東京理科大学のAO(総合型選抜)体験談
TDさんの体験談
- 受験した学部・学科
- 理学部第一部 数学科
- 受験した入試方式
- 総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価)
- 受験結果
- 不合格
数学科の選抜試験では、専門的な数学問題だけでなく、英語の資格検定や小論文・面接といった総合評価が求められました。特に、数学の各分野の細かい出題傾向に合わせた対策と、限られた時間内に正確かつ迅速に解答するトレーニングが大変でした。また、数学以外の英語資格やコミュニケーション能力も問われたため、普段の数学中心の勉強とのバランスを取るのが苦労でした。
志望理由書について教えて
数学科を志望する理由として、幼いころから「数の美しさ」や論理的な問題解決に魅了され、部活動で数学オリンピックの模擬問題に取り組んだ経験や、独自に解法を探る楽しさを実感してきた点を強調しました。
活動報告書について教えて
数学科への適性を示すため、部活動や個人で取り組んだ研究プロジェクト、数学コンテストへの参加実績などを具体的に記述しました。実際の数字や成果を盛り込みながら、自分が数学的な探究心をどのように実践してきたかをアピールしました。
英検受験について教えて
こんなふうに対策しました
事前の必須資格でした
試験当日の様子は・・・
公式問題集や過去問を徹底的に繰り返し解き、各セクションの出題傾向を把握することから始めました。特にリスニングでは毎日英語の音声教材を聞き、シャドーイングを行うことで耳を慣らし、リーディングでは速読力と正確性を鍛えるため、時間を計って解答する練習をしました。
小論文について教えて
こんなふうに対策しました
数学科の小論文は抽象的な概念や理論の応用を問う問題で、時間内に論理的な構造を持つ文章を作り上げる必要がありました。全て解ききりませんでしたが、回答した問題については論理的な破綻がないよう意識しました。
試験当日の様子は・・・
まず大学のサイト上で公開されている過去問を複数会解き、出題傾向を把握しました。さらに授業で学んだ定理や証明の背景を全て答えられるように、証明の復習を何回もしました。
TDさんの対策バランス
「こうすれば良かった・・・」と思うこと
模擬面接の回数を増やして、緊張せずに自分の考えをしっかり伝えられる練習を積んでおけば、本番で余裕が持てたのではないかと思います。
大学生活について
こんなことを学んでいます!
大学では、専門的な数学の講義(解析学、代数学、幾何学など)に加え、ゼミ活動や小規模な研究グループに積極的に参加しています。授業で学んだ理論を実際の問題に応用するため、定期的なディスカッションや演習問題の解説セッションを通じて、自分の理解を深めています。
課外活動も楽しんでいます♪
大学の数学研究サークルでは、数学パズルやオリジナルの問題作成、外部の数学コンテストへの挑戦など、学問的な側面だけでなく楽しみながら学ぶ場として活動しています。
受験生のみなさんへアドバイス
数学科を志望するなら、まず自分の「数学への情熱」や探究心を具体的なエピソードで整理することが大切です。過去のコンテストや研究活動、数学部の部活動など、実際に自分が取り組んできたことを数字や成果とともに記録しておくと、書類作成がスムーズになります。

推薦・総合型選抜にかんするよくあるご質問
総合型選抜とは何ですか?
総合型選抜は、従来の筆記試験の点数だけでなく、受験生の考え方や大学への思い、人物像、将来性などを多面的に評価して合否を決定する入試方法です。
一般選抜が主に学力試験の点数で合否を判断するのに対し、総合型選抜は受験生の個性や意欲、大学・学部との適性(アドミッション・ポリシーとの合致)を重視するのが大きな特徴です。
AO入試との違いを教えてください。
総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試から名称が「総合型選抜」に変更されました。
旧AO入試では、学力試験を課さずに人物評価や意欲、適性を重視することもありましたが、総合型選抜ではアドミッション・ポリシーへの合致や人物評価に加え、何らかの形で学力の評価を行うことが原則となっています。
学校推薦型選抜・指定校推薦との違いを教えてください。
学校推薦型選抜は、出身高校からの推薦書が必要不可欠です。推薦を受けるためには、評定平均やスポーツ・文化活動で一定の基準を満たしていることが求められます。
一方、総合型選抜は高校からの推薦が不要で、出願条件さえ満たせれば誰でも出願できる点が大きな違いです。また、成績だけでなく、「大学で何を学びたいか」「将来どうなりたいか」といった学びへの意欲や目的意識、自己表現力、課外活動での経験なども重視されます。
総合型選抜を受験するメリットは?
総合型選抜の最大のメリットは、ワンランク上の大学へのチャンスがあることです。
総合型選抜では、筆記試験による学力評価が中心となる一般選抜とは異なり、主体性や協調性、行動力など多面的な力が重視されるため、たとえ学力が平均的な水準であっても、その他の面において際立った強みがあれば、ワンランク上、あるいはそれ以上の大学に合格することも珍しくありません。



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