同志社大学 理工学部 電気工学科のアドミッションポリシー
理工学部電気工学科は、電力の安定供給と省エネルギー化を支える電気工学分野の基礎理論とそれらを応用・展開する能力を養い、学問領域の修得を目指して体系的に編成したカリキュラムを通して、電気工学に関わる技術課題を主体的に見出すとともに最適な解決方策を探る能力を身につけ、高いコミュニケーション能力と表現力および倫理観をもち合わせた社会の発展に貢献できる人材の養成を目的としています。
そのために、次のような学生を求めています。
電気工学科の求める学生像
知識・技能:高等学校までの履修内容のうち、数学、理科〔物理、化学〕を通じて、基礎的な計算能力や読解力を身につけている学生を求めています。
思考力・判断力・表現力:高等学校までに培った確かな基礎学力に加え、現象を理解する力や、問題解決の筋道を見出す論理的思考力や、それを的確に表現する力を身につけている学生を求めています。
主体性・多様性・協働性:自然現象に対する関心や探究心をもち、目的意識や向上心をもって観察・実験などに取り組み、科学的に探究する能力と態度を兼ね備えた「人間のための科学技術」に貢献しようとする学生を求めています。
高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと
英語:如何に優れた技術を開発しても、それを多くの人々に正確に伝えることができなければ意味がありません。
また、開発した技術に対し、様々な意見を得て改善に役立てることも重要です。
このように、電気工学分野の研究者や技術者として活躍するには、言語や文化が異なる人々と主体的に交流し、協働していくことが必要です。
そのため、英語の「読むこと」、「聞くこと」、「書くこと」、「話すこと」の4技能を修得していることが重要です。
また、意見を交わし議論を深めるためには、言語や文化に対する深い理解、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりする能力も重要です。
入学までに、これらの知識・態度・能力を身につけるように努力してください。
数学:電気工学分野の理論や技術を理解し活用するためには、数学はとても重要です。
例えば、電気回路の「動き」を数式を使って表現することで理解を深め、その動きを思い通りに制御する「理論」を考えることができます。
電気工学科では、理工学分野の基礎科目として解析学や線形代数学などを学習します。
そのため、高校数学の基本知識を有していることが必要です。
また、数学を駆使して新しい技術を開発したり、技術課題を解決するためには、公式や定理等を単に覚えているだけの知識だけでは不十分であり、数学における基本的な概念や原理・法則の体系的な理解、事象を論理的に考察し表現できる基礎能力、これらを積極的に用いて判断できる態度も重要です。
入学までに、これらの知識・態度・能力を身につけるように努力してください。
理科:電気工学分野の課題を理解し新しい技術を生み出すためには、実験を通じた現象の理解がとても大切です。
これらの理解のための基礎として理科はとても重要です。電気工学科では、基礎科目として物理学や力学などを学習しますが、近年では化学に関連する領域も増えてきています。
このため、物理や化学に興味をもち、自然科学における基礎知識を有していることが必要です。
また、基礎知識を応用・展開して新しいものづくりに生かすためには、自然現象に対する関心や科学的に探求できる能力をもち、これらを積極的に活用できる態度も重要です。
入学までに、これらの知識・態度・能力を身につけるように努力してください。
入学者選抜制度
電気工学科では、高等学校で学習する教科の学力のほかに、電気工学に対する関心、学習意欲、表現力やコミュニケーション力などを評価する多様な入学者選抜を行うことにより、多様な学生を受け入れています。
本学独自の学力試験のほかに、大学入学共通テスト、書類審査、口頭試問、面接、小論文などを取り入れることにより、学力の3要素「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」について、それぞれの入試方式において重みづけを行い評価し、志願者の能力や資質等を総合的に審査しています。
一般選抜入学試験:高等学校教育を尊重し、高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともに、本学科の教育を受けるにふさわしい能力と適性を備えたものを公正かつ妥当に選抜するために一般選抜入学試験を実施しています。
入試問題の作成にあたっては、全学的に組織された科目ごとの出題委員会において長期間にわたって慎重に審議し、検討を重ね、高等学校での着実な学習努力が報われるように難問や奇問を避け、公平で偏りのない出題に留意しています。
とりわけ、本入試においては、マークシート方式ではなく記述式を用いた独自の入試問題による選抜を行うことで、知識・技能のみならず出題意図を正確に理解する力や論理的思考力、正確な表現力の評価にも重点を置き、総合的に審査しています。
計算力を問う出題についても同様に記述式解答方法を用いており、結論に至るプロセス等も含め、丁寧に採点しています。
大学入学共通テストを利用する入学試験:入学志願者の高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともに、本学科の教育を受けるために必要な学力が備わっているか、大学入学共通テストにより評価しています。
推薦選抜入学試験(公募制):高等学校での学習および課外活動を通じてこれまでに培われた基礎学力、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」等を備え、本学科で学ぶ高い意欲をもつ人物を選抜するために、出願書類では一定水準以上の「知識・技能」が備わっているか、小論文では本学科で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」が備わっているか、面接では「主体性、協働性や多様性に対する理解」が備わっているか、口頭試問では数学、理科、および英語について試問を行い、本学科で専門教育を受けるために必要な基礎的学力を備えているかなどを総合的に判断し適正に評価しています。
指定校制推薦入学試験:高等学校での学習および課外活動を通じてこれまでに培われた基礎学力、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」等を備え、かつ本学科で学ぶ高い意欲をもつ優れた人物を受け入れるために、学校長の推薦に基づき、出願書類では一定水準以上の「知識・技能」が備わっているか、面接および口頭試問では本学科で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」および「主体性、協働性や多様性に対する理解」が備わっているかなどを適正に評価しています。
とりわけ、本入試においては、入学後の勉学における明確な志向および意欲の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
法人内諸学校推薦入学試験:同志社の一貫教育を通じて、本学の建学の精神を深く理解し、本学科で学ぶ高い意欲や相応しい学力を備え、学部の核となり他の学生をリードし、ひいては大学全体の活性化にも寄与できるような優れた人物を受け入れるために、出願書類では一定水準の「知識・技能」が備わっているか、面接および口頭試問では本学科で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」および「主体性、協働性や多様性に対する理解」が備わっているかなどを適正に評価しています。
とりわけ、本入試においては、「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
同志社大学のAO(総合選抜)体験談
2022年度の受験生 ASさん
法学部 法律学科
法学部自己推薦入学試験の体験談
受験で大変だったことは何ですか?
総合型選抜では、自分の経験や価値観を深掘りし、どう法学部の学びにつながるかを具体的に説明するのが難しかったです。特に、オーストラリア留学で学んだ先住民の権利や憲…
「こうすれば良かった・・・」と思うこと
もっと早い段階から情報収集を行い、時間に余裕を持って準備すれば良かったと思います(私の場合、最後まで一般で行くか、推薦で行くか悩んでいたため)。また、面接ではも…
同志社大学 理工学部 電気工学科の基本情報
同志社大学 理工学部 電気工学科の学生数・教員数・定員数
学部学生数 | -人 |
---|---|
教員数 | -人 |
入学定員 | 80人 |
収容定員 | -人 |
同志社大学 理工学部 電気工学科で取得できる資格
同志社大学 理工学部 電気工学科の主な就職先・進学先

推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。



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