「英検®2級に合格するには、どれくらい勉強すればいいの?」
「独学だけで本当に合格できるのか不安……」
「効率的な勉強法を知りたい」
英検®2級は高校卒業程度の英語力が求められる試験で、一般的な合格率はおよそ20〜25%程度だと言われています。
そのため、これから受検しようと考えている方の中には、どのように対策すれば良いのか悩んでいる方も多いでしょう。
英検®2級に合格するには、約5,000語の単語に対応できる語彙力をつけておくことが重要です。
また、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能もバランス良く伸ばす必要があります。
やみくもに勉強するのではなく、試験の特徴を理解し、自分に合った学習計画を立てることが、合格への近道となるでしょう。
本記事では、英検®2級の試験概要や求められるレベル、学習計画の立て方、効率的な勉強法を解説します。
将来に向けて少しでも早く英検®2級をクリアしたい方は、ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
英検®2級の試験概要・レベルとメリット

英検®2級に合格するためには、まず試験の内容や特徴を理解しておくことが大切です。
具体的には、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 英検®2級のレベルと難易度|高校卒業程度の英語力が目安
- 試験形式と配点の仕組み
- 英検®2級を取得するメリット
試験の全体像を把握することで、効率的な攻略法も見えてきます。
英検®2級のレベルと難易度|高校卒業程度の英語力が目安
英検®2級に求められる英語力は「高校卒業程度」が目安で、約5,000語の語彙数が必要とされています。
日常会話はもちろん、環境問題やテクノロジーなどの社会性のある話題についても内容を理解し、自分の考えを伝える力が求められる点が特徴です。
近年の合格率は公表されていませんが、おおむね20〜25%と、決して高い割合ではありません。主な受験者は高校生で、大学入試の共通テストに近いレベルだといわれています。
準2級・準2級プラス・準1級との違い
英検®2級は、高校中級程度の英語力が求められる準2級と比べて、難易度が大きく上がります。
合格に必要な語彙数で比較すると、準2級が約3,600語であるのに対し、2級は約5,000語です。さらに高いレベルの準1級では、約7,500語と飛躍的に増加します。
また、準2級の試験内容は身近なテーマが中心ですが、2級では社会的な問題について自分の意見を述べる必要がある点も大きな違いです。
この準2級と2級の間にある大きな差を埋める目的で、2025年度に新たに「準2級プラス」というレベルが導入されました。
準2級プラスは準2級と2級の中間に位置し、英検®2級を目指す人が、高い壁を乗り越えるためのステップとして活用できます。
試験形式と配点の仕組み
英検®2級は、一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接)の2段階で構成されています。
評価項目は、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能です。
これらの技能は、英検®を国際基準に照らして数値化した「英検®CSEスコア」によって評価され、それぞれ650点満点で採点されます。
一次試験の合格基準スコアは、満点1,950点のうち1,520点程度が目安です。
ただし、特定の技能のスコアが極端に低い場合、合格は難しくなるでしょう。
つまり、英検®2級をクリアするには、日々の勉強を通して4技能をバランス良く伸ばすことが欠かせません。
「従来型試験」と「S-CBT」の違いと選び方
英検®の試験形式には、従来型の筆記試験と、コンピュータを使って受験する「S-CBT」の2種類があります。
2つの主な違いは、以下のとおりです。
| 従来型試験 | S-CBT | |
| 試験日 | 一次試験と二次試験が別日 | 1日で4技能すべてを受験 |
| 解答形式 | ・マークシート ・記述 ・対面での面接 | ・マウス選択 ・タイピング ・録音式面接 |
| 実施回数 | 年3回 | 原則、毎週土日実施 |
| 特徴 | 学校のテストや模試と同じように取り組める | スケジュール調整がしやすい |
S-CBTは、1日で4技能すべての試験が完了します。スピーキングテストも対面ではなく、ヘッドセットとマイクを使用して音声を吹き込む録音形式で実施する点が特徴です。
また、S-CBTは従来型試験に比べて、試験の実施回数が多い点も特徴です。
英検®2級に挑戦する際は、学習計画やパソコンの操作スキルなどを考慮し、自分に合った受験方法を選びましょう。
英検®2級を取得するメリット
英検®2級を取得する大きなメリットは、高校や大学の入試を有利に進められることです。
たとえば高校入試では、一定以上の級に合格している受験者に対して、内申点への加算や学科試験の免除などの優遇措置を設けている学校が多くあります。
特に私立高校では、3級以上を持っていることが評価につながるケースも珍しくありません。
大学入試においても、英検®2級以上の取得を出願条件にしたり、英語の試験での得点換算や加点を認めたりする学校が増えています。
大学によっては、取得している英検®の級に応じて、英語科目の単位が認定される点もメリットです。
このように、英検®2級は入試だけでなく、進学後の学習においても役に立ちます。
英検®取得によって利用できる高校・大学受験の優遇措置を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
英検®2級合格に必要な勉強時間と学習計画の立て方

英検®2級の合格を目指すには、必要な勉強時間を把握し、効率的な学習計画を立てることが大切です。
ここでは、以下4つのポイントについて解説します。
- 合格までに必要な総勉強時間の目安
- 効率的に合格を目指す!学習計画の立て方
- 過去問・模試の効果的な活用法
- 独学で効率的に学習を進めるコツ
過去問や模試も効果的に活用することで、合格に大きく近づくことができるでしょう。
合格までに必要な総勉強時間の目安
英検®2級の合格に必要な勉強時間の目安は、100〜150時間程度です。ただし、勉強開始時点でどれくらいの英語スキルがあるかによって大きく変わります。
たとえば、学校の授業で英語に触れる機会が多い高校生は、100時間程度が目安です。
一方で英語スキルが十分でない中学生や、英語学習から離れていた社会人は、150時間程度の勉強時間が必要でしょう。
この勉強時間には、単語や文法などの基礎固めから、4技能すべての対策を行う時間までが含まれます。
試験を乗り越えるためには、自分の英語レベルに合わせて、無理なく続けられる勉強時間を確保することが大切です。
効率的に合格を目指す!学習計画の立て方
効率的に合格を目指すには、試験日から逆算して段階的な学習計画を立てましょう。
たとえば、試験まで3ヶ月しかない場合は、以下のスケジュールで学習に取り組むのがおすすめです。
| 1ヶ月目 | 「単語の暗記」や「文法の復習」などの基礎固めに集中する |
| 2ヶ月目 | 過去問を使って長文読解やリスニングに取り組む |
| 3ヶ月目 | ライティングの練習や面接対策など、アウトプットに重点を置いた学習に切り替える |
試験まで時間がなくても、英語力の土台が不安定なままでは応用的な問題に対応できません。そのため、最初の1ヶ月は基礎固めに集中し、残りの2ヶ月で応用問題に取り組みましょう。
試験まで6ヶ月程度ある場合は、前半の3ヶ月をインプット、後半の3ヶ月をアウトプットに充てる方法が効果的です。
「いつまでに何を終わらせるか」を明確にし、計画的に学習を進めることで、着実にスキルアップすることができます。
過去問・模試の効果的な活用法
過去問や模試は、自分の実力を測るだけでなく、弱点を克服するためにも有効活用しましょう。
過去問に取り組むタイミングは、単語や文法などの基礎を固めたあと、試験の1〜2ヶ月前がおすすめです。
試験本番と同じように時間を計りながら問題を解くと、適切な時間配分をつかみやすくなります。
過去問や模試で間違えた問題はノートにまとめ、「なぜ間違えたのか」「正解の根拠はどこにあるのか」を自分の言葉で書き出しましょう。
小さなミスでも放置せず復習することで弱点を着実に克服でき、合格の可能性を高めることができます。
独学で効率的に学習を進めるコツ
独学で効率的に学習を進めるには、優先順位をつけて計画的に取り組む工夫が必要です。
たとえば単語学習では、約5,000語の単語をいきなりすべて覚えようとするのではなく、頻出単語から取り組むことで、点数を取りやすくなります。
また、「計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)」のPDCAサイクルを意識することも大切です。
目標を立てて実行し、達成できなかった部分を鑑みて計画を見直すことで、自分の弱点が明らかになり、効率的に学習を進められるでしょう。
トライのオンライン個別指導塾では英検®対策コースで効率良く対策できる

参照:英検®対策なら4技能・スピーキング添削も安心のトライ | トライのオンライン個別指導塾
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「英検®対策コース」は、英検®2級で求められる4技能について、一人ひとりの得意・苦手に合わせてアプローチする点が特徴です。
わからない部分はすぐに質問して疑問を解消できるため、4技能すべてのスキルをバランス良く伸ばせます。
また、英作文の添削や面接対策など、他の塾では受けにくいサポートにも幅広く対応可能です。
お子さまにとって最適な学習プランを提案し、合格まで徹底サポートします。
【基礎力強化】単語・熟語・文法の効率的な勉強法

英検®2級は、英検®の中でもハイレベルな試験ですが、合格のためには「単語・熟語・文法」といった基礎力の強化が欠かせません。
ここでは、英語の基礎力を固める勉強法として、以下のポイントを解説します。
- 英検®2級に必要な語彙レベルと単語数
- 単語・熟語の効率的な勉強法
- 英文法の効率的な勉強法
「単語・熟語・文法」は、すべての技能に関わる重要な部分のため、しっかりとコツを押さえておきましょう。
英検®2級に必要な語彙レベルと単語数
英検®2級に合格するためには、約5,000語の語彙数が必要です。準2級で求められる約3,600語から、新たに1,400語以上を覚える計算となります。
試験内容のテーマに合わせて、「環境問題」「教育」「テクノロジー」に関する単語が多く出題される点も特徴です。
必ずしもすべてを覚える必要はありませんが、語彙数を増やしておけば、問題を解くスピードや得点率が大きく上がるでしょう。
単語・熟語の効率的な勉強法
約5,000語の単語を効率良く覚えるには、記憶に残りやすい工夫を取り入れることが大切です。
具体的には、以下の勉強法を実践しましょう。
- 単語の意味だけでなく、例文の中でどのように使われているかを確認する
- 「目で見る」「声に出して発音する」「実際に書く」など五感を活用する
- 少し時間を空けて何度も復習する「分散学習」を取り入れる
例文を通して、単語が持つニュアンスや文脈を理解すると、記憶に定着しやすくなります。
また、「視覚・聴覚・触覚」などの五感を活用する勉強法も、脳が刺激されて記憶の定着につながるため、おすすめです。
分散学習は、通学・通勤中のスキマ時間に単語帳やアプリで復習するなど、日常生活のルーティンに組み込んでみてください。無理なく繰り返すことで学習効果を高められます。
英文法の効率的な勉強法
英文法の学習は、頻出分野から優先的に取り組むのが効率的です。具体的には、時制の一致や仮定法、関係代名詞などが挙げられます。
英検®2級の文法問題は2024年度の改訂で一部削除されましたが、得点率を少しでも上げるには、出題傾向をしっかり把握しておくことが大切です。
学習を進める際は、問題演習と復習を繰り返し行いましょう。間違えた問題については解説を確認し、「なぜ間違えたのか」を理解することが重要です。
また、習得した文法事項を使って実際に英文を書く練習をすると、語句の位置関係を理解でき、知識の定着にもつながります。
ここまで、英検®2級の効率的な基礎固めの方法について解説してきましたが、中には「試験まで時間がない」と悩む方もいるかもしれません。
以下の記事では、短期の英検®対策におすすめな「オンライン塾」の特徴や選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【技能別対策】リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの勉強法

最後に、英検®2級で求められる4技能の具体的な勉強法を解説します。
- リーディング対策
- ライティング対策
- リスニング対策
- スピーキング(二次試験)対策
基礎固めを行ったあとは、各技能に特化したトレーニングで得点力をさらに高めましょう。
リーディング対策
英検®2級のリーディングでは、限られた時間の中で正確に英文を読み解く力が求められます。
長文問題に取り組む際は、本文を読む前に設問をチェックする習慣をつけましょう。「何を問われているのか」を把握した上で本文を読むと、必要な情報を効率的に見つけることができます。
本文を読みながら、「However(しかし)」や「Therefore(したがって)」などのディスコースマーカー(話の展開を示す言葉)に印をつけるのも効果的です。
文章の全体的な構造を把握しやすくなり、筆者の主張を素早く見抜くことができます。
過去問演習は、時間を計りながらペース配分を意識して繰り返し行うのがポイントです。
難しい問題に時間をかけすぎず、必要に応じて取り組みやすい問題から解く判断力も、英検®2級の合格に欠かせないスキルと言えます。
ライティング対策
英検®2級のライティングでは、与えられた課題に対し、自分の意見と理由を80〜100語の英語で記述する問題が出題されます。
高得点を狙うには、まず英作文の基本構成を理解しておくことが大切です。以下の四段落構成に沿って文章を書くと、自分の考えを論理的に伝えることができます。
- 導入(自分の意見を提示)
- 理由1
- 理由2
- 結論(再び意見を述べる)
同じ単語や表現の繰り返しを避け、接続詞なども効果的に使いながら文章を組み立てることを意識しましょう。
英作文が完成したら、学校の先生や塾の講師など、第三者に添削してもらうことも重要です。
自分では気づいていない文法ミスや不自然な表現を指摘してもらえるため、着実にライティング力を伸ばすことができます。
リスニング対策
リスニング力を鍛えるには、英語の音に耳を慣らすトレーニングが欠かせません。効果的な勉強法としては、「シャドーイング」や「ディクテーション」が挙げられます。
シャドーイングは、英語の音声を聞きながら少し遅れて発音する練習法で、ディクテーションは、聞こえた英語をそのまま書き取るトレーニングです。
どちらも英語の音声に合わせて声に出したり書いたりするため、発音や意味を瞬時に理解する力が養われます。
過去問に取り組む際は、音声が流れる前の短い時間を活用して選択肢を先読みするクセをつけましょう。会話のテーマや場面を予測することで、理解がスムーズになります。
情報を聞き逃してしまった場合も焦らず、消去法を使って正答の可能性が高い選択肢を選ぶのがポイントです。
スピーキング(二次試験)対策
英検®2級の二次試験では、面接官との対面形式によるスピーキングテストが行われます。
面接時間は入退室を含めて約7分間で、主に以下が出題されます。
- パッセージの音読
- イラストに関する質疑応答
- あるテーマについて自分の意見を述べる など
英語の発音や回答内容だけでなく、積極的にコミュニケーションを取ろうとする「態度」も重要な評価項目です。
そのため、入室時は明るくハキハキと挨拶し、試験開始後も面接官の目を見て話すことを心がけましょう。
質問が聞き取れなかった場合は、黙るのではなく「Pardon me?」と聞き返すことで、積極的な姿勢が伝わります。減点対象になるケースは少ないため、安心してください。
面接対策では、過去問などを活用し、一連の流れを声に出してシミュレーションしましょう。
家族や友人に面接官役を頼み、本番に近い雰囲気で練習を重ねると、本番でも落ち着いてやり取りできます。
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学習面談を通して、「4技能をいつまでに・どれくらい伸ばすべきか」を分析し、目標に合わせてオーダーメイドのカリキュラムを作成します。
そのため、試験までの時間が限られているお子さまでも、合格に必要な部分についてピンポイントで対策することが可能です。
カリキュラムは一度作成して終わりではなく、定期的な学習面談で見直せるため、常に最短ルートで合格を目指せます。
「学習計画をプロに任せて勉強に専念したい」「短期間で合格したい」などの悩みを抱える方は、トライのオンライン個別指導塾にお気軽にご相談ください。
まとめ

本記事では、英検®2級の試験概要や求められるレベル、学習計画の立て方、効率的な勉強法を解説しました。
英検®2級に合格するためには、以下の勉強法で基礎固めや4技能のトレーニングを行うことが大切です。
| 基礎固め | ・単語や熟語:「五感の活用」「分散学習」などで覚える ・英文法:頻出分野から優先的に取り組む |
| 4技能のトレーニング | 【リーディング】 ・本文を読む前に設問をチェックする ・ディスコースマーカーに印をつける ・時間を計りながら繰り返し練習する 【ライティング】 ・英作文の基本構成を理解する ・英作文の完成後は添削を受ける 【リスニング】 ・シャドーイングやディクテーションに取り組む ・音声が流れる前に選択肢を先読みするクセをつける 【スピーキング】 ・過去問を使って一連の流れをシミュレーションする ・本番に近い雰囲気で練習を重ねる |
英検®2級の取得には、高校・大学入試での優遇措置や、進学後の単位認定など、さまざまなメリットがあります。
ぜひ本記事を参考に、自分に合った効率的な勉強法で、英検®2級の合格を実現させてください。