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中高一貫校が「しんどい」と感じたら。原因別の対処法と、自信を取り戻す個別指導の活用術

中高一貫校が「しんどい」と感じたら。原因別の対処法と、自信を取り戻す個別指導の活用術

中学受験という過酷な試練を乗り越え、手にした合格通知。春から始まる新しい生活に胸を躍らせて入学したはずが、いつの間にか「学校へ行くのがしんどい」「勉強についていけない」と、お子さまが笑顔を失ってはいませんか

実は今、多くの中高一貫校生とその保護者さまが、この「しんどさ」に直面しています。難関校であればあるほど、周囲のレベルは高く、授業のスピードは容赦ありません。一度のつまずきが雪だるま式に大きな「学習の穴」となり、気づいたときには一人では取り返しのつかない状態になっていることも少なくないのです。

「せっかく合格したのに」「自分が甘いのではないか」とお子さま自身も自分を責め、保護者さまもどう声をかけてよいかがわからず、家庭内が重苦しい空気に包まれてしまうケースも見受けられます。しかし、安心してください。その「しんどさ」には必ず明確な理由があります。

そして、適切なサポートがあれば、今の状況を打破し、お子さま本来の意欲を取り戻すことは十分に可能です。

本記事では、中高一貫校特有の負担を整理し、最新の教育動向を踏まえながら、個別指導という選択肢がいかにお子さまの救いとなるかを詳しく解説します。

1.なぜ中高一貫校は「しんどい」のか?主な4つの原因

中高一貫校生の悩みは、公立校に通う生徒とは異なる独自の背景を持っています。まずは、何がお子さまの心を圧迫しているのか、その正体を明らかにしましょう

1-1. 先取り学習による「深掘り不足」と授業スピード

中高一貫校の最大のメリットとされる「先取り学習」は、時にお子さまにとって最大の刃となります。多くの進学校では、中学3年生の段階で高校の学習内容に入り、高校2年生までに全課程を修了するカリキュラムを組んでいます。

公立校の約1.5倍から2倍と言われるこのスピード感は、理解が不十分なまま次の単元へ進むことを余儀なくさせます。特に数学の「体系数学」や英語の「NEW TREASURE(ニュートレジャー)」「Progress 21(プログレス21)」といった検定外教科書を使用している場合、内容の難度も高く、一度授業を欠席したり、一週間ほど理解を疎かにしたりするだけで、授業が「未知の言語」のように感じられてしまうのです。

1-2. 内部進学・大学入試を見据えた「終わりのない競争」

中学受験が終わった瞬間、次のゴールとして「医学部合格」「難関国立大合格」という高い目標が設定されます。周囲は全員、厳しい中学受験を勝ち抜いてきた「高偏差値層」です。

小学校時代は「神童」や「優等生」と呼ばれていたお子さまが、校内順位では真ん中以下、あるいは最下位層になるという経験は、想像以上に自己肯定感を削り取ります。常に比較され、偏差値という物差しで評価され続ける環境が、精神的な疲弊(バーンアウト)を招く原因となっています

1-3. 深海魚化(成績下位層への固定)への恐怖

一度成績が下がると、なかなか浮上できない状態を「深海魚」と呼ぶことがあります。中高一貫校は「中だるみ」が起きやすい中学2年生から高校1年生にかけての時期、定期テストの範囲が膨大になり、自学自習だけでは追いつくことが困難になります。

「頑張っても結果が出ない」という経験が繰り返されると、学習性無力感に陥り、勉強そのものを拒絶するようになってしまいます。この「固定化された順位」からの脱却は、お子さま一人だけの力では非常に難しいのが現実です。

1-4. 通学時間の負担と人間関係の固定化

意外と見落とされがちなのが、物理的な負担です。1時間、2時間とかけて通学するお子さまにとって、睡眠不足や体力の消耗は深刻です。また、6年間メンバーが変わらないという閉塞感も影響します。

2.【最新データ】令和時代の教育環境と中高一貫生の現状

現在のお子さまたちを取り巻く環境は、保護者さまの世代とは大きく変化しています。

文部科学省が発表した「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小・中学校における不登校児童生徒数は全国で約34万6,000人と過去最多を更新しました。高校においても、進学校を含む多くの学校で、メンタルヘルスを理由とした長期欠席が増加傾向にあります。

参考:文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」
https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_1_2.pdf

また、入試制度の変化もプレッシャーに拍車をかけています。令和7年度(2025年度)から本格化する新課程入試では、新たに「情報Ⅰ」が加わるなど、学習負担が増大しています。

令和6年度の大学入学共通テスト志願者数は約49万人でしたが、その多くが私立・国公立を問わず、高いレベルでの競争を強いられています。

これは、少子化が進む中でも上位層の受験熱は依然として高く、中高一貫校生にとって「志望校合格」のハードルが相対的に維持、あるいは上昇していることを示唆しています。

「みんな頑張っているのだから」という言葉は、もはや励ましではなく、追い詰める言葉になりかねません。最新のデータは、今の子どもたちがかつてないほどのプレッシャーの中で生きていることを示しています

3.「しんどい」を「自信」に変えるためのステップ

では、どん底の状況からどのようにして抜け出せばよいのでしょうか。

3-1. まずは「休養」と「現状の肯定」から

お子さまが「しんどい」と口にしたり、態度に出したりしたときは、すでに限界に近い状態です。まずは勉強の手を止め、十分な睡眠と休息を与えてあげてください。

保護者さまにお願いしたいのは、「お子さま」の存在そのものを肯定することです。家庭を「評価の場」ではなく「安らぎの場」に戻すことが、再起の第一歩となります。

3-2. 学習の「穴」を特定する

少し気力が戻ってきたら、現状の客観的な分析が必要です。多くの場合、つまずきの原因は現在の学年ではなく、1学年、あるいは2学年前の内容にあります。

例えば、高校数学の「微分・積分」でつまずいている原因が、実は中学数学の「y=ax^2」の理解不足にあるといったケースです。y = ax^2の概念が曖昧なままでは、より高度な関数の変化を扱う微分・積分の本質を理解することは困難です。

どこまで遡れば「わかる!」という感覚を取り戻せるのか、その境界線を特定することが重要です。

3-3. 小さな成功体験の積み重ね

いきなり「次のテストで平均点を取る」という目標を立てるのは逆効果です。まずは「今日は英単語を10個覚えた」「数学の計算問題を3問解いた」といった、確実に達成できる小さな目標を設定しましょう。脳が「自分はできる」と認識し始めることで、止まっていた思考回路が再び動き出します。

4.個別指導が中高一貫校生の「救い」になる理由

中高一貫校生の特殊な悩みに対し、最も親和性が高いのが「個別指導」という教育形態です。

4-1. 学校独自のカリキュラム・検定教科書への完全対応

中高一貫校の授業は、学校ごとに全く異なる「独自進化」を遂げています。個別指導であれば、お子さまが実際に学校で使用しているプリントや、「NEW TREASURE(ニュートレジャー)」「体系数学」といった難関校向け教材をそのまま授業で扱うことができます。

「学校の予習・復習」をダイレクトにサポートすることで、無駄を削ぎ落とした成績向上を目指すことができます

4-2. 集団塾では不可能な「戻り学習」の徹底

個別指導では、周囲の目を気にすることなく、中3生が中1の内容まで遡って学習することが可能です。この「勇気ある後退」こそが、中高一貫校での逆転劇を生む鍵となります

4-3. メンタルケアを重視した「伴走型」の指導

中高一貫校生にとって、同じような一貫校出身の大学生講師や、経験豊富なプロ講師は、お子さまが抱える「特有のしんどさ」を理解する貴重な理解者となります

4-4. 部活動や通学時間に合わせた柔軟なスケジュール

遠距離通学やハードな部活動との両立は、時間との戦いです。個別指導なら、お子さまの生活リズムに合わせたスケジュール管理が可能です。

まとめ:6年間を「最高の時間」にするために

中高一貫校での6年間は、人生において非常に重要な時期です。今、成績が振るわなかったり、学校に行きづらくなっていたりしても、それは決して「失敗」ではありません。

保護者様だけで抱え込まないでください。私たちプロの教育者が、お子さまの伴走者となり、再び前を向いて歩き出せるよう全力でサポートいたします。個別指導という柔軟な学びの場を活用することで、お子さまの本来の可能性を最大化しましょう

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