工学院大学 情報学部のアドミッションポリシー
情報学部では、高度情報社会の実現に向けた中核となる情報技術者の育成を目指しています。そのために数学、プログラムなどの基礎学力をベースに、専門技術を体系的に学修します。さらに、実験、演習などを通じて、自ら問題を発見し、解決していく能力を身につけます。情報学を基軸として情報・通信の各種システムの仕組みや社会の多くの課題に関心を持ち、入学後に主体的に勉学に取り組む能力を有し、成人として責任のある活躍とグローバルに発揮する力を持った学生を求めます。
情報学部が求める学生像
情報通信技術(ICT)を軸に、高度なシステムを企画・構築・運用することで豊かな社会を築く志を持ち、ICTを支える理論や科学的アプローチにより社会課題の解決に関心を持って学修を進める意欲のある学生。
問題を発見し、解決する技能を、主体的に多様な人々と連携して身につける能力を持つ学生。
社会の多様な課題に関心を持ち、立場や意見の異なる人々と協働して作業できる能力を持つ学生。
情報学部への入学を志望する人は、自身の行動と心身の健康状態が保たれており、倫理観を持った意欲的な人物であり、大学、学部ならびに各学科が求めるポリシーに沿った学修を主体的に遂行できる能力を身に着けていることが望まれます。
工学院大学のアドミッションポリシー
工学院大学では、多面的基礎学力(数学や英語基礎的運用能力)を有する人物を入学者として受入れます。
志望する分野の科学技術をチームで共に学び、国際社会の中でそれを生かす意欲と関心とを有する人物を入学生として求めます。
本学の入学を志望する人は、以下の資質・能力等を身につけておくことが望まれます。
①高等学校等の課程で履修した科目に関する基礎的・基本的な知識・技能。
②知識・技能を用いて、自ら情報収集・分析をして適切に問題設定し、その解決に必要な論理的思考力や分析力。
また、それらの成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力。
③主体性を持ち、相手を理解・尊重しつつ、多様な人々と協働し学ぶ能力。
工学院大学 情報学部 情報通信工学科のアドミッションポリシー
情報通信工学科では、将来の情報通信、情報メディア、情報デバイスに関わる上で必要となる総合的な基礎学力、柔軟な応用力及び創造力を兼ね備えた人材の養成を目標 として掲げています。このため、上記3分野に必要となる学力を養い、その上で専門教育を修得します。現在は漠然としたものでも構いませんが、情報技術に少しでも興味があり、かつ将来に夢を持ってこの分野に関わる面白い仕事をしてみようという学生を求めます。
工学院大学 情報学部 コンピュータ科学科のアドミッションポリシー
コンピュータ科学科は、情報化社会にはなくてはならないコンピュータの利用を通して、人類社会に快適な生活環境を提供できる技術者の育成を目指しています。今や私たちの社会に欠かせないコンピュータの仕組み・基本技術や、ソフトウェア、コンピュータ応用、情報セキュリティ等への興味を持ち、数学的な基礎学力を持って国際的に活躍することを志す学生を求めます。
工学院大学 情報学部 情報デザイン学科のアドミッションポリシー
情報デザイン学科は、人に優しい情報社会をめざし、情報を効率的・効果的に伝えるためのデザイン、データ取得・分析・解釈、課題解決方法の論理的説明ができる人材育成のために、「コンテンツ設計」、「人間情報」、「知識情報」の3つの柱を掲げています。豊かなコミュニケーション能力、数学的な基礎学力、柔軟な思考力を持ち、学科の掲げる柱を構成する専門分野に興味と熱意を持って、知識と専門技術の修得に意欲的に取り組める学生を求めます。
工学院大学 情報学部 情報科学科のアドミッションポリシー
情報科学科では、データ分析、人工知能等の統計やモデル化技術に基づいて「問題の発見」「問題の分析」を実行し、「問題の解決」可能な情報システムの設計や提案ができる技術者を育成します。最先端のICT活用に向け、社会、経済、科学の広い分野に対する興味とその問題解決に自らが持つ技術の適用領域拡大と、日々変化する技術を継続的に修得に対する意欲を有する学生を求めます。
推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。
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