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海外の大学進学には何が必要?合格に向けたスケジュールを徹底解説!

海外の大学進学には何が必要?合格に向けたスケジュールを徹底解説!

「海外の大学に進学したいけれど、何から始めればいいのかわからない」
「自分でも海外の大学に進学できる可能性はあるのかな」

そんな悩みを抱えて、海外進学に向けての一歩が踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

海外の大学に進学するためには語学力のスキルアップに加え、推薦状やエッセイといった書類の準備が必要です。国や大学ごとに求められる条件や出願の期限が異なるため、早めの情報収集も欠かせません。

そこで本記事では、海外の大学合格に向けた準備方法と具体的なスケジュールを解説します。海外の大学への進学にあたって利用できる奨学金制度や、英語に自信がない方向けの大学進学プログラムも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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海外の大学進学に向けて準備すべき3つのもの

まずは、海外の大学に進学するにあたって準備すべきものを3つ解説します。

  1. エッセイ(志望理由書)
  2. 推薦状と成績証明書
  3. 英語力を証明するスコア

以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。

1.エッセイ(志望理由書)

エッセイとは、海外の志望大学に向けて、具体的な志望動機や自分の人柄、考え方などをアピールするために書く小論文です。

海外の大学は、画一的な学力検査ではなく、書類審査を中心に合否を判定する傾向にあります。志望する大学によって課されるテーマは異なりますが、いずれの場合も自分の考えをわかりやすく伝える力が求められます。

早い時期から考えをまとめ始め、何度も推敲を重ねて完成度を高めることが、合格に近づくポイントとなるでしょう。

2.推薦状と成績証明書

海外の大学に進学する場合、推薦状と成績証明書も重要な選考基準の一つとされています。

推薦状とは、出願者の学力や人間性、社会性などを第三者の視点から評価・証明する文書です。教師からの評価が反映されるため、日頃から積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築いておくことが大切です。自分の姿勢や努力を正確に理解してもらうことで、具体的かつ説得力のある推薦状を作成してもらいやすくなります。

なお、推薦状は教師に英語で書いてもらう必要があるため、時間に余裕を持って依頼・確認しましょう。依頼したい教師が英語が得意ではない場合は、翻訳サービスを利用することも考えられます。

また、海外の大学に提出する成績証明書(GPA:Grade Point Average)は、体育や音楽なども含めたすべての成績が記載されます。

大学によって全科目のGPAで評価するか、主要科目のみのGPAを再計算するかは異なりますが、いずれにしても、受験対策だけでなく日々の授業も真剣に取り組み、高い成績を維持する必要があります。

3.英語力を証明するスコア

海外の大学に進学するためには、講義に問題なくついていけることを証明するため、英語のスコアを提出する必要があります。

英語圏であれば、TOEFL®やIELTS™などのテストのスコアで英語力を証明するのが一般的です。アメリカやイギリスの大学では、英検®準1級〜1級に相当するレベルの英語力が求められることもあるため、早めの対策が重要です。

英語圏以外では、英語力を証明するスコアの提出が求められない場合もある一方で、現地語の語学力を示すスコアの提出が必要になることもあるため、事前に必要なスコアを確認しておきましょう。

現地の共通テストで合否を判定する場合もある

アメリカの一部の大学に出願する場合は、現地の高校生が受験する共通テスト「SAT®(Scholastic Assessment Test)」や「ACT®(American College Testing)」のスコアを提出する必要があります。

SAT®やACT®は基本的に何度でも受験できますが、年間の実施回数が限られているため、受験のタイミングを考慮してスケジューリングしましょう。数学や科学などのセクションもすべて英語で出題されるため、専門用語を含めた十分な対策が求められます

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参照:オンライン個別指導ならトライのオンライン個別指導塾

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【学年別】海外の大学進学を目指すスケジュール

前述のとおり、海外の大学に進学するには、志望動機などをアピールするエッセイや高校での十分な成績、英語力を証明するテストのスコアが必要です。これらの準備をどのように進めていくべきか、学年ごとに解説します。

  • 高校1年生|情報収集しながら学校生活に励む
  • 高校2年生|志望校を決めテスト対策を進める
  • 高校3年生|出願書類やエッセイを作成する
  • 高校卒業後|入学に向けて準備を進める

それぞれ詳しく見ていきましょう。

高校1年生|情報収集しながら学校生活に励む

高校1年生では、海外進学に関連するイベントへの参加や、興味がある大学のサイトをこまめにチェックするなどして、情報収集を進めていきましょう。

日々の学校生活を充実させつつ、高い成績を維持できるよう勉強を続けることも大切です。

また、大学によっては学校の成績に加え、スポーツやボランティアといった課外活動の実績を重視することもあります。興味のある分野があれば積極的に取り組み、実績を積んでおくと良いでしょう。

高校2年生|志望校を決めテスト対策を進める

高校2年生では、将来の目標に合わせて進学したい国や大学の候補をリストアップし、入学要件や出願時に必要な書類などの詳細をリサーチしましょう。

併せてTOEFL®やIELTS™の対策も開始し、進学に必要なスコアを確実に取得できるよう、計画的に英語力を高めていくことが重要です。

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参照:不登校生サポートコース|家庭教師のトライ

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そのうえで、一人ひとりにぴったりの学習プランを提案し、海外の大学進学に必要なテストのスコア取得に向けて徹底サポートします。

高校3年生|出願書類やエッセイを作成する

高校3年生は、出願に向けて本格的な準備を進める段階です。在籍校の教師に推薦状や成績証明書などの書類準備を依頼するとともに、エッセイの作成や推敲にも取り組みましょう。

また、大学によっては11月上旬に願書の受付を締め切る場合もあるため、早めに提出期限を確認した上で、余裕のあるスケジュールを立てることが重要です。

高校卒業後|入学に向けて準備を進める

海外の大学は3〜5月頃に合格通知が届き、9月に入学するのが一般的です。

高校卒業後から海外大学入学までの期間は、合格通知の受け取りやパスポート・ビザの取得、必要に応じて予防接種を受けるなどの準備を進めましょう。

渡航先の文化や気候、治安など、現地での生活に関する情報を集めておくことも大切です。

海外の大学進学にあたって利用できる奨学金制度

海外の大学への進学を検討している方の中には、学費や生活費といった経済的な負担が気になる方も多いでしょう。そんなときに頼りになるのが、奨学金制度です。

ここでは、海外の大学への進学にあたって利用できる奨学金制度について紹介します。

  • 海外留学を支援する国内の奨学金制度
  • 海外の大学が設けている留学生向け奨学金制度

学費や生活費、渡航費など、海外の大学への進学にかかるおおよその費用をあらかじめ把握しておくことで、自分に合った奨学金制度を見つけやすくなるでしょう。

以下、奨学金制度の内容を詳しく解説します。

海外留学を支援する国内の奨学金制度

海外の大学への進学を目指す方向けの奨学金制度として、国内では「日本学生支援機構(JASSO)」や「笹川平和財団スカラシップ」、「柳井正財団海外奨学金」などがあります。

対象者や募集時期、支援内容、支援期間などは制度ごとに異なるため、海外の大学への進学を考えている場合は、早い時期から奨学金に関する情報も集めておきましょう。

海外の大学が設けている留学生向け奨学金制度

経済的な負担を抑えながら進学の夢を叶えるには、留学生向けの奨学金制度を設けている海外の大学を選ぶのも一つの選択肢です。

海外の大学が実施している奨学金制度には、以下のようにさまざまなタイプがあります。

  • 出願者全員が奨学金の選考対象になる
  • 希望者のみが審査される
  • 留学生のみが応募できる

志望校を絞り切れていない方は、どのような奨学金制度があるのかも把握した上で出願先を選ぶと良いでしょう。

英語力に自信がない人におすすめの大学進学プログラム

英語力に自信がない方でも進学を目指せるプログラムや大学もあります。ここでは、英語力のハードルが比較的低いプログラムや大学の一例を紹介します。

  • パスウェイプログラム
  • リベラルアーツカレッジ
  • 条件付き入学制度

以下で具体的なプログラムなどを解説します。

パスウェイプログラム

パスウェイプログラムは、英語力が入学基準に満たない学生が、英語を学びながら大学の授業を一部履修できる制度です。十分な英語力がついた段階で、正式に学部のカリキュラムに進めます。

学部のカリキュラムに進むまで1年程度かかりますが、プログラムの中で大学の授業を先取りして履修でき、そのまま2年生に編入となるため、時間を大きくロスすることなく卒業を目指すことができます。

リベラルアーツカレッジ

リベラルアーツカレッジは、少人数制のクラスで幅広い分野の学問を学べる大学のことです。一般的に大学院を持たず、学部レベルの一般教養教育に重点を置いているため、英語力に不安がある方でも比較的配慮を得やすいと言えます。

大学によってはTOEFL®などの英語スコアがそれほど高くなくても出願できるケースもあるため、海外の大学進学へのチャンスが広がるでしょう。ただし、授業はすべて英語で行われるため、一定の英語力は必須です。

条件付き入学制度

条件付き入学制度とは、大学が求める英語力に達していなくても、入学前に大学付属の英語コースや指定の語学学校で英語を学ぶことを条件に合格内定を得られる制度です。

英語力が基準に達しなければ入学は延期されますが、ほかの留学生と同じタイミングで渡航できるため、現地での生活や環境に早く慣れることができるという点では大きなメリットがあります。

家庭教師のトライでは、お子さまの学力に合わせて苦手分野の克服に特化したカリキュラムを作成できます。そのため、英語に自信がないお子さまでも効率良くスキルを伸ばし、海外大学合格を目指せます

また、どのプログラムが自分に合っているのかがわからない場合は、トライの正社員である教育プランナーが丁寧にヒアリングを行い、最適なプラン選びをサポートします。

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まとめ

海外の大学への進学には、語学力の向上だけでなく、エッセイや書類作成など、多面的な準備が必要です。具体的なポイントは、以下の3つです。

  1. 海外の大学への進学に向けては、エッセイ・推薦状・成績証明書・英語力を証明するスコアの準備が必要
  2. 高校1年生から高い成績を維持しつつ、課外活動にも積極的に参加しておくと良い
  3. 奨学金制度や大学進学プログラムを活用すればチャンスが広がる

早めに情報を集めながら英語力の向上にも取り組み、志望校の合格に向けて着実に準備を進めましょう。