同志社大学 社会学部
の推薦・総合型選抜(AO入試)情報

同志社大学 社会学部のアドミッションポリシー

社会学部社会学科は、同志社大学が掲げるキリスト教主義・自由主義・国際主義に基づく人間形成を根本的な教育理念として、社会学および人類学の専門的な教育・研究をおこなっています。
そして、複雑化する現代社会が直面する問題を、社会学および人類学の諸理論と計量調査や質的調査に基づく実証的データによって解明することで、その解決のために自律的に思考・行動できる人材を養成することを目的としています。
そのために、次のような学生を求めています。

社会学科の求める学生像

知識・技能:社会学および人類学がどのような特色をもった学問なのかについて理解を有している学生を求めています。
社会に氾濫する情報の真偽を自分の目で確かめようとする態度や、批判的思考力、及び基礎的な情報リテラシーを身につけている学生を求めています。

思考力・判断力・表現力:日本語・英語の基礎的な言語力とコミュニケーション能力、論理的な思考力、自分の個性をいかした豊かな表現力を備えている学生を求めています。

主体性・多様性・協働性:激動する社会や、そこにおける人間関係、社会と人間のより良い関係などについて幅広い興味と関心を持っている学生を求めています。
社会において解決すべき諸問題を自ら発見し、科学的かつ合理的な方法によって解決しようとする意欲と態度を備えた学生を求めています。
社会的マイノリティの問題を自分自身の問題として捉え、そのような立場からも、社会の動きを捉えることができる学生を求めています。

高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと

英語:現代社会では急速にグローバル化が進行しています。そのような激変する社会にあって、その諸問題を認識し、諸課題に取り組む上で、英語の基礎的な能力、すなわち、英文の理解力、英語による思考力、コミュニケーション能力や表現力の向上は不可欠なものとなっています。広く社会で活躍する人材を養成することを目的とする社会学科では、高い英語能力を習得した人物を求めています。望ましいひとつの水準としては、実用英語技能検定(英検)2級(あるいはTOEFL®テスト、TOEIC® Testsなどの同等水準)以上をあげることができます。入学までに可能なかぎり英語力の向上に努力してください。

国語(現代文):日本社会における多くの情報およびコミュニケーションは、日本語による言語情報を中心になりたっています。その情報の意味を正しく理解し、あわせて自身の見解を社会に責任をもって発信するためには、日本語の正しい理解能力、運用能力がぜひとも必要です。社会学科では、フィールドワークで運用する会話をはじめ、新聞、雑誌記事等の活字媒体、インターネット上の情報等、広く社会環境を成立させる言語情報の十分な理解力を身につけ、その能力を基礎として客観的、理論的な説得力をもって自己表現する能力を求めておりますので、そのために、正確な日本語能力を身につけていただくことを望みます。

地理歴史・公民:個人と組織が織りなす社会を研究対象とする社会学科では、歴史や政治・経済などの科目をとおして社会的事象に関心をもつことが大切です。地理、世界史、日本史、政治・経済、倫理のそれぞれの分野における基礎知識を身につけるだけでなく、ある出来事がどのような原因から生じて、いかなる経緯で結果に至ったかという一連の流れを理解する力や、その事象が社会に与えた影響を分析できる力を身につけてください。

数学:現代社会の諸現象を正しくとらえるためには、論理的な思考をもとに情報を集め分析を進める必要があります。数学に親しんでおくことは、この論理的思考を培う上でとても重要です。また、社会学科ではフィールドワークなどの質的な調査や質問紙調査などの量的な調査を学ぶことができますが、量的な調査をする際には高校で学ぶ数学の知識が大いに役に立ちます。社会学科での専門科目の習得と卒業に数学が必須ということはありませんが、高校で学ぶ数学についてきちんと理解しておくことは、社会学科での学習にとって望ましいことです。

入学者選抜制度

社会学部社会学科では、高等学校で学習する教科の学力のほかに、社会学に対する関心、学習意欲、表現力やコミュニケーション力などを評価する多様な入学者選抜を行うことにより、多様な学生を受け入れています。本学独自の学力試験のほかに、大学入学共通テスト、書類審査、口頭試問、小論文などを取り入れることにより、学力の3要素「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」について、それぞれの入試方式において重み付けを行い評価し、志願者の能力や資質等を総合的に審査しています。

一般選抜入学試験:高等学校教育を尊重し、高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともに、社会学部社会学科の教育を受けるにふさわしい能力と適性を備えたものを公正かつ妥当に選抜するために一般選抜入学試験を実施しています。入試問題の作成にあたっては、全学的に組織された科目ごとの出題委員会において長期間にわたって慎重に審議し、検討を重ね、高等学校での着実な学習努力が報われるように難問や奇問を避け、公平で偏りのない出題に留意しています。とりわけ、本入試においては、マークシート方式ではなく記述式を用いた独自の入試問題による選抜を行うことで、知識・技能のみならず出題意図を正確に理解する力や論理的思考力、正確な表現力の評価にも重点を置き、総合的に審査しています。計算力を問う出題についても同様に記述式解答方法を用いており、結論に至るプロセス等も含め、丁寧に採点しています。

大学入学共通テストを利用する入学試験:入学志願者の高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともに、社会学部社会学科の教育を受けるために必要な学力が備わっているか、大学入学共通テストにより「知識・技能」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。

指定校制推薦入学試験:高等学校での学習及び課外活動を通じてこれまでに培われた基礎学力、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」等を備え、かつ社会学部社会学科で学ぶ高い意欲を持つ優れた人物を受け入れるために、学校長の推薦に基づき、出願書類では一定水準以上の「知識・技能」が備わっているか、口頭試問では社会学部社会学科で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」ならびに「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、本入試においては、入学後の勉学における明確な志向及び意欲の評価に重点を置き、総合的に審査しています。

法人内諸学校推薦入学試験:同志社の一貫教育を通じて、同志社大学の建学の精神を深く理解し、社会学部社会学科で学ぶ高い意欲や相応しい学力を備え、学部の核となり他の学生をリードし、ひいては大学全体の活性化にも寄与できるような優れた人物を受け入れるために、出願書類では一定水準の「知識・技能」が備わっているか、口頭試問では社会学部社会学科で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」ならびに「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、本入試においては、「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。

同志社大学のAO(総合選抜)体験談

合格

2022年度の受験生 ASさん
法学部 法律学科
法学部自己推薦入学試験の体験談

受験で大変だったことは何ですか?

総合型選抜では、自分の経験や価値観を深掘りし、どう法学部の学びにつながるかを具体的に説明するのが難しかったです。特に、オーストラリア留学で学んだ先住民の権利や憲…

「こうすれば良かった・・・」と思うこと

もっと早い段階から情報収集を行い、時間に余裕を持って準備すれば良かったと思います(私の場合、最後まで一般で行くか、推薦で行くか悩んでいたため)。また、面接ではも…

同志社大学 社会学部の基本情報

同志社大学 社会学部の学生数・教員数

学部学生数 1,935人
教員数 48人

同志社大学 社会学部の主な就職先・進学先

京都銀行、第一生命保険、東京海上日動火災保険、TIS、三井住友銀行、京都府 警察(警察官・警察事務 等)、大阪市、TOTO、りそなグループ、滋賀銀行、小松製作所、日本政策金融公庫、日立製作所、国家公務員(一般職) 農林水産省、GMOアドパートナーズ、KDDI、ヤマハ発動機、京都市教員、済生会京都府病院、寝屋川市社会福祉協議会、星野リゾートグループ、積水ハウス、東海旅客鉄道、日本マクドナルドホールディングス、LITALICO
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推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問

総合型選抜とは何ですか?

総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。

一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。

AO入試との違いを教えてください。

総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。

旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。

学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。

学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。

一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。

総合型選抜を受験するメリットは?

総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。

総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。

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