慶應義塾大学のAO(総合型選抜)体験談
OGさんの体験談
- 受験した学部・学科
- 総合政策学部 総合政策学科
- 受験した入試方式
- 春AO入試
- 受験結果
- 不合格
受験準備で最も大変だったことは、志望理由書の作成とその内容を深掘りすることでした。AO入試では、志望理由書が非常に重要な部分を占めるため、自分がこの学部に入りたい理由を明確にし、それを具体的なエピソードや将来のビジョンと結びつける作業が非常に時間がかかりました。また、自己分析も兼ねて、過去の経験をどのように活かしていけるのかを考えるのが難しく感じました。
志望理由書について教えて
志望理由書のために行った最も重要な対策は、実際に総合政策学部で学んでいる内容やカリキュラムを徹底的に調べ、学びたいテーマを明確にすることでした。私の場合、社会課題解決に関心があり、特にメディアと政策がどのように交わるかに興味を持っていました。大学のウェブサイトや資料を活用して、具体的な講義内容やプロジェクトに触れ、それを志望理由書に反映させました。
志望理由書について教えて
こんなふうに対策しました
志望理由書を書いた際は、何度も書き直しの必要があり、予備の紙を沢山使いました。書き直しのために、何枚か用意しておくことをおすすめします。また、書く際は自分が最も集中出来る場所で書き、書き終わったあとも日にちを置いて再確認することも大事です。
試験当日の様子は・・・
志望理由書は、あなたの「想い」を伝えるためのものです。SFCで学びたいこと、実現したいこと、そしてなぜSFCがそのために最適な場所なのかを、具体的に、そして論理的に記述しましょう。過去の経験や興味関心と結びつけながら、あなたの個性をアピールするのも効果的です。
面接について教えて
こんなふうに対策しました
面接は、緊張感がある一方で、温かい雰囲気で行われました。教授を前に、志望理由やこれまでの経験について質問を受け、自分の考えを伝える機会が得られました。特に、志望動機を深掘りされ、具体的なエピソードを交えて説明することが求められました。
試験当日の様子は・・・
面接では、活動報告書の内容を深堀りされることが予想されます。活動報告書で書いたエピソードについて、具体的な質問に答えられるよう準備しておきましょう。また、SFCの教育理念や研究内容への理解度を問われることもあるため、事前にしっかりと調べておくことが大切です。自分の言葉で、なぜSFCに入学したいのか、熱意を持って伝えられるように練習しましょう。
OGさんの対策バランス
「こうすれば良かった・・・」と思うこと
振り返ってみると、もっと早い段階から社会問題に対して幅広い視点で考え、様々な角度からのアプローチをしておけばよかったと感じています。特に、メディアと政策が絡むテーマは深堀りが重要で、もっと早くから関連書籍や論文を読むべきだったと反省しています。また、ディスカッションの練習をもう少し多く行い、異なる意見を尊重しつつ自分の意見をうまくまとめる力を身につけることが必要だと感じました。
大学生活について
こんなことを学んでいます!
私は現在明治大学法学部に進学し、主に法学について学んでいます。法律について学ぶことは今後の人生にも必要なことなので学びがいがあります。
課外活動も楽しんでいます♪
写真サークルとフットサルサークルに入り、毎日充実しています。大学生になったら、ぜひ気になるサークルを探してほしいです。
受験生のみなさんへアドバイス
これからAO入試を受ける受験生へのアドバイスは、何よりも「自分の強みを理解し、それをしっかりと伝えること」です。志望理由書や面接では、自分の経験や考えを具体的に示すことが重要です。また、AO入試は学力だけでなく、考える力やコミュニケーション能力も見られます。面接やディスカッションの練習は早めに始め、リラックスして自分を表現できるように心掛けてください。

推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。



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