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高2から医学部を目指すのは遅い?今からやるべきことを徹底解説!

高2から医学部を目指すのは遅い?今からやるべきことを徹底解説!

「高2から医学部を目指すのはもう遅いのでは」
「今から始めても間に合うのか不安」
「何から手をつけていいかわからない」

医学部受験を目指す受験生の中には、高1や中学生の頃から対策を始めている人もいます。

しかし、高2からの対策でも合格の可能性は十分にあります。重要なのは、限られた時間の中で、何をどう取り組むかという点です。

本記事では、高2からでも医学部合格を目指せる理由と、そのために必要な勉強法を徹底解説します。

  • 科目ごとの学習のポイント
  • 高2のうちにやっておくべき準備
  • 効率的な学習を進めるための方法

高2でも今から始めれば、まだ十分に巻き返すチャンスがあります。医学部を目指す高2の生徒さんとその保護者様は、本記事を一歩踏み出すための参考にしてみてください。

家庭教師のトライでは、全国で豊富な合格実績を持つ「プロ家庭教師」と正社員の教育プランナーが医学部受験を徹底サポート。一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムと完全マンツーマン授業で、志望校合格へと導きます。

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高2からでも医学部の合格は目指せる!徹底した自己管理で計画的に勉強しよう

高2からでも医学部の合格は目指せる!徹底した自己管理で計画的に勉強しよう

医学部受験を目指す多くの受験生は、高1の段階から本格的な受験勉強をスタートしています。しかし、高2の時点で受験に本気になったとしても、合格の可能性がなくなるわけではありません。

むしろ、これからの1年半を計画的に使うことで、逆転合格も十分に狙えます。

ただし、周囲と比べてスタートが遅れている分、自己管理力と学習の質・量が合格のカギを握ります。毎日のスケジュールを見直し、ムダな時間を削って集中力を高める工夫が必要です。

特に、高2の間に基礎力を固めておくことが欠かせません。基礎が固まっていれば、高3で応用や演習に集中できるためです。まずは、これから具体的に紹介する目標を設定し、高2のうちに土台を完成させることを目指しましょう。

医学部受験に向けて高2のうちにやっておくべきこと

医学部受験に向けて高2のうちにやっておくべきこと

医学部への合格を目指す上で、高2からのスタートは決して遅くはありません。ただし、その分、高い目標意識と計画性を持って勉強に取り組むことが大切です。

  • 週30時間以上の勉強時間を確保する
  • 英語・数学は共通テストで7〜8割解けるレベルに上げる
  • 基礎が固まったら過去問演習にも挑戦する

以下で、高2のうちに取り組んでおきたい学習ポイントを紹介します。

週30時間以上の勉強時間を確保する

受験勉強のスタートが遅れた分を取り戻すには、限られた時間を活用しなければなりません。まず目指したいのは、週30時間以上の勉強時間の確保です。

1日あたりの目安はおよそ5時間ですが、平日は学校や部活動などでまとまった時間がとれないことも多いでしょう。そうした場合は、平日に3時間、休日に8時間といったように、自分の生活リズムに合わせて調整することが大切です。

また、勉強時間は「ただ長ければよい」わけではありません。集中力を保った上で、質の高い学習を継続することがポイントです。記録をつけて時間を“見える化”しながら、自分に合ったペースで習慣化していきましょう。

英語・数学は共通テストで7〜8割解けるレベルに上げる

医学部を目指す上で、英語と数学は最優先で対策したい科目です。

特に国公立医学部を志望する場合、共通テスト本番では全科目平均で8割以上の得点が必要。高2の時点では英語・数学で7〜8割以上を獲得できている状態になっていることが理想です。

共通テストで8割以上を目指すためには、早めに学習を進めておくと安心です。そのため、高2のうちに共通テスト範囲の基礎内容は一通り習得しておくとよいでしょう。

ただし、数ⅡBCの学習が高2までに終わらない学校もあります。その場合は学校の進度に頼らず、自主学習や塾・予備校で先取りすると良いでしょう。遅れを取ると、応用演習や過去問対策に充てる時間が確保できなくなる恐れもあります。

「学習が間に合わずに、合格ラインに届かなかった」ということがないよう、カリキュラムを確認しておくことが大切です。

家庭教師のトライから生まれた「トライ式医学部予備校」では、医学部専門の社員・医学部専門のトッププロ講師・現役医学部生が三位一体となり、医学部合格を徹底サポートします。

数多くの生徒への指導実績・合格実績から、各大学の出題傾向(難易度・問題量・配点比率など)に沿った指導も可能。本気で医学部合格を目指すなら、ぜひトライ式医学部予備校におまかせください。

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基礎が固まったら過去問演習にも挑戦する

先に述べたように、高2のうちは各科目の基礎をしっかり固めることが最優先事項です。しかし、主要単元をひととおり学習し終えたら、早めに志望校の過去問に挑戦するのも効果的です。

過去問に触れることで、以下を具体的に把握でき、今後の対策に必要なポイントが見えやすくなります。

  • 志望校の出題傾向
  • 問題の難易度
  • 必要な解答スピード

また、自分の現状と志望校のレベルの差を知ることで、「何が足りないか」「どこを重点的に強化すべきか」を分析でき、より計画的な学習につなげられます。

今のうちから出題形式や出題傾向に慣れておくことで、高3になってからの演習をスムーズに進められるでしょう。

【科目別】高2から医学部を目指す場合の勉強法

【科目別】高2から医学部を目指す場合の勉強法

高2から医学部を目指す場合、限られた時間の中で効率的に成績を伸ばす必要があります。そのためには、科目ごとに優先すべき内容や進め方を理解し、基礎固めを徹底することが重要です。

  • 英語|語彙・文法・構文を固めて「精読力」を鍛える
  • 数学|教科書レベルを完璧にし、数Ⅲの完成を目指す
  • 理科|原理理解と頻出問題の繰り返し演習
  • 国語|現代文読解と古文単語の定着を意識
  • 社会|すきま時間を活かした効率的な暗記を

上記のように、各科目の勉強法とそのポイントを紹介します。

英語|語彙・文法・構文を固めて「精読力」を鍛える

英語は医学部受験において配点が高く、差がつきやすい科目です。特に高2のうちは、共通テストや2次試験に必要な「速読力」をつける前に、まず「精読力」を養うことを意識しましょう。

精読力を高めるには、語彙・文法・構文の3つの土台が不可欠です。単語帳を活用しての語彙力強化は大切ですが、すべての単語を丸暗記するのは現実的ではありません。

出題頻度の高い単語は確実に押さえた上で、語源や接頭語・接尾語の知識、文脈から意味を推測する力も養っておくと、未知の単語にも柔軟に対応できるようになります。

また、文法事項の理解と並行して、構文の解釈力を鍛えることも重要です。

精読力がつけば、長文中の論理関係や筆者の主張を正確に読み取ることができるようになります。高2では、単語・文法・構文をバランスよく学び、英文を正確に読める力をつけることを目標にしましょう。

数学|教科書レベルを完璧にし、数Ⅲの完成を目指す

医学部受験では数学の配点が高く、合否を左右する重要科目です。まずは教科書の内容や基礎問題集を繰り返し解いて、基本的な問題を確実に解く力をつけましょう。

特に重要なのは、解法をただ暗記するのではなく、「なぜその解き方になるのか」という根本的な理解を意識して取り組むこと。こうした考える力は、応用問題や記述式の設問でも大いに役立ちます。

また、医学部では共通テストに加え、2次試験で数Ⅲの出題がほぼ必須となるため、高2のうちに数ⅡBCだけでなく数Ⅲの学習も意識的に進めておく必要があります。

学校の進度が遅い場合でも、自主学習を取り入れて数Ⅲの履修を先取りし、遅れを取らないようにしましょう。

基礎が固まってきたら、共通テストレベルの演習や標準的な入試問題にも挑戦し、徐々に実戦力を養っていくのがおすすめです。

理科|原理理解と頻出問題の繰り返し演習

医学部入試では、化学・物理・生物から2科目を選択するのが一般的です。いずれの科目を選ぶにしても、丸暗記ではなく「なぜそうなるのか」という原則や定理を理解しながら学びましょう。

ただし、一部の国公立医学部医学科では、生物が選択できない大学もあるため、志望校の受験科目を早めに確認しておくことが重要です。

基本事項の暗記はもちろんですが、頻出分野に絞った演習を繰り返すことで、確実に得点できる実力をつけることができます。図やグラフの読み取り、実験問題への対応力も、高2から少しずつ養っておきましょう。

国語|共通テスト対策で安定した得点を目指す

近年、医学部受験において、国語が2次試験で課される大学は限られており、現時点で実施しているのは東京大学・京都大学・帝京大学(選択制)・昭和医科大学(選択制)のみです。

したがって、国語は共通テストのみで必要で、特に私立医学部を志望する場合には対策の優先度は高くありません。

ただし、共通テストを受験する以上、国語の得点力は総合点の底上げにつながります。

現代文では、週1〜2回のペースで問題演習を行い、文章の読み方や設問へのアプローチに慣れておきましょう。古文については、まずは古文単語の暗記を進め、授業で学んだ文法や敬語表現を着実に復習することが大切です。

社会|すきま時間を活かした効率的な暗記を

社会は暗記事項が多いため、高2の段階からコツコツ積み上げておきましょう。 国公立医学部を志望する場合、共通テストで社会科目が必須となるため、早めに基礎を固めておくことで直前期の負担を大きく軽減できます。

地理や歴史は流れをつかんだ上で、年号・人物・文化などを関連づけて覚えると記憶に残りやすくなります。公民は、基本用語と背景知識をセットで覚えると理解が深まり、得点につながりやすくなるでしょう。

通学時間やちょっとしたすきま時間を活用して、アプリや一問一答形式の教材で繰り返し確認するのも効果的です。

トライ式医学部予備校では医学部受験を知り尽くした専門家が合格に向けて徹底サポート

トライ式医学部予備校では医学部受験を知り尽くした専門家が合格に向けて徹底サポート

参照:《公式》トライ式医学部予備校│全国どこでも受けられる、医学部専門の最高品質の授業

トライ式医学部予備校では、医学部入試の出題傾向を熟知したプロ講師が、生徒一人ひとりに最適な学習カリキュラムを提供します。

基礎固めから応用演習、過去問対策までを徹底的にサポート。さらに、受験戦略の設計やモチベーション管理など、メンタル面のケアも充実しています。

高2からでも合格を目指せるよう、マンツーマンで最短ルートの対策ができる環境が整っています。

医学部の受験勉強を効率的に進める4つのポイント

医学部の受験勉強を効率的に進める4つのポイント

高2から受験勉強を開始して医学部への合格を実現させるには、学習効率を高める工夫が欠かせません。

  1. 毎日のスケジュールを徹底的に見直す
  2. 目標から逆算して一日単位の学習計画を立てる
  3. 今やるべきことの優先順位をつける
  4. 医学部受験に詳しい塾や家庭教師を利用する

受験勉強をより効果的に進めるための4つのポイントをご紹介します。

1.毎日のスケジュールを徹底的に見直す

受験勉強の開始が遅れた分を取り戻すには、1日1日の勉強時間を確保する必要があります。

まずは、学校や部活のある日・ない日を踏まえた上で、生活全体のスケジュールを見直してみましょう。

  • テレビやスマートフォンを使う時間
  • なんとなく過ごしている空白の時間

上記のすきま時間を減らすだけでも、1日1〜2時間の学習時間を新たに確保することが可能です。

学習に集中する時間帯をあらかじめ決めておくことで、生活リズムも整い、日々の勉強が習慣化しやすくなります。

オーダーメイドカリキュラムに沿って完全マンツーマン

自宅で授業を受けられる「トライのオンライン個別指導塾」なら、通塾にかかる時間を勉強時間に充てられるため、学習効率をさらに高められます。

また、オーダーメイドカリキュラムに沿って完全マンツーマンで授業を受けられるため、「苦手な科目・分野を克服したい」「学校の授業や独学では難しい小論文対策をしたい」など一人ひとりに合った学習が可能です。
限られた時間の中で効率的に受験対策を進めたい方は、トライのオンライン個別指導塾の利用をぜひご検討ください。

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2.目標から逆算して一日単位の学習計画を立てる

医学部受験は長期戦です。 やみくもに勉強を始めても、目標までの道筋が見えず、途中でモチベーションが下がってしまうことも少なくありません。

まずは「いつまでに何を達成したいか」を明確に設定し、年単位→月単位→週単位→1日単位へと学習計画を落とし込んでいきましょう。

一日ごとのタスクがはっきりしていると、勉強の見通しが立ちやすくなり、達成感も得やすくなります。この「成功体験の積み重ね」は、やる気の維持にも大きく影響します。

3.今やるべきことの優先順位をつける

医学部受験ではすべての科目をまんべんなく完璧にこなすのは難しいため、今の自分にとって「やるべきこと」への集中が大切です。

たとえば、英語と数学の基礎に不安があるなら、理科や社会よりもまずはそれらの科目に時間を多く使いましょう。定期的に「自分にとって今必要なこと」を見直す習慣をつけることで、限られた時間を活かせます。

優先順位がわからない場合は、スケジュール帳やToDoリストの活用がおすすめです。これらを使い、タスクを「重要度」と「緊急度」で整理すると、優先順位が明確になります。

4.医学部受験に詳しい塾や家庭教師を利用する

医学部入試は、高度な応用力・記述力・処理スピードなどが求められる難関試験です。 そのため、学校の授業だけではカバーしきれない部分を補う必要があります。

医学部受験に詳しい塾や家庭教師を利用して、的確な学習指導と戦略的な対策を立てましょう。

特に高2から勉強を始める場合は、短期間で成績を大きく伸ばす必要があるため、個別指導形式のサービスがおすすめです。

一人ひとりの学力・志望校に合わせてカスタマイズされた授業を受けることで、効率的かつ確実に学力を伸ばしていけるでしょう。

家庭教師のトライでは優れた指導実績を持つプロ家庭教師が短期間で医学部合格へと導く

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参照:《公式》トライ式医学部予備校│全国どこでも受けられる、医学部専門の最高品質の授業

家庭教師のトライでは、全国で豊富な合格実績を持つ「プロ家庭教師」が、一人ひとりの目標に合わせてマンツーマンで指導します。指導内容はすべてオーダーメイド。苦手分野の克服から志望校対策まで、必要な対策を効率良く進められます。

特に、受験までの時間が限られている高2生にとって、戦略的な学習を進められる環境は大きな魅力です。自宅での対面指導はもちろん、オンラインにも対応しているため、場所を問わず高品質な授業を受けられます。

まとめ

まとめ

「高2から医学部を目指すのはもう遅いのでは」と不安に思う方もいるかもしれませんが、決して遅すぎることはありません。

高1から計画的に勉強を進めている人がいるのも事実ですが、高2の今からでも正しい戦略と強い意志を持って取り組めば、十分に医学部合格を目指すことができます。大切なのは、「自分に何が足りないか」を把握し、それを埋めていくための行動を今すぐに始めることです。

本記事では、高2から医学部を目指すにあたって以下の内容を解説しました。

  • 高2からでも合格を目指せる理由と必要な心構え
  • 高2のうちにやっておくべきこと
  • 教科別の具体的な勉強法
  • 勉強効率を高める4つの工夫

特に高2から受験勉強を本格化させる場合、限られた時間をどう使うかが合否を大きく左右します。そのため、効率的に成果を上げるには「一人で抱え込まない」ことも重要です。

未来の自分をつくるのは、今この瞬間の選択と行動です。今日から一歩踏み出して、医学部合格に向けた準備を始めましょう。