「指定校推薦の校内選考が怖い……成績以外に何を評価されるの?」
「評定平均がギリギリだけど、指定校推薦を受けられる可能性はある?」
「校内選考に落ちた場合、大学受験は諦めるべき?」
指定校推薦は、高い確率で大学進学を実現できる有力な入試形式ですが、その前に「校内選考」をクリアしなければなりません。
限られた推薦枠をめぐって同級生と競う必要があり、選考基準も曖昧なため、不安に感じる方は多いでしょう。
校内選考で最も重視されるのは、各科目の成績を数値化した「評定平均」です。さらに、部活動の実績や日々の生活態度、資格取得なども含めて総合的に評価されます。
大学進学に向けて校内選考を突破するには、これらの評価基準や具体的な対策を押さえておくことが大切です。
そこで本記事では、指定校推薦における校内選考の流れや「怖い」と感じる理由、対策のコツ、落ちた場合の代替手段を解説します。
校内選考に関する不安を解消し、合格に向けて確実な準備を進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
指定校推薦の校内選考の流れ

まずは、指定校推薦の校内選考が「いつ・どのように」進むのか、全体の流れを把握しておきましょう。
具体的なスケジュールは学校によって異なりますが、大抵の場合は高校3年生の6月頃から、以下の流れに沿って進みます。
| 6〜8月頃 | ・大学ごとの推薦枠の決定 ・希望者の募集を開始 |
| 8〜10月頃 | ・希望者が多い場合には校内選考を実施 ・選考結果の決定と通知 |
| 校内選考後 | ・大学への出願手続き ・入学試験の実施 |
校内選考では評定平均を中心に、部活動などの課外活動の実績や日頃の生活態度まで、総合的に評価されるのが一般的です。
校内選考後の入試では、書類審査だけでなく、面接や小論文が実施される場合もあります。
なお、指定校推薦の基本的な情報について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
指定校推薦の校内選考が怖いと感じる3つの理由と対処法

多くの受験生が指定校推薦の校内選考を「怖い」と感じるのは、以下3つの理由からです。
- 選考基準が不透明で評価のされ方がわからないから
- 優秀なライバルとの競争に勝てるか不安だから
- 評定平均がギリギリで通過できるか心配だから
自信を持って校内選考に臨むためにも、一つずつチェックしておきましょう。
選考基準が不透明で評価のされ方がわからないから
校内選考の基準が明確に公表されていない点が、多くの受験生が不安を抱く大きな要因です。
評定平均や、それ以外の要素が評価にどの程度影響するのかがわからなければ、何をどう対策すべきか判断できないでしょう。
実際、部活動の実績や欠席日数が選考結果にどう関わるのか、はっきりと公表していない学校は多く見られます。
自身の努力がどのように評価されるのか曖昧で、有効な対策を立てにくい状況が、受験生の不安につながってしまうのです。
まずは担任や進路指導の先生に「過去の選考ではどのような点が重視されていたか」を直接確認してみましょう。
公式な基準は教えてもらえなくても、「昨年は評定平均が同じ場合、出席状況で判断された」などといったヒントを得られる可能性があります。
優秀なライバルとの競争に勝てるか不安だから
限られた推薦枠をめぐって同じ学校のライバルと競わなければならない点も、精神的な負担となるでしょう。
特に、仲の良い友人や成績上位の生徒が同じ大学を志望していると知った場合、大きなプレッシャーを感じる可能性があります。
自分とライバルを比較して、「合格できないかも……」と自信を失うケースも少なくありません。推薦枠の取り合いによって、友人関係に亀裂が生まれるリスクもあります。
このような競争の厳しさや精神的なプレッシャーが、校内選考への恐怖心を強める一因です。
そこで、他者との比較ではなく「自分のアピールポイントを最大化すること」に意識を切り替えましょう。
志望理由書や面接で、自分ならではの経験・強みをどう伝えるかを磨く方が、結果的に選考突破につながります。
また、万が一に備えて公募推薦や一般入試の準備も並行しておくと、精神的な余裕が生まれます。
評定平均がギリギリで通過できるか心配だから
指定校推薦で最も重視される評定平均がギリギリの場合も、校内選考を受ける上で大きな不安材料となります。
評定平均は、高校1年生からの積み重ねで決まるため、3年生になってから大幅に引き上げるのは困難です。
また、評定平均が同じ生徒が複数いる場合、部活動の実績や欠席日数といった「成績以外」の部分で合否が判断される可能性もあります。
成績以外の要素が評価に与える影響はわかりにくいため、不安は一層大きくなるでしょう。
評定平均が同程度のライバルがいる場合、差がつくのは「成績以外」の部分です。
部活動・委員会活動・ボランティア・資格取得など、これまでの活動実績を棚卸しして、アピールできる材料を整理しておきましょう。
また、3年生1学期の成績まで反映されるため、あきらめずに少しでも上積みを狙う姿勢も大切です。
校内選考で選ばれる生徒とは?4つの評価基準

指定校推薦の校内選考における評価基準は、以下の4つです。各科目の成績に加え、どのような姿勢で学校生活を送ってきたのかも、総合的に評価されます。
- 【最重要】評定平均
- 部活動・生徒会活動などの課外活動実績
- 欠席・遅刻日数や提出物などの生活態度
- 英検®などの資格
校内選考で重視されるポイントを把握し、ライバルに差をつけるための受験戦略に活かしましょう。
【最重要】評定平均
指定校推薦の校内選考において、評定平均は最も重視される評価基準です。
多くの大学は、高校での成績が入学後の学習意欲や成果につながっていると考えているため、高校側もその点を踏まえて慎重にチェックします。
大学によって合格基準となる評定平均は異なりますが、一般的には「4.0以上」が目安です。
評定平均は、高校1年生〜3年生の1学期(または前期)までの成績を対象に算出されます。日々の授業や定期テストでの地道な取り組みが、そのまま評価に反映される仕組みです。
なお、以下の記事では、指定校推薦で必要な評定平均や、評定平均を効率的に上げる方法について詳しく解説しています。
「評定平均とは何か」を理解し、合格の可能性を高めたい方は、ぜひ参考にしてください。
内部リンク:「指定校推薦 評定平均」(公開前の記事です)
部活動・生徒会活動などの課外活動実績
部活動や生徒会活動、ボランティアといった課外活動の実績も、校内選考の合否を左右する要素の一つです。
これらの活動は、授業やテストだけでは測れない「生徒の個性・能力」を判断する指標となります。
特に、以下の3点は、校内選考において高く評価される傾向にあります。
- 主体性
- 協調性
- リーダーシップ
部活動を3年間継続した経験や、大会で入賞した実績などは、大きなアピール材料となるでしょう。
欠席・遅刻日数や提出物などの生活態度
日々の生活態度も、受験生の誠実さや責任感を評価するための重要な項目です。欠席や遅刻が多いと、大学進学後の学習態度にも懸念を抱かれる可能性があります。
一般的に、指定校推薦において許容される高校3年間での欠席日数は、10日以内が目安です。これを超える場合、校内選考で不利になる可能性があるため注意しましょう。
また、校内選考では、課題の提出状況や授業中の態度なども評価対象となります。
少しでも高い評価をもらうには、「課題を丁寧に仕上げて期日内に提出する」「授業に真剣に参加する」などの姿勢を持つことが大切です。
英検®などの資格
英検®や漢検®などの資格を取得していると、学力・学習意欲の高さを客観的に証明できるため、校内選考で加点対象となる可能性があります。
特に、多くの大学で高く評価されやすいのが「英検®」です。高校卒業程度のレベルを示す2級以上を取得していると、校内選考も有利に進めやすくなります。
資格取得は必須ではないものの、評定平均が同程度のライバルが複数いる場合、資格の有無で合否が決まる可能性もゼロとは言い切れません。
校内選考までに時間の余裕がある方は、学力・学習意欲の高さをアピールするためにも、資格取得に挑戦することをおすすめします。
なお、英検®を取得することで利用できる「大学受験の優遇制度」について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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トライのオンライン個別指導塾では、評定平均アップに向けた定期テスト対策から英検®対策まで、専任教師が徹底サポートします。
1対1の完全マンツーマン授業を実施しているため、お子さまがしっかりと理解できるまで丁寧な指導が可能です。
塾にありがちな「授業についていけない」「わからない部分があっても質問できない」などの心配も要りません。
お子さまの学力や学習進捗に合わせた指導を行うため、着実に苦手を克服しながら、成績向上を目指すことができます。
数多くの受験生を指導してきた教師が、校内選考の突破や志望校合格へと導きます。
指定校推薦の校内選考の合格率を高める対策

指定校推薦の校内選考を突破するためには、以下の対策を実践し、総合的な評価を上げましょう。
- 評定平均を上げる
- 課外活動や資格取得などに積極的に取り組む
- 日々の学習・生活態度を改善する
- 担任や進路指導の先生に相談する
日々の積み重ねを大切にすることで、志望校合格の可能性を少しずつ広げられます。
評定平均を上げる
まずは、校内選考で最も重視される評定平均を上げましょう。
定期テストで高得点を狙うのはもちろん、授業の予習・復習を丁寧に行ったり、課題の提出期限を守ったりすることも大切です。
苦手科目は放置せず、わからない部分は早めに質問して少しずつ克服していきましょう。
日頃から小さな努力を積み重ね、自分の課題を積極的に解決することで、評定平均アップにつなげることができます。
課外活動や資格取得などに積極的に取り組む
部活動や生徒会活動、ボランティアなどの課外活動に積極的に参加するのもおすすめです。
授業や定期テストだけでは見えない、自分の個性・強みをアピールでき、「主体性や行動力のある生徒」として選ばれやすくなります。
特に、継続して活動に取り組んだ実績や、リーダーとして活躍した経験は高く評価されるでしょう。
また、英検®などの資格取得も、校内選考においてライバルと差をつけるための重要なアピール材料となります。
英検®でおすすめの級は、中学校卒業〜高校卒業程度のレベルに相当する「準2級・2級」、また2025年に新設された準2級・2級の中間レベルの「準2級プラス」です。
合格率は決して高いとは言えませんが、入念な準備を行うことで試験を突破できる可能性が高まるため、ぜひ挑戦してみてください。
各級の特徴や対策ポイントを詳しく知りたい方には、以下の記事がおすすめです。
日々の学習・生活態度を改善する
授業をはじめとする学校生活での態度も、校内選考では重点的に評価されます。
遅刻や欠席が多い場合は、まずその点を改善しましょう。また、授業中の態度や、課題の提出状況なども評価を左右します。
指定校推薦は、その高校の代表として大学に推薦される制度です。そのため、日頃から真面目で誠実な生活態度を心がけることで、先生方からの信頼を得られるようにしましょう。
担任や進路指導の先生に相談する
校内選考について不安や疑問がある場合は、一人で悩まず先生に相談しましょう。
高校の先生は、過去の卒業生の事例や、学校独自の評価基準について詳しい情報を持っている可能性があります。
具体的な評価基準を教えてもらえなかったとしても、客観的な視点から、今後やるべき対策についてアドバイスをくれるでしょう。
悩みを一人で抱え込むと、選考が近づくにつれて焦りや不安が大きくなり、日々の授業やテスト対策に集中できなくなるかもしれません。
早めに相談することで精神的な負担が軽くなれば、より的確な戦略に基づいて計画的に対策を進めることができます。
家庭教師のトライでは正社員の教育プランナーが学習計画から受験戦略まで幅広くサポート

参照:家庭教師のトライ
家庭教師のトライでは、正社員の教育プランナーが「学習計画の作成」から「受験戦略の提案」まで幅広くサポートします。
「教育プランナー」は、地域の受験情報や効果的な勉強法について詳しい受験のプロです。授業を担当する教師とは別の立場から、お子さまの学習を総合的にサポートします。
たとえば、指定校推薦での合格を目指すお子さまには、内申点対策やテスト対策を見据えた「オーダーメイドカリキュラム」の作成が可能です。
テストの点数が目標に達しなかった場合は、原因を丁寧に分析し、お子さまが効率的に学習を進められるようカリキュラムを修正します。
また、定期的な学習面談や電話、LINEなどで相談を受け付けているため、「校内選考が怖い……」と不安に感じる場合も安心です。
「何から対策すべきかわからない」「校内選考を突破できる自信がない」などの悩みを抱える方は、家庭教師のトライにお気軽にご相談ください。
校内選考に落ちたら?志望校合格に向けた代替手段

万が一、校内選考で選ばれなかったとしても、落ち込む必要はありません。校内選考に落ちてしまった場合は、気持ちを切り替え、以下の戦略で入試に備えましょう。
- 他の推薦入試形式(総合型選抜・公募推薦など)に切り替える
- 一般入試に切り替える
「まだ合格のチャンスは残されている」と前向きに捉えることで、受験勉強に専念できます。
他の推薦入試形式(総合型選抜・公募推薦など)に切り替える
校内選考に通過できなかった場合は、総合型選抜や公募推薦といった他の入試形式に切り替えましょう。
特に、総合型選抜は学校長の推薦が不要のため、大学が指定する出願条件を満たしていれば合格のチャンスを得ることができます。
一方の公募推薦には学校長からの推薦が必要ですが、指定校推薦よりも幅広い大学に出願できる点がメリットです。
ただし、総合型選抜に挑戦する場合は、出願時期に注意しましょう。
多くの大学では、9月上旬などの早い時期に出願が締め切られるため、校内選考の結果が出てからの準備では間に合わない可能性があります。
なお、公募推薦の出願期間は9月から始まることが多く、合格発表は早いと11月に行われます。
確実に志望校に合格するには、校内選考の準備と並行して、他の推薦入試の情報も集めておきましょう。
事前に出願条件やスケジュールを確認し、複数の選択肢を持っておくことで、万が一の場合もスムーズに行動を切り替えることができます。
総合型選抜・公募推薦の入試内容やスケジュールについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
一般入試に切り替える
推薦入試にこだわらず、一般入試で合格を目指すのも一つの選択肢です。
校内選考に落ちたショックが大きくても、まずは志望校に合格することを最優先に考え、受験勉強に集中しましょう。
具体的には、志望校の入試科目を再確認し、「残された期間で何をすべきか」を考えて学習計画を立て直すことから始めます。
指定校推薦を目指して定期テスト対策をしっかり行ってきた場合、十分な基礎学力がついている点が大きな強みです。
地道に積み重ねた基礎を土台に、過去問演習などで実践力を高めていけば、逆転合格を十分に狙えるでしょう。
まとめ

本記事では、指定校推薦における校内選考の流れや「怖い」と感じる理由、対策のコツ、落ちた場合の代替手段を解説しました。
多くの受験生が、指定校推薦の校内選考を「怖い」と感じる理由は、以下の3つです。
- 選考基準が不透明で評価のされ方がわからないから
- 優秀なライバルとの競争に勝てるか不安だから
- 評定平均がギリギリで通過できるか心配だから
校内選考の合格率を高めるには、重点的に評価されるポイントを押さえた上で、以下の対策を行いましょう。
- 評定平均を上げる
- 課外活動や資格取得などに積極的に取り組む
- 日々の学習・生活態度を改善する
- 担任や進路指導の先生に相談する
どうしても不安を感じる場合は、受験のプロである塾講師や家庭教師を頼るのもおすすめです。
プロに志望校合格の道筋を立ててもらうことで、気持ちに余裕を持ちながら、着実に校内選考の突破を目指すことができます。
ぜひ本記事を参考に、校内選考に向けて準備を進め、志望校合格に大きく近づいてください。