千葉大学 情報・データサイエンス学部のアドミッションポリシー
1 千葉大学情報・データサイエンス学部の求める入学者
情報・データサイエンス学部では,情報工学分野が育成してきた人材の知識・能力に加えて,データサイエンスの理論的基礎となる統計学をはじめとした応用数学に関する知識・能力,データサイエンスを様々な専門分野の新しい展開やビジネスにつなげるための知識・能力を身につけ,変化し続ける広範な社会的要請に応えられるデータサイエンスの専門教育システムの確立に努めています。そして,「なぜ」を問い,「何をなすべきか」を考え,「いかにして」を構想し実践できる情報・データサイエンスに関する技術者および研究者の育成を目指します。
このような情報・データサイエンスに関する技術者および研究者を育成する本学部では,
1.「なぜ」を問う好奇心・探究心
2.「何をなすべきか」を主体的に考える力
3.「いかにして」を構想し,実践する力
を修得することに興味と資質を有し,情報・データサイエンスの基盤である数学の高い能力に加え,応用先である他の全ての科目にも興味を持ち,かつ最先端の技術を常に追い求める姿勢をもつ人材を求めます。
2 入学者選抜の基本方針
情報・データサイエンス学部では,複数の受験機会を提供し,多様な入学者選抜を実施します。本学部の教育理念・目標に見合う学生を選抜するために,次の試験を実施しています。
なお,後期日程での試験は実施しません。
1.一般選抜
(1)前期日程
大学入学共通テスト,個別学力検査等の成績および調査書の内容を総合して評価します。
2.特別選抜
(1)学校推薦型選抜
情報・データサイエンス分野の技術革新や情報・データサイエンス分野からの社会課題解決に貢献できる人材の育成を目指し,出身学校長からの提出書類,面接,大学入学共通テストの得点に基づいて総合的に合否を決定する学校推薦型選抜を実施します。第1次選抜では,提出された書類(調査書,推薦書,志望理由書等)および口頭試問を含めた面接により合格者を決定します。面接ではコミュニケーション能力,学習意欲,情報・データサイエンス分野への適性,潜在的能力等を評価します。第1次選抜により決定された合格内定者のうち,大学入学共通テストで指定する教科・科目の総得点(配点合計)が概ね70%に達した者を最終合格者とします。
(2)私費外国人留学生選抜
外国人留学生に対して,提出書類,日本留学試験の成績および面接により総合的に判定します。面接ではコミュニケーション能力,学習意欲,情報・データサイエンス分野の専門分野における広い関心について評価します。
(3)先進科学プログラム(飛び入学)学生選抜
先進科学プログラムの入学者選抜の基本方針に基づき評価します。
3 入学までに身に付けて欲しいこと
高等学校で履修した科目(大学入学共通テストで課している科目)について充分に理解できていることが必要です。数学を含む理系科目は工学の基礎となる科目なのでとても重要ですが,国語や外国語も将来,国内外の知見を収集し,成果を発信する上で重要です。論理的な思考で組み立てられた論文や報告書,発表や説明ができなければ,自らの考えを他人に伝えられないので,技術者・研究者としての価値がなくなってしまいます。また,他者の考えを理解した上で自分の意見や考えを適切に伝え,他者との議論の中から新たな知見や発見を見出すコミュニケーション能力もぜひ身につけてください。「なぜ」を問い,「何をなすべきか」を考え,「いかにして」を構想し実践する上で,さらに「学ぶ」ことを楽しむ姿勢を身に付けていてほしいと考えています。また,より専門性を深めていくために,情報・データサイエンスの基盤である数学の高い能力に加え,情報工学やデータサイエンスの応用先である他のすべての科目やさまざまな分野にも興味を持ち,かつ最先端の技術を常に追い求める姿勢を身に付けておくことが望まれます。
千葉大学のアドミッションポリシー
1 千葉大学の求める入学者
千葉大学は,総合大学として多様な研究・教育組織から構成されており,その知的環境を十分に利用して,問題解決能力を培い,創造的能力を育み,自発的な精神を養い,社会と文化の発展とともに,人類の平和と地球環境の保全に貢献する人材の育成を目指しています。
千葉大学は『つねに,より高きものをめざして』の理念のもと,次のような向上心あふれる人の入学を求めています。
1.現代社会を生きていく人間として欠くことのできない国際的,倫理的,知的な素養を備え,さらに向上させていこうとする熱意を持つ人
2.本学での修学について強い好奇心,関心を持ち,問題について自発的に探求し,問題解決の能力を高めていこうとする意欲を持つ人
3.本学入学後の修学に必要な基礎学力として十分な知識・実技能力を持つ人
2 入学者選抜の基本方針
千葉大学は,複数の受験機会を提供し,多様な入学者選抜を実施しています。本学の教育理念・目標に見合う学生を選抜するため,一般選抜の他に特別選抜として,次の試験を実施しています。
・総合型選抜
・学校推薦型選抜
・園芸産業創発学プログラム選抜
・社会人選抜
・私費外国人留学生選抜
・3年次編入学
・先進科学プログラム(飛び入学)学生選抜
本学の入学者選抜では,大学入学共通テスト,個別学力検査,調査書,面接及び小論文などを組み合わせて志願者の能力や資質を総合的に評価します。
3 入学までに身に付けて欲しいこと
基礎学力としての十分な知識と共に,他の人との関わり合いの中でコミュニケーション能力を身に付けてください。
広く社会に目を向け幅広い知識を養い,豊かな人間性と社会や学問に対する強い好奇心を持つとともに,自ら考え,判断し,解決したりする力を高めてください。
これらは,本学に入学してから知識・技能を生かす底力となるでしょう。

推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。



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