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自分に合う参考書・問題集の選び方とは?注意点や学年別のポイント

自分に合う参考書・問題集の選び方とは?注意点や学年別のポイント

「いろいろな参考書や問題集がありすぎて、どれを選べばいいのかわからない」

「子どもに合う教材を選んであげたいけれど、本当にこれでいいのか不安」

書店やインターネットでは膨大な数の教材が販売されているため、参考書や問題集選びに迷う方も多いでしょう。教材の選び方一つで、学習効率やモチベーションが大きく変わるため、複数の教材をよく比較検討することが大切です。

そこで本記事では、自分に合う参考書・問題集の選び方や学年別のポイント、失敗しないための注意点を解説します。自分と相性の良い参考書や問題集を選び、着実な成績アップ・志望校合格を目指しましょう。

家庭教師のトライは主要教材会社4社と連携しているため、スマートフォン1台で多くの問題集にアクセスすることができます。基礎から応用、受験対策まで幅広く対応しており、必要な問題を見つけやすいのが特長です。

さらに、ジャンルや単元、難易度ごとに自由に問題を探せる検索機能も充実しているため、効率良く学習できます。取り組んだ問題数や進捗データも確認でき、やる気アップにもつながります。

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自分に合う参考書・問題集を見つける4つの選び方

自分に合う参考書・問題集を見つける4つの選び方

「有名だから」「口コミが良いから」といった理由だけで参考書や問題集を選ぶと、子どもに合わず、学習効率が下がってしまうことがあります。

そこでここでは、自分に合う参考書・問題集の選び方を4つ紹介します。

  1. 参考書・問題集を使う目的に合っているか
  2. 難易度は自分の学力と大きくズレていないか
  3. 解説は自分一人でも理解できる内容か
  4. 受験までにすべての問題を網羅できるか

以下でそれぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

1.参考書・問題集を使う目的に合っているか

自分に合う参考書や問題集を選ぶためには、まず「苦手克服」「定期テスト対策」「受験対策」など、学習の目的を明確にすることが重要です。

苦手克服が目的であれば基礎からしっかり学べる教材、定期テスト対策には教科書の内容に沿った参考書やテスト形式の問題集が役立ちます。受験対策を目的としている場合は、志望校の出題傾向に合う参考書や問題集が効果的です。

目的に合う参考書や問題集を選ぶことで学習効率が向上し、スムーズに成績アップを目指すことができます。

2.難易度は自分の学力と大きくズレていないか

参考書・問題集を選ぶ際は、問題の難易度が自分の学力とかけ離れていないか確かめることも重要です。難しすぎる教材を選ぶと内容の理解に時間がかかり、学習効率が下がるだけでなく、やる気まで削がれてしまいかねません。

早く成績を伸ばしたいと焦るあまり、ついレベルの高い問題集に手を出したくなりますが、基礎が十分に身についていないうちに難問に取り組んでも、かえって遠回りになります。

反対に、簡単すぎる教材では新しい知識や気づきを得られず、学力向上につながりません。今の自分に合ったレベルの教材を選ぶことで、無理なく着実に学力を伸ばせます。

3.解説は自分一人でも理解できる内容か

参考書や問題集は基本的に一人で進めることが多いため、解説が自分にとって理解しやすいか確認することも大切です。同じ単元でも、参考書によって説明の仕方や図解の使い方が異なります。誰かにとってわかりやすい参考書が、自分にとってもわかりやすいとは限りません。

解説を読み「自分一人でも理解できそうか」「疑問が残らないか」をチェックしてから選ぶことで、わからない部分を先生に質問する手間も減り、効率良く学習を進められます。解説をスムーズに理解できればつまずきも少なくなり、勉強のモチベーション維持にもつながります。

4.受験までにすべての問題を網羅できるか

中学受験や高校受験、大学受験などを控えている場合は、受験までにすべての問題をしっかり解き切れるかどうかも確認しておきましょう。

限られた時間の中でも全範囲を網羅できる問題集を選べば、重要な単元を取りこぼすことなく、内容理解を深められます。

志望校のレベルや入試の特徴にあっているかも確認する

学校ごとに入試の出題傾向や難易度、重視される分野は異なるため、志望校の過去問や傾向分析をもとに教材を選ぶことも重要です。

たとえば、記述問題が多い学校であれば記述対策が充実した教材、応用問題が中心の学校であれば発展的な問題を多く扱う教材を使うなど、志望校の入試の特徴に合わせて教材を選びましょう。

家庭教師のトライでは圧倒的な問題数を誇る教材で効率的に学習できる

家庭教師のトライでは圧倒的な問題数を誇る教材で効率的に学習できる

参照:家庭教師のトライ-満足度No.1約33万人教師からあなたに最適な家庭教師をご紹介

家庭教師のトライが提供する教材は圧倒的な問題数を誇るため、お子さまの学力や目標にぴったり合った問題で効率良く勉強を進められます。

また、専任の教師が日々の学習状況を逐一把握し、的確にフィードバックします。授業外の学習も管理・サポートするため、次回の授業の理解度も向上します。

自分に合う参考書・問題集を選ぶときのポイント

自分に合う参考書・問題集を選ぶときのポイント

成績アップや志望校合格のためには、多少の手間がかかっても、自分の目で参考書・問題集の内容を確かめることが重要です。

自分に合う参考書・問題集を選ぶポイントは、次の4つです。

  • 実際に書店まで行って中身を確認する
  • 複数の参考書・問題集で迷うときは同じ単元や項目を比較する
  • 内容だけでなくデザイン・レイアウトにも注目する
  • 教育のプロである学校・塾の先生に相談する

最適な教材を見つけて、効率的な学習を進めましょう。

実際に書店まで行って中身を確認する

参考書や問題集を選ぶ際は、実際に書店へ足を運び、自分の目で中身を確認しましょう。

インターネット通販は便利ですが、タイトルや目次を見ただけでは使いやすさや内容がわかりません。タイトルや紹介文だけで選んでしまうと、内容がイメージと違うことや、自分に合わずに学習意欲が下がってしまうことがあります。

こうしたことを避けるためにも、実物を手に取って問題の難易度や解説を確認し、「わかりやすい」「取り組みやすそう」と思えるものを選びましょう。

複数の参考書・問題集で迷うときは同じ単元や項目を比較する

気になる参考書や問題集が複数ある場合は、同じ単元や項目のページを実際に見比べてみましょう。

同じ単元でも、教材ごとに説明の仕方や詳しさ、図解の使い方が異なります。項目を絞って各教材の解説を比較することで、「自分にとってわかりやすいか」「学びたいポイントがしっかり押さえられているか」を明確にできます。

内容だけでなくデザイン・レイアウトにも注目する

参考書・問題集は、内容はもちろん、フォントの種類や文字の大きさ、色使い、行間や余白のバランスなど、デザインやレイアウトも重要です。文字がぎっしり詰まっている参考書のほうが集中しやすい子もいれば、イラストや図が多い参考書のほうが理解しやすく、楽しく取り組める子もいます。

自分にとって「見やすい」「これなら続けられそう」と思えるデザインやレイアウトの教材を選ぶことで、学習へのモチベーションも高まります。

教育のプロである学校・塾の先生に相談する

参考書・問題集選びに迷う場合は、学校や塾の先生など、教育のプロに相談してみるのもおすすめです。学校や塾の先生は生徒一人ひとりの成績や弱点を把握しているため、今の自分に合った教材をアドバイスしてくれる可能性があります。

自分なりに候補をいくつか選び、「この中ならどれが良いか」「自分にはどれが合いそうか」など、具体的に質問すると的確なアドバイスを得やすいでしょう。

家庭教師のトライでは正社員の教育プランナーが教材選びから日々の学習計画までサポート

家庭教師のトライでは正社員の教育プランナーが教材選びから日々の学習計画までサポート

参照:家庭教師のトライ-満足度No.1約33万人教師からあなたに最適な家庭教師をご紹介

家庭教師のトライでは、専任教師に加えて、地域や受験情報に精通した正社員の教育プランナーがお子さま一人ひとりに寄り添います。通っている学校のカリキュラムや学習目的、志望校に合わせて、最適な教材選びをサポートできるのが特長です。

また、学習に関する悩みや進路の不安、受験校の選び方やモチベーション管理なども、教育プランナーに気軽に相談できます。お子さまや保護者の方と定期的に面談を重ねながら、学習計画を柔軟に見直すのも心強いポイントです。

家庭教師のトライには、どんなに小さな疑問や不安も一緒に解決し、安心して学習を続けられる環境が整っています。

参考書・問題集選びで失敗しないための注意点

参考書・問題集選びで失敗しないための注意点

参考書や問題集を購入したものの「思っていた内容と違った」「自分に合わなくて続かなかった」というケースは多くあります。

こうした失敗を防ぐためには、以下の注意点を押さえておくことが大切です。

  • 口コミやレビューだけで選ばない
  • 何冊もの参考書・問題集を同時に購入しない
  • 古本は現在の学習内容と合わない可能性が高い

一つずつポイントを確認し、自分に合った一冊を見つけましょう。

口コミやレビューだけで選ばない

参考書や問題集を選ぶ際は、口コミやレビューだけを頼りにしないことが大切です。たとえ人気が高く、有名な講師が監修している教材であっても、自分に合うとは限りません。

他人の評価に流されず、自分の目で中身を確かめ、「使いやすい」「理解しやすい」と感じるものを選びましょう。

何冊もの参考書・問題集を同時に購入しない

参考書や問題集を一度に何冊も購入すると、どれも中途半端になり、結果として学習効率が下がってしまうことがよくあります。まずは自分に合った一冊をじっくり選び、最後まで使い切りましょう。

一冊の参考書や問題集を繰り返し使い込むことで、内容の理解が深まり、自分の苦手な部分も明確になります。教材を使い込んだあと、物足りなさを感じるようになった時点で新しい教材に移ることで、無駄なく効果的な成績アップにつながります。

古本は現在の学習内容と合わない可能性が高い

参考書や問題集は定期的に内容が改訂されるため、古本を購入する際は注意が必要です。出版年があまりにも古いと、現在の学習指導要領や志望校の出題傾向と合わなくなっている場合があります。

中古の参考書を利用すること自体は問題ありませんが、必ず最新版かどうかチェックしましょう。

【学年別】おすすめの参考書・問題集の選び方

【学年別】おすすめの参考書・問題集の選び方

学年や学習段階によって、参考書や問題集の選び方は異なります。ここでは、これまで解説した参考書・問題集の選び方のポイントを踏まえつつ、それぞれの発達段階や学年ごとの特徴に合わせた教材選びについて解説します。

  • 小学生|視覚的にわかりやすくなっているか
  • 中学生|限られた時間で学べる構成となっているか
  • 高校生|基礎から応用まで体系的に学べるか

参考書や問題集の選び方について、以下で学年別に詳しく見ていきましょう。

小学生|視覚的にわかりやすくなっているか

小学生が参考書や問題集を選ぶ場合は、視覚的なわかりやすさを重視しましょう。小学生はまだ集中力が続きにくい傾向があるため、文章ばかりの教材では飽きてしまう可能性があります。

一方、カラフルで見やすいレイアウトや、イラストや図が多く使われている教材なら、直感的に内容を理解しやすく、スムーズに取り組みやすくなります。さらに、1ページの分量が多すぎず、短時間で終えられる構成の教材を選ぶことで、無理なく学習習慣を身につけられるでしょう。

中学生|限られた時間で学べる構成となっているか

中学生が参考書や問題集を選ぶ場合は、限られた時間でも効率良く学べる構成になっているか確認しましょう。長い授業や部活動などによって帰宅後の勉強時間が限られるため、1ページあたり10〜15分程度で取り組める内容や、重要事項・要点が簡潔にまとまっている教材がおすすめです。

また、学校の学習内容としっかり連動するよう、教科書に準拠した参考書や問題集を選ぶのも重要なポイントです。教科書準拠の教材を使えば、学校の授業と同じ流れで無駄なく学習を進められ、テスト対策にも効果的です。

高校生|基礎から応用まで体系的に学べるか

高校生が参考書や問題集を選ぶ場合は、基礎から応用まで体系的に学べる教材かどうかを意識しましょう。

大学受験を控えた高校生の場合、得点力を伸ばすには、まず基礎知識をしっかり定着させたあとに標準的な問題で理解を深め、最終的に応用問題へとステップアップしていく必要があります。

そのため、幅広い難易度の問題が用意されている教材や、わかりやすい解説で根本的な理解を促してくれるものを選ぶと良いでしょう。

まとめ

まとめ

自分に合う参考書・問題集を選ぶためのポイントは、以下の4つです。

  1. 参考書・問題集を使う目的に合っているか
  2. 難易度は自分の学力と大きくズレていないか
  3. 解説は自分一人でも理解できる内容か
  4. 受験までにすべての問題を網羅できるか

子どもによって、学力レベルや教材のデザイン・レイアウトの好みは異なるため、現在の学力や目的をしっかり把握したうえで、実物を手に取って中身を確認することが大切です。迷ったときは教育のプロに相談しながら、ぜひ自分にぴったりの一冊を見つけてください。