に慣れておくことも重要になります。
数学(文系・理系)の傾向と対策
文系数学では、数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C(ベクトルのみ)を中心とした標準レベルの問題が出題されます。一方、理系数学では数学Ⅲまで含まれ、計算力や思考力がより重視される点が特徴です。頻出分野としては、数列・確率・微分積分・ベクトルなどが挙げられます。
また、関西学院大学の数学は、極端な難問よりも「標準問題を確実に解く力」が重視される傾向があります。典型問題を繰り返し演習しながら、計算ミス防止や解法パターンの整理を徹底することが重要です。
文系数学では、大問3題中2題が空所補充形式となっています。ただし、一般的なマーク式とは異なり、桁数などを推測できる形式ではないため、計算過程を正確に積み上げる力が求められます。
一方、理系数学では、大問4題中3題が空所補充形式となっており、文系以上に空所補充問題の比重が大きくなっています。また、2026年度入試では、数値や数式を選択するタイプのマーク式問題も新たに出題されました。今後の出題形式の変化にも注意しながら対策を進める必要があります。
地理歴史の傾向と対策
関西学院大学の地理歴史は、単なる用語暗記ではなく、「流れ」や「背景理解」が重視される点が特徴です。
日本史は、基本的にテーマ史型の大問で構成されています。一方、第1問では古代から近現代までを幅広く問う組合せ型の正誤判定問題が出題されるため、テーマ学習と並行して通史理解も必要になるので、計画的に正誤問題演習を進めることが重要です。
世界史もテーマ史型中心ですが、「誤りを含むものを選ぶ問題」の割合が高い点が特徴です。こうした出題傾向から、単語暗記だけではなく、因果関係や年代整理、似た用語の区別まで正確に押さえておく必要があります。
地理では、地図・統計・グラフを用いた問題が多く出題されます。また、気候・農業・工業・人口などを単独で暗記するのではなく、「なぜその地域で発展しているのか」という背景まで理解しておくことが重要です。
理科の傾向と対策
関西学院大学の理科は、教科書レベルの知識を土台にしつつ、記述力や思考力まで求められる点が特徴です。
物理の傾向と対策
物理は全問記述式で出題されます。途中過程の記述を求める問題や、物理現象を説明する記述問題も出題されますが、「計算欄は誤答時のみ参照するため、必ずしも記入不要」と明記されている点が特徴です。
公式暗記だけでなく、典型問題を正確に解き切る力が重要になります。
化学の傾向と対策
化学は大問数こそ3題程度ですが、各大問が総合問題形式となることが多く、出題範囲の網羅性が高い点に注意が必要です。
特に有機化学では、高分子分野からの出題比率が高い傾向があります。また、説明問題も出題されるため、教科書の内容を簡潔に説明できるよう準備しておきたいところです。
生物の傾向と対策
生物はオーソドックスな内容が中心ですが、全問記述式で、説明問題や描図問題も多く出題されます。
選択式問題だけを中心に対策してきた受験生は苦戦しやすく、用語暗記だけでなく「自分の言葉で説明する練習」が重要になります。
理科全体としては、難問対策よりも、まず教科書レベルを自分の言葉で説明できるくらいに完成させることが関西学院大学攻略の基本になります。
大学入学共通テスト利用入試で関西学院大学を狙う際のポイント
関西学院大学の大学入学共通テスト利用入試は方式数が多く、自分の得意科目や受験計画に合わせて出願しやすい点が特徴です。ここでは、各方式の特徴や出願時のポイントについて解説します。
大学入学共通テスト利用入試の特徴と注意点
関西学院大学の大学入学共通テスト利用入試は、方式数が非常に多い点が特徴です。一般入試と組み合わせることで、合格可能性を広げやすくなっています。
特に関西学院大学では、要求科目数の違いによって多くの方式が用意されており、他大学と比較しても非常に細かく複線化されている点が特徴です。
| 主な方式 | 特徴 |
|---|---|
| 3科目型・3教科型 | 私立専願の受験生向き 英語のリスニングが課される |
| 5科目型 | 国公立併願向き |
| 7科目型・8科目型 | 科目数が多い分、得点率はやや下がる傾向 |
大学入学共通テスト利用入試は、個別試験が不要であるため、全国の受験生が出願しやすく、高得点勝負になりやすい点には注意が必要です。
一方で、要求科目数が多い方式ほど、必要得点率が比較的下がる傾向があります。自分の得点傾向に応じて、高得点の3科目型を狙う、科目数を増やして得点率を下げるなど、自分に合った戦略を選ぶことが重要です。
また、学部ごとの差というより、「何科目型を選ぶか」によって難易度や向き不向きが大きく変わる点も、関西学院大学の大学入学共通テスト利用入試の特徴と言えるでしょう。
大学入学共通テスト利用で合格しやすい学部・方式の考え方
関西学院大学の大学入学共通テスト利用入試では、「どの学部を受けるか」だけでなく、「どの方式を選ぶか」が重要になります。
特に関西学院大学は、3科目型・5科目型・7科目型など方式数が多いため、自分の得意科目や得点バランスに合わせて出願戦略を立てやすい点が特徴です。
英語・国語が得意な受験生は3科目型、理科や社会も含めて安定して得点できる受験生は5科目型・7科目型、国公立大学との併願を考えている受験生は多科目型を選ぶなど、自分の強みを活かした出願が重要になります。
また、一般入試と大学入学共通テスト利用入試を併願する受験生も多く見られます。
| 併願パターン | 特徴 |
|---|---|
| 一般入試+大学入学共通テスト利用 | 合格機会を増やしやすい |
| 全学部日程+大学入学共通テスト利用 | 複数学部への出願と受験機会の拡大を同時に狙える |
| 国公立+大学入学共通テスト利用 | 私大併願として活用しやすい |
大学入学共通テスト利用入試は高得点勝負になりやすい一方で、方式選択によって難易度の感じ方も変わります。得点率だけでなく、「自分が安定して得点できる科目構成か」を意識して選ぶことが大切です。
まとめ
関西学院大学は、「関関同立」の一角として知られる、関西を代表する人気難関私立大学です。国際学部や法学部、社会学部などを中心に全国的な人気を集めており、学部ごとに偏差値や入試難易度にも違いがあります。
また、関西学院大学は入試方式が非常に多く、全学部日程や学部個別日程、大学入学共通テスト利用入試、大学入学共通テスト併用日程などを組み合わせながら、自分に合った受験戦略を立てられる点も特徴です。
関西学院大学合格を目指すには、志望学部ごとの特徴を理解したうえで、科目別対策や過去問演習を進めることが重要になります。さらに、方式ごとの特徴を踏まえながら併願戦略まで含めて準備することで、合格可能性を高めやすくなるでしょう。
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