2026/07/13

【2026年最新】甲陽学院中学校の偏差値と倍率は?入試情報・受験対策・大学合格実績まで徹底解説

甲陽学院中学校は、兵庫県西宮市にある私立の男子中高一貫校です。自由な校風のもとで自主性を育みながら、京都大学や医学部医学科へ多くの合格者を輩出しており、関西を代表する難関校として高い人気を集めています。

この記事では、甲陽学院中学校の偏差値や倍率をはじめ、入試情報、科目別の受験対策について詳しく解説します。

また、学費や大学合格実績も併せて紹介していますので、受験校選びや合格後のイメージ作りにぜひお役立てください。

甲陽学院中学校の偏差値|倍率の推移と合格ライン

甲陽学院中学校は、関西の難関男子校として知られており、兵庫県内では灘中学校に次ぐ偏差値を誇ります。合格を目指すには、倍率の推移や合格ラインを把握し、入試の難易度を正しく理解した上で、計画的に受験対策を進めることが重要です。

ここでは、甲陽学院中学校の偏差値や倍率の推移、合格ラインについて詳しく解説します。

甲陽学院中学校の偏差値目安は63

甲陽学院中学校の偏差値は、四谷大塚のデータによると63が目安となっています。兵庫県内では灘中学校に次ぐ2番目の高さであり、全国でもトップクラスの難関校です。

入試は2日間にわたって実施されるため、高い学力に加え、最後まで実力を発揮し続ける集中力も求められます。合格を目指すには、甲陽学院中学校の出題傾向に合わせた受験対策はもちろん、長時間にわたって安定して力を発揮できる集中力を、日ごろから鍛えておくことが大切です。

関西難関校との偏差値比較

関西の中学受験では、最難関校として、灘中学校・洛南高等学校附属中学校・東大寺学園中学校が広く知られています。

参考までに、関西屈指の難関校それぞれの偏差値を比較してみましょう。

学校名 ​​Aライン80偏差値
灘中学校 73
洛南高等学校附属中学校 62~69
​​西大和学園中学校 65~68
​​東大寺学園中学校 67~69
​​甲陽学院中学校 63
​​​​大阪星光学院中学校 ​​63
​​​​洛星中学校 ​​59~63

※参考:偏差値一覧|四谷大塚ドットコム

これらの学校は併願校の候補となることも多いため、併せて確認しておくと良いでしょう。ただし、灘中学校の入試は例年、甲陽学院中学校と同じ日程で2日間にわたって実施されるため、併願はできません。受験校を決める際には、注意が必要です。

甲陽学院中学校の倍率の推移

2026年度入試における、甲陽学院中学校の実質倍率は1.52倍でした。過去3年の実質倍率の推移は以下の通りです。

​​2026年 2025年 ​​2024年
受験者数 335名 319名 373名
​​合格者数 221名 ​​215名 220名
​​倍率 1.52倍 ​​1.48倍 1.70倍

※参考:入学考査成績概要|甲陽学院中学校

甲陽学院中学校の実質倍率は、他の難関校と比べるとやや低めの水準で推移しています。しかし、倍率が低めだからと言っても、合格が容易になるわけではないので注意しましょう。

甲陽学院中学校には学力レベルの高い受験生が多く集まり、試験問題の難易度も高い傾向にあります。倍率だけで判断するのではなく、合格を目指して徹底した受験対策に取り組むことが不可欠です。

合格者平均点と合格ラインの目安

甲陽学院中学校に合格するには、入試でどのくらいの得点力が必要なのか気になる方も多いでしょう。特に過去問演習を進める上では、合格ラインの目安を把握しておくことが重要です。参考として、2026年度入試の合格者平均点を以下にまとめました。

​​配点(2日間合計) 合格者平均点
算数 200点 ​​145.4点
​​国語 200点 ​​118.9点
​​理科 100点 ​​55.2点
​​総合 500点 ​​319.4点

※参考:入学考査成績概要|甲陽学院中学校

算数の平均点が高いことから、算数の得点が合否に大きく影響することがわかります。ただし、全体的に高得点での争いとなるため、「算数ができれば良い」「苦手科目は他の科目で補えば良い」という考え方では通用しません。

合格を目指すには、全科目でバランス良く得点を重ねることが求められます。さらに、1日目から2日目にかけてパフォーマンスを落とさない集中力も、重要なポイントとなるでしょう。

イメージ
苦手分野をなくすことが、合格への近道です

甲陽学院中学校のような難関校には、実力の高い受験生が多く集まります。
その中で合格を掴むには、弱点を残さないことが大切です。
トライの個別指導で苦手分野を徹底的に克服し、合格を目指しましょう。


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甲陽学院中学校の入試概要|日程・科目・配点

ここからは、甲陽学院中学校の入試日程や試験科目、配点などの入試概要について解説します。

甲陽学院中学校の入試は2日間にわたって実施され、他校とは異なる特徴があります。また、受験機会は1回のみのため、事前に入試情報をしっかり確認しておきましょう。

甲陽学院中学校の入試は2日間

甲陽学院中学校の入試は2日間実施され、両日受験することが必須となっています。入試日程は、例年、関西圏の中学受験における統一入試日の1日目・2日目です。関西圏の私立中学校では、例年1月中旬の土曜日に入試が解禁となり、多くの受験生がこの日から数日間にわたって複数校を受験します。

甲陽学院中学校の試験は両日とも午前中に終了するため、午後に別の学校を受験することも可能です。

合格発表は、2日目の試験翌日の午後4時に校内の「光の庭」に掲示され、その30分後に出願専用サイトでも公開されます。合否結果によって、その後の受験スケジュールが変わることもあるため、合格発表の日時まで含めて受験計画を立てておくと良いでしょう。

入試科目は3教科|配点と試験時間

甲陽学院中学校の入試科目は、1日目が算数・国語・理科の3教科、2日目が算数・国語の2教科です。各科目100点満点、試験時間は55分となっています。

算数と国語は2日間で200点、理科は100点の配点となっており、総得点は500点満点です。

入試日による違い|理科は1日目のみ

入試の1日目と2日目の違いは、理科が1日目のみ実施されることです。同じ関西の難関校である灘中学校では、1日目と2日目で問題構成が大きく異なると言われていますが、甲陽学院中学校では、算数と国語いずれも出題形式や傾向に大きな違いは見られません。

合否は2日間の総得点で判定されるため、両日とも安定して実力を発揮することが重要になります。日ごろから、集中力やメンタルを維持する力も意識して鍛えておくと良いでしょう。

甲陽学院中学校の科目別受験対策|過去問演習が重要

甲陽学院中学校の入試は、難関校らしく高い学力と思考力が求められます。しかし、出題分野や問題形式には一定の傾向が見られるため、科目ごとの特徴を理解し、過去問演習を重ねることで、効率的に受験対策を進められるでしょう。

ここからは、科目別の出題傾向と対策に加え、過去問の効果的な活用方法について解説します。

算数|途中式や作図も丁寧に書けるように

算数では、図形・数列・速さの単元が頻出傾向にあります。これらの分野は基礎を確実に固めた上で、応用問題にも対応できる力をつけておきましょう。特に図形分野は出題割合が高く、合否を左右する重要な単元であるため、重点的な対策が欠かせません。

また、解答欄には途中式や作図、考え方を記入するスペースが設けられているため、答えに至るまでの過程を丁寧に書く習慣を、日ごろからつけておきましょう。ミスの防止につながるだけでなく、本番で最後まで解き切れなかった場合でも、部分点を取れる可能性が高まります。

また、問題の並び順は年度によって異なり、前半に難問が配置されることもあります。難問に時間をかけすぎないよう、問題の難易度を素早く見極め、解く順番や時間配分を判断する練習も行っておきましょう。

国語|読解力と記述問題への対応力を養う

国語は、説明文と物語文の大問2題で構成されています。例年、出版から間もない近年の作品の中から比較的難易度の高い内容から出題されており、内容の理解や登場人物の心情把握に高度な読解力が求められます。

また、記述問題が全体の半分近くを占めており、100字程度のものから字数制限のないものまで、形式もさまざまです。合格ラインを目指すには、こうした記述問題にいかに対応できるかが大きなカギとなります。

記述問題は自己採点が難しいため、添削指導を受けながら演習を重ねると、より効率良く実力を伸ばすことができます。本番では部分点が取れる可能性もあるため、空欄のまま提出しないことを心がけましょう。

さらに、高度な読解力をつけるためには、読書習慣をつけることも大切です。読むスピードが向上するだけでなく、文章の要点を整理する力や、論理的に解答を導く力も養われます。出題レベルに合わせて、やや難易度の高い書籍にも積極的に触れておくと良いでしょう。

理科|計算問題は公式の成り立ちまで理解しておく

理科は、物理が2題、化学が2題、生物と地学がそれぞれ1題の大問6題構成となっています。幅広い分野からバランス良く出題されるため、苦手分野を作らず、漏れのない対策を進めることが大切です。

中でも重点的に対策をしておきたい分野が、物理と化学の計算問題です。力学や水溶液など、複雑で難易度の高い問題が例年出題されています。解き方を暗記するだけでは対応が難しいため、公式の成り立ちを理解し、応用できる力をつけておきましょう。

一方、生物と地学は知識問題が中心となります。これらの問題を正確かつ素早く解き、難易度の高い計算問題に十分な時間を確保できるよう、日ごろから時間配分を意識した演習を行うことも重要です。

過去問演習で出題傾向に慣れることが重要

甲陽学院中学校の入試問題は、出題分野や形式に一定の傾向があります。そのため、過去問演習を通じて出題傾向や問題形式に慣れておくことが、非常に効果的な受験対策となります。

算数では、頻出単元と難易度を把握し、解くべき問題の優先順位を見極める力を養いましょう。国語は、記述問題の傾向を掴むことが重要です。理科は、知識問題と難しい計算問題の時間配分を意識しましょう。

過去問は最低でも5年分、可能であれば10年分に取り組み、本番を想定した演習を重ねておきましょう。

甲陽学院中学校の概要と学費

兵庫県西宮市に位置する甲陽学院中学校・高等学校は、私立の男子中高一貫校です。高校からの生徒募集は行っておらず、中学校入学から6年間にわたって一貫した教育が行われています。

ここでは、甲陽学院中学校・高等学校の教育環境や学費についてご紹介します。

中高一貫6年間の教育体制とカリキュラム

甲陽学院中学校・高等学校では、学年担任が原則として持ち上がりとなるため、生徒の学力と精神面の両方を、6年間にわたって継続的に見守ってくれる環境が整っています。

また、進路や成績、文系・理系によるコース分けを行わず、平等なクラス編成を採用していることも特徴です。

学習面では、数学の授業の進度が速いことで知られており、中学1年生で中学課程を修了し、中学2年生で高校1年生の数Ⅰ・A、中学3年生で高校2年生相当の内容まで学習が進みます。

さらに、予習と復習を重視する方針をとっており、補習制度はありません。必要に応じて個別に指導を受けられる環境はありますが、日ごろから自分で学習計画を立て、主体的に学習を進める姿勢が求められます。

そのため、学校や先生による手厚い管理よりも、自主性を持って学びたいという生徒が向いている学校と言えるでしょう。

中学校と高等学校は別校舎

甲陽学院中学校・高等学校は中高一貫校ですが、発達段階に応じた教育環境を整えるという方針から、中学校と高校の校舎は離れた場所に設けられています。

中学校の最寄り駅は、阪神「香櫨園駅」ですが、JR「さくら夙川駅」・阪急「夙川駅」からもアクセス可能です。複数の路線が利用できるため、大阪方面や神戸方面からも通学しやすいでしょう。

また、中学校には制服がありますが、高校では私服通学が認められており、頭髪に関する厳しい規則も設けられていません。高校へ入学すると、自由な校風へと環境が大きく変化します。

甲陽学院中学校の学費目安

2025年度における甲陽学院中学校の学費は、以下の通りです。なお、学費は改定される可能性があるため、あくまで目安としてご参照ください。

入学手続き時納入金

入学金 240,000円
​​施設設備資金 ​​260,000円
学用品等購入費 ​​70,000円
合計 570,000円

年学費

授業料 420,000円
​​教育充実費 171,000円
冷暖房費 ​​24,000円
施設設備維持管理費 98,000円
​​育友会費 ​​12,000円
生徒会費 ​​6,000円
野外活動・教材費等 200,000円
​​合計 931,000円

高校入学時納入金

高等学校入学金 120,000円
​​施設設備資金 ​​162,000円
学用品等購入費 ​​18,000円
合計 ​​300,000円

※参考:2026年度募集要項|甲陽学院中学校

甲陽学院中学校では、寄付金や学債を求められることはありません。ただし、内部進学の場合でも、高校へ入学する際には別途入学時納入金が必要となります。

正式な学費については、合格発表後に合格者向けの資料で案内されます。前年度の金額については、募集要項を参考にすると良いでしょう。

甲陽学院中学校・高等学校の合格実績

2026年度入試における、甲陽学院中学校・高等学校の現役合格実績は以下の通りです。

国公立大学

東京大学 29名
​​京都大学 ​​33名
神戸大学 ​​16名
​​国公立大学合計 ​​127名
内 医学部・医学科 32名

私立大学

早稲田大学 7名
​​慶應義塾大学 ​​5名
同志社大学 ​​6名
​​私立大学合計 ​​35名

※参考:大学入試合格情報|甲陽学院中学校・高等学校

国公立大学への進学者が多く、中でも京都大学には毎年多くの合格者を輩出しています。また、国公立大学の医学部医学科への進学実績が高いことも特徴です。

こうした優れた合格実績を支えているのは、6年間の充実した教育環境に加え、自由な校風のもとでも、生徒一人ひとりが自主性と責任感を持って学習に取り組む姿勢にあります。その過程で培われる高い自己管理能力もまた、好実績につながる大きな要因と言えるでしょう。

まとめ

甲陽学院中学校は関西を代表する難関校であり、合格を目指すには高い学力と応用力が求められます。一方で、出題分野や問題形式には一定の傾向が見られるため、頻出単元を重点的に対策し、過去問演習を通じて出題傾向に慣れておくことが合格への近道となるでしょう。

しかし、難関校の受験対策では、自分では気づきにくい苦手分野があったり、なかなか得点が伸びずに悩んだりすることも少なくありません。

トライなら、一人ひとりの学習状況や志望校に合わせた指導により、苦手分野を効率良く克服できます。さらに、得意分野を伸ばしながら、合格に必要な力を着実につけることも可能です。

甲陽学院中学校への合格を目指すなら、ぜひトライで受験対策を始めましょう。

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