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学習障がいでも高校受験はできる?入学後の支援や学校の選び方も解説

学習障がいでも高校受験はできる?入学後の支援や学校の選び方も解説

「学習障がいがあっても高校受験はできるのだろうか」
「子どもに合った高校の選び方がわからない」

学習障がいのある中学生の子どもを育てている保護者の中には、進学に関する不安や疑問を抱く方も多いでしょう。

学習障がいがあっても、高校受験に挑戦することは十分可能です。子どもの特性に合った学校や支援体制を選ぶことで、安心して高校生活を送ることができます。

本記事では、学習障がいのある子どもが受験できる高校の種類や受けられる支援、子どもに合った学校を選ぶポイントを紹介します。

家庭教師のトライには、発達障がいのある子どもへの指導実績を持つ教師が在籍しています。一人ひとりの特性や学習進度に合わせて指導を行い、負担に配慮しながら学力向上を目指します。

また、トライでは専任教師に加えて、地域の学校情報や受験事情に詳しい正社員の教育プランナーが担任として学習をサポートします。志望校選びの相談から出題傾向を踏まえた受験対策まで丁寧に寄り添い、お子さまを志望校合格へと導きます。

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学習障がいでも高校受験はできる!子どもの特性に合った支援を受けられる高校を選ぼう

冒頭でお伝えしたとおり、学習障がいがあっても高校受験に挑戦することは可能です。

ただし、無理なく卒業を目指すためには、高校選びが重要です。

高校には特別支援学級がないため、学校によっては子どもの特性に合った支援を受けにくい場合があります。十分な支援が受けられないと授業についていけなくなり、通学が難しくなってしまうこともあります。

その結果、留年や退学につながる可能性も否定できません。

子どもが安心して高校生活を送るためにも、学習障がいへの理解があり、適切な支援を受けられる高校を選ぶことが大切です。

学習障がいがある子どもの高校受験に関する基本情報

高校にはさまざまな種類があり、支援体制や学び方も大きく異なります。そのため、まずは高校の種類や、学習障がいのある子どもが利用できる支援について知っておくことが大切です。

ここでは、学習障がいがある子どもの高校受験に関する基本情報を解説します。

  • 学習障がいのある子どもが受験できる高校の種類
  • 学習障がいのある子どもが高校入学後に受けられる支援
  • 学習障がいのある子どもが受験時に受けられる配慮

以下、順に詳しく見ていきましょう。

学習障がいの子どもに適した高校の種類

学習障がいのある子どもに適した高校には、全日制高校や定時制高校、通信制高校、高等専修学校など、さまざまな種類があります。

学校によって学び方や通学スタイルが異なるため、子どもの特性や生活リズムに合った進路を選ぶことが大切です。

種類学び方通学頻度
全日制高校平日の日中に登校して授業を受ける週5日
定時制高校夕方や夜間に登校して授業を受ける週3~5日
通信制高校自宅学習を中心に、レポートやスクーリング(登校日)などで単位を取得する月に数回〜週に数回など(学校によって異なる)
高等専修学校専門分野を中心に学ぶ週5日程度が多い

さまざまな生徒と同じ空間で過ごす全日制高校は、将来の社会生活に近く、学校行事や部活動などを通して充実した日々を送りやすい点がメリットです。ただし、一定のスピードで授業が進むため、学習ペースが合わないと負担を感じやすい面もあります。

一方、通信制高校は自宅学習が中心で登校日が少なく、自分のペースで学べるのが特徴です。無理なく学習を進めたい場合は、学習障がいの子どもに対するサポートが手厚い通信制高校も視野に入れましょう。

学習障がいのある子どもが高校入学後に受けられる支援

高校には、小・中学校のような特別支援学級は設けられていません。ただし、学習障がいの特性に応じた支援を受けられる仕組みとして、「通級による指導」という制度があります。

通級による指導とは、各教科の授業は通常の学級で受けながら、障がいに応じた特別の授業を受けられる制度です。

たとえば東京都では、2021年度から都立高校において通級による指導が実施されています。生徒一人ひとりの特性に応じて目標を定め、その目標を達成できれば、単位の認定が行われます。

また、高校によっては習熟度に応じた少人数授業を実施していたり、小・中学校の学習内容を復習する機会を設けていたりすることもあります。

学習障がいのある子どもが受験時に受けられる配慮

学習障がいのある子どもは、事前に申請書や医師の診断書を提出することで、受験時に必要な配慮を受けられるケースがあります。

受験時に受けられる配慮の例としては、次のようなものがあります。

  • 別室での受検
  • 試験時間の延長
  • 問題用紙の拡大
  • 問題文の読み上げ
  • 監督者による口述筆記
  • 学力検査問題の漢字のルビ振り
  • 面接の際、質問をわかりやすく伝え、回答を急かさない

このような配慮を受けることで、読み書きや問題文の理解に時間がかかる場合でも、落ち着いて試験に取り組みやすくなります。

ただし、対応できる配慮の内容は自治体や学校によって異なる場合があります。高校に直接問い合わせたり、説明会に参加したりして、事前に確認しておきましょう。

学習障がいの子どもに合った高校を選ぶ3つのポイント

学習障がいのある子どもが、入学後も安心して学校生活を送るためには、高校選びが重要です。特に次の3つのポイントを意識しましょう。

  • 子ども自身が「入学したい」と思えるか
  • 学校全体で支援する体制が整っているか
  • 内申点が合否に与える影響は少ないか

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

子ども自身が「入学したい」と思えるか

高校選びでは、保護者の視点だけでなく、子ども自身の気持ちも大切にすることが重要です。保護者が「この学校なら安心できる」と感じても、子ども自身に通いたいという気持ちがなければ、入学しても些細な失敗で挫折してしまう可能性があります。

一方で、自分で「この学校で頑張りたい」「ここなら続けられそう」と感じられていると、困難に直面したときも前向きに取り組みやすくなります。

そのため、高校選びの際は、子どもが学校の雰囲気や学び方に魅力を感じているかどうかを確認することが大切です。

一緒にオープンスクールや学校説明会に参加し、校舎の様子や授業の雰囲気、生徒の様子などを実際に見てみると、入学後の学校生活をイメージしやすくなります

学校全体で支援する体制が整っているか

ほかの発達障がいと比べると、学習障がいの特性は周囲から見えにくく、「努力が足りない」「やる気がない」と誤解されてしまうケースもあります。

そのため、高校を選ぶ際は、担任を含め教員全員が生徒の特性を理解しようとする姿勢を持っているか、学校全体で支援体制が整っているかを確認することが大切です。

学校によっては、定期テストの際に配慮を受けられる仕組みが整っていたり、特別支援教育コーディネーターが配置されていたりすることがあります。

十分な支援体制がある学校を選ぶことで、入学後も安心して通いやすくなります

内申点が合否に与える影響は少ないか

学習障がいのある子どもは学習面で困難を抱えやすく、努力していても成績に反映されにくいことがあります。

そのため、ほかの生徒と比べて内申点が低くなりやすく、「成績が原因で高校受験に合格できないのではないか」と不安を感じるケースも少なくありません。

このような場合は、内申点が合否に与える影響の少ない学校を選ぶのも選択肢のひとつです。

一般的に、公立の全日制高校は内申点を重視する傾向がありますが、私立高校や通信制高校の中には、内申点をそれほど重視しない学校もあります。

トライ式高等学院なら自分のペースで無理なく高校卒業を目指せる

参照:通信制高校で大学進学|通信制高校・サポート校のトライ式高等学院

トライ式高等学院は、通信制高校と連携しながら高校卒業を目指すサポート校です。

トライ式高等学院の入学選考では学科試験を行わず、面接や作文を通して、本人の意欲を重視しています。そのため、学習面に不安がある場合でも挑戦しやすい環境が整っています。

通学スタイルは、通学型・在宅型・オンライン型の3つから選べるため、不登校傾向にあるお子さまでも、自分のペースで始められます。

また、トライには担任の講師に加えてカウンセラーも在籍しており、学習面だけでなくメンタル面も含めたサポートが可能です。完全マンツーマンの支援体制のもと、一人ひとりの状況に寄り添いながら、高校卒業に向けて無理なく学べる環境が整っています。

【特性別】学習障がいがある子どもにおすすめの受験勉強法

学習障がいのある子どもが高校合格を目指すためには、特性に合った勉強方法を取り入れることが大切です。

ここでは、特性ごとにおすすめの勉強方法を紹介します。

  • ディスレクシア(読字障がい)
  • ディスグラフィア(書字障がい)
  • ディスカリキュリア(算数障がい)

子どもに合った方法を見つけ、無理のない形で学習を続けていきましょう。

ディスレクシア(読字障がい)

ディスレクシア(読字障がい)のある子どもは、文字を読むのに時間がかかったり、文章を正確に読み取ることが難しかったりすることがあります。そのため、文字や文章を認識しやすくする工夫を取り入れた勉強方法がおすすめです。

たとえば、文字を拡大したプリントを使うと文字の形を捉えやすくなり、読み間違いを減らせることがあります。また、問題文を音声で聞きながら学習する方法も有効です。

音声読み上げソフトやデジタル教科書を活用すると、内容を理解しやすくなります

さらに、文章を一度にたくさん読もうとせず、短い文ごとに区切って読む方法も役立ちます。重要な部分に線を引いたり、色分けしたりして視覚的に整理すると、内容を把握しやすくなるケースもあります。

ディスグラフィア(書字障がい)

ディスグラフィア(書字障がい)のある子どもは、文字を書くことに強い負担を感じたり、ノートを取るのに時間がかかったりすることがあります。そのため、できるだけ文字を書く負担を減らす勉強方法を取り入れることが大切です。

図やイラストが多く使われている教材を使えば、内容を視覚的に把握でき、ノートにまとめる負担を軽減できます

そのほか、タブレットやパソコンで入力できる教材や、穴埋め式・選択式の問題集を取り入れるのもおすすめです。

ディスカリキュリア(算数障がい)

ディスカリキュリア(算数障がい)のある子どもは、数の概念の理解や、計算手順の習得に難しさを感じる場合があります。そのため、数の関係を目で見て理解できるような勉強方法を取り入れることが大切です。

たとえば、ブロックやおはじきなどを並べたり動かしたりすることで、数量のイメージをつかみやすくなります。計算の際は、マス目のあるノートを使うと数字の位置が揃い、桁を間違えにくくなります。

2桁以上の計算をするときは、位ごとに色分けする方法もおすすめです。たとえば一の位を赤、十の位を緑のように色を決めておくと、同じ位同士を意識しやすくなります。「赤と赤を足す」「緑と緑を足す」というように視覚的に区別できるため、桁を間違えにくくなります

トライのオンライン個別指導塾では正社員の教育プランナーがお子さまの特性に合った最適な進学先を提案

参照:オンラインの個別指導ならトライのオンライン個別指導塾

トライのオンライン個別指導塾では、地域の学校事情や受験情報に詳しい正社員の教育プランナーが、学校選びをサポートします。

高校ごとの特徴や入試制度、支援体制などを踏まえながら、お子さまの特性や学習状況に合った進路を一緒に考えていきます。

入学後の学校生活を考えながら、さまざまな選択肢を比較検討することで、お子さまが安心して通い続けられる学校を見つけやすくなります。

学習障がいがある子どもの高校受験で親ができるサポート

最後に、学習障がいがある子どもの高校受験を支えるために、保護者ができるサポートを解説します。

  • 勉強に集中しやすい環境を整える
  • 受験に対する不安や悩みに寄り添う
  • 学習障がいに理解のある塾や家庭教師を利用する

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

勉強に集中しやすい環境を整える

学習障がいのある子どもは、勉強に取り組む際に多くの集中力を必要とする場合があります。周囲の雑音や視覚的な情報によって、集中力が大きく削がれてしまうこともあるため、まずは勉強に集中しやすい環境を整えることが大切です。

机の上には勉強に必要なものだけを置き、テレビやゲーム、スマートフォンなど気が散りやすいものは別室に移しておきましょう。

また、勉強中はできるだけ家族にも協力を仰ぎ、テレビの音や会話の声などに配慮してもらうと安心です。

ただし、静かすぎる環境が落ち着かない子どももいます。その場合は、小さめの音量でヒーリングミュージックを流すなど、集中しやすい環境を整える方法もあります。子どもにとって勉強しやすい環境を見つけてあげることが大切です。

受験に対する不安や悩みに寄り添う

学習障がいのある子どもは、これまでの学校生活の中で「できない経験」を重ねていることが多く、「高校受験も失敗するのでは」と不安を抱えている場合があります。

そのため、子どもが安心して受験に向き合えるよう、保護者が一番の理解者となって気持ちに寄り添うことが大切です。

成績だけに目を向けるのではなく、日々の努力や小さな成長にも目を向け「よく頑張っているね」「この前よりできるようになっているね」と前向きな言葉をかけてあげましょう。

学習障がいに理解のある塾や家庭教師を利用する

学習障がいの特性は子どもによって大きく異なります。家庭だけで受験勉強を支えようとすると、保護者自身が「このサポート方法で本当に良いのだろうか」と不安を感じることもあるでしょう。

そこで、学習障がいに理解のある塾や家庭教師を活用すれば、子どもの特性や得意・不得意を踏まえながら、無理のない受験対策が可能です。

子どもへの声かけや関わり方のアドバイスも受けられるため、親子で安心して高校受験に臨めます。

家庭教師のトライでは学習障がいの指導実績が豊富な教師による完全マンツーマン授業で志望校合格を目指せる

参照:家庭教師のトライ-満足度No.1約33万人教師からあなたに最適な家庭教師をご紹介

家庭教師のトライでは、学習障がいに理解のある教師が、一人ひとりの特性や理解度に合わせた完全マンツーマン授業を行います。

集団指導では見落とされやすい苦手やつまずきにも丁寧に向き合えるため、お子さまのペースに合わせながら無理なく学習を進められるのが特長です。

まとめ

学習障がいのある子どもに合った高校を選ぶポイントは、次の3つです。

  • 子ども自身が「入学したい」と思えるか
  • 学校全体で支援する体制が整っているか
  • 内申点が合否に与える影響は少ないか

子どもの特性への理解があり、適切な支援を受けられる高校を選ぶことで、入学後も安心して学校生活を送れます。

必要に応じて、学習障がいに理解のある塾や家庭教師などのサポートを受け、無理のない形で受験準備を進めましょう。