川崎医科大学のAO(総合型選抜)体験談
IMさんの体験談
- 受験した学部・学科
- 医学部 医学科
- 受験した入試方式
- 総合型選抜(中国・四国地域出身者枠)【専願】
- 受験結果
- 不合格
最も大変だったのは、膨大な学習量と精神的なプレッシャーのバランスです。適正試験の多岐にわたる内容と、志望理由書・活動報告書の作成に追われる中で、自己分析を深める時間を十分に確保するのが難しかったです。
志望理由書について教えて
受験前は、なぜ川崎医科大学を志望するのか、そして自分がどのような医師になりたいのかをじっくり考えました。特に、中国・四国地域での生活経験や家族の影響、地域医療への関心を具体的なエピソードとともにまとめることに努めました。自己分析を徹底し、数字や事実だけでなく、心情や未来へのビジョンを盛り込むことで、熱意が伝わる文章を作成しました。
活動報告書について教えて
学校外でのボランティア活動や部活動、地域イベントへの参加経験を詳細に記録しました。どのような活動に参加し、そこで何を学び、どのような成果を上げたのか、具体的な事例や数字を交えて記述することで、客観的な評価につながるよう心がけました。また、活動を通じて感じた苦労や達成感も正直に書くことで、私自身の人間性や成長過程が伝わるよう工夫しました。
適正試験について教えて
こんなふうに対策しました
適正試験では幅広い分野の問題が出題されました。各問題は、単なる知識だけでなく、応用力や問題解決能力を問われる内容で、試験全体がバランスよく構成されていると感じました。
試験当日の様子は・・・
基礎知識の徹底的な復習と、過去の受験生の体験談や模擬問題を活用して、問題形式に慣れるようにしました。苦手な分野があれば、参考書や予備校の資料を使って重点的に学習しました。
面接について教えて
こんなふうに対策しました
面接では、志望動機や将来の夢、これまでの活動経験についての質問が中心でした。また、時には医療現場で直面しそうな倫理的な問題や、自己分析に基づいた質問が飛んできたため、準備した回答をもとに自然な会話が展開される感じでした。面接官の質問は、受験生の人柄や本気度を探るような内容が多かった印象です。
試験当日の様子は・・・
面接対策としては、友人や先輩との模擬面接を繰り返し行い、回答のブラッシュアップに努めました。事前に想定される質問リストを作成し、自分の考えや体験を具体的に話せるように整理。また、面接本番では緊張しすぎないよう、リラックス法や深呼吸なども実践し、笑顔やアイコンタクトを大切にしました。
IMさんの対策バランス
「こうすれば良かった・・・」と思うこと
もっと早く準備を始め、計画的に学習スケジュールを立てるべきだったと感じています。特に、面接対策においては、具体的なエピソードや自分の成長を伝えるための準備を十分にしておくと、より自信を持って臨めたと思います。また、志望理由書や活動報告書においても、もっと具体的な数字や事例を盛り込んでいればよかったと反省しています。
大学生活について
こんなことを学んでいます!
大学では、基礎医学や臨床医学の知識を着実に固めるため、講義やゼミ、実習に積極的に参加しています。毎日の授業予習・復習はもちろん、グループディスカッションや自主学習を通して、疑問点を早めに解消するよう努めています。
課外活動も楽しんでいます♪
学外での活動として、医療ボランティアサークルに所属し、地域の健康啓発活動やイベントの運営に携わっています。
受験生のみなさんへアドバイス
・自分自身をよく知ることが大切です。なぜ医師になりたいのか、なぜこの大学を選んだのかを明確にしておくと、書類や面接で自信を持って話せます。 ・適正試験は、幅広い分野から出題されるので、計画的に復習し、模擬試験などで実戦感覚を養ってください。 ・面接練習は、信頼できる人と何度も繰り返し行い、自然な会話の流れを身につけることが重要です。 ・ストレス管理も忘れず、適度にリラックスする時間を持つようにしてください。
推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。
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