金沢大学のAO(総合型選抜)体験談
N.Mさんの体験談
- 受験した学部・学科
- 人間社会学域 人文学類
- 受験した入試方式
- 受験結果
- 合格
総合型選抜を受験する人が周りにいなかったので、どう入試対策をすればいいか悩みました!また、国公立の特別選抜は私立に比べ入試に関する情報があまりオープンでないことが多いので、自力で情報を集めるのは大変でした。
志望理由書について教えて
活動報告書・面接にもいえることですが、アドミッションポリシーを意識することが本当に大切です。受験生側が大学を選ぶときに学びたいことや希望条件が揃っているかを確かめるように、大学側も入学してほしい学生像のようなものがあります。お互いのミスマッチを防ぐためにもアドミッションポリシーを確認して、志望理由書の記入に活用するとよいです。
活動報告書について教えて
私の場合は「探求活動」とそれ以外の「主体的に取り組んだ活動」について書かなければいけませんでした。学園祭や生徒会活動、課外活動など何を書こうか迷うと思いますが、部活動について書くことを推奨します。活動期間が長いため、大会に向けての努力や後輩との接し方、仲間と高めあった経験など様々な視点から成長をアピールしやすいです。また、部活動に向き合った経験は言語化しやすいので、面接で鋭い角度の質問が来ても対応しやすいです。
口述試験(面接)について教えて
こんなふうに対策しました
個別対面形式で、受験生1人に対して面接官が3人です。15分~20分ほどの面接で、面接官が順番に質問していきます。質問は志望理由書と活動報告書の内容が中心ですが、文学に対する知識や意欲をためすような質問もありました。また、高校の国語の授業で何が印象的だったかなど受験生がどう高校生活を過ごしてきたかを確かめる様子もありました。合計の質問数は約10個でした。
試験当日の様子は・・・
私の場合は担任の先生と3~4回ほど練習しました。面接対策ノートをつくって練習が終わった後は必ず、話すスピードや内容、回答時間、表情、答えづらかった質問など自分なりに分析をして次の練習までに改善できるよう意識しました。また、家でタイマーを使って一人でも練習をしたりして、とにかく数をこなしました。目標・実践(練習)・分析のサイクルを繰り返していくうちに自信がつきますし実際に上手くなります。恥ずかしくて最初は戸惑うかもしれませんが委縮せずどんどん経験を積むことが力になります。
共通テストについて教えて
こんなふうに対策しました
私の選抜方式では国語・英語・それ以外の科目のうち最も高得点だった科目をそれぞれ100点換算にして計300点満点の配点でした。
試験当日の様子は・・・
国語には自信があったのでコツコツ対策をしていました。英語はリスニングが不安だったので、英検準1級を3年の5月ごろに取得しました。金沢大学のほとんどの学部では英検スコアを共通テストの点数として換算できる制度があるので活用してみるとよいと思います(本番が難化した際の保険になるので精神的なケアにもなります)。また、理科基礎で高得点を狙うのも作戦として効果的だと思います。私はとにかく地学基礎と生物基礎の教科書を隅々まで暗記して共通テスト本番に臨みました。地学基礎はそのやり方で満点、生物基礎も高得点をとれました。どちらも暗記科目なので安定した点数を取りやすいというメリットがあります。
N.Mさんの対策バランス
「こうすれば良かった・・・」と思うこと
学校の先生だけでなく、総合型選抜対策の専門的な知識を有する方に指導してもらっておけばもっと短期間で効率的に受験対策できたと思います。これから受験を控えている皆さんは、宣伝に聞こえてしまうかもしれませんが、トライの総合型選抜対策講座を活用してみるのを推奨します。
大学生活について
こんなことを学んでいます!
学芸員に興味を持ち、博物館に関する授業を受けています。高校生の時には日本文学を学びたいと思っていましたが、大学に入って他の分野も意欲的に学んでいます。これから受験を控えている皆さんも受験後に自分が充実した大学生活を送ることを想像して勉強の原動力にしてください!!
課外活動も楽しんでいます♪
ソフトテニスのサークルに所属しています。高校の同級生も一緒なので、新しい人たちとの出会いも楽しみつつ、昔からの友人とも一緒にいます。
受験生のみなさんへアドバイス
できる限り早く対策を始めるといいです。一般選抜も受ける可能性のある人は共通テストや二次試験対策の時間も十分に確保することが心の余裕につながるので、計画をしっかり立てることが望ましいです。また、総合型を受けることを信頼できる友人に共有すると一人じゃないと思えて頑張れるのでお勧めです!

推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。



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