2026/10/05

【2026年最新】香蘭女学校中等科の偏差値・倍率は?学費や進学実績も解説

香蘭女学校中等科は、東京都品川区にある、中高一貫の女子校です。創立130年以上の歴史を持つ伝統校で、聖公会系のキリスト教教育を行い、系列校である立教大学へ多くの生徒が推薦進学しています。

この記事では、香蘭女学校中等科への入学を目指す受験生に向けて、偏差値や倍率、受験対策などを徹底解説します。併せて、学費や進学実績なども紹介しているため、受験校選びや入学後のイメージを掴む参考として、ぜひ役立ててください。

香蘭女学校中等科の偏差値・倍率・難易度

香蘭女学校中等科への合格を目指すなら、受験対策に取り組む前に、まずは偏差値や倍率などから入試の難易度を把握しておくことが大切です。

ここでは、香蘭女学校中等科の偏差値や合格ライン、併願パターンについて解説します。

香蘭女学校中等科の偏差値目安は58~63

香蘭女学校中等科の偏差値は、四谷大塚のデータによると58~63となっています。入試は2回実施され、第1回入試の偏差値が58、第2回入試では63が目安です。例年、第2回のほうが高くなる傾向が見られます。

東京都内には数多くの女子校がありますが、その中でも香蘭女学校中等科は難関校の1つに数えられています。合格を勝ち取るためには、入試傾向をしっかりと把握した上で、計画的かつ徹底した受験対策に取り組むことが不可欠です。

※参考:偏差値一覧|四谷大塚ドットコム

香蘭女学校中等科の倍率推移

香蘭女学校中等科の直近3年間における倍率の推移は、以下の通りです。なお、ここでの倍率は、受験者数と合格者数から算出した実質倍率を参考にしています。

入試年度 ​​第1回 ​​第2回
2026年度 2.9倍 3.7倍
2025年度 3.0倍 4.0倍
2024年度 3.4倍 5.4倍

※参考:中等科入学試験結果|香蘭女学校中等科

近年、第1回・第2回いずれも受験者数の減少にともない、倍率も緩やかな低下傾向にあります。しかし、2026年度においても第1回は2.9倍、第2回は3.7倍と、依然として高い水準です。倍率の低下傾向は見られるものの、香蘭女学校中等科は現在も高い人気と入試難度を維持している学校と言えるでしょう。

合格者最高点・最低点から見る合格ライン

2026年度入試における合格者最高点と最低点は、以下の通りです。配点は、第1回が4科型で300点満点、第2回が2科型で200点満点となっています。

入試区分 ​​合格者最高点 ​​合格者最低点
第1回(4科) 240点 187点
第2回(2科) 176点 126点

※参考:中等科入学試験結果|香蘭女学校中等科

合格ラインは、過去の入試結果から見ると6割~6割半ばが目安です。ただし、合格者最低点は年度によって変動するため、確実な合格を目指すなら7割以上の得点を目標にすると良いでしょう。

特に第2回は、2科目受験であることに加え、難関校を志望する受験生が併願先として選びやすいこともあり、第1回よりも競争が厳しくなる傾向にあります。こうした特徴も踏まえた上で、受験日程を検討することが大切です。

香蘭女学校中等科の併願校の選び方

香蘭女学校中等科を第一志望とする場合の、代表的な併願校を見ていきましょう。なお、偏差値は四谷大塚のデータを参考にしています。

上位校の例

  • 頌栄女子学院中学校  偏差値 60~61
  • 東洋英和女学院中学部 偏差値 60~62

同レベル校の例

  • 立教女学院中学校   偏差値 57
  • 学習院女子中等科   偏差値 58~59

安全校の例

  • カリタス女子中学校  偏差値 48~51
  • 光塩女子学院中等科  偏差値 42~47

※参考:偏差値一覧|四谷大塚ドットコム

併願パターンの一例として、香蘭女学校中等科の第1回を受験する場合、2月1日の午前に香蘭女学校中等科、午後に安全校としてカリタス女子中学校を受験する形が考えられます。2日目の2月2日は、午前に東洋英和女学院中等部や光塩女子学院中等科、午後に香蘭女学校中等科の第2回を受験するパターンもあるでしょう。

3日目以降は、学習院女子中等科や頌栄女子学院中学校を受験することも可能ですが、それまでの合否結果や受験による疲労なども考慮しながら、無理のない日程を検討することが大切です。

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香蘭女学校中等科の特徴|教育環境・学費・進学実績

香蘭女学校中等科では、キリスト教精神に基づき、他者を思いやる心を持った自立した女性の育成を目指しています。また、生徒が1人1台タブレット端末を使用するほか、電子黒板を導入するなど、先進的な学習環境が整っている点も特徴です。

ここからは、こうした香蘭女学校中等科の学習環境に加え、学費や進学実績についても紹介していきます。

香蘭女学校中等科の学習環境とアクセス

学習環境の特徴の1つが、中高一貫教育の強みを活かし、中学1年生の学習や学校生活を高校3年生がサポートする制度です。下級生にとっては心強い存在ができることで安心して学校生活をスタートでき、上級生にとっても後輩をサポートする経験が自身の成長につながります。

その他にも、新校舎にはICT設備を備えた教室が整備されているほか、英語の授業や海外研修プログラムなど国際教育も充実しており、さまざまな面で学びの環境が整っている点も魅力です。

また、最寄り駅である『旗の台駅』からのアクセスが良く、通学のしやすい立地も生徒にとっては大きなメリットと言えるでしょう。具体的なアクセス方法は、以下の通りです。

  • 東急池上線 『旗の台駅』 東口徒歩5分
  • 東急大井町線『旗の台駅』 南口徒歩4分

香蘭女学校中等科の初年度学費

香蘭女学校中等科の初年度における学費は、以下の通りです。なお、金額は2026年度入学生の場合であり、今後改定される可能性があります。

  • 入学金:   300,000円
  • 授業料:   540,000円
  • 施設設備資金:250,000円
  • 生徒活動費:  15,000円
  • 紫苑の会費:  18,000円
  • 教育推進費: 108,000円

※参考:中等科 学費等年額|香蘭女学校中等科

初年度の学費は、合計1,231,000円となります。これに加えて、入学時には制服や副教材、ICT機器などの購入費が別途必要です。受験を検討する際は、学費以外にかかる費用も含めて、必要な教育費を確認しておきましょう。

香蘭女学校中等科の進学実績と主な合格大学

香蘭女学校中等科では、系属校である立教大学への推薦制度があります。2024年度からは推薦枠が97名から160名へ拡大し、2026年度には卒業生の約7割にあたる120名が立教大学へ進学しました。こうした推薦制度があることも、香蘭女学校中等科の人気を支える要因の1つと言えるでしょう。

立教大学以外にも、難関私立大学を中心に合格者を輩出しています。主な大学の現役合格実績は、以下の通りです。

  • 青山学院大学:8名
  • 中央大学:  2名
  • 法政大学:  8名
  • 明治大学:  14名
  • 早稲田大学: 7名

※参考:卒業生の進路状況|香蘭女学校中等科・高等科

香蘭女学校中等科の入試情報

香蘭女学校中等科の入試は、4科型と2科型の2回にわたって実施されており、帰国子女の受け入れも行っています。

ここからは、香蘭女学校中等科の最新の入試情報を詳しく紹介していきましょう。

2つの入試区分|4科目型と2科目型

香蘭女学校中等科の入試は年2回実施され、第1回は4科型、第2回は2科型に分かれています。入試科目は、第1回が算数・国語・理科・社会の4科目、第2回が算数・国語の2科目です。

以前は、各入試日程において4科型と2科型を選択できましたが、2024年度入試から現在の方式へと変更されました。

入試日程は、例年、第1回が2月1日の午前、第2回が2月2日の午後に実施されています。受験を検討する際は、他の併願校との日程も確認した上で、無理のない受験スケジュールを組みましょう。

各科目の配点と試験時間

各科目の配点と試験時間は、算数と国語が50分・100点満点、理科と社会が30分・50点満点です。合否は合計点で判定され、4科型は300点満点、2科型は200点満点となっています。

4科型を受験する場合は、算数と国語の配点が大きいため、重点的に対策することが大切です。一方、理科と社会は試験時間が30分と短いため、時間配分も重要なポイントとなります。過去問を活用し、限られた時間内で問題を解き切る練習をしておきましょう。

帰国子女の受験について

香蘭女学校中等科では、帰国子女も一般入試と同じ入試方式で受験できます。帰国子女を対象とした専用の入試枠は設けられていないため、一般受験生と同様、十分な受験対策が必要です。

帰国子女として受験する場合の条件は、原則として「海外在住1年以上、帰国後2年以内」です。出願時には、志願者情報の海外在外経歴の記入欄に必要事項を記載しましょう。

香蘭女学校中等科の科目別受験対策と過去問の活用法

ここからは、香蘭女学校中等科の受験対策を科目別に解説します。

香蘭女学校中等科への合格を目指すには、まずすべての科目で基礎力をつけておくことが重要です。その上で、応用問題にも対応できるよう、実践的な演習にも取り組んでおきましょう。

算数|計算力を高めて応用問題で差をつける

算数は、大問2以降の応用問題で差がつきやすい傾向があります。特に、条件整理・数の性質・図形などが頻出するため、これらの単元はなるべく多くの問題に触れ、解法を見極める力を養っておきましょう。

また、応用問題でじっくり考える時間を確保するためには、計算を正確かつスピーディーに行う力も欠かせません。日ごろの学習で計算力を高めておけば、大問1の計算・小問もスムーズに解き進められます。ただし、大問1は確実に得点しておきたい部分なので、速さを意識しすぎてケアレスミスをしないよう注意しましょう。

さらに、問題は必ずしも難易度順に並んでいるとは限らないため、問題文全体に目を通し、どの問題から解くか優先順位を判断することも重要です。過去問演習の際には、時間配分や解く順番も意識しながら取り組みましょう。

国語|速く正確に読み取り、要約する力を鍛える

国語は、物語文と説明文の大問2題構成となっており、漢字・語句問題は独立した設問ではなく、長文問題の中に組み込まれる形で出題されるのが特徴です。

解答形式は、選択肢の多い選択問題や記述問題が多い傾向にあります。こうした出題に対応するためには、物語文では登場人物の心情やその変化、説明文では筆者の主張に関して要点を正確に捉え、要約する練習を重ねておくことが効果的です。

また、限られた時間で解き切るためには、思考する時間を少しでも確保できるよう、問題文を速く正確に読み取る読解力も欠かせません。日ごろから文章を読む習慣をつけるとともに、長文問題にも数多く触れておきましょう。

理科|実験・観察問題や思考力問題に備える

理科は、地学・生物・物理・化学の4分野からまんべんなく出題されるため、特定の分野に偏らず、幅広い基礎知識を身につけておきましょう。

その上で得点力を高めるには、実験や観察を題材とした応用問題への対策が重要です。作図や計算、グラフの読み取りなど、思考力を問われる問題も出題されるため、暗記だけに頼るのではなく、現象に対する考察力や成り立ちへの理解を深める学習を心がけましょう。

また、試験時間も30分と短いため、過去問を活用して出題傾向をつかむとともに、時間内で問題を解き切る練習も重ねておきましょう。

社会|時間配分を意識して解く練習をする

社会は、地理・歴史・公民・時事問題から幅広く出題されますが、特に歴史と公民の配点が高い傾向にあります。記述問題も出題されるため、用語の暗記だけでなく、その背景や因果関係まで理解を深めておきましょう。

また、社会も試験時間に対して問題数が多い傾向にあります。記述問題や資料・図表の読み取り問題も出題されるため、限られた時間内で解き切るには、資料から必要な情報を読み取る力と、問題を素早く正確に処理する力も欠かせません。

こうした力を鍛えるためにも、過去問を活用し、スピード感を意識しながら演習を重ねておきましょう。

過去問を活用した効果的な受験対策

香蘭女学校中等科の入試は、近年大きな傾向の変化が見られないため、過去問を通じて出題形式に慣れておくことが、もっとも有効な受験対策と言えます。最低でも過去5年分は解くようにし、出題傾向の把握と併せて、時間配分を意識した演習を繰り返し行いましょう。

その際に大切なのは、間違えた問題をそのままにしないことです。なぜ間違えたのかをしっかり検証し、他の問題集から類似問題をピックアップして繰り返し解くなど、苦手分野を残さない学習を心がけましょう。

また、4科型と2科型のどちらで受験するか迷っている場合にも、まずは第1回入試の4科型をベースに対策を進めるのがおすすめです。その上で、第2回の2科型も視野に入れる場合は、2科型の過去問にも取り組みましょう。

まとめ

キリスト教教育のもとで心豊かな人間性を育む香蘭女学校中等科は、充実した英語教育や、立教大学への推薦制度を始めとする進学実績などが魅力の女子校です。豊かな学びの環境と魅力的な進路環境を兼ね備えているからこそ、近年の入試でも高い人気と倍率を維持しています。

こうした特色のあるカリキュラムを持つ香蘭女学校中等科の合格を掴むためには、出題傾向をしっかりと把握した上で、それに特化した対策を進めることが欠かせません。

トライでは、香蘭女学校中等科の最新の入試傾向分析をもとに、一人ひとりの理解度に合わせた完全マンツーマンのオーダーメイドカリキュラムで、合格まで徹底サポートします。香蘭女学校中等科の受験対策は、ぜひトライにお任せください。

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