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通信制高校の入試とは?落ちることはある?試験内容と対策方法を解説

通信制高校の入試とは?落ちることはある?試験内容と対策方法を解説

「通信制高校の入試で落ちることはあるのだろうか」
「面接で何を聞かれるのかわからず、不安がある」
「不登校だったけれど、本当に合格できるのかな」

通信制高校への進学や転入に関して、このような不安を感じる方は少なくありません。

特に、不登校経験がある場合や内申点に自信がない場合、保護者としても心配になることがあるでしょう。

実は、通信制高校の入試は、全日制高校の入試とは考え方が大きく異なります。多くの通信制高校では学力や成績よりも、「学びたい」「高校を卒業したい」という意欲や人物面を重視して選考が行われています。

本記事では、以下をわかりやすく解説します。

  • 通信制高校の入試の仕組み
  • 試験内容
  • 不合格になるケース
  • 入試対策のポイント

全体像を正しく理解し、安心して受験準備を進めていきましょう。

「学びたい」「高校を卒業したい」という気持ちを重視

トライ式高等学院の入試では、学力だけを見るのではなく、「学びたい」「高校を卒業したい」という気持ちを大切にしています。
不登校経験がある場合でも、一人ひとりの状況に寄り添ったサポートを受けられます。

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通信制高校の入試とは?他の入試との違い

通信制高校の入試とは?他の入試との違い

通信制高校への進学や転入を検討する際、まず気になるのが「入試はどのような仕組みなのか」という点です。

  • 通信制高校の入試とは
  • 公立・私立の入試の違い
  • 入学・転学・編入の入試の違い

それぞれの違いを理解することで、お子さまやご家庭の状況に合った進学方法を選びやすくなるでしょう。

通信制高校の入試とは

多くの通信制高校では、厳しい学力試験は行われず、入学への意欲や学習に向き合う姿勢を重視した選考が行われています。

これは、通信制高校が不登校経験のある生徒や、さまざまな事情を抱えた生徒の学び直しを支える役割を担っているためです。

具体的に選考で評価されるのは以下のような点です。

評価項目内容
志望動機なぜ通信制高校で学びたいのか
学習意欲卒業に向けて学習を続ける意思があるか
将来の目標進路や今後についての考えを持っているか

不登校を経験した方や働きながら学びたい社会人、海外にルーツを持つ方など、多様な背景の生徒が受け入れられているのは、こうした選考基準があるためです。

「簡単に入れる」というより、一人ひとりの状況や気持ちを丁寧に確認した上で判断する。それが通信制高校の入試の特徴と言えるでしょう。

公立・私立の入試の違い

通信制高校には公立と私立があり、入試制度や費用面に違いがあります。

主な違いを整理すると、次のとおりです。

比較項目公立私立
募集定員比較的少ない多い
入学時期年1回(4月)※10月入学がある学校もあり年複数回(4月・7月・10月・1月など)
選考方法書類選考・面接中心(学力試験ありの場合も)書類選考・面接中心
入学金約500円2~5万円
年間授業料1~3万円18~30万円

公立は費用面の負担が軽いのが特徴です。一方、私立は入学機会が多く、柔軟なタイミングで進学することができます。予算や入学時期の希望に応じて、ご家庭に合った選択肢を検討しましょう。

入学・転学・編入の入試の違い

通信制高校への進学方法には、「入学」「転学」「編入」の3つがあり、それぞれ対象者や手続きが異なります。

入学
中学校卒業見込み、または卒業後に一度も高校に在籍していない方が対象です。入学時期は4月や10月など、決められたタイミングに限られます。

転学
現在、他の高校に在籍している方が対象で、退学することなく別の高校に移る手続きです。修得単位や在籍期間が引き継がれるため、卒業までの時間を有効活用しつつ進路変更することができます。多くの学校では随時受け入れており、思い立ったタイミングで進路変更できる点が特徴です。

編入
すでに高校を退学した方が対象です。前籍校での修得単位を引き継ぎ、単位数に応じてスタートする学年が決まります。入学時期は年4回(4月・7月・10月・1月)程度に設定されていることが一般的です。

受験料・入学金の目安

通信制高校の受験料や入学金は、学校の種類(公立・私立)によって大きく異なります。事前におおよその費用感を把握しておくことで、安心して学校選びを進めることができるでしょう。

項目公立通信制高校私立通信制高校
受験料無料〜5,000円程度無料〜5,000円程度
入学金約500円約2万〜5万円
年間授業料約1万〜3万円約18万〜30万円
その他費用比較的少ない教材費・施設費・スクーリング費用などが別途必要な場合あり

ご自身の状況に合った学校の種類を選びましょう。

通信制高校の入試で実施される試験

通信制高校の入試で実施される試験

通信制高校の入試では、全日制高校とは異なる選考方法が採用されています。

  • 書類選考
  • 面接試験
  • 作文試験
  • 学力試験

すべての試験が必ず実施されるわけではなく、書類選考と面接のみで合否を判断する学校も多くあります。それぞれの内容を確認し、どこに重点を置いて準備すべきか整理しておきましょう。

書類選考

書類選考では、提出された書類をもとに、受験生の基本情報や学習意欲が確認されます。

主に求められる書類は以下のとおりです。

書類名内容
入学願書
氏名・住所・出身校などを記入する学校指定の書類
調査書中学校が作成する成績・出欠状況の書類
志望理由書志望理由や学習への意欲を記載する書類

中でも重視されるのが志望理由書です。通信制高校では、内申点や欠席日数そのものより、「なぜこの学校で学びたいのか」「どのように高校生活を送りたいのか」といった前向きな動機が評価されます。

調査書は中学校への依頼が必要で、発行までに時間がかかる場合があります。提出期限に間に合うよう、余裕をもって依頼しましょう。

面接試験

面接試験では、受験生の人柄や学習意欲を確認するための質問が行われます。

よく聞かれる内容は以下のとおりです。

  • 志望理由
  • 将来の夢や目標
  • 高校卒業後の進路
  • 中学校での生活について
  • 自分の長所・短所

不登校経験がある場合でも、無理に隠す必要はありません。過去の状況より、「これからどう学びたいか」を中心に話すことで、前向きな印象を与えやすくなります。

服装は、制服がある場合は制服を着用し、私服の場合は黒・紺・グレーなどの落ち着いた色合いを選びましょう。清潔感のある身だしなみを心がけることが大切です。

作文試験

作文試験では、考えをまとめる力や表現力が確認されます。

出題されやすいテーマは次のとおりです。

  • 志望理由・この学校を選んだ理由
  • 入学後に取り組みたいこと
  • 将来の目標や夢
  • 高校生活で大切にしたいこと

文字数は400〜800字程度、試験時間は30〜50分前後が一般的です。学校によってはその場での試験ではなく、事前提出を求められる場合もあります。

難しい表現を使う必要はありません。自分の気持ちを素直な言葉で書き、「この通信制高校でどう成長したいか」を伝えることが大切です。

学力試験

学力試験を実施する通信制高校は一部に限られています。実施される場合でも、科目は国語・数学・英語が中心です。

出題内容は中学校で学ぶ基本事項がほとんどで、全日制高校の入試と比べると難易度は高くありません。

学力試験が合否に大きく影響しない学校も多いため、学力に不安がある場合は事前に試験の有無や結果の扱いを確認し、自分に合った学校を選ぶことが大切です。

トライ式高等学院の入試ではあなたの「学びたい・卒業したい気持ち」を重視

トライ式高等学院の入試ではあなたの「学びたい・卒業したい気持ち」を重視

トライ式高等学院の入試は、成績よりも「前に進みたい気持ち」を大切にします。

トライ式高等学院では、学力や過去の成績だけで合否を決めることはありません。 重視しているのは、「高校を卒業したい」「自分のペースで学び直したい」という、あなた自身の想いです。

不登校の経験がある方や、内申点・出席日数に不安がある方でも大丈夫。一人ひとりの状況やこれまでの背景を丁寧に確認し、入学後に無理なく続けられる学び方を見据えた選考を行っています。

「これからどう学びたいか」を、 まずは私たちに聞かせてください。

通信制高校の入試で不合格になることはある?

通信制高校の入試で不合格になることはある?

通信制高校の入試は、全日制高校と比べて合格しやすいと言われることが多いですが、まったく不合格にならないわけではありません。

どのような場合に注意が必要なのかを知っておくことで、無用な不安を減らし、落ち着いて受験準備を進められるでしょう。

不合格になる主なケース

通信制高校の入試で不合格になる可能性は低いものの、次のような場合には注意が必要です。

まず挙げられるのが、定員オーバーです。近年は通信制高校を選ぶ生徒が増えており、人気の高い学校やサポート体制が充実している学校では、募集人数を超える出願が集まることがあります。

また、面接での態度や受け答えが大きく影響する場合もあります。極端に礼儀がない、質問にまったく答えられないなど、学校生活を送る意思が伝わらないと判断された場合は、不合格となる可能性があります。

その他に、以下も不合格につながる要因となります。

  • 出願書類の記入漏れや提出期限の遅れ
  • 志望理由が極端に曖昧で、入学意欲が伝わらない場合
  • 法令違反や重大な素行不良が確認された場合

基本的なマナーを守り、必要書類を丁寧に準備することで、不合格のリスクを大きく下げられるでしょう。

不登校経験や内申点は合否に影響しないことが多い

通信制高校は、不登校経験のある生徒や、全日制高校の環境が合わなかった生徒を積極的に受け入れている教育機関です。

そのため、中学時代の欠席日数の多さや内申点の低さが直接的に不利になることはほとんどありません

選考で重視されるのは、過去の成績よりも「これから学びたい」「高校を卒業したい」という前向きな気持ちや、通信制という学習スタイルへの理解と意欲です。

面接や作文でも、不登校の経験そのものを否定的に語る必要はありません。これからの学習に対する前向きな思いを、自分の言葉で伝えることが大切です。

多くの通信制高校では、内申点に明確な基準を設けていないか、参考程度にとどめています。そのため、不登校や成績に由来する不安があっても、進学の可能性が閉ざされるわけではありません

トライ式高等学院ではお子さまの不登校解決に向けてキャンパス長が1対1で寄り添う

トライ式高等学院ではお子さまの不登校解決に向けてキャンパス長が1対1で寄り添う

トライ式高等学院では、不登校経験のある子どもが安心して学校生活を再スタートできるよう、キャンパス長が1対1で継続的にサポートを行います。

学習面だけでなく、生活リズムや人間関係、将来への不安など、一人ひとり異なる悩みに寄り添いながら、無理のない目標設定を行います。

生徒本人のペースを尊重しながら、小さな成功体験を大切にしていく点が、トライ式高等学院の大きな特長です。

通信制高校の入試対策のポイント

通信制高校の入試対策のポイント

通信制高校の入試に合格するためには、それぞれの試験内容に応じた対策が必要です。

  • 書類選考|志望理由書の書き方
  • 面接試験|質問例と回答のコツ
  • 作文試験|構成と書き方のコツ
  • 学力試験|勉強法と優先すべき単元

一つずつ確認していきましょう。

書類選考|志望理由書の書き方

志望理由書では、「なぜこの通信制高校を選んだのか」という動機を明確に伝えることが重要です。

全日制ではなく通信制を選ぶ理由は、人それぞれ異なります。

「自分のペースで学びたい」「不登校経験を乗り越えたい」「夢や仕事と学業を両立したい」など、正解は一つではありません。大切なのは、その思いを正直かつ前向きな言葉で表現すること。

志望理由書は、以下の流れを意識した構成にするとまとめやすくなります。

構成内容
通信制を選んだ理由柔軟な学習スタイル、自分に合った環境など
志望校を選んだ理由
進学サポートやスクーリング形式など、自分が惹かれた学校の特徴
入学後の目標大学進学や資格取得、アルバイトとの両立など

学校の特徴を事前に調べ、どのような点が自分の希望と合っているのかを具体的に述べましょう。

「進学コースで大学進学を目指したい」「スクーリングが週1日なので体調に合わせて通えそう」といった具体例を入れると、学習意欲が伝わりやすくなります。

過去の経験も、成長のきっかけとして前向きに表現すれば、自分らしい志望理由書になるでしょう。

面接試験|質問例と回答のコツ

面接試験では、その通信制高校で学ぶ意欲や学習への姿勢、人柄を確認されます。よく聞かれるのは、志望理由や将来の目標、中学生活で頑張ったこと、長所・短所などです。

回答のポイントは、正直さと前向きさです。不登校経験について質問された場合も、過去を否定的に語る必要はありません。「これからこの通信制高校で学び直したい」という意欲を中心に伝えましょう。

逆質問では、「学校行事への参加方法」や「卒業生の進路」など、卒業後の展望や入学後の生活を具体的にイメージしていることが伝わる質問がおすすめです。

主な質問と回答のポイントを以下にまとめました。

質問例回答のポイント
志望理由自分のペースで学びたい理由を具体的に伝える
将来の目標卒業後の進路や夢を前向きに話す
不登校の理由過去より今後の学習意欲を中心に答える

面接官は受験生を落とすためではなく、適切なサポートを行うために質問しています。リラックスして、ありのままの気持ちを伝えてください。

作文試験|構成と書き方のコツ

作文試験では、考えを整理して文章にまとめる力や表現力が見られます。「序論・本論・結論」の三部構成を意識すると、読みやすい作文になります。

構成書く内容
はじめ志望理由や結論を述べる
自分の経験や思いを具体的に伝える
おわり入学後の目標を前向きに締めくくる

書き出しでは、自分の気持ちを述べるのがおすすめです。「自分のペースで学びたいと考え、この高校を志望しました」など、素直な表現で問題ありません。

飾った言葉を使う必要はなく、自分の言葉で正直に書くことが大切です。過去の経験も否定せず、「これからどう学び、何を目指したいか」を示すことで説得力が増します。

書き終えたら、誤字脱字がないかを必ず見直しましょう。

学力試験|勉強法と優先すべき単元

学力試験が実施される場合は、各教科の基礎単元を優先的に復習しましょう。難問対策よりも、教科書レベルを確実に押さえることが重要です。

教科優先すべき単元
国語
漢字の読み書き、文章読解
数学四則計算、一次方程式、関数の基礎
英語基本文法、頻出単語

公立通信制高校の中には学力検査を実施する学校もあり、東京都立通信制では60分程度の試験が行われます。一方、私立通信制高校では学力試験を行わず、面接や書類選考を重視するケースが多いです。

限られた時間で対策を行う場合は、過去問や中学校の教科書を使い、苦手分野を重点的に復習しましょう。完璧を目指す必要はなく、基礎を着実に固めれば十分対応できます。

通信制高校の入試に関するよくある質問

通信制高校の入試に関するよくある質問

通信制高校の入試についてよくある疑問にお答えします。

  • 入試なしで入学できる通信制高校はある?
  • 全日制高校との併願はできる?
  • 入試当日に必要な持ち物は?

事前に把握しておくことで、スケジュール調整や準備をスムーズに進めることができるでしょう。

入試なしで入学できる通信制高校はある?

学力試験や面接を実施しない通信制高校は多数あります。

多くの私立通信制高校では、書類選考のみ、または簡単な面接だけで入学できる仕組みを採用しています。中学校卒業(または卒業見込み)という条件を満たしていれば、基本的に入学が可能です。

ただし、「入試なし」の場合でも以下の点には注意が必要です。

  • 出願受付時期が学校ごとに異なる
  • 出願期限を過ぎると受付されない場合がある
  • 学校説明会への参加が推奨されることが多い

書類選考中心であっても、入学への意欲は確認されます。そこで、学校説明会に参加しておくと、ミスマッチ防止だけでなく、前向きな姿勢も伝わりやすくなるでしょう。

全日制高校との併願はできる?

全日制高校と通信制高校の併願は可能です。

特に私立通信制高校は、公立全日制高校との併願を認めているケースが多く、万が一に備える選択肢として利用されています。

併願時のポイントは以下のとおりです。

  • 公立全日制+私立通信制の併願は可能なことが多い
  • 推薦入試を利用する場合は制度の確認が必要
  • 公立全日制不合格後に通信制に出願できるケースもある

特に私立通信制高校は入試日程が複数設定されていることが多く、全日制の合格発表後に出願手続きを行うことも可能です。

併願を検討する際は、両校に合格した場合の選択基準や、入学手続きの期限も併せて整理しておきましょう。

入試当日に必要な持ち物は?

入試当日は、受験票と筆記用具を必ず持参してください。

筆記用具は、黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴムが基本です。学力試験がある場合は、定規やコンパスが必要になることもあります。

学校によっては上履きや昼食が必要な場合もあるため、募集要項や受験案内を事前に確認しておきましょう。前日までに持ち物リストを作成し、忘れ物がないよう準備すると安心です。

まとめ

まとめ

通信制高校の入試は、学力よりも意欲や人柄を重視する傾向にあります。過去の経験や学力に由来する不安があっても、適切に準備すれば合格の可能性は十分にあります。

志望理由書では入学への思いを丁寧に伝え、面接や作文では「これからどう学びたいか」を前向きに表現しましょう。

不登校経験や内申点の低さは、多くの場合、合否に大きく影響しません。
「学び直したい」という気持ちが何より大切にされます。

出願時期や必要書類を事前に確認し、余裕をもって準備を進めてください。自分に合った学校を選び、安心して受験に臨みましょう。