拓殖大学は5学部15学科を擁する総合大学で、文系学部が集まる文京キャンパス(東京都文京区)と、自然豊かで広大な八王子国際キャンパス(東京都八王子市)の2つのキャンパスがあります。独自の留学制度や高い就職実績など、実学に強い点が魅力です。
この記事では、拓殖大学の最新偏差値データや首都圏の大学との難易度比較、さらには合格を勝ち取るための入試対策について解説します。
拓殖大学の学部別偏差値ランキング一覧
拓殖大学への合格を目指すにあたって、各学部の偏差値と大学入学共通テスト得点率を確認していきましょう。学部ごとの細かな数値を知ることで、現在の自分の学力との差が見えてきます。
拓殖大学の文系学部
| 学部 | 偏差値 | 大学入学共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 商学部 | 40.0~42.5 | 58~64% |
| 国際学部 | 37.5 | 54~57% |
| 外国語学部 | 35.0~37.5 | 54~60% |
| 政経学部 | 35.0~37.5 | 51~61% |
拓殖大学の理系学部
| 学部 | 偏差値 | 大学入学共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 工学部 | 35.0~40.0 | 45~55% |
※参考:拓殖大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net
現在の拓殖大学全体の偏差値帯は35.0~42.5で、大学入学共通テスト得点率は45~64%が合格の目安になっています。
一番高い偏差値帯にあるのは商学部です。商学部は拓殖大学の中でも伝統的に人気があり、比較的偏差値が高めになる傾向があります。一方で、工学部や外国語学部は落ち着いた偏差値になっており、学科によっては挑戦しやすい難易度です。
受験勉強で何から手をつけていいのかわからない…そんな拓大志望者の方はいませんか。
大切なのは志望校合格から逆算したオーダーメイドカリキュラムです。
トライでは一人ひとりに合わせた対策を提供しています。
拓殖大学の難易度|大東亜帝国や日東駒専との立ち位置は?
多くの受験生が気になるのが、他大学と比べたときの拓殖大学の立ち位置ではないでしょうか。ここでは、関東の有名私立大学グループである大東亜帝国や日東駒専との偏差値を比較し、拓殖大学の難易度を深掘りしていきましょう。
拓殖大学の難易度
拓殖大学全体の偏差値は35.0~42.5に位置しており、大学受験全体で見ると「中堅からやや易しめ」のレベルに分類されます。基礎的な知識をしっかりと積み重ねていけば、十分に合格を狙える大学です。手が届かない難関校では決してないため、基礎固めや過去問演習を中心とした手堅い受験勉強が実を結びやすいと言えます。
大東亜帝国との偏差値比較
大東亜帝国(大東文化・東海・亜細亜・帝京・国士舘)各校と拓殖大学を比較してみましょう。
| 大学 | 偏差値 | 大学入学共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 大東文化大学 | 35.0~47.5 | 42~73% |
| 東海大学 | 35.0~50.0 (医学部65.0) |
37~72% (医学部83%) |
| 亜細亜大学 | 35.0~42.5 | 42~72% |
| 帝京大学 | 35.0~50.0 (医学部65.0) |
42~74% (医学部90%) |
| 国士舘大学 | 35.0~50.0 | 53~73% |
※参考:河合塾Kei-Net
偏差値帯だけで見ると、拓殖大学は大東亜帝国の下位から中位の学部と重なるレベルにあります。
大東亜帝国について詳しくは以下の記事をご覧ください。

日東駒専との偏差値比較
続いて、ワンランク上の大学グループである日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)との比較です。
| 大学 | 偏差値 | 大学入学共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 日本大学 | 35.0〜57.5 ※医学部65.0、生物資源科学部獣医学科62.5 |
40~76% ※医学部と生物資源科学部は大学入学共通テスト利用入試を実施していない |
| 東洋大学 | 42.5〜60.0 | 56~87% |
| 駒澤大学 | 42.5〜55.0 | 55~77% |
| 専修大学 | 42.5〜57.5 | 59~81% |
※参考:河合塾Kei-Net
日東駒専の下位から中位の学部と比較した場合、拓殖大学はやや下か同程度という位置になります。
全体的には日東駒専の下位層の偏差値帯と重なっているため、拓殖大学はこれらの大学の併願校として選ばれやすいと言えるでしょう。
日東駒専について詳しくは以下の記事をご覧ください。
拓殖大学ではどの学部が入りやすい?狙い目学部
拓殖大学の中で比較的入りやすい狙い目の学部は、偏差値が35.0〜37.5の政経学部と外国語学部です。
特に外国語学部は、偏差値が比較的落ち着いていながら、グローバルな学びができる環境が整っている点が魅力の学部です。語学や国際関係に興味がある受験生にとっては狙い目の学部となるでしょう。
拓殖大学の入試の特徴
拓殖大学の一般選抜には、全学部統一全国選抜、2月前期選抜(A・B・C日程)、全学部統一2月後期選抜、そして全学部統一3月選抜の4つの入試方式があります。
ここでは、それぞれの試験の特徴やメリットについて解説します。
全学部統一全国選抜
2月1日に実施される全学部統一全国選抜は、2教科型試験で合否判定する方式です。試験会場が全国17会場(ただし関西地方と中国・四国地方には試験会場が設置されない)に設置されるため、わざわざ東京のキャンパスまで足を運ばずに地元で受験できます。
ただし、八王子国際キャンパスに所在する学部を志望する場合でも、全学部統一全国選抜を除いて八王子国際キャンパスでの受験は出来ず、文京キャンパスでの受験が必須となるので注意しましょう。
さらに、1日の試験で複数学科の併願ができるほか、文系学部であれば工学部のデザイン学科との併願も可能です。英語外部試験のスコアも利用でき(得点換算型)、全学部で特待生制度の対象試験となっています。
2月前期選抜(A・B・C日程)
2月前期選抜は2月3日・4日・5日の3日間にわたり、文京キャンパスで行われる3教科型の試験です。試験日自由選択制を導入しており、都合の良い日を選べるだけでなく、最大で3日間連続受験も可能です。
商学部、政経学部、工学部では、同一学部内の第2志望学科を無料で登録できる制度があるのも魅力的です。2月前期選抜も英語外部試験が利用可能(得点換算型)で、全学部で特待生制度の対象です。
全学部統一2月後期選抜
2月20日に文京キャンパスで実施される2教科型の入試方式です。2月上旬までに発表された合否結果を踏まえてからでも出願を検討できるため、受験戦略において重要な入試方式です。
全国選抜と同様に、1日の試験で複数の学科を併願することが認められており、文系学部と工学部デザイン学科の併願もできます。この方式でも英語外部試験のスコアを活用(得点換算型)することが可能です。
全学部統一3月選抜
3月4日に文京キャンパスで行われる年度内終盤の2教科型試験です。他の大学の入試結果が出揃った後でも挑戦できるケースが多いため、最後まで諦めずに合格を目指す受験生にとって貴重な受験の機会となります。
こちらも1日で複数学科の併願が可能であり、文系学部と工学部デザイン学科の併願ルートも開かれています。英語外部試験のスコア利用も認められている(得点換算型)ため、手持ちの資格があれば有利に戦えるでしょう。
拓殖大学合格のための入試対策
拓殖大学に合格するためには、闇雲に勉強するのではなく、出題傾向に合わせた戦略が必要です。ここでは、拓殖大学の合格ラインに到達するための2つのポイントをまとめました。
軸になる科目を見極める
文系4学部(商・政経・外国語・国際)の一般入試では、英語と国語が必須科目となるため、この2教科を重点的に対策しなければなりません。
一方で工学部は、選択する入試方式によって受験科目が変わります。基本的には英語と数学の2つが合否を分ける軸になるため、この2科目の基礎固めを徹底することが合格への近道です。
ただし工学部は、2月前期選抜以外は英語なしでの受験が可能で、大学入学共通テスト利用選抜の前期2教科型も英語なしで受験できるため、英語が苦手な受験生は入試方式の見極めが大切になってきます。
いずれにせよ、入試の軸になる科目を明確にし、重点的に学習するように心掛けましょう。
大学入学共通テスト利用選抜も視野に
一般入試だけでなく、大学入学共通テスト利用選抜を組み合わせることも合格率を高めるポイントです。
拓殖大学では2教科型・3教科型・4教科型から選ぶことができ、大学入学共通テストの自己採点をして手応えを見てから出願できます。
さらに、入学検定料は複数の学科に出願しても10,000円という一律の定額制が導入されているため、費用を抑えながら受験のチャンスを確保できます。なお、3教科型については2月25日が出願締切となっている後期募集もあります。
拓殖大学の主要科目別対策(一般入試)
ここからは、拓殖大学の一般入試で合否のポイントとなる英語と国語の具体的な出題傾向と、今すぐ実践できる勉強法について解説します。
英語
全学部統一全国選抜では、長文読解問題、対話文の空所補充、短いやり取りの対話問題、文法、同意語句選択、整序英作文の計6題で構成されています。2月前期選抜では、長文読解2題、対話文空所補充、文法問題、整序英作文の5題構成で、どちらの方式もマークシート式での解答です。
対策としては、標準的な単語や文法の学習が必要です。基本的な単語や文法を習得すると、文法問題、整序英作文に対応できます。また、拓殖大学の英語にはイディオムの知識を問う問題が多く見られます。
イディオムとは、複数の単語が合わさって、元の単語の意味からは予想できない特別な意味を持つ表現(慣用句・熟語)のことです。例えば、bring out(引き出す)、get rid of(取り除く)などです。イディオムの知識があると、長文読解にも、文法問題にも対応する力が高まり、大学入学共通テスト対策にもなります。一冊の熟語帳に何回も取り組み、英語の得点力を高めましょう。
国語
国語は現代文のみの3題の構成で、試験時間は60分です。内訳は、漢字・慣用句・四字熟語・文学史などの国語常識を問う問題が1題と、3,000〜4,000字程度の評論文が2題となっています。
古文や漢文の対策が必要ない分、現代文に特化した学習ができます。まずは漢字や四字熟語などの語彙力で取りこぼさないよう、日頃から辞書を引く習慣をつけましょう。また、文学史もかなり細かい知識が問われるため、国語便覧なども活用しましょう。
評論文は様々なジャンルから出題されるため、多種多様な文章に触れておくと良いです。筆者の主張や例示を的確に捉える練習に重点を置いて学習しましょう。
まとめ
拓殖大学の入試は標準的な難易度の問題が多くを占めるため、大学入学共通テスト対策と合わせた基礎固めと過去問演習をどれだけ丁寧に積み重ねてきたかが合否を分けます。また、自分の得意な科目や有利になる入試方式をしっかりと見極めた戦略的な受験計画も重要です。
一人での受験勉強に不安がある場合や、自分だけの拓殖大学専用カリキュラムで合格したいと考えている人は、ぜひトライへ気軽に相談してください。一人ひとりの実力に合わせた最適なカリキュラムを作成し、合格まで伴走します。
合格へ導く4つのステップ
圧倒的な合格実績を生み出す、
他塾にはない徹底的なサポート
年間カリキュラム
の作成
目標とする志望校や現在の思考力レベルから、合格のために個別の専用カリキュラムを作成します。また、志望大学や興味のある学問から、併願校受験の戦略も提案します。
コーチング面接
【25コマ】
推薦・総合型選抜に特化した専門コーチが入試対策をサポートします。面談の際には生徒の将来像や志望理由の深掘りを徹底的に行い、より深みのある志望理由の完成に導きます。(質問対応も可)
動画コンテンツ
の視聴
推薦・総合型選抜の合格に必要な能力や対策方針をプロ講師が解説します。入試に精通したプロの目線でエッセンスを伝えますので、合格のためにすべきことが明確になります。
添削サポート
【全10回】
出願書類や小論文など、大学別に必要な書類を専門チームが添削しアドバイスします。執筆・添削・書き直し、という工程を繰り返すことで、書類の完成度を着実に高めます。
志望校に特化した
オーダーメイドの対策が可能です!

