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【愛知県】全県模試とは?概要・申し込み方法・日程やメリットを解説

【愛知県】全県模試とは?概要・申し込み方法・日程やメリットを解説

「愛知県の高校に行くなら、愛知全県模試は受けたほうが良い?」
「愛知全県模試の結果をどのように活用したら、受験を有利に進められるのかな」

高校受験を控える中学生にとって、どの模試を受けるかは、志望校選択やその後の対策、最終的な合否に直結する重要な選択です。

数ある模試の中でも「愛知全県模試」は愛知県内で最大規模の受験者数を誇り、年間延べ16万人以上の中学生が受験しています。

とはいえ、高校受験を突破するためには、ただ模試を受けるだけでは十分ではありません。模試の特徴をよく理解し、結果を効果的に活用することで、志望校合格への道筋が見えてくるでしょう。

そこで本記事では、愛知全県模試の基本情報や申込方法、受験のメリット、結果を志望校合格につなげる活用法などを解説します。

愛知全県模試のメリットを最大限に活かして希望の進路を実現させたい方は、ぜひ参考にしてください。

個別教室のトライでは、愛知全県模試の出題傾向を熟知した講師が、完全マンツーマン授業でお子さまの高校受験をサポートします。

「愛知全県模試の結果を受験対策に活かしたい」「志望校に特化した指導も受けたい」などのご希望がある方は、個別教室のトライにお気軽にご相談ください。

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愛知全県模試とは

愛知全県模試とは

愛知県の公立高校に進学予定の中学生にとって、愛知全県模試は欠かせない存在といえます。

県内最大規模の受験者数を誇る模試であり、自分の学力を客観的に把握し、志望校合格への道筋を立てる重要な指標となるためです。

ここでは、愛知全県模試の特徴や実施内容について詳しく解説します。

愛知全県模試を受験すべきか迷っている方は、まずどのような試験なのかを正しく理解しておきましょう。

愛知県内最大規模の模試

愛知全県模試は、愛知県内の高校への進学を目指す中学生を対象とした模擬試験です。

受験者数・参加塾数ともに県内トップクラスで、2024年度には延べ約16万人を超える中学生が受験しました。

特に中学3年生の受験者数が多く、2024年度の第3回模試では約3万人が愛知全県模試に挑戦しています。

これは、愛知県内の中学3年生全体(約7万人)のうち、およそ半数が参加した計算です。

このように、愛知全県模試は受験者数の規模が大きいため、偏差値や県内順位をほかの模試よりも正確に把握できます

県内で最も客観的に自分の実力を測れる模試として、多くの受験生・保護者・学習塾から信頼を得ているのです。

実施内容と対象

愛知全県模試は、愛知県の公立高校入試とほぼ同じ形式・出題傾向で作成されています。

英語ではリスニング問題も出題され、難易度や科目構成(英語・数学・国語・理科・社会の5教科)も実際の高校入試に準拠しているのが特徴です。

また、2023年度入試以降、愛知県の公立高校入試がマークシート方式に変更されたことを受け、愛知全県模試も同じ解答形式を採用しています。

これらのことから、模試を通して着実に学力をつけながら、本番同様の受験スタイルに慣れることができるでしょう。

愛知全県模試の対象学年は中学1年生〜3年生で、学年に応じた範囲・難易度の問題が出題されます。

どの学年も年間で複数回にわたって試験が実施されるため、中学1年生のうちから学習効果の定期的な分析が可能です。

愛知全県模試の申し込み方法・受験の流れ

愛知全県模試の申し込み方法・受験の流れ

愛知全県模試を受験するにあたって、どのような手順で準備を進めるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

ここでは、愛知全県模試をスムーズに受験できるよう、以下の4点について解説します。

  • 申込方法
  • 受験形態
  • 年間スケジュールと費用
  • 当日の流れと注意点

愛知全県模試の全体像を把握し、滞りなく手続きを進めましょう。

申込方法

愛知全県模試は、学校や塾を通さず個人でも申し込みが可能です。

申込期間中は公式サイトに専用フォームが設置されるため、氏名・学校名・志望校などの必要事項を入力して申し込みましょう。

受験料の支払い方法は、「クレジットカード払い」または「代金引換(現金払い)」です。

クレジットカード払いの場合は問題用紙発行後に決済が行われ、代金引換の場合は問題用紙の受け取り時に配送業者に受験料を支払います。

個人で申し込みをすると、試験実施日の2日前までに問題冊子や解答用紙などの受験キットが自宅に届きます。

現在通っている塾が愛知全県模試を採用している場合は、塾経由での申し込みも可能です。

塾経由の場合は試験会場や日程が指定されることもあるため、まずは在籍している塾で受験可能かを確認しておきましょう。

受験形態

愛知全県模試の受験形態は、大きく分けて「会場受験」と「自宅受験」の2種類があります。

塾に通っている場合は、在籍している塾や教室で模試を受ける「会場受験」が一般的です。

愛知県内にある多くの塾では、春・夏・冬の講習期間中に試験を実施しており、塾生は指定された日時と会場で受験します。

一方、「現在塾に通っていない」「在籍している塾で愛知全県模試を実施していない」などの場合は、自宅で模試を受ける「自宅受験」が可能です。

自宅受験の場合は、郵送された問題冊子と解答用紙を使い、自分で時間を計りながら試験を実施します。

自宅受験は全学年が利用でき、専用の認証画面で「試験開始」ボタンを押してスタートするなど、時間を意識して取り組める点が特徴です。

年間スケジュールと費用

愛知全県模試の実施回数は、年間を通して5〜6回程度で、春から冬にかけて定期的に試験が実施されます。

たとえば、2025年度における愛知全県模試(自宅受験)の実施スケジュールは、以下のとおりです。

  • 第1回:  3月29日〜  4月13日
  • 第2回:  5月24日〜  6月  8日
  • 第3回:  8月18日〜  9月  7日
  • 第4回:10月25日〜11月  9日(中学1年生・2年生は3科目)
  • 第5回:11月29日〜12月14日(中学3年生のみ)
  • 第6回:12月27日〜  1月12日

参照:愛知全県模試

このように年間を通して試験日程が組まれているため、受験生は自分の学力推移を追いながら、継続的に志望校への合格可能性を確認できます

愛知全県模試の受験料は、学年や科目数に関わらず一律で1回あたり6,970円(税込)です。
※代金引換の場合は、手数料330円を加えた7,300円(税込)です。

問題用紙が発送されたあとのキャンセルや返金は、原則としてできないため注意しましょう。

当日の流れと注意点

自宅受験をする場合の当日の基本的な流れは、以下のとおりです。

事前準備以下の道具を準備しましょう。
・問題冊子
・解答用紙
・筆記用具(鉛筆、消しゴム、定規など)
・スマートフォン(またはパソコン)
認証画面にアクセススマートフォンやパソコンで自宅受験の「認証画面」にアクセスし、必要事項を入力します。
試験開始試験開始のボタンを押すとタイマーが動き出します。解答用紙に「塾コード」「塾名」「生徒コード」「氏名」などを記入してから問題を解き始めましょう。
試験終了試験時間が終了したら、解答をやめて試験終了のボタンを押します。
答案用紙の返送試験終了後は、解答用紙と「志望校登録カード」を返送用封筒に入れ、できるだけ早く返送しましょう。

答案用紙を返送したあとは、試験実施期間の最終日から約3〜4週間後に成績表が郵送されます。

愛知全県模試を受験するメリット

愛知全県模試を受験するメリット

愛知県の高校に進学予定の中学生が愛知全県模試を受験するメリットは、以下の4つです。

  1. 偏差値・県内順位で実力を客観的に把握できる
  2. 精度が高い志望校判定を受けられる
  3. 詳細な個人成績表で結果を確認できる
  4. 入試本番のリハーサルになる

模試を効果的に活用するためにも、これらのメリットの詳細を十分に理解しておきましょう。

1.偏差値・県内順位で実力を客観的に把握できる

愛知全県模試の最大のメリットは、自分の実力を「偏差値」や「県内順位」などの数値から客観視できる点です。

学校の定期テストとは異なり、県内にいる幅広い学力層の中学生が受験するため、自分の得点が全体のどの位置に相当するのかを正確に知ることができます

愛知全県模試の成績表は、各科目の得点だけでなく「偏差値」「県内順位」も明示されているのが特徴です。

一般的に偏差値50は平均点と同じレベルを指すため、それより高いか低いかで自分の相対的な学力位置を把握することができるでしょう。

また、愛知全県模試では県内最多の受験生データをもとに、志望校ごとの順位や合格可能性も算出してくれます。

「志望校内○位/受験者数△人」などの情報を用いて、点数だけでは見えない自分の実力を客観視することで、効率的な受験戦略を立てやすくなるでしょう。

2.精度が高い志望校判定を受けられる

愛知全県模試では、結果に基づく志望校判定を受けられます。

志望校判定の算出には年間16万人を超える受験生のデータや過去の合格実績が活用されているため、精度が高く信頼性もある点が強みです。

また、成績表には合格確率の目安や判定ランク(A〜D判定)が示されることから、志望校への現時点での合格可能性を数値で客観的に把握できます。

愛知全県模試は、中学3年間の総合成績を点数化した「内申点」を加味して志望校判定を出しているのも特徴的です。

愛知県の公立高校入試では、中学校での成績も重視されるため、自分の内申点を把握しておくことで、より効率的に受験対策を進められるでしょう。

3.詳細な個人成績表で結果を確認できる

試験後に郵送される個人成績表で詳細な結果を確認できるのも、愛知全県模試を受験する大きなメリットです。

個人成績表の記載内容は、以下のように多岐にわたります。

  • 総合得点
  • 教科別の得点
  • 偏差値
  • 県内順位
  • 学区内順位
  • 各科目の平均点
  • 教科別・大問別の成績分析

なかでも注目すべきなのは、教科別・大問別の詳細な成績分析です。

各設問に対して、全受験者の正答率や、同じ高校を第一志望とする受験者内の正答率が記載されており、自分がミスした問題に対して、どのくらいの受験者が正答しているかを知ることができます。

こうした緻密なデータを活用して自分の得意や苦手を浮き彫りにすれば、重点的に学習すべき領域が明確になり、着実に学力を伸ばせるでしょう。

個別教室のトライでは模試の結果をもとに弱点発見から克服まで徹底サポート

個別教室のトライでは模試の結果をもとに弱点発見から克服まで徹底サポート

参照:個別教室のトライ

個別教室のトライでは、愛知全県模試の結果をもとに、お子さまの弱点発見から克服までを徹底サポートします。

お子さまの目標や得意・苦手科目から逆算し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドのカリキュラムを作成。

授業開始後も、定期的な面談を通してカリキュラムを見直せるため、常に最適なプランで学習を進めることが可能です。

小さな目標達成を積み重ねながら弱点を克服できる仕組みを整えることで、着実に学力を伸ばし、成績アップや志望校合格へと導きます。

4.入試本番のリハーサルになる

愛知全県模試を繰り返し受験することは、入試本番のリハーサルにもなります。

愛知県全県模試は愛知県の公立高校入試と同じ問題形式・出題傾向で作成されているため、練習を重ねることで本番も落ち着いて取り組めるでしょう。

模試の継続的な受験によって、時間配分のコツを掴み、適度な緊張感に慣れることができる点もメリットです。

大勢の受験生に囲まれて試験を受けたり、時間に追われながら問題を解いたりする経験を積むことで、本番でも本来の実力を発揮しやすくなります。

また、5教科の試験を連続して受ける形式に慣れておけば、体力や集中力が養われ、長時間の高校入試にも対応できるでしょう。

愛知全県模試を志望校合格に向けて活用するコツ

愛知全県模試を志望校合格に向けて活用するコツ

愛知全県模試を志望校合格に向けて活用するコツは、以下の4つです。

  • 個人成績表で結果をしっかり確認する
  • 弱点・苦手を分析して克服する
  • 短期・長期の学習計画に反映する
  • 過去問や追加模試で実戦力を強化する

模試の受験後は、結果をどのように活用するかが志望校合格を左右する大きなカギとなります。

上記を参考に、模試の結果を徹底分析して次の学習につなげましょう。

個人成績表で結果をしっかり確認する

愛知全県模試の受験後は、個人成績表で結果をしっかり確認することが大切です。この際、点数や偏差値、志望校判定などの数字だけを見て一喜一憂しないように気をつけましょう。

ポイントは、成績表を隅々まで確認しながら自分の強み・弱みを分析することです。

特に、教科ごとの「大問別成績」「小問別成績」をチェックすると、偏差値や点数だけでは見えない弱点をピンポイントで把握できます。

たとえば、成績表から「簡単な計算ミスが多い」「英語は長文読解で点数を落としている」などが判明すれば、次にどのような対策をすべきかが明確になるでしょう。

このように、成績表に記載された数値や問題の正誤をしっかり確認することで、効率的な受験戦略を立てやすくなります。

弱点・苦手を分析して克服する

成績表から浮かび上がった弱点や苦手分野を分析し、適切な対策を講じることも志望校合格への近道です。

自分の現在地を正確に把握し、判明した弱点を放置せずに対処することで、着実に点数を伸ばせます。

たとえば「社会の地理分野が全県平均を大きく下回っていた」とわかった場合は、地理分野を重点的に復習する計画を立てましょう。

弱点や苦手を克服して模試の点数が上がれば、自信につながって勉強のモチベーションも高まり、さらなる成績アップが期待できます。

家庭教師のトライでは完全マンツーマン授業で模試の結果を最大限に活かした学習をサポート

家庭教師のトライでは完全マンツーマン授業で模試の結果を最大限に活かした学習をサポート

参照:家庭教師のトライ

家庭教師のトライでは、愛知県の公立高校入試に詳しい教師が、完全マンツーマン授業でお子さまの学習を徹底サポートします。

模試の結果をもとに最適な学習プランを作成し、お子さまが納得できるまで丁寧に指導するため、疑問や不安が残りません。

わからない部分があっても、すぐに質問することでその場で疑問が解消され、効率的に学習を進めることができます。

万が一、教師とお子さまの相性が合わない場合は、理想の教師が見つかるまで無料で何度でも交代が可能です。

家庭教師のトライでは無料体験授業を実施しているため、「まずは一度試してみたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

短期・長期の学習計画に反映する

模試の結果を短期・長期の学習計画に反映させることで、効率的な学力向上につなげられます。

まずは短期目標として、次回の模試までにどの部分を強化するかを明確にしましょう。

「英単語を新たに300語覚える」「物理分野の問題集を1冊解く」のように、数字を使って具体的な目標を立てると、学習にメリハリがつきます。

長期目標を立てる際は、志望校合格までの学習スケジュールに模試の結果を反映させるのがおすすめです。

「第○回の模試で合格圏に入る」「模試の最終回までに弱点を完全克服する」など、数ヶ月単位での目標を設定しましょう。

模試を受けるタイミングごとに学習計画の達成度を確認し、必要に応じて勉強法やペース配分を見直していくことが大切です。

過去問や追加模試で実戦力を強化する

愛知全県模試の結果を活用して弱点を克服したら、実践力をさらに高めるための演習に取り組みましょう。

具体的には、公立高校入試の過去問演習や、愛知全県模試の過去問を使った追加模試に挑戦するのがおすすめです。

過去問演習では、過去数年分の問題に取り組むことで、実際の公立高校入試の出題傾向や頻出分野を把握できます。

愛知県における公立高校入試の過去問は、愛知全県模試愛知県の公式サイトに掲載されているため、ぜひチェックしてみてください。

愛知全県模試の追加模試に挑戦する場合は、e-challengeというサービスを活用できます。

「e-challenge」は、前年度分の愛知全県模試をダウンロードして解き、自己採点結果を入力することで偏差値や順位を確認できるオンラインのシステムです。

中学3年生であれば過去6回分の模試を受験でき、限られた時間の中で効率的に問題を解くスキルをさらに伸ばすことができるため、積極的に活用しましょう。

まとめ

まとめ

本記事では、愛知全県模試の基本情報や申込方法、受験のメリット、結果を志望校合格につなげる活用法などを解説しました。

愛知全県模試は、愛知県の公立高校合格を目指す中学生にとって重要な役割を果たす模擬試験です。

高校入試に向けて愛知全県模試を受験すると、以下のメリットを得られます。

  1. 偏差値・県内順位で実力を客観的に把握できる
  2. 精度が高い志望校判定を受けられる
  3. 詳細な個人成績表で結果を確認できる
  4. 入試本番のリハーサルになる

模試の受験後は、個人成績表から結果を徹底分析して弱点を洗い出し、復習や問題演習を重ねて着実に学力を伸ばしましょう。

ぜひ本記事を参考に、愛知全県模試を上手に活用して、目標とする高校への合格を勝ち取ってください。