近畿大学 文芸学部 芸術学科のアドミッションポリシー
舞台芸術専攻では、舞台芸術を実践的かつ理論的に学ぶことを通して人間を深く理解し、新たな創造を探求することのできる人材を求めます。その実現のために、以下のような意欲と能力を持つ人を受入れます。
1. 身体を媒介とする舞台芸術表現の創造的・理論的探究に、強い関心と能力を持つ人。
2. 舞台芸術を通して、人間と人間社会を深く探究しようとする関心と意欲を持つ人。
3. 人間同士の関わり、コミュニケーションに意義と価値を認め、そこに積極的に参入する意欲を持つ人。
4. 舞台芸術を介した社会との新たなコミュニケーションの方法を構想しようとする意欲を持つ人。
また、文芸学部に入学するまでに、以下のような科目を履修し、それぞれについて教科書に基づく知識を修得していることが望まれます。
国語
日本語の読解力・表現力・論理的思考力、古文の基礎的能力
地歴・公民
日本史、世界史、地理、政治・経済の基礎的知識
数学
数学Ⅰの基礎的能力
芸術
音楽・美術・工芸・書道のいずれかを修得
外国語
英語のコミュニケーション・読解・表現についての基礎的能力
情報
パソコン基本ソフトの活用力
入学試験は、「適性実技」/「小論文」(どちらかを選択)を課す場合(一般公募推薦:選択科目重視型、スタンダード型:前期B日程)と、課さない場合(前期A日程・後期日程:スタンダード型-英語・国語・地歴公民・数学-、共通テスト利用方式)があり、そのほかに、書類審査(一次選考)と口頭試問によって判定する総合型選抜(AO入試)を行っています。
「適性実技」/「小論文」を課している入試では、特にアドミッション・ポリシーの1、2についての意欲と能力を直接、判定します。「適性実技」/「小論文」を課していない入試では、入学後に、1~4についてのそれぞれの意欲と能力を伸ばすために必要な基礎学力が身についているかどうかを判定します。総合型選抜(AO入試)では、これまでに、舞台芸術表現やその隣接領域での創造、探求に実際に携わり、それを遂行する能力を発揮した経験と、入学後、さらにその力を伸ばし、リーダーシップを発揮できる能力を有しているかどうかを、1次選考、2次選考で判定します。
造形芸術専攻は、混沌とした現代社会にあって、芸術を学ぶことにより得た柔軟な発想力・創造力・知識力を活かすことができる人を育成するため、以下のような人を受け入れます。
1. 造形芸術各領域の探求に強く関心を持つ人。
2. 社会とのコミュニケーション及び国際交流に意欲を持つ人。
3. 小学、中学、高校、特別支援学校の教員、造形作家、工芸作家、デザイナー、芸術研究者を目指す人。
4. 芸術を学んだ知識を生かし、社会に貢献することを目標とする人。
また、文芸学部に入学するまでに、以下のような科目を履修し、それぞれについて教科書に基づく知識や能力を修得していることが望まれます。
国語
日本語の読解力・表現力・論理的思考力、古文の基礎的能力
地歴・公民
日本史、世界史、地理、政治・経済の基礎的知識
数学
数学Ⅰの基礎的能力
芸術
音楽・美術・工芸・書道のいずれかを修得
外国語
英語のコミュニケーション・読解・表現についての基礎的能力
情報
パソコン基本ソフトの活用力、情報機器の基本操作
入学試験は、総合型選抜(AO入試)、実技試験判定型(デッサン)、スタンダード型(英語、国語、地歴、公民、数学)、共通テスト利用方式があります。
総合型選抜(AO入試)では、ユニークな能力や素質を持ち、明確な目標に向かって邁進する人を求めます。一次選考は、提出されたポートフォリオ(高校時代に制作した作品写真等)と出願書類をもとに選考し、二次選考は、適性試験(デッサン)、口頭試問による審査をおこない判定します。
実技試験判定型(デッサン)の出題は、基礎的な描写力を評価することはもちろん、その前提となっている「ものの見方」「ものの本質的な捉え方」も判定の重要なポイントとなります。そういう基本的判定基準に加えて、更にいくつかの次のような評価視点があります。
用意されている複数のモチーフを配置する上でいかにバランスよく組み合わされているか、その構成力そのものも評価対象となり、同時に構成されたモチーフ全体が、画面上にうまくレイアウトされているかが判定されます。プロポーション、形体、立体感を的確に掴んでいるか、さらにモチーフごとの質感や色彩の違いをうまくモノトーンに置き換えて描き分けられているかが問われます。最後に、時間内にどこまで描き込まれているかという完成度が大きな判定ポイントになります。
以上を踏まえ観察力、描写力、構成力などデッサンの基本となる要素を総合的に判定します。
スタンダード型・共通テスト利用方式:成績順に上位から定められた人数が合格となります。
近畿大学のAO(総合選抜)体験談
2024年度の受験生 HRさん
工学部 機械工学科
総合型選抜の体験談
受験で大変だったことは何ですか?
大学が求める基礎能力で「機械工学を学ぶ意欲と自己の将来像や夢が明確であること。」とあったので、自分のこれまでの活動と機械工学の関わりについてまとめるのが大変だっ…
「こうすれば良かった・・・」と思うこと
もっと物理の勉強をしておけば大学に入ってから楽だったと思います。
近畿大学 文芸学部 芸術学科の基本情報
近畿大学 文芸学部 芸術学科の学生数・教員数・定員数
学部学生数 | 481人 |
---|---|
教員数 | -人 |
入学定員 | 115人 |
収容定員 | -人 |
- 入学定員
舞台芸術専攻 120
造形芸術専攻 60
近畿大学 文芸学部 芸術学科で取得できる資格
- 教職免許免許状の内訳は
舞台芸術専攻:
中学校一種免許状 国語
高等学校一種免許状 国語
造形芸術専攻
中学校一種免許状 美術
高等学校一種免許状 美術
高等学校一種免許状 工芸
近畿大学 文芸学部 芸術学科の主な就職先・進学先

推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。



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