同志社大学 / 法学部 政治学科
の推薦・総合型選抜(AO入試)情報

同志社大学 法学部 政治学科のアドミッションポリシー

法学部政治学科は、政治学についての体系的・専門的知識にもとづき、政治をはじめとする、過去・現在における国内外の多様な社会現象に関する妥当な価値判断を行い、それらを理論的・実証的に分析することによって、社会における多くの分野で問題を発見・解決できる能力を備えた人材を養成することを目的としています。
そのために次のような学生を求めています。

政治学科の求める学生像

知識・技能:社会科学に関する一般的素養を備え、常に新しい物事に取り組む進取の精神に富む学生を求めます。
政治学は、法律、社会、経済、文化、歴史、思想などさまざまな要因の相互作用を取り扱います。政治学のみならず、それ以外のさまざまな社会科学に関する一般的素養は、政治学を学び、それを生かして問題解決に当たるために極めて重要です。
また目まぐるしく変化する現代社会で起こる問題に対処するためには、一度得た知識や認識にとどまることなく、常に新しい物事に取り組む姿勢が必須となります。
このようなことから、政治をはじめとする、過去・現在における国内外の多様な社会現象に関する妥当な価値判断を行い、それらを理論的・実証的に分析できるようになることを目指す法学部政治学科は、政治学はもちろん、それ以外のさまざまな社会科学への幅広い興味関心をもち、それらを追究する意欲をもつ学生を求めています。

思考力・判断力・表現力:論理的思考力および高度な言語能力を有する学生を求めます。
政治学の対象となる問題には、相互に対立する利害が複雑に絡み合うものが多く含まれます。
またそうした問題の解決法は多様であり、それぞれの解決法がもたらす効果もさまざまです。
これらに適切に対応するためには、利害関係を明快に整理・分析し、複数の問題解決法とその効果を検討するとともに、そこから得られた自分の結論について筋道を立てて説明する能力が求められます。
そうすることではじめて多くの人が納得する、説得力のある議論を展開することが可能になります。
このようなことから、社会のさまざまな局面における問題の原因の解明を行い、しかるべき方針を決定し、その内容を論理的に他者に伝えることができるようになることを目指す法学部政治学科は、これらの基礎となる論理的思考力および高度な言語能力をもつ学生を求めています。

主体性・多様性・協働性:広く国際的な視野と高度な外国語能力をもちいて、国内外に活躍の場を求める意欲に富む学生を求めます。
政治学の対象となる問題は国内的なものにとどまりません。
一見、国内的なものに見えたとしても海外との密接な関わりを視野に入れることなしには的確な認識が不可能であり、適切に対処することができない問題が多く存在します。
また国と国との相互依存の関係がさまざまな分野で進展している現状に鑑み、日本国内から海外を見るだけではなく、国際社会における日本の状況を把握する広い視野が不可欠になっています。
このようなことから、国内外で多様な背景をもつ他者に積極的に働きかけ、相互理解を深め、協力して政治的・社会的問題の妥当な解決を図ることができるようになることを目指す法学部政治学科は、大学卒業後の活動の場を、国内に求めるにせよ、海外に求めるにせよ、広く国際的な視野と高度な外国語能力をもつ学生を求めています。

高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと

英語:政治に関連する分野での活動は今後ますますアジア、欧米へと国境を越えて広がっていくことでしょう。
またインターネットの発達により、たとえ日本国内にとどまるとしても政治およびその関連分野で活躍するためには、世界各地との緊密な国際的コミュニケーションを主体的に行う能力が必要とされるようになっています。
また、国際関係や日本と海外との関係について理解し、考えるための専門知識を修得するためには、高い語学力が必要です。
こうしたことから、法学部政治学科は、とりわけ高い英語能力をもった人物を求めています。
望ましい一つの水準としては、実用英語技能検定(英検)2級(又はTOEFL®テスト、TOEIC® Testsなどの標準化英語試験の同水準)以上を取得することが挙げられます。

国語(現代文):他者の考えを正確に理解したり、自己の主張を明確かつ正確に伝えたりする上で、国語能力は不可欠です。
長い文章を苦にせず読み、その主旨を的確に理解し、要約することができる文章読解能力、前提や根拠を明示して自らの主張を文章化する論理的表現力、複雑な内容を順序立てて文章化する文章構成力は、法学部政治学科で政治学の専門知識や方法論を修得するために必須となる能力であり、その向上に努めることが強く求められます。
こうしたことから、法学部政治学科は、とりわけ高い国語能力をもった人物を求めています。
望ましい一つの水準としては、新聞に掲載される社説や評論など、身近にある論理的な文章を理解し、それに対して自分の意見を述べることができることが挙げられます。

地理歴史・公民:政治に関連する分野において現在顕在化している諸問題には、必ず歴史的背景や経緯があります。
たとえば、領土問題をはじめとする国家間の紛争、憲法解釈と政策、二院制・裁判制度・選挙制度などの制度改革といった、政治学の対象となる問題はほとんどすべて、それらを歴史的背景の中に位置づけて考えることではじめて正確に理解し、より深い理解を得ることができるものです。
法学部政治学科で政治学の専門知識や方法論を修得するためには、とりわけ政治に関わる近現代史について、世界史、日本史をはじめとする地理歴史科目の内容を十分に習得している必要があります。
また、政治学をはじめとする社会科学は自然科学とは異なり、価値判断と密接に関連しています。たとえば、一般的に政治においては正義が実現されるべきと考えられますが、それを実現するにはそもそもこの正義が一体何を意味するのか、それが人々の間で異なった場合、どのように調整するのか十全に検討することが必須となります。
さらにそうした価値判断にもとづきある状態を達成するための改革を行う際には、当然社会の仕組みを理解している必要があります。
法学部政治学科で政治学の専門知識や方法論を修得するためには、倫理、政治・経済をはじめとする公民科目の内容を十分に習得しているとともに、日ごろよりさまざまな社会問題に関心をもつことが求められます。

入学者選抜制度

法学部政治学科では、多様な学生を受け入れるため、高等学校で学習する教科の学力のほかに、政治学に対する関心、高度な語学能力、学習意欲、表現力やコミュニケーション能力などを評価するさまざまな入学者選抜を実施しています。
本学独自の学力試験のほかに、大学入学共通テスト、書類審査、口頭試問、小論文などを取り入れることにより、学力の3要素「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」について、それぞれの入試方式において重み付けを行い評価し、志願者の能力や資質等を総合的に審査しています。

一般選抜入学試験:高等学校教育を尊重し、高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともに、法学部政治学科の教育を受けるにふさわしい能力と適性を備えたものを公正かつ妥当に選抜するために一般選抜入学試験を実施しています。
入試問題の作成にあたっては、全学的に組織された科目ごとの出題委員会において長期間にわたって慎重に審議し、検討を重ね、高等学校での着実な学習努力が報われるように難問や奇問を避け、公平で偏りのない出題に留意しています。
とりわけ、本入試においては、マークシート方式ではなく記述式を用いた独自の入試問題による選抜を行うことで、知識・技能のみならず出題意図を正確に理解する力や論理的思考力、正確な表現力の評価にも重点を置き、総合的に審査しています。
計算力を問う出題についても同様に記述式解答方法を用いており、結論に至るプロセス等も含め、丁寧に採点しています。

大学入学共通テストを利用する入学試験:入学志願者の高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともに、法学部政治学科の教育を受けるために必要な学力が備わっているか、一般選抜入学試験とは異なる側面から測定できる大学入学共通テストにより「知識・技能」に重点をおいて評価しています。
加えて、出願書類により「思考力・判断力・表現力」や「主体性・多様性・協働性」についても審査しています。

自己推薦入学試験:高等学校での学習及び課外活動を通じて培われた基礎的・基本的な知識やそれを活用できる能力等を備え、高度な外国語能力を持った志願者を対象として実施しています。
法学部政治学科で学ぶ高い意欲を持つ人物を選抜するために、出願書類では一定水準以上の「知識・技能」が備わっているか、小論文では法学部政治学科で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」が備わっているか、面接では「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。
とりわけ、本入試においては、「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。

指定校制推薦入学試験:高等学校での学習及び課外活動を通じて培われた基礎的・基本的な知識やそれを活用できる能力等を備え、かつ法学部政治学科で学ぶ高い意欲を持つ優れた人物を受け入れるために、学校長の推薦に基づき、出願書類では一定水準以上の「知識・技能」が備わっているか、小論文および口頭試問では法学部政治学科で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。
とりわけ、本入試においては、入学後の勉学における明確な志向及び意欲の評価に重点を置き、総合的に審査しています。

法人内諸学校推薦入学試験:同志社の一貫教育を通じて、同志社大学の建学の精神を深く理解し、法学部政治学科で学ぶ高い意欲や相応しい学力を備え、学部の核となり他の学生をリードし、ひいては大学全体の活性化にも寄与できるような優れた人物を受け入れるために、出願書類では一定水準の「知識・技能」が備わっているか、その中でも事前課題の読書感想文においては、法学部政治学科で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」が備わっているかを審査しています。口頭試問では、事前課題に関する内容を問うことで「知識・技能」、「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。
とりわけ、本入試においては、「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。

  • ※国際教養コースのアドミッション・ポリシーは、国際教育インスティテュートのウェブサイトを参照すること。

同志社大学のAO(総合選抜)体験談

合格

2022年度の受験生 ASさん
法学部 法律学科
法学部自己推薦入学試験の体験談

受験で大変だったことは何ですか?

総合型選抜では、自分の経験や価値観を深掘りし、どう法学部の学びにつながるかを具体的に説明するのが難しかったです。特に、オーストラリア留学で学んだ先住民の権利や憲…

「こうすれば良かった・・・」と思うこと

もっと早い段階から情報収集を行い、時間に余裕を持って準備すれば良かったと思います(私の場合、最後まで一般で行くか、推薦で行くか悩んでいたため)。また、面接ではも…

同志社大学 法学部 政治学科の基本情報

同志社大学 法学部 政治学科の学生数・教員数・定員数

学部学生数 -人
教員数 -人
入学定員 210人
収容定員 -人

同志社大学 法学部 政治学科で取得できる資格

小学校教諭一種、中学校教諭一種(社会)、高等学校教諭一種(地理歴史、公民)、図書館司書、学校図書館司書教諭、博物館学芸員
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推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問

総合型選抜とは何ですか?

総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。

一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。

AO入試との違いを教えてください。

総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。

旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。

学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。

学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。

一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。

総合型選抜を受験するメリットは?

総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。

総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。

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