九州大学 共創学部のアドミッションポリシー
求める学生像
国立大学法人九州大学では、本学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の普遍的履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受け、自ら学ぶ姿勢を身に付け、さらに進んで自ら問いを立て、創造的・批判的に吟味・検討し、他者と協働し、幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブ・ラーナーへと成長する学生を求めている。
共創学部では次の資質や能力、態度をもった学生を国内外から積極的に受け入れる。
「主体的学習態度」:課題の検討や課題の将来的な解決に必要となる様々な学知や技能を主体的に探究し、身に付けようとする態度を持っている。
「協働への強い意欲」:背景や考え方が異なる人と進んで協力し、共に問題の解決に取り組むことへの強い意欲を持っている。
「批判的思考力」:既存の学知や自らの考えを常に批判的に検討し、その誤りを修正し、より良いものへと改善していこうとする思考態度を持っている。
「国際的視野」:世界の様々な人とともにより良い未来を築くことと、そのために必要となる語学力を磨くことに対する強い意欲を持っている。
求める学生像と学力3要素との関係
知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に国際社会で生じている出来事に対する強い関心と、世界を舞台に活動することに対する強い意欲、および、これらを実現するために必要となる語学力。
思考力・判断力・表現力等の能力:物事を多角的・批判的に考え、自らの考えを自分の言葉で人に伝える資質。常に自らを省み、失敗や間違いを認め、そこから学ぼうとする意欲。
主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性、他者から進んで学ぼうとする態度。世界が直面している様々な課題の将来的な解決に向けて、背景や考え方の異なる様々な人々と進んで協働する姿勢。
入学者選抜方法との関係
共創学部では「知識を問う入試から能力を見極める入試への転換」を掲げ、志願者の能力を複数の観点から見極めるために、次に挙げる4つの方針に基づいて入学者選抜を実施する。
4種類の選抜試験:共創学部が求める学生像の観点から、志願者の能力や態度等を見極めるために、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」「国際型入試」の4種類の選抜試験を実施する。また、それぞれの入試類型の中でも複数の観点を組み合わせ、志願者の能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価する。
文理共通問題:一学部一学科の学部として、文理共通の試験問題を課す(留学生に対する試験を除く)。理系クラスで学んできた志願者も、文系クラスで学んできた志願者もどちらも解答可能な問題を用意し、いずれかが不利になることのないよう配慮する。
志望理由書:すべての入試類型で「志望理由書」の提出を求め、学部への理解や適性などを確認する。
障害等のある者に対する合理的配慮:共創学部の受験にあたり、受験上の配慮や支援を必要とする場合、入学後に配慮や支援を必要とする場合の事前相談を受け付け、合理的配慮を検討する。
九州大学 共創学部の基本情報
九州大学 共創学部の学生数・教員数
| 学部学生数 | 472人 |
|---|---|
| 教員数 | 50人 |
九州大学 共創学部の主な就職先・進学先
推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。
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