2026/09/16

【2026年最新】芝中学校の偏差値と倍率は?受験対策から進学実績まで解説

芝中学校は、東京都港区芝公園に位置する、中高一貫教育を行う私立の男子校です。2026年に創立120年を迎える伝統校であり、国公立大学や難関私立大学への合格者を多数輩出する進学校としても高い評価を受けています。

本記事では、芝中学校への合格を目指す受験生と保護者様に向けて、最新の偏差値や倍率、入試傾向、科目別の受験対策まで徹底解説します。芝中学校の受験を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

芝中学校の偏差値・倍率から見る人気の理由と難易度

芝中学校は、一定以上の学力が求められる難関校でありながら、毎年多くの受験生を集めています。ここでは、偏差値や倍率の推移をもとに、芝中学校の人気の高さや難易度について詳しく解説します。

芝中学校の偏差値は59~64が目安

芝中学校の偏差値は、四谷大塚のデータによると59~64が目安です。入試は2回実施され、第1回の偏差値は59、第2回は64となっています。都内の私立男子校の中でも、比較的高い偏差値帯に位置すると言えるでしょう。

第2回のほうが高くなる理由は、最難関校を第一志望として受験した層が集まりやすいためと考えられます。こうした傾向を踏まえた上で、自分の学力とのバランスを考慮しながら、受験日程を検討していくことが大切です。

※参考:偏差値一覧|四谷大塚ドットコム

同レベル帯の併願校との偏差値比較

芝中学校と同じレベル帯とされ、併願校としても選ばれやすい学校の偏差値を比較してみましょう。

学校名 ​​偏差値
海城中学校 65~67
本郷中学校 61~66
攻玉社中学校 57~63

※参考:偏差値一覧|四谷大塚ドットコム

これらの学校は、芝中学校と同様に、開成中学校・麻布中学校・武蔵中学校の「男子御三家」と呼ばれる最難関校と比較すると、やや易しいレベル帯に位置しています。しかし、いずれも都内の私立男子校の中では上位に入る難関校であることに変わりはありません。

併願校を決める際には、偏差値だけでなく、入試日程や難易度、学校の教育方針・校風などを含めて総合的に判断しましょう。

芝中学校の倍率推移

芝中学校の入試における、直近3年間の倍率推移は以下の通りです。なお、倍率は受験者数を合格者数で割った実質倍率を参考にしています。

年度 ​​第1回入試 ​​第2回入試
2026年 2.6倍 3.3倍
2025年 2.5倍 2.8倍
2024年 2.8倍 3.4倍

※参考:2026年度 中学入試結果|芝中学校
    2025年度 中学入試結果|芝中学校
    2024年度 中学入試結果|芝中学校

近年は倍率に大きな変動が見られず、一定水準で推移しています。倍率が安定していることから、芝中学校は継続的に受験生から選ばれている人気校であると言えるでしょう。

また、第1回よりも第2回のほうが、倍率が高くなる傾向が続いています。芝中学校を第一志望とする場合は、合格の可能性を少しでも高めるために、第1回を受験するのも有効な戦略の1つです。

芝中学校の合格ラインの目安

芝中学校の入試では、どのくらいの得点力が必要になるのか、合格ラインが気になる方も多いでしょう。合格ラインの目安となる、2026年度入試の合格者平均点は以下の通りです。

科目(満点) ​​第1回入試 ​​第2回入試
国語(100点) 52.5点 50.2点
算数(100点) 53.1点 67.1点
理科(75点) 49.9点 51.3点
社会(75点) 54.2点 43.4点
合計(350点) 209.5点 211.9点

※参考:2026年度 中学入試結果|芝中学校

4科目の平均点を比較すると、国語は他の科目よりも低い傾向にあることがわかります。記述問題が多く、高い読解力と記述力が求められるため、十分な対策が必要です。一方、算数は平均点がやや高くなっており、高いレベルでの競争が想定されます。

合格を目指すには、特定の科目を苦手にしないことが重要です。各科目の出題傾向を把握し、バランス良く得点力を高める受験対策が求められるでしょう。

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芝中学校の基本情報|教育環境と学費

芝中学校・高等学校は、増上寺の僧侶養成機関を起源とする、浄土宗系の私立男子校です。6年間の中高一貫教育を行っており、生徒の自主性を大切にする自由な校風で知られています。

ここでは、芝中学校の特徴に加え、気になる学費についても紹介していきましょう。

芝中学校の充実した学習環境とアクセス

芝中学校の校舎は、地上8階・地下1階建てで、芸術棟や全天候型グラウンドなどの施設・設備が整っています。隣には緑豊かな芝公園もあり、都心にありながら、充実した校内施設と豊かな自然環境の両方を備えているのが魅力です。

また、アクセス可能な最寄り駅は5つあり、通学面にもめぐまれています。各駅からのアクセスは以下の通りです。

  • 東京メトロ日比谷線「神谷町」:3番出口 徒歩5分
  • 都営地下鉄三田線「御成門」:A5出口 徒歩7分
  • 都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門」:A6出口 徒歩15分
  • 都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」:赤羽橋口 徒歩10分
  • JR・東京モノレール「浜松町」:北口 徒歩18分

生徒の自主性を重視する中高一貫教育

芝中学校では「遵法自治」と「共生」を教育理念に掲げ、生徒の自主性と協調性を重視しています。自由な校風で知られていますが、生徒たちはやるべきことにはきちんと取り組むなど、メリハリのある学校生活を送っている点も特徴です。

学習面では先取り学習を取り入れており、高校2年生までに高校課程のほとんどを修了します。また、主要教科だけでなく、音楽や家庭科などの技術教科も含めたすべてを主要教科と位置づけ、幅広い学びに力を入れています。

このように、生徒の意思を尊重する学校方針のもと、生徒一人ひとりが自分のやりたいことを追求できる環境が整っていることが、芝中学校の魅力と言えるでしょう。

芝中学校の学費と初年度納入金

2025年度における芝中学校の学費と初年度納入金の内訳は、以下の通りです。2026年度以降は内容が改定される可能性があるため、最新の情報は学校へご確認ください。

入学時

入学金 300,000円

学納金

授業料 498,000円
施設維持費 72,000円
設備費 136,200円
教育充実費 43,200円

その他納付金

PTA会費 9,600円
後援会費 24,000円
教材費預り金 50,000円
生徒会費 4,500円
修学旅行積立金 24,000円
その他 3,300円

※参考:2026年度 生徒募集要項|芝中学校

2025年度実績では、学納金と納付金の年額合計は864,800円でした。これらに加えて、入学時には学習端末費用が別途必要となり、高校進学時には所定の入学金が必要になります。これらの費用についても、事前に把握しておくと安心でしょう。

芝中学校・高等学校の進学実績

芝中学校・高等学校は、東京大学をはじめとする国立大学や、難関私立大学、医学部医学科など、幅広い大学への合格実績を誇る学校です。こうした高い進学実績の背景には、生徒の自主性を尊重した進路指導があります。

ここでは、主な大学の合格実績および進学実績と、生徒一人ひとりの進路選択を支える進路指導について紹介します。

芝中学校の主な大学合格実績

2026年度における、芝中学校・高等学校の主な大学現役合格実績および進学者数は以下の通りです。

国公立大学

大学名 ​​合格者数 ​​進学者数
東京大学 18名 18名
京都大学 1名 1名
北海道大学 9名 9名
東北大学 7名 7名
一橋大学 3名 3名
合計 79名 70名

私立大学

大学名 ​​合格者数 ​​進学者数
慶應義塾大学 65名 20名
早稲田大学 103名 29名
明治大学 91名 7名
東京理科大学 76名 6名
上智大学 38名 5名

さらに、医学部医学科へ65名の合格者を輩出するなど、優れた実績を誇っています。特定の学校や文系理系に偏ることなく、幅広い実績を上げている点も特徴です。

生徒の自主性を尊重する芝中学校だからこそ、生徒一人ひとりが自分に合った多様な進路を実現できていると言えるでしょう。

※参考:令和8年度入試 大学合格者数・進学者数|芝高等学校
    会員校だより 芝中学校芝高等学校|読売新聞

自主性を大切にした進路指導

優れた進学実績を支えている背景には、充実した進路指導があります。中学1年生から進路について考える機会が設けられ、高校生になるとより本格化し、進学イベントなども実施されます。

進路指導において、学校が進路を強制することはありません。「自分の人生は自分で決める」という方針のもと、生徒の自主性を大切にし、生徒の考え方や将来の夢に寄り添った進路選択を支援しています。

学校による手厚いサポートに加え、お互いに高め合える仲間が身近にいることも芝中学校の魅力です。自分らしい進路を見つけ、実現に向けて努力できる環境が進学実績にも繋がっています。

芝中学校の入試情報

芝中学校を受験するなら、入試日程や募集人数、試験科目などの入試情報を事前に確認しておくことが大切です。ここでは、芝中学校の入試情報を詳しく紹介します。

また、芝中学校・高等学校は高校からの生徒募集を行わない完全中高一貫校です。

例年の入試日程と合格発表

芝中学校の入試は2回実施され、例年、2月1日と2月4日に行われています。試験科目などの内容は両日とも同じで、いずれも試験は午前に終了するスケジュールです。

合格発表は、入試日当日の夜に志願者サイトへ掲載されます。当日に合否を確認できるため、翌日以降の受験スケジュールも調整しやすくなるでしょう。

また、芝中学校の第2回入試は、出願締め切りが入試日前日の12:00となっています。そのため、第1回入試の結果を確認した上で、第2回入試への出願を検討することも可能です。こうした特徴も考慮しながら、受験日程をあらかじめ計画しておくと良いでしょう。

入試科目・配点・試験時間

芝中学校の入試科目と、各配点・試験時間は以下の通りです。

科目 ​​配点 ​​試験時間
算数 100点 50分
国語 100点 50分
理科 75点 40分
社会 75点 40分

芝中学校の入試は4科目で実施され、中でも、配点と試験時間が多い算数と国語は、合否に与える影響が大きい科目と言えます。

受験対策では4科目をバランス良く学習することが基本ですが、算数と国語にはより重点を置き、得点力を高めておきましょう。

芝中学校入試の出題傾向

芝中学校の入試問題は、全体的に思考力や記述力が求められる傾向にあります。問題の難易度は標準から応用まで幅広く、問題文から必要な情報を整理し、論理的に考えながら答えを導く力が必要です。記述問題も多いため、知識の暗記だけでは対応できないでしょう。

出題傾向や問題形式は近年大きな変化はなく、安定していますが、だからといって簡単であるというわけではありません。過去問を活用して出題傾向や問題形式に慣れ、芝中学校の入試に必要な思考力や記述力をつけておくことが重要です。

芝中学校に合格するための科目別受験対策

芝中学校の入試では、知識だけでなく思考力や記述力が問われる傾向があるため、科目ごとの特徴を踏まえた対策が欠かせません。合格を目指すには、頻出分野や出題傾向を理解し、効率良く学習を進めることが重要です。

ここでは、科目ごとに効果的な受験対策を解説します。

算数|思考力を要する応用問題への対応力をつける

算数は、これまで大問が8~10問と多い傾向にありましたが、2026年度入試では5問でした。速さ・場合の数・図形が頻出単元ですが、幅広い分野から出題されるため、特定の単元を苦手にしないよう、バランス良く対策しておきましょう。

後半には、思考力が求められる難易度の高い問題が出題されます。対応するためには、問題文から必要な情報を整理し、作図やグラフを活用しながら解き方を見つける練習が重要です。

また、解答用紙には答えのみを記入し、途中式を書く欄はありません。算数は他の科目と比べて高得点での競争になりやすく、得点差がつきやすい傾向があります。日ごろから計算ミスや見落としなどのケアレスミスを防ぐ意識を持ち、正確に解答する力をつけておきましょう。

国語|記述問題に備えて読解力と要約力を養う

国語は、漢字語句が2題、説明文と物語文の長文読解が各1題という構成です。語句や知識問題を除くほとんどの設問が記述式となっており、芝中学校の国語では、記述問題への対策が得点力を左右するカギとなります。

記述問題の字数は30~60字程度のものから100字程度まで幅広く出題されます。文章を正確に読み取る読解力に加え、解答に必要な内容を整理し、根拠を踏まえて簡潔にまとめる要約力をつけておきましょう。可能であれば、芝中学校の出題傾向を理解したプロ講師による添削指導を受けると、効率良く対策を進められます。

また、長文読解の文章量は7,000~8,000字程度と多く、限られた試験時間の中で最後まで解き切るには、高い読解力が求められます。国語は合格者平均点が比較的低い傾向にあるため、記述対策の演習を重ねて得点力を高めることが、合格へと近づくポイントになるでしょう。

理科|暗記に頼らず現象や成り立ちまで理解しておく

理科では、物理・化学・生物・地学の分野からバランス良く出題されます。全体的に、図表やグラフからデータを読み取ったり、実験や観察について考察したりと、思考力が問われる問題が多く、知識の暗記だけでは対応できません。受験対策としては、資料を活用しながら、現象の成り立ちへの理解まで深めておくことが重要です。

また、計算問題もあり、過去には電熱線の分野や、化学反応の実験と組み合わさった問題など、他校ではあまり見られない芝中学校独自の問題も出題されています。過去問を活用し、こうした計算問題の傾向に慣れておくと良いでしょう。

社会|資料や地図帳を活用した学習を進める

社会は、地理・歴史・公民と時事問題・記述問題の大問4題構成です。地理では統計資料を読み取る問題が頻出のため、基本的な知識だけでなく、地図やグラフなどの資料を活用した学習にも取り組みましょう。

歴史では、過去に芝周辺の歴史に関する問題が出題されたことがあります。増上寺や愛宕神社など、学校周辺にゆかりのある史跡や歴史についても理解を深めておくと安心です。公民では時事問題も出題されるため、日ごろからニュースに触れ、自分なりの考えをまとめる練習をしておきましょう。

また、最後の大問では、分野を問わず、課題文に対して100字程度で自分の考えを述べる記述問題が出題されます。国語で培った記述力も活用できるため、教科を横断した対策を意識すると効果的です。

まとめ

芝中学校は、自由な校風の中で主体的に学び、自分の考えを深めたい生徒に適した学校です。一方で、高い進学実績を誇る人気校でもあるため、合格するためには基礎力だけでなく、応用力や思考力をつけることが欠かせません。

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