琉球大学 理学部のアドミッションポリシー
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琉球大学のアドミッションポリシー
1. 琉球大学の教育の目的と理念
琉球大学は,「自由平等,寛容平和」の建学の精神の下,「普遍的価値を身につけた21世紀型市民として,地域社会及び国際社会の発展に寄与できる人材」の育成を掲げ,さらに具体的に以下の4つを目指し人材を育成します。
(1)豊かな教養と自己実現力を有し,総合的な判断力を備えた人材
(2)優れた専門性を持ち,地域社会及び国際社会に貢献する人材
(3)外国語運用能力と国際感覚を有し,国際社会で活躍する人材
(4)地域の歴史と自然に学び,世界の平和及び人類と自然の共生に貢献する人材
2. 求める学生像
琉球大学は,このような教育理念を理解し,本学で学ぶ強い意欲を持ち,次のような資質をもった人を積極的に受け入れます。
(1)高等学校段階までの教育において,基礎的な知識・技能を習得し,問題意識を持ち続け,主体的に学習に取り組む態度を身につけた人
(2)異なる歴史的・文化的特性や価値観を理解し,地域社会及び国際社会で貢献する意欲のある人
(3)自分自身の可能性を信じ,自己の個性を生かし,自己実現に意欲のある人
3.入学者選抜の基本方針
琉球大学は,各学部・学科等の求める学生像に沿って,多様な入試方法により知識・技能やそれらの活用能力の評価だけでなく,意欲と主体性をもって学ぶことができるかを,多面的・総合的に評価し,社会人や留学生など多様な人を広く受け入れます。
琉球大学 理学部 数理科学科のアドミッションポリシー
1.学科等の教育理念・目的(数理科学 学士教育プログラム)
諸科学の基礎としての数理科学の教育研究を行うとともに、数理科学的素養をもち、社会の多様化と時代の変化に柔軟に対応できる幅広い教養を身に付けた人材を育成することを目的とします。
2.求める学生像
数理科学科では教育理念に基づいて、次のような人を求めています。
一般選抜前期日程
① 基礎的な数学の知識・思考力を備えている人
② 未知の数学に対する好奇心が旺盛である人
③ 強い勉学意欲をもち、積極的に数学を学び、修得した知識や技術等を社会に役立てたい志のある人
一般選抜後期日程
① 基礎的な数学の知識・思考力を備えている人
② 未知の数学に対する好奇心が旺盛である人
③ 強い勉学意欲をもち、積極的に数学を学び、修得した知識や技術等を社会に役立てたい志のある人
私費外国人留学生特別選抜
①基礎的な数学の知識・思考力を備えている人
②未知の数学に対する好奇心が旺盛である人
③強い勉学意欲をもち、積極的に数学を学び、修得した知識や技術等を社会に役立てたい志のある人
3.高等学校等で履修すべき科目や習得しておくことが望ましい資格等
数理科学科では高等学校で次のような科目をしっかりと身に付けてきてほしいと考えています。
一般選抜前期日程 「数学I」、「数学Ⅱ」、「数学Ⅲ」、 「数学A」、「数学B」、「数学C」
一般選抜後期日程 「数学I」、「数学Ⅱ」、「数学Ⅲ」、 「数学A」、「数学B」、「数学C」
私費外国人留学生特別選抜 日本の高等学校における「数学I」、「数学Ⅱ」、「数学Ⅲ」、「数学A」、「数学B」、「数学C」に相当する科目
4.入学者選抜の基本方針
一般選抜 前期日程
大学入学共通テストにおいては、国語、数学、英語、情報を必修科目として、地歴・公民から1科目、理科は物理、化学、生物から2科目を選択とします。個別学力検査等では、数学を必修とし、本学科の教育理念に基づき記述式になっています。理科は物理、化学、生物から1科目を選択とします。また、学習に対する主体性・協調性を調査書の内容に基づいて総合的に評価します。選抜基準は総合得点で判断をし、同点者の順位決定は個別学力検査等の数学の得点、次に大学入学共通テストの数学の得点で判定します。
一般選抜 後期日程
大学入学共通テストにおいては、国語、数学、英語、情報を必修科目として、地歴・公民から1科目、理科は物理、化学、生物から2科目を選択とします。個別学力検査等は、数学だけで、本学科の教育理念に基づき数学的にも意義のある問題を記述式で出題するよう努めています。また、学習に対する主体性・協調性を調査書の内容に基づいて総合的に評価します。選抜基準は総合得点で判断をし、同点者の順位決定は個別学力検査等の数学の得点、次に大学入学共通テストの数学の得点で判定します。
私費外国人留学生特別選抜
独立行政法人日本学生支援機構が実施する「日本留学試験」においては、日本語及び数学(コース2)を必修科目とし、理科は物理、化学、生物から2科目を選択とします。面接を行い、日本留学試験及び面接の成績等を総合して入学者の選抜を行います。
琉球大学 理学部 物質地球科学科のアドミッションポリシー
1.学科等の教育理念・目的(物理系 学士教育プログラム)
教育の理念
物理学は自然のさまざまな振る舞いの奥にある基本法則を明らかにし、それに基づいてミクロな世界から宇宙までの自然現象を統一的に理解しようとする学問で、あらゆる分野に影響を与えてきました。そのため、現在では物理学は人間の生活に密接にかかわりをもち、なくてはならない重要な学問になっています。
物理系では、このような普遍的・体系的な物理学の知識や考え方を身に付けるために、基礎から積み重ねた教育を行うことを目指しています。
教育の目的
物理学は自然の認識についての人類の知的、文化的営みにとどまらず、現代科学を支える基礎であり、私たちの社会基盤を支える基礎学問です。社会におけるこれらの重要性を考えれば、基礎科学としてのこれまでの物理学を継承し、それを持続的に発展させて人類の知の最前線を拡大することが我々に与えられた使命です。物理学では、このような観点に基づいて、未知の自然を探求する創造的な研究活動が行われています。それによって確立された物理学を体系的に理解することによって普遍的知識や考え方を身に付け、社会や学問の世界において自立できる人間を育てるとともに、物理学をとおして人類の幸福と社会の進展に普遍的に貢献できる人を育てることを目的としています。
2.求める学生像
物理系では教育理念・目的に基づいて、次のような人を求めています。
基礎学力を備え、科学的好奇心に富み、探究心や勉学意欲の強い人
科学的な基礎知識や思考法を学び、それらを社会人として生かしたい人
物理系の勉学を基に、広い意味での科学者として自らを磨く人
3.高等学校等で履修すべき科目や習得しておくことが望ましい資格等
一般選抜前期日程
高等学校で履修してほしい科目は、物理基礎、物理及び数学I、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cです。
一般選抜後期日程
高等学校で履修してほしい科目は、物理基礎、物理及び数学I、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cです。入学者選抜には課していませんが、入学後の学習を円滑に進めるため、数学Ⅲの学習を強く勧めます。
学校推薦型選抜Ⅱ(大学入学共通テストを課す)
高等学校で履修してほしい科目は、物理基礎、物理及び数学I、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cです。入学者選抜には課していませんが、入学後の学習を円滑に進めるため、数学Ⅲの学習を強く勧めます。
帰国生徒特別選抜
日本の高等学校における物理基礎、物理及び数学I、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cに相当する科目を履修することを勧めます。
私費外国人留学生特別選抜
日本の高等学校における物理基礎、物理及び数学I、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cに相当する科目を履修することを勧めます。授業での学習効果が上がるように、日本語を十分学習しておくことを勧めます。
4.入学者選抜の基本方針
一般選抜 前期日程
高等学校等で身に付けた基礎学力や思考力・判断力・表現力を重視し、大学入学共通テストを課しています。個別学力検査等では、数学と理科(物理)を課し、数学と理科の成績を重視した選抜を行っています。また、調査書の内容も含めた総合的な評価を行っています。
一般選抜 後期日程
高等学校等で身に付けた基礎学力や思考力・判断力・表現力を重視し、大学入学共通テストを課しています。大学入学共通テストの数学と理科の配点を高くする傾斜配点により、数学と理科の成績を重視した選抜を行っています。また、調査書の内容も含めた総合的な評価を行っています。
学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
高等学校等で身に付けた基礎学力や思考力・判断力・表現力を重視し、大学入学共通テストを課しています。それに加えて、面接試験を行うことにより、物理学の基礎学力(数学の基礎学力も含む)、学習への意欲、適性等を併せもっている人を選抜します。
帰国生徒特別選抜
個別学力検査等の小論文や面接等をとおして、自然科学についての総合的な力、学習への意欲、適性等を併せもっている人を選抜します。
私費外国人留学生特別選抜
独立行政法人日本学生支援機構が実施する「日本留学試験」(日本語、理科2科目、数学)を課しています。それに加えて、面接試験を行うことにより、物理学の基礎学力(数学の基礎学力も含む)、学習への意欲、適性等を併せもっている人を選抜します。
1.学科等の教育理念・目的(地球環境系 学士教育プログラム)
地球環境系の教育の理念・目的は真の自然科学的教養と知性を身に付けて、将来の仕事でそれを十分に発揮していける人間を育成することにあります。
2.求める学生像
地球環境系では地球と海洋に関する自然現象に興味をもち、意欲的に地球科学の知識を身に付け、探究心に富む人を求めています。特に熱帯・亜熱帯域の島弧や海洋で起きている自然現象に興味のある人を求めます。
3.高等学校等で履修すべき科目や習得しておくことが望ましい資格等
地学(地球科学)分野は、数学と他の理科分野(物理、化学、生物)の能力を総合的に応用するような特性を有しています。したがって、高等学校あるいは中等教育学校(以下、「中等教育」)では地学だけではなく、これらの教科もしっかり勉強することを受験者には望みます。さらに、英語は実質的な国際共通語として科学の分野では非常に重要な役割があります。受験者は英語の勉強も重視して下さい。
4.入学者選抜の基本方針
地球環境系は中等教育での教育課程を尊重するとともに、受験者が中等教育で基本的な学力と思考力を身に付けたかどうかを重視しています。また特定の分野に偏るような試験内容や試験方法は避けるよう努力しています。
一般選抜 前期日程
大学入学共通テストを課しています。このことによって、高等学校等での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力をもっているかを判断します。前期日程の個別学力検査では、数学(数I・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数B・数C)と理科(物理基礎・物理、化学基礎・化学、地学基礎・地学から1つ選択)の試験を行います。これらの試験では記述式の問題を多く取り入れています。受験者の思考力や記述力等を総合的にみるためです。これに調査書の内容も含め、総合的な評価を行います。
一般選抜 後期日程
大学入学共通テストを課しています。このことによって、高等学校等での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力をもっているかを判断します。後期日程の個別学力検査では、小論文の試験を行います。文章の読解能力や情報の要約能力、及び地球科学分野に対する興味や関心度、及び論理的な文章の表現力等を評価します。これに、調査書の内容も含めて総合的な評価を行います。
学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
大学入学共通テストを課しています。このことによって、高等学校等での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力をもっているかを判断します。それに加えて、面接試験を行うことにより、地学の専門分野に対する学習への意欲、適性等を併せもっている人を選抜します。
帰国生徒特別選抜
大学入学共通テストを課さず、小論文と面接を課し、それらの評価に基づいて総合的に判定します。小論文では、文章の読解能力や情報の要約能力、及び地球科学分野に対する興味や関心度、及び論理的な文章の表現力等を評価します。面接では、地球科学分野を勉強するための基礎知識、及び勉強しようとする意欲・熱意を中心に評価します。
私費外国人留学生特別選抜
大学入学共通テストを課さず、独立行政法人日本学生支援機構が実施する「日本留学試験」と本学が実施する面接の成績を総合的に評価します。面接では、地球科学分野を勉強するための基礎知識、及び勉強しようという意欲・熱意を中心に評価します。
琉球大学 理学部 海洋自然科学科のアドミッションポリシー
1.学科等の教育理念・目的(化学系 学士教育プログラム)
化学とは、物質を構成する原子や分子の基本的な性質等を追求し、自然界に多様に存在する物質を探究していく学問です。したがって、化学系では普遍的な基礎科学の重要性を念頭に置き、基礎化学及び地域特性を活かした特色ある教育を推進することを教育目的としています。そのために、多様な物質の反応・構造・機能を分子科学的に理解するうえで必要な基礎的な化学教育に加えて、新規物質の創成や亜熱帯・島嶼・海洋の地域特性を活かした天然物・環境分野の応用的な化学教育を行い、亜熱帯島嶼の特性を加味した特色ある化学教育を推進します。
2.求める学生像
化学系では琉球大学の求める学生像に従い、自然を化学の目をとおして見ることに興味をもち、本系が提供する教育カリキュラムで修得した知識や技術等を社会に還元し、学術研究の後継者、産業界をリードする技術者及び化学の教育を担う教師のみならず教育界のリーダー的存在となる人材を求めています。したがって、化学系では次のような資質をもった人を求めています。
物質や自然環境の成り立ちについて興味をもっている人
化学を学ぶための基礎知識を備えた人
修得した化学の知識や技術等を社会に役立てたい人
一般選抜
上記の基本方針に基づき、基礎的な学力と思考力を備え、琉球大学で学ぶ強い意志を有し、本系で修得した知識や技術等を社会の役に立てたいという意欲のある人を求めています。
学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
上記の基本方針に基づき、一般選抜と同等の基礎学力を有し、自然を探求することに意欲的な人を求めています。
帰国生徒特別選抜
上記の基本方針に基づき、一般選抜と同等の基礎学力を有することの他に、特に外国語運用能力を備え、国際感覚を身に付けており、琉球大学で学ぶ強い意志を有する人を求めています。
私費外国人留学生特別選抜
上記の基本方針に基づき、一般選抜と同等の基礎学力を有することの他に、特に日本国籍を有しない人で、日本語運用能力を備え、琉球大学で学ぶ強い意志を有する人を求めています。
3.高等学校等で履修すべき科目や習得しておくことが望ましい資格等
一般選抜
化学基礎と化学を含む理科及びその他の高等学校必修科目について、確実に基礎学力を身に付けていることを望みます。
学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
高等学校で履修してほしい科目は、化学基礎と化学です。
帰国生徒特別選抜
大学入学共通テストや個別学力検査を課していない帰国生徒特別選抜を希望する受験者は、入学後の学習を円滑に進めるため、日本語の教科書や参考書を用いた化学基礎及び化学の学習を強く勧めます。
私費外国人留学生特別選抜
大学入学共通テストや個別学力検査を課していない私費外国人留学生特別選抜を希望する受験者は、入学後の学習を円滑に進めるため、日本語の教科書や参考書を用いた化学基礎及び化学の学習を強く勧めます。
4.入学者選抜の基本方針
一般選抜 前期日程
大学入学共通テスト及び個別学力検査等をとおして、広い基礎学力を有する受験者を評価し、選抜します。
一般選抜 後期日程
大学入学共通テスト及び調査書の内容を総合して、基本的な学力や学習意欲、適性を評価し、選抜します。
学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
大学入学共通テスト、面接及び調査書の内容を総合して、基礎学力と自然に対する旺盛な探究心、及び自然科学の素養を評価し、選抜します。
帰国生徒特別選抜
大学入学共通テストを免除し、小論文、面接及び成績証明書等の内容を総合的に評価し、選抜します。このうち、小論文では、化学の基礎及び身近な話題からいくつかの質問を出題し、その質問に対する回答を評価します。面接では、動機、将来計画といった学習意欲、化学の基礎的な学力、海外生活経験、適性等を総合的に評価します。成績証明書等については、学業成績並びに主に化学(あるいは科学全般)に関する活動及び特記事項を評価します。
私費外国人留学生特別選抜
大学入学共通テストを免除し、独立行政法人日本学生支援機構が実施する「日本留学試験」、面接等をとおして一般選抜(前期日程、後期日程)で選抜する受験者と同等の知識を有した受験者を評価し、選抜します。
1.学科等の教育理念・目的(生物系 学士教育プログラム)
サンゴ礁と白い砂浜に縁取られ、照葉樹が深い緑の陰を落とす亜熱帯の島々。そんな美しい島々が弧状に連なってできた琉球列島には、複雑な地史や亜熱帯海洋性の特異な気候を反映し、陸域から海域にかけて実に多様な生物が暮らしています。その中には琉球列島の固有種や、日本ではここでしか見られない熱帯系の種などが数多く含まれており、生物多様性が極めて高い地域として知られています。近年我々人類の営みは、このかけがえのない琉球列島の自然に大きな影響を与え、生物を取り巻く環境を急速に変化させてきました。「自然との共生」が人類共通の課題としてクローズアップされる今日、琉球列島の自然環境をどのようにして守り、どのように共存していけばよいのか、我々が考えなければならない課題は数多く存在します。こうした状況の中、生物学に対する社会の関心と期待は急速に高まってきています。生物系では地域・国際社会で生物学が果たすべき役割を視野に入れながら、琉球列島の豊かな自然環境がもつ特色を最大限に生かし、多様な生命現象とその根底にある基本原理の理解を目指した教育・研究を行っていきます。
教育目的
生物系では、生物学の基礎的知識を体系的に習得してもらうことを目標に、生物学の主要な学問分野に対応した教育を行っています。また、生物学の先端的な知見に触れる機会を積極的に設けるとともに、学生の多様な要求・目的意識に対応した個性豊かな教育を提供しています。特に、生物の営みに対する理解を深め、自然環境の重要性に対する認識を高めてもらうことを目標に、学内外の機関と連携を取りながら、琉球列島の恵まれた自然環境を実体験の場として活用した教育を展開しています。こうした教育を実践することにより、生物学的素養を基礎に、地域から国際社会までの様々な分野において積極的に個性を発揮できる生物学徒を育成することを目的としています。
2.求める学生像
生物系では、地域国際社会で生物学が果たすべき役割を視野に入れながら、琉球列島の豊かな自然環境がもつ特色を最大限に生かし、多様な生命現象とその根底にある基本原理の理解を目指した教育・研究を行っています。こうした理念のもと、生物系では次のような人を求めます。
一般選抜、帰国生徒特別選抜、私費外国人留学生特別選抜では次の3つを備えた人を求めます。
多様な生命現象と生物を取り巻く自然環境に興味をもち、深く学びたいという意欲のある人
自らの目標に向かって主体的に物事を考え、積極的に行動できる人
生物学を学ぶために必要な基礎知識を備えている人
学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)では、これらに加えて、海洋の生物資源にも興味のある人を求めています。
3.高等学校等で履修すべき科目や習得しておくことが望ましい資格等
一般選抜では、生物を含む理科及びその他の高等学校必修科目について、確実に基礎学力を身に付けていることを望みます。
学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)では、これらに加えて、水産に関する科目でも、確実に基礎学力を身に付けていることを望みます。
帰国生徒特別選抜では、生物学を学ぶ上で必要な科目について、確実に基礎学力を身に付けていることを望みます。
私費外国人留学生特別選抜では、生物学を学ぶ上で必要な基礎学力とともに、日本語で提供される講義を履修するのに必要なコミュニケーション能力を身に付けていることを望みます。高等学校等の教育課程において基本的な学力と思考力が身に付いているかどうかを重視して入学者選抜を行っています。
4.入学者選抜の基本方針
一般選抜 前期日程
高等学校等の教育課程において基本的な学力と思考力が身に付いているかどうかを重視して入学者選抜を行っています。
前期日程の大学入学共通テストでは国語と数学を必須教科とし、地歴・公民と外国語からそれぞれ1科目、理科から2科目を選択科目として課しています。前期日程の個別学力検査等では数学と生物学(生物基礎・生物)を必須科目としていますが、生物学の試験では論述形式の問題を多く出題し、生物学の基礎的な知識に加え、論理的な思考力を重視した選抜を行っています。
一般選抜 後期日程
高等学校等の教育課程において基本的な学力と思考力が身に付いているかどうかを重視して入学者選抜を行っています。
後期日程の大学入学共通テストでは国語と数学を必須教科とし、地歴・公民と外国語からそれぞれ1科目、理科から2科目を選択科目として課しています。後期日程の個別学力検査等では、受験者の理解力、考察力、発想力、表現力、主体性・協調性などを総合的に評価するため、小論文を課しています。
学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
高等学校等の教育課程において基本的な学力と思考力が身に付いているかどうかを重視して入学者選抜を行っています。
大学入学共通テストでは国語と数学を必須教科とし、地歴・公民と外国語からそれぞれ1科目、理科から2科目を選択科目として課しています。また、個別学力検査等では面接を行って生物学・水産学に関する基礎的な知識や学習意欲、適性等を判断し、志願理由書や調査書と合わせて総合的な評価を行います。
帰国生徒特別選抜
高等学校等の教育課程において基本的な学力と思考力が身に付いているかどうかを重視して入学者選抜を行っています。
受験者の理解力、考察力、発想力及び表現力などをみるため、小論文を課しています。また、面接を行って、日本語によるコミュニケーション能力、生物学に関する基礎的な知識や学習意欲、適性等を判断し、小論文の結果と合わせて総合的な評価を行います。
私費外国人留学生特別選抜
高等学校等の教育課程において基本的な学力と思考力が身に付いているかどうかを重視して入学者選抜を行っています。
独立行政法人日本学生支援機構が実施する「日本留学試験」では日本語を必須教科とし、理科2科目を選択とします。数学はコース1又はコース2から選択してください。また、面接を行って、日本語によるコミュニケーション能力、生物学に関する基礎的な知識や学習意欲、適性等を判断し、日本留学試験の結果と合わせて総合的な評価を行います。
推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。
合格へ導く4つのステップ
圧倒的な合格実績を生み出す、
他塾にはない徹底的なサポート
年間カリキュラム
の作成
目標とする志望校や現在の思考力レベルから、合格のために個別の専用カリキュラムを作成します。また、志望大学や興味のある学問から、併願校受験の戦略も提案します。
コーチング面接
【25コマ】
推薦・総合型選抜に特化した専門コーチが入試対策をサポートします。面談の際には生徒の将来像や志望理由の深掘りを徹底的に行い、より深みのある志望理由の完成に導きます。(質問対応も可)
動画コンテンツ
の視聴
推薦・総合型選抜の合格に必要な能力や対策方針をプロ講師が解説します。入試に精通したプロの目線でエッセンスを伝えますので、合格のためにすべきことが明確になります。
添削サポート
【全10回】
出願書類や小論文など、大学別に必要な書類を専門チームが添削しアドバイスします。執筆・添削・書き直し、という工程を繰り返すことで、書類の完成度を着実に高めます。
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